赤ちゃんの遊び場に困っていませんか? ママやパパの目の届く範囲で安全にのびのび遊んでほしいですよね。そんなときに便利なのがベビーサークル。
ベビーサークルには、木製、プラスチック、メッシュタイプ、マットタイプなどさまざまな素材の商品があり、素材ごとにメリットやデメリットがあります。また、選び方は生活スタイルや置き場所によって変わってきます。
そこで今回は、大学病院やNICU勤務を経て現在はフリーランスの助産師として活動する浅井貴子さんを迎え、ベビーサークルの選び方やおすすめの商品を紹介いただきました。
- ベビーサークルとは?いつからいつまで必要?
- ベビーサークルの種類|素材別のメリット・デメリットを助産師・浅井貴子さんが解説
- 頑丈で長く使いたいなら木製
- お手入れが簡単なのはプラスチック製
- 持ち運びやすさを重視するならメッシュタイプ
- 赤ちゃんへの衝撃を抑えたいならマットタイプ
- ベビーサークルの選び方|助産師・浅井さんがチェックポイントを解説
- 安全性をチェック
- ドアの有無をチェック
- サイズをチェック
- 折りたためるタイプのチェックポイント
- ベビーサークルおすすめ30選|助産師によるおすすめ商品も
- 助産師が選んだおすすめのベビーサークル3選
- ベビーサークルおすすめ7選【木製】
- ベビーサークルおすすめ8選【プラスチック製】
- ベビーサークルおすすめ7選【メッシュタイプ】
- ベビーサークルおすすめ4選【マットタイプ】
- おすすめのベビーサークルを比較する
- まとめ
ベビーサークルとは?いつからいつまで必要?
ベビーサークルはいつからいつまで使用するものなのでしょうか? 助産師の浅井貴子さんに適正時期についてのアドバイスをしていただきました!
浅井貴子
フリー助産師
ベビーサークルの適正時期は、ハイハイする生後8ヶ月頃から3歳ぐらいまでです。
ベビーサークルは赤ちゃんが遊ぶ場所としてはもちろんのこと、お昼寝や寝室でセカンドベッドとしても活用できます。多機能で使用したいのであれば、年齢制限もしっかりチェックしておきましょう。
ベビーサークルの種類|素材別のメリット・デメリットを助産師・浅井貴子さんが解説
ベビーサークルを初めて選ぶ際に何をチェックすべきなのか、購入のポイントで悩んでいる人も多いのでは?
そこで、浅井さんにベビーサークル選びでチェックすべきポイントを素材別で解説してもらいました。ぜひ、ご購入の際の参考にしてください。
頑丈で長く使いたいなら木製
まずは木製タイプからご紹介します。
木製タイプは作りがしっかりしており、部屋になじむデザインが多いことから、置く場所が変わっても使い続けやすいのが特徴です。木製のベビーサークルのメリットとデメリットは以下のようにまとめられます。
- 洋室、和室どんな部屋にもインテリア的に合いやすい
- しっかりした作りが特徴
- 子どもが動き回って勢いよくぶつかった時に怪我をしやすい
浅井貴子
フリー助産師
フローリングや畳の広い部屋があるご家庭に。犬や猫などのペットがいるお家にもおすすめです!
お手入れが簡単なのはプラスチック製
次に、プラスチック製のベビーサークルをご紹介します。
プラスチック製はお手入れ簡単で軽いのが特徴です。プラスチック製のベビーサークルのメリットとデメリットは以下のようにまとめられます。
- 汚れが落ちやすい
- おもちゃがついているものもあり、サークルの中で遊びやすい
- 木製より軽いので移動が簡単
- 静電気が起きやすい
浅井貴子
フリー助産師
コンパクトタイプが多いので、マンションやアパートなどの集合住宅に住んでいる方へおすすめします。
持ち運びやすさを重視するならメッシュタイプ
続いてメッシュタイプをご紹介します。
メッシュタイプは軽量なので移動がスムーズなのが特徴です。メッシュタイプのベビーサークルのメリットとデメリットは以下のようにまとめられます。
- たたみやすいので使う部屋を選ばず、寝室やリビングなど場所を変えて使える
- 軽量
- やわらかいため狭い廊下や通路も通りやすい
- 長期間使っているとメッシュがたるみやすい
浅井貴子
フリー助産師
寝室用のコンパクトベットなどにも使いたい人へおすすめします。
赤ちゃんへの衝撃を抑えたいならマットタイプ
最後に、マットタイプをご紹介します。
マットタイプは安全性が高く、キッズスペースでも多く採用されています。マットタイプのベビーサークルのメリットとデメリットは以下のようにまとめられます。
- クッション性のあるマットタイプは赤ちゃんの頭部などがぶつかっても衝撃を和らげてくれる
- 赤ちゃんが寝てもソフトな作りなどでそのままベッドにできる
- 全部洗うと洗濯が大変、汚れやすい
浅井貴子
フリー助産師
ベビーベットの上でも使いたいという人におすすめです。
ベビーサークルの選び方|助産師・浅井さんがチェックポイントを解説
浅井さんによると、ベビーサークル選びにはほかにもチェックすべきポイントがあるそうです。そこで、どんな点をチェックすべきか4つに分けて解説します。
安全性をチェック
まず確認したいのが安全性。以下のポイントを中心にチェックしましょう。
- 扉のすき間で手を挟みやすくないか、角がとがっていないかなど、できれば事前にお店に行ってしっかりと仕様を確認
- サークル自体が倒れにくくなるよう工夫されているものを選ぶ
- パネルに滑り止めが付いているかどうかを確認
- 床面がマット付きなものであれば、つかまり立ちを始めた赤ちゃんが転んでも安心
浅井貴子
フリー助産師
柵の作りがしっかりしているか、倒れやすくないか、親の目線から中の子どもの様子が見やすいか、製品安全協会が認証した「安全な製品」の目印SGマークがあるかなどをチェックしましょう。
ドアの有無をチェック
次にドアの有無や種類をチェックしましょう。
- またいで入るタイプやドア式、チャック式などがある
- ドアがある場合、外からしか開けられないロック付きかどうか
浅井貴子
フリー助産師
親の身長が低い場合はまたいで入るタイプは大変かもしれません。また、またいで入るタイプだとつかまり立ちをすると乗り越えてしまうお子さんもいるので注意が必要です。
サイズをチェック
続いてチェックするのはサイズ。選び方のポイントをご紹介します。
- 部屋の広さやスペース、赤ちゃんの行動範囲を視野に入れて適切なサイズを検討
- 増設したり狭めたり、スペースに合わせられるタイプもある
浅井貴子
フリー助産師
コンパクトサイズを買ったところ、意外と狭かったという声も多いので、購入するときは実物の大きさを見てから買うとよいでしょう。
折りたためるタイプのチェックポイント
最後に、折りたたみタイプのチェックポイントをご紹介します。
- ・部屋のスペースに余裕がないという場合におすすめ
- ・必要な時だけ組み立てて使える
- ・木製の場合は組み立て時に工具がいるタイプや、ジョイントを組み合わせるだけでのものなどいろいろな組み立て方がある
浅井貴子
フリー助産師
劣化しにくいのでお下がりにも使えて、不要になったらフリマアプリなどにも出品しやすいです。
ベビーサークルおすすめ30選|助産師によるおすすめ商品も
ここからは浅井さんのおすすめ商品と、編集部が選んだ木製、プラスチック製、メッシュタイプ、マットタイプなど種類別のおすすめのベビーサークルをご紹介します。
助産師が選んだおすすめのベビーサークル3選
まずは、浅井さんのおすすめ商品をご紹介します。
浅井貴子
フリー助産師
正方形だけでなく多角形などいろいろな形に変化できるので部屋や遊びの好みに応じて変えやすいのがポイント。木製ですが、白やピンク、ミントなど色が選べるのもうれしいですね!
浅井貴子
フリー助産師
2面がおもちゃ付きなのでわざわざおもちゃを入れる必要もなく、お友達が来ても遊びやすいですね。
電話機や鏡、歯車など子どもが好きそうなおもちゃがついているので、赤ちゃんの機嫌が悪くてもここに入っていれば赤ちゃんも一人遊びしてくれるのでママも楽チンです。
浅井貴子
フリー助産師
メッシュタイプでも、ベビーカーをたたむようにワンタッチで開閉できるのが特徴。マットも洗えて衛生的なのでお昼寝や寝室でセカンドベッドとしても使えます。
ベビーサークルおすすめ7選【木製】
次に、編集部厳選の丈夫で長く使える木製のおすすめベビーサークル8商品をご紹介します。
ベビーサークルおすすめ8選【プラスチック製】
続いては、編集部が厳選した軽量でお手入れ簡単なプラスチック製のおすすめベビーサークルを8商品ご紹介します。
ベビーサークルおすすめ7選【メッシュタイプ】
続いては、編集部が厳選した柔らかくて運びやすいメッシュタイプのおすすめベビーサークルを9商品ご紹介します。
ベビーサークルおすすめ4選【マットタイプ】
最後に、編集部が厳選したソフトな作りで衝撃を吸収するマットタイプのおすすめベビーサークルを4選ご紹介します。
おすすめのベビーサークルを比較する
まとめ
今回はベビーサークルの選び方やおすすめ商品を助産師の浅井貴子さんにご紹介いただきました。
ベビーサークルはどんな機能を重視するか、安全性やサイズなどライフスタイルに合ったものかどうかを見極めるのが重要ですね。
赤ちゃんが快適かつ安全に遊べるスペースを確保できることで、育児もグンッと楽しくなります。ぜひこの記事を参考にしてお気に入りの1台を見つけてください!
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