最近では「おうち時間」と呼ばれる家での過ごし方に注目が集まっています。さまざまな過ごし方がある中、そんなおうち時間を充実させるためのアイテムの一つとして、コーヒーメーカーの人気が高まっています。
コーヒー好きの方であればなおさら、カフェのようなコーヒーをおしゃれにかつ手軽に家でも飲みたいのではないでしょうか?
しかし種類が豊富なコーヒーメーカーから自分に合っているものを選ぶのは大変なもの。そんな方のために今回は、日本バリスタ協会認定バリスタであり、カフェライターでもある柳隆晴さん監修のもと、コーヒーメーカーの選び方やおすすめのコーヒーメーカーを解説します。
コーヒーメーカー選びに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてくださいね。
- コーヒーメーカーの種類は何がある?
- ドリップ式(全自動・ミル付き・ミルなし)
- エスプレッソ式
- カプセル式
- コーヒーメーカーを選ぶ際のポイント5つ
- タイマー機能がついているか
- 一度に抽出できる容量
- 使用するフィルターの種類
- 手入れの簡単さ
- コンパクトさ
- おすすめのコーヒーメーカーのブランド3選
- おすすめのコーヒーメーカー ①シロカ(siroca)
- おすすめのコーヒーメーカー ②ネスカフェ(NESCAFE)
- おすすめのコーヒーメーカー ③バルミューダ(BALMUDA)
- おすすめのコーヒーメーカー27選
- おすすめのドリップ式コーヒーメーカー(全自動・ミル付き・ミルなし)15選
- おすすめのエスプレッソ式コーヒーメーカー8選
- おすすめのカプセル式コーヒーメーカー4選
- まとめ
コーヒーメーカーの種類は何がある?
コーヒーメーカーの種類は大まかに分けて3種類あります。
- ドリップ式(全自動、ミルなし、ミル付き)
- エスプレッソ式
- カプセル式
それぞれの種類について、詳しく解説します。
ドリップ式(全自動・ミル付き・ミルなし)
ドリップ式とはコーヒー粉とお湯をフィルターに通しながらコーヒーを抽出するタイプのこと。本格的なコーヒーを気軽に楽しめるのがうれしいポイントです。
また、ドリップ式は「全自動」と、コーヒー豆を挽くための道具であるミルの有無の違いがある「ミルなし」「ミル付き」の3種類に分かれています。
「全自動」はコーヒー豆を挽くところから抽出までの工程全てを自動で行ってくれます。便利で高性能な分、価格はやや高めな傾向にあります。
「ミル付き」は自分で挽いたコーヒー豆をフィルターに移して抽出するタイプ。豆を挽くのも自分で楽しみたいという方におすすめです。
「ミルなし」はすでに粉状になっている豆を使用してコーヒーを抽出するタイプ。すでに粉状になっているものを選ぶ必要があるので「全自動」や「ミル付き」に比べて飲める種類が多少限られますが、一番お手頃価格で初心者にも向いています。
エスプレッソ式
エスプレッソ式はコーヒー粉に高い圧力をかけてコーヒーを一気に抽出する方法のことで、短時間で抽出するため濃厚な味わいになるのが特徴です。
基本的にエスプレッソのみに対応していているので、日頃からエスプレッソコーヒーのみ飲んでいる方に向いているでしょう。
また、こちらも豆から全自動で行うタイプや粉を使用するタイプまでさまざまなので、自身のこだわりに合わせて選んでみてください。
カプセル式
カプセル式はコーヒー粉が入った専用のカプセルをコーヒーメーカーにセットしてコーヒーを抽出する方法のことです。
他の種類に比べて一杯のコストはかかってしまいますが、忙しい朝でもさっとコーヒーを作れる手軽さが魅力的。機種によってはラテなどのドリンクも作れるものもあります。
柳隆晴
バリスタ・カフェライター
ドリップ式は、日本人に一番馴染みのあるコーヒーだと思います。コーヒーの種類を変えることで、「手軽に」色々な味わいを楽しめるのが特徴。
エスプレッソ式は、パンチの効いたしっかりした味わいが好みの方におすすめ。手動のマシンの場合、淹れる際に技術が必要です。
カプセル式は、何と言っても手軽なのが最大の特徴。また、色々な種類の味があるので選ぶ楽しみもあります。ご自身のライフスタイルに合わせて、コーヒーメーカーを選ぶと良いでしょう。
コーヒーメーカーを選ぶ際のポイント5つ
コーヒーメーカーを選ぶ際は、以下の5つのポイントに注目しましょう。
- タイマー機能がついているか
- 一度に抽出できる容量
- 使用するフィルターの種類
- 手入れの簡単さ
- コンパクトさ
それぞれのポイントについて、詳しく解説します。
タイマー機能がついているか
コーヒーメーカーによってはタイマー機能がついているものもあります。起床時間などコーヒーを飲みたい時間をあらかじめ設定しておくことで、効率よくコーヒを淹れることができます。
事前にコーヒー豆や水などをセットしておけば、自動的にコーヒーが出来上がるので、朝の忙しい時間でも効率よく時間を使えるでしょう。
一度に抽出できる容量
コーヒーメーカーの種類や、使用しているカップのサイズによって一度に抽出できる容量は異なります。
コーヒーメーカーを使用する場所が家なのか職場なのかなどによっても変わるため、容量チェックは必須なポイントです。
以下が各カップの一般的な容量です。
- マグカップ:200ml〜250ml
- コーヒーカップ:120ml〜150ml
- エスプレッソカップ:30ml
上記を参考に、検討しているコーヒーメーカーが一回の抽出で何杯分できるのか確認してくださいね。
柳隆晴
バリスタ・カフェライター
抽出の容量で選ぶ時のポイントは、コーヒーを1回抽出した際にどれくらいの量をご家庭で飲むかだと思います。1人暮らしでしたら1〜2杯分の抽出量で良いでしょうし、2人暮らしでしたら4杯ほど淹れられるコーヒーメーカーの方が良いと思います。
たくさん淹れて保温しておくことも可能ですが、コーヒーを美味しく保てるのは30分程度です。飲み切れる量を淹れるようにしましょう。
使用するフィルターの種類
コーヒーは抽出時に使用するフィルターによって風味が大きく変わります。種類はペーパーフィルターとメッシュフィルターの2種類があります。
ペーパーフィルターは、コーヒーの油分などを適度に濾過してくれるためすっきりとした味わいのコーヒーを楽しめるのが特徴的。安価で手に入りやすいのもメリットです。
メッシュフィルターは豆の成分をほとんど通すので、コクを感じやすくなるアイテム。使い捨てではなく、繰り返し使用できるのでコスパが良いところがうれしいポイントです。
柳隆晴
バリスタ・カフェライター
ご自身がどういうタイプのコーヒーの味が好みなのかを把握しておくことがポイントだと思います。
スッキリしているものか。それとも、コーヒー感がしっかり感じられるものなのか。好みに合ったフィルターのコーヒーメーカーを選ぶと良いでしょう。ペーパー、メッシュフィルターの両方を使えるコーヒーメーカーもありますので、このタイプですと気分でフィルターの種類を変えることができますね。
手入れの簡単さ
コーヒーメーカーは日々の手入れが重要です。手入れを怠ると故障につながったりコーヒーの風味を損なったりしてしまうこともあるため、定期的に行いましょう。
また、部品の取り外しがシンプルで簡単なものなのか、水洗い可能なのかなどを事前にチェックしておくことで、使用時の手入れの負担が楽になります。
フィルターの掃除が面倒な場合は、ペーパーフィルターを使用できるコーヒーメーカーが良いでしょう。
柳隆晴
バリスタ・カフェライター
ミル機能が付いている場合、若干手入れが面倒かもしれません。
ですが、掃除しないとコーヒーが酸化して次に使用する際の妨げになってしまいます。しっかり清掃するようにしましょう。メーカーによっては自動清掃機能が付いているものもありますので、面倒な方はそういう機種を選ぶと良いと思います。
コンパクトさ
自宅のキッチンなどに設置する場合、なるべくコンパクトなコーヒーメーカーを選ぶことで、無駄なスペースを消費しなくて済みます。
特に一人暮らし用の家であれば置くスペースが限られるので、コンパクトさは重要なポイントです。
ただコンパクトな分性能が落ちてしまう可能性もあるので、自分にとって最低限必要な機能を選択しながら商品を選ぶことで、自分に合った一台を見つけられるでしょう。
おすすめのコーヒーメーカーのブランド3選
ここまでコーヒーメーカーの選び方を紹介してきましたが、それでも悩む場合はメーカーで選ぶのも一つの手です。
続いて、コーヒーメーカーのおすすめ人気メーカーを3つ紹介します。
- シロカ(siroca)
- ネスカフェ
- バルミューダ(BALMUDA)
それぞれのメーカーの特徴などを解説します。
おすすめのコーヒーメーカー ①シロカ(siroca)
シロカ(siroca)は、小さな幸せを作りだすやさしい家電を作り出しているメーカーで、全自動式、コーン式、ドリップ式などそれぞれのコーヒーメーカーを展開しています。
シンプルかつ高機能な製品が特徴的で、デザイン性を重視する方にもおすすめです。
おすすめのコーヒーメーカー ②ネスカフェ(NESCAFE)
ネスカフェ(NESCAFE)は、世界最大の食品飲料会社であるネスレ(Nestle)が手がけています。コーヒーメーカーだけでなく、ソリュブルコーヒーやドリップコーヒー、スティックタイプなど、さまざまなコーヒー製品を販売しています。
主力なコーヒーメーカーである「バリスタ」は、簡単な操作で本格的なコーヒーが淹れられるところがポイントです。
おすすめのコーヒーメーカー ③バルミューダ(BALMUDA)
バルミューダ(BALMUDA)は、洗練されたデザインのコーヒーメーカーやスチームトースター、DCモーター扇風機などを手がけるメーカーです。
全く新しいアイディアにより、革新的な商品作りを行なっています。
柳隆晴
バリスタ・カフェライター
siroca(シロカ)は、デザイン性がオシャレです。そして、コーン式のミル搭載のハイグレードのものから、粉タイプのみ利用できるシンプルなドリップタイプまで幅広いラインナップなのがポイント。
ネスカフェは、とにかく手軽。カプセル式の場合ですと、色々な種類の味を簡単に楽しめるのも特徴。
バルミューダは、バリスタが淹れたような本格的な味を楽しめるのが最大の特徴。繊細なドリップ機能や緻密な温度管理など。今までのコーヒーメーカーでは考えられなかったようなハイスペック機能が搭載されています。
おすすめのコーヒーメーカー27選
ここからは、楽天市場の週間ランキングからおすすめのコーヒーメーカーを紹介します。
今回解説した情報をもとに、自分に合ったコーヒーメーカーをぜひ見つけてみてくださいね。
おすすめのドリップ式コーヒーメーカー(全自動・ミル付き・ミルなし)15選
まずはドリップ式コーヒーメーカーを紹介します。
おすすめのエスプレッソ式コーヒーメーカー8選
続いて、エスプレッソ式コーヒーメーカーを紹介します。
おすすめのカプセル式コーヒーメーカー4選
続いて、おすすめのカプセル式コーヒーメーカーを紹介します。
まとめ
忙しい朝でもさっとコーヒーを淹れられるコーヒーメーカー。メーカーや種類によって機能やデザインが異なるため、自分が求める機能がついているかどうか、確認しましょう。
また、楽天市場では、人気商品をランキング形式でチェックでき、「リアルタイム」「デイリー」「週間」と3つのカテゴリからランキングを確認することも可能です。さらに、機能やブランドなどの条件でも絞り込めるので、自分好みの商品が見つけやすいでしょう。
商品選びに悩んだら、楽天市場の人気ランキングをチェックしてみましょう!
柳隆晴
バリスタ・カフェライター
コーヒーメーカーは本当にたくさんの種類があって、何を買って良いか悩まれると思います。
私の考える購入の際のポイントは「ご自身のライフスタイルに合ったもの」ということです。
どれくらい味にこだわりたいか。家族構成。いつ飲むことが多いのかなど。ご自身の生活に合ったものを買われると、無理なく楽しく使用することができるのではないでしょうか。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いですし、コーヒーを今よりも楽しんでいただけたら嬉しく思っています。
※本記事は楽天市場が作成しています。