炊飯器といえば蒸気が出るイメージですが、蒸気は当然高温ですので火傷の心配があるほか、壁に当たり続ければカビの原因になることもあります。
そんな悩みを解消しつつ、おいしくご飯を炊けるのが蒸気レス炊飯器。蒸気レス炊飯器の魅力は、蒸気を気にして置き場所に困るということがない点。その一方で、お手入れがやや面倒なのが欠点という声も耳にします。
選ぶ際には、蒸気をどれだけカットしてくれるのか、どれだけお手入れに時間がかかるのかをチェックしましょう。
今回は、現役の家電販売員として活躍しているたろっささんに、蒸気レス炊飯器の魅力について教えてもらいました。おすすめ商品もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
蒸気レス炊飯器のメリット・デメリット
- 蒸気の放出が少ないためカビが生えない
- 置き場所を選ばない
- やけどの危険性が少ない
- 使用する度に水タンクや内蓋を洗浄しなければならない
- 内部が複雑な構造になっているため、お手入れがやや面倒
カビが生えないことや安全性などにおいてプラスである一方で、お手入れがちょっぴり面倒なようです。
蒸気レス炊飯器の選び方は？
蒸気レス炊飯器とはその名の通り、炊飯中に出る蒸気を抑える炊飯器のこと。蒸気レス炊飯器を購入するうえで、炊飯器のタイプや蒸気をどれだけ抑えてくれるか、そしてお手入れの仕方などは外せないポイントです。
以下のポイントに注意して、蒸気レス炊飯器を選びましょう。
蒸気レス炊飯器のタイプを知っておこう
蒸気レス炊飯器には、大きく分けて2種類のタイプがあります。
- 蒸気を放出しないタイプ
炊飯器の中で蒸気を冷やし、気体から水の状態に戻す方法 - 蒸気そのものの発生を抑えるタイプ
また、水が沸騰する100℃にギリギリ達しない温度で炊飯し、蒸気の発生を抑える方法
蒸気をどれくらい抑えられるかで選ぶ
蒸気レス、蒸気カット、蒸気セーブなど、出る蒸気の量にも種類があります。
しかし、この数値については規定が定められているわけではありません。メーカーによって表現が異なるため、商品を選ぶ際には蒸気がどれだけ抑えられるのかを調べてみるのが良いでしょう。
お手入れのしやすさで選ぶ
蒸気から水に戻すタイプの炊飯器の場合、発生する蒸気を内部で受け止めます。蒸気から戻った水分は本体内部の水タンクに溜まるため、この水タンクをお手入れしなければなりません。
また、通常の炊飯器と比べて構造も少し複雑。購入前には、内蓋が取り外して丸洗いできるもの、拭き掃除しやすいもの、内釜の重量など、お手入れにどれだけ手間がかかるかをチェックしておきましょう。
蒸気レス炊飯器おすすめ8選｜低価格や高機能なもの、容量別などで紹介
ここからは、おすすめの蒸気レス炊飯器を低価格、大容量(1升)、高機能、5.5合、3.5合というカテゴリに分けて紹介していきます。
蒸気レス炊飯器おすすめ【低価格】
まずは、1万円台、2万円台の低価格で手に入る蒸気レス炊飯器を紹介します。ピックアップしたのは、信頼の国内メーカーから発売されている製品たち。リーズナブルだからといって侮れないラインナップです。
蒸気レス炊飯器おすすめ2選【大容量(1升)】
続いて、1升という大容量の蒸気レス炊飯器を紹介。家族の多いご家庭や、来客の多いご家庭などで大活躍する製品たちをそろえてみました。
蒸気レス炊飯器おすすめ2選【高機能】
高い機能性を搭載し、よりご飯がおいしく炊ける蒸気レス炊飯器を紹介します。炊き上がりや風味にこだわりたいという方はぜひチェックしてみてください。
蒸気レス炊飯器おすすめ【5.5合】
ここでは、家族3～4人にぴったりな5.5合炊きの蒸気レス炊飯器を紹介します。
蒸気レス炊飯器おすすめ【3.5合】
続いて、3.5合炊きからおすすめの炊飯器1台を厳選しました。人気メーカーである象印から紹介します。
蒸気レス炊飯器おすすめ【3合】
最後に、3合炊き蒸気レス炊飯器からおすすめの1台を紹介します。
おすすめの蒸気レス炊飯器を比較する
まとめ
煩わしい蒸気から解放してくれる蒸気レス炊飯器。蒸気を抑えられるだけでなく、さまざまな便利機能を搭載した製品がたくさん販売されています。危険性や衛生面を考えると、持っていて損はないかもしれません。
ぜひこの機会に、蒸気レス炊飯器の購入を考えてみては？
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