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2025.01.16

【楽天市場】スティック掃除機おすすめ15選|家電ライター・藤山哲人が選び方をご紹介

スティック掃除機おすすめ12選|家電ライター・藤山哲人が選び方やランキングを紹介

キャニスター掃除機やロボット掃除機に続き、スティック掃除機も人気を集めています。

最近ではサブとしてではなく、メインとしてスティック掃除機を使う方も多くいます。

今回、編集部ではスティック掃除機に注目し、数多くのテレビ番組に出演する家電ライターの藤山哲人さんに、選び方のポイントをインタビューしました。

小回りの利く掃除機をお探しの方、掃除機を買い替えようと検討中の方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. スティック掃除機とは?
  2. スティック掃除機は吸引力が弱い?
  3. スティック掃除機の集じん方法
  4. フィルター式(紙パック式)
  5. サイクロン式
  6. スティック掃除機の電源
  7. コード式
  8. コードレス式
  9. スティック掃除機のヘッドの種類
  10. スティック掃除機を選ぶときのポイント
  11. 汚れセンサーはついているか
  12. ハンドルの持ちやすさ
  13. バッテリーの持ち時間
  14. 静音性、騒音性
  15. ゴミの重さ
  16. スタンドが付いているか
  17. 角や端までゴミを吸い取れるか
  18. スティック掃除機おすすめ15選
  19. まとめ
この記事を監修した専門家
藤山 哲人
家電ライター藤山 哲人
1967年生まれ。「家電Watch」「DIME」など多数の媒体で執筆。あらゆる家電を使い込んで比較する技術系家電ライター。「家電おじさん」「体当たり家電ライター」の異名を持つ。TBS系列バラエティ番組「マツコの知らない世界」には5回出演。

スティック掃除機とは?

スティック掃除機の画像

キャニスター掃除機に比べて断然コンパクトなのがスティック掃除機の大きな特徴といえます。気づいたときに手軽に取り出しやすく、収納もしやすいのも魅力です。

市場では次々に新商品が発売され、スティック掃除機は性能が格段にアップしています。特徴や機能をチェックしていきましょう。

スティック掃除機は吸引力が弱い?

スティックの掃除機の吸引力はどのくらい?

コンパクトで手軽なスティック掃除機は、メーカーの企業努力により、以前と比べて吸引力がアップしています。

最近では「吸引力が弱い」というイメージを覆すパワフルなスティック掃除機が数多く誕生しており、キャニスター掃除機に引けを取らない存在になりつつあります。

スティック掃除機の集じん方法

スティック掃除機の集じん方法は、掃除機に布製のフィルターや使い捨ての紙パックを設置する「フィルター式(紙パック式)」、そして吸引したゴミだけを遠心力で集め、内蔵されているダストボックスに送る「サイクロン式」の2種類があります。

多くの機種はサイクロン式を採用しており、紙パック式を採用している機種は減少気味です。好みや用途に合わせて適切な機種を選びましょう。

フィルター式(紙パック式)

スティック掃除機にはフィルター式(紙パック式)がある
メリット
  • 布製のフィルターは目詰まりしにくい
  • ゴミが周囲に舞いにくい
  • 紙パックは丸ごと捨てられる
  • 紙パック式はゴミ捨ての頻度が少ない
デメリット
  • フィルター式も紙パック式もゴミが溜まると吸引力が低下する
  • 布製のフィルターは水洗いをしなければならない
  • 若干ニオイが発生するときがある
  • 紙パック式は交換するためコストがかかる

布製のフィルターでゴミをこし取り、ダストボックスに溜める仕組みです。フィルターにゴミが溜まったら、水洗いすることでゴミを取り除きます。

フィルター式の中には、紙パックで集じんする方法もあります。こちらは本体に使い捨ての紙パックを設置し、掃除をするたび紙パックの中にゴミが溜まっていく仕組みです。

サイクロン式

スティック掃除機にはサイクロン式がある
メリット
  • フィルターが目詰まりしにくい=吸引力の低下を抑えられる
  • 紙パックのようにコストがかからない
  • 製品の多くはダストカップを水洗いでき、常に清潔さを保てる
デメリット
  • こまめにゴミを捨てる必要がある
  • ゴミ捨てのときにホコリなどが周囲に舞いやすい

竜巻のように回転させることで発生する遠心力を利用して空気とゴミを分離させ、ゴミのみをダストボックスに集める仕組みです。

スティック掃除機の電源

スティック掃除機は「コード式」と「コードレス式」の2種類に分けられます。それぞれのメリット、デメリットは次の通りです。

コード式

スティック掃除機にはコード式の機種がある
メリット
  • 何度使用してもパワーが衰えない
  • 充電不要なので気が向いたときにいつでも使用できる
  • 製品自体の寿命が長い
デメリット
  • 使い始めるときの準備に若干時間がかかる
  • コードを片付けるのに手間がかかる
  • コードの長さにより使用できる範囲が限られる

吸引力を重視する方にはコード式がおすすめです。充電をする必要がなく、バッテリー切れの心配もいりません。

しかし、コードがあるため使用できる範囲が限られてしまい、各部屋を掃除したい場合はコンセントを挿し変える手間が出てしまうでしょう。

コードレス式

スティック掃除機にはコードレス式の機種がある
メリット
  • コンセントの位置を気にせずどこでも使用できる
  • 掃除するまでの準備に手間がかからない
デメリット
  • 使用するたびにパワーが衰えていく
  • 都度充電をしなければならない

コードレス式は、場所を気にせずに使用できるのが嬉しいポイントです。室内に限らず車内などを掃除することもできます。

しかし、充電する必要があり、バッテリーが切れていていざという時に使えないことがあるかもしれません。

スティック掃除機のヘッドの種類

スティック掃除機の画像

スティック掃除機選びにおいて、ヘッド部分の種類も重要になります。ヘッドには、「モーター式」「自走モーター式」「エアタービン式」の3タイプがあります。

ヘッドの種類特徴
モーター式・ヘッド内部のブラシをモーターにより回転させてゴミをかき出す
・メーカーや機種で異なるが、構造上サイズは若干大きめ
・カーペットに絡まったゴミもしっかりとかき出してくれる
自走モーター式・仕組み自体はモーター式と同じ
・モーターの力でヘッドが自ら進んでいく
・高額な製品に搭載されていることが多い
・余計な力を入れることなく掃除ができる
・絨毯なども軽力で掃除できる
エアタービン式・吸い込むときの風力を利用してヘッド内部のブラシを回転させる
・古い機種に多く搭載されている
・モーター式と比べると集じん力は劣る
・低コスト、電池が長持ちする

スティック掃除機を選ぶときのポイント

スティック掃除機について話す家電ライターの藤山さん

藤山さんは、ご自宅でご家族の部屋ごとにスティック掃除機を使い分けているそうです。そんな藤山さんに選び方のポイントを伺いました。

スティック掃除機の購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。

汚れセンサーはついているか

国内メーカーのスティック掃除機の多くには、汚れセンサーが搭載されています。

ゴミの有無を手元のランプで知らせてくれますが、基本的にはセンサー任せにするのが良いでしょう。その理由は、ゴミの量によって自動的に吸引力を調整してくれるためです。

ゴミの多い場所では吸引力を強め、ゴミの少ない場所では吸引力を弱めてくれることで、電池を長持ちさせながら効率的に掃除できます。

ハンドルの持ちやすさ

スティック掃除機のハンドルを持つ際、ひじや手首が曲がった状態で長時間持ち続けると疲れやすいです。パイプと腕が曲がらず一直線になるのが理想的です。

おすすめしたいのは、ラウンド型のハンドルです。ハンドル型は、身長に合わせて好きな部分を持てるので疲れにくいです。

掃除中に、回転ブラシにより前へ引っ張られてしまうこともありますが、それを抑えるためにもラウンド型はおすすめです。

バッテリーの持ち時間

一般的な家庭では、掃除にかかる時間はおよそ45分と言われています。その中で掃除機を使う時間はおよそ10分で、しっかり使っても20分~30分です。

性能にもよりますが、コードレス式スティック掃除機のバッテリーの持ち時間は20分~40分という機種が多いです。

一人暮らしの方や共働きのご夫婦は週末などにまとめて掃除することが多く、一回の使用時間が長くなる傾向にあります。どのくらい掃除するかで機種を選ぶとよいでしょう。

静音性、騒音性

自宅でペットを飼っていますが、特に犬は高音を怖がります。近隣への影響も考えると運転音が懸念されます。

小型のスティック掃除機はモーターが小さい分高回転なためキンキンと高い音を放つ傾向にあります。スティック掃除機を選ぶ際には静音性もチェックしましょう。

ゴミの重さ

ほとんどのスティック掃除機が、ホコリや綿ゴミなどの軽いゴミであれば難なく吸い取ってくれます。

しかしペットフードや猫砂、金属片など重さのあるゴミの場合、吸い取りきれない機種もあります。

重さのあるゴミを吸い取りたい場合には、吸引力に特化した機種を選びましょう。

スタンドが付いているか

これまでのスティック掃除機は、耐震などの問題からスタンドが付属していないものがほとんどでした。

ユーザーからの要望に応え、現在は徐々にスタンド付属の機種が販売されるようになっています。

スタンドが付属していない機種の場合、機種に合わせてスタンドを選びましょう。

「壁掛けタイプ」のスタンドは壁にネジを打ち込まなければならないため、賃貸住宅にお住まいの方には「床置きタイプ」がおすすめです。

角や端までゴミを吸い取れるか

一般的なスティック掃除機だと、隅や角などのデッドスペースまでヘッドが届かずゴミが残ってしまいがちです。

最近ではヘッドのギリギリまでローラーが配置されていたり壁際に接触するタイミングでシャッターが上がったりする機種も販売されているので、チェックしてみてください。

スティック掃除機おすすめ15選

ここでは、編集部がおすすめするスティック掃除機をご紹介します。

藤山 哲人

藤山 哲人

家電ライター

すべての機能バランスを考えたらこちらですね。「トルネードプレス」によりゴミを約1/3まで圧縮してくれるのもポイントです。

まとめ

スティック掃除機の画像

スティック掃除機にはさまざまな機能があり、サブで使用する掃除機として留めておくにはもったいないと思ってしまうほど高性能です。

藤山さんのように、各部屋に一台置いておきたくなるのも頷けます。この機会にスティック掃除機を手に入れてみてはいかがでしょうか。

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