食事と一緒に飲んだり、お酒の割りものとして使ったり、幅広い活用方法がある炭酸水。
炭酸水はスーパーやコンビニなどで購入することもできますが、炭酸水メーカーがあれば自宅でより手軽に炭酸水を楽しめます。
炭酸水メーカーは、商品によって作れる炭酸飲料の種類や炭酸の注入方法に違いがあるため、その点を理解して購入することが大事です。
この記事では、家電ライターたろっささんの解説を交えながら炭酸水メーカーの選び方を解説します。
人気メーカーの商品を含めたおすすめの炭酸水メーカーも紹介するので、自宅で気軽に炭酸水を楽しみたい方は、ぜひチェックしてくださいね。
わずか数秒で炭酸水が完成!炭酸水メーカーの魅力を紹介
炭酸水メーカーを利用して炭酸水を作ることには、さまざまなメリットがあります。具体的には、ペットボトルや缶のごみが発生しない、手間を省けるうえにエコにもなる、ごみ箱の設置スペースも削減できるといったことが挙げられるでしょう。
飲みたい時に簡単に炭酸水を作ることができ、自分の好きなタイミングでフレッシュな炭酸水を味わえるのは、大きな魅力です。
炭酸の強度も自由に変えられるため、強炭酸が好きな方でも十分満足できるでしょう。
なお、ガスシリンダーを使用する炭酸水メーカーの場合、ガスシリンダーは一般ごみとして出せない点には注意が必要です。
コスパが悪いって本当?元が取れる目安の時期とは
炭酸水メーカーの購入を検討する際、市販の炭酸水を購入する場合と比べた時のコスパが気になる方は多いと思います。
市販のペットボトルの炭酸水(500ml)は、一般的に1本50円~100円程度の料金であることが多いです。
一方、炭酸水メーカーは、有名メーカーの商品を例にすると、ガス代のみの場合500mlあたり約13円~18円で炭酸水が作れるとされています。
初期費用としてかかる本体代が例えば15,000円の場合、365日で割ると1日約41円です。
つまり最初の1年間は、実質「約13円~18円+約41円=約54円~59円」で500mlの炭酸水を楽しめることになります。
それ以降はガス代のみ必要となり、500mlあたり約13円~18円で炭酸水が作れることになりますが、この場合、本体代に関しては1年間でいわゆる「元が取れた」状態になるといえるでしょう。
炭酸水メーカーを購入するには初期費用こそまとまった金額が必要にはなりますが、長く継続して使えば使うほど、コスパが良くなるといえそうです。
たろっさ
家電ライター
普通に炭酸水を購入するとペットボトルのゴミがどうしても発生してしまいます。炭酸水メーカーで炭酸水を作るとそのゴミ自体も出なくなるため、環境に優しいということもいえます。
コストも抑えられて環境にも配慮できる一挙両得の家電です。
カートリッジ不要なタイプも!炭酸水メーカーの選び方
炭酸水メーカーは炭酸の注入方法や使い勝手などの特徴が、商品によって大きく変わります。
炭酸水メーカーの選び方について、以下で詳しく説明します。
セットする炭酸ガスのタイプで選ぶ|強炭酸を作るならシリンダー式
炭酸水メーカーは本体に炭酸ガスをセットして使用しますが、炭酸ガスのタイプは、カートリッジ式・シリンダー式の2種類あります。
カートリッジ式とシリンダー式それぞれの特徴について、以下で説明します。
カートリッジ式
カートリッジ式の炭酸水メーカーでは、ガス入りのカートリッジをボトルの上部にセットして炭酸水を作ります。
カートリッジは片手で持てるサイズ感で本体サイズも比較的小さく、持ち運びに便利なところが特徴です。
ただし、カートリッジは1本ずつ使い切りとなるため、炭酸の濃度に強弱を付けられない点には注意しなければなりません。
なお、カートリッジは使用後、そのままごみとして捨てられます。カートリッジ1本で約1Lの炭酸水が作れる商品が多く、単価はやや高めといえるでしょう。
たろっさ
家電ライター
シリンダー式に比べて本体が格段に小さく、キャンプやホームパーティーなどで活用できる機会が多いのがポイント。一回一回が使い切りになっているため、衛生的に使用できるというのもメリットです。
シリンダー式
シリンダー式の炭酸水メーカーでは、ガスボンベのような形状をしたガスシリンダーを本体にセットして、炭酸水を作ります。
炭酸の濃度を調節できるところが特徴で、強炭酸から弱炭酸まで好みに応じて対応可能です。ガスシリンダー1本あたり約60Lの炭酸水が作れるため、毎日炭酸水を飲む方に適しています。
ただし、本体サイズが大きく重量もあるため設置スペースが必要であり、アウトドアなど外への持ち運びには向いていません。
ガスシリンダーはごみ箱に捨てられず、メーカーや店舗に返却しなくてはならない点にも注意が必要です。
たろっさ
家電ライター
カートリッジ式と違い、普段使いをするのであればこちらが好適です。カートリッジ式に比べてランニングコストが格段に安いため、自作の炭酸飲料やお酒のソーダ割などが大量に楽しめます。
また、いちいち回収してもらわないといけないガスシリンダーですが、新規購入と交換購入では金額が違い、もちろん交換の方が安いためこちらもチェックしておきましょう。
炭酸の注入方法で選ぶ|濃度を自由に調整できる
シリンダー式の炭酸水メーカーは、水道水やミネラルウォーターを入れたボトルを本体にセットし、自動または手動で炭酸を注入します。
自動式は、ボタンを押すと自動で炭酸が注入されるタイプです。弱・中・強のように濃度が決まっており、毎回一定の濃度の炭酸水を作ることが可能です。
ワンプッシュで炭酸を注入できて便利ですが、使用時に電源が必要なので利用する場所や設置スペースが限られてきます。
手動式は、ボタンを押す長さや強さによって濃度を調整しながら炭酸を注入するタイプです。
用途や好みに応じて細かく濃度を調整でき、電源不要のため、設置スペースが限られないところもメリットといえるでしょう。
たろっさ
家電ライター
手動式の方が小さく自分好みの濃度で使用できますが毎回ポンプを押すため、それなりに重労働。
自動式は3段階程度にしか調整できない上に本体が大きいものが多いですが、スイッチを押したらそれ以降なにかする必要はありません。
どちらも一長一短あるため、自分に合ったものを選択しましょう。
水以外に対応できる飲料で選ぶ|ジュースやお酒にも!
水道水やミネラルウォーターだけでなく、ジュースや酒類に炭酸を注入できる商品もあります。
そういった炭酸水メーカーを利用することで、手軽に炭酸入りジュースを作ったりスパークリングワインを作ったりすることができます。また、気が抜けたドリンクの炭酸を復活させることも可能です。
取り扱いが難しい飲料もあるため、詳細は使用する炭酸水メーカーの取扱説明書に従いましょう。
たろっさ
家電ライター
炭酸水を料理に活用するという方法も最近はメジャーです。炭酸水の気泡が加熱でさらに増えて食材の中に残留し、卵焼きや炊飯などが柔らかくふわふわもちもちになるのが大きな特徴。浸水や出汁も早く取れるため、料理の時短にも利用できます。
使い勝手で選ぶ|挿すだけでセットできると便利
毎日使うことも多い炭酸水メーカーは、使い勝手にもこだわりましょう。
シリンダー式には、ボトルを取り付ける際、挿すだけでセットできるタイプと回して付けるタイプがあります。
ボトルをボトル口に挿入して押すだけでセットできるタイプは比較的簡単に使えますが、回してセットするタイプはやや手間がかかる印象です。
また、ガス抜きが自動で行われるか、もしくは手動で対応する必要があるかという点もチェックしましょう。
たろっさ
家電ライター
ボトルの取り付け方法ですが、やはりワンタッチで着脱が可能なタイプが利便性としてはとても高いです。
使いやすさ、利用しやすさはそのまま使用頻度に直結するため、使いづらいものを購入してしまって全然使わないまま押入れの奥に…ということは避けたいですね。
専用ボトルの種類で選ぶ|コンパクトサイズ?それとも大容量?
炭酸水メーカーで炭酸水を作る際には、専用ボトルを使うのが一般的です。
容量は350ml、500ml、1Lとさまざまなので、職場などに持って行きたいなら小さめサイズ、ホームパーティーで使うなら大きめサイズなど、用途に応じて適したサイズを選びましょう。
また、ボトルの形状も商品によって異なるため、使いやすいものを選ぶのがポイントです。
たろっさ
家電ライター
どこでも購入できるかどうかという点は重要です。家電量販店などの専門店だけでなく、スーパーやホームセンターなどに売っているのであれば使用しやすいですね。
メーカーで選ぶ|ソーダストリームやドリンクメイトなど
炭酸水メーカーの代表的なメーカーには、ソーダストリーム(SodaStream)とドリンクメイト(drinkmate)があります。
ソーダストリームは世界45カ国で販売されており、日本国内での取扱店舗は6,000店以上ある有名メーカーです。
わずか5秒ほどで炭酸水が作れる手軽さが大きな魅力で、豊富なフレーバーの無添加シロップが用意されているため、さまざまな味わいの炭酸水が楽しめます。
ドリンクメイトは水だけでなく、ジュースや紅茶・ビールなど、さまざまな飲料に直接炭酸を注入できる炭酸水メーカーを販売しています。
4ステップの簡単操作で炭酸を注入できるため、手軽に炭酸飲料を楽しめるでしょう。汚れが気になるノズルも丸洗いできるので、常に清潔な状態で使いやすくなっています。
各メーカー内でもデザインや付属機能が異なる商品が多数あるため、好みに応じて選びましょう。
たろっさ
家電ライター
ソーダストリームは水にしか使えない上に少しシリンダーが割高。しかしながら家電量販店などだけでなく、スーパーなどでも購入できるのが利点です。
ドリンクメイトはさまざまな飲み物に使える上に大型のシリンダーが安いですが、ほぼ家電量販店のみにしか置いてないのがデメリットといえます。
楽天市場の人気ランキングから選ぶ|リアルな口コミもチェックできる
炭酸水メーカーは、家電量販店などの実店舗のほか、インターネット上で購入することも可能です。
楽天市場では数多くの炭酸水メーカーを取り扱っており、売れ筋の商品をランキング形式で紹介しています。
実際に使用した方のレビューを掲載した商品も多数あるため、購入者のリアルな感想をチェックしながら、じっくり商品選びが行えます。
メーカー別やカラー別などで絞り込んで検索することも可能なので、商品選びに悩んだら楽天市場の人気ランキングをチェックしてみるのも、ひとつの方法です。
おすすめ炭酸水メーカー11選|おしゃれなデザインのモデルも多数!
楽天市場で取り扱っている商品の中から、おすすめの炭酸水メーカーを紹介します。
世間一般的に「元が取れる」ともいわれるコスパに優れたモデルや、デザイン性に優れた商品も紹介するので、炭酸の注入方法や使い勝手など重視するポイントを決めた上で、好みに適した商品を選ぶ際の参考にしてください。
まとめ
炭酸水メーカーは、自宅で簡単に炭酸水が作れる便利な商品です。水はもちろん、ジュースやスポーツドリンク、お酒などに炭酸を注入できるモデルもあります。
セットする炭酸ガスのタイプや炭酸の注入方法によって使い勝手が変わってくるため、各商品の特徴を踏まえて、使いやすそうだと感じるものを選びましょう。
さまざまな炭酸水メーカーを比較しながら選びたい方は、ぜひ楽天市場をご活用ください。楽天市場では、さまざまな種類の炭酸水メーカーを取り扱っています。
ランキングを確認すれば人気の商品がひと目でわかり、なかにはレビューが記載された商品も多数あるため、参考にしながらお気に入りの1台を見つけてみてくださいね。
たろっさ
家電ライター
炭酸水を家で作れるようになるとさまざまなことに活用できます。
飲料水としてはもちろん、料理や日常生活にも役立てられるという声もあり、生活の幅が広がること間違いなし。この記事を読んでぜひとも導入してみてくださいね。
※本記事は楽天市場が作成しています。