お子さんのいるご家庭では、シャンプーに対して「成分が気になる」「泡で出るタイプがいい」「子どもがすきなキャラクターにしたい」「大人と兼用で使いたい」など、さまざまな要望があるのではないでしょうか。
また、赤ちゃん用のシャンプーからいつ子どもシャンプーに変えようか?リンスやトリートメントなどを使うかどうか?など、シャンプーにまつわる悩みは尽きません。
そこで今回は子どもシャンプーについて解説をしたうえで、編集部が厳選したおすすめ商品をご紹介します。
また、100人の先輩ママ・パパにアンケートを実施し、子どものシャンプーに関する悩みもクローズアップしました。ぜひ参考にしてみてください。
子どもシャンプーの選び方
店頭にはたくさんのシャンプーが販売されていおり、何を基準にして子どものシャンプーを選べばよいか迷う方も多いかと思います。
今回は選び方を、「種類」「キャラクター」「成分」の3つのポイントに分けてご紹介します。
種類(泡・液体)で選ぶ
- 泡タイプ:押すだけで泡が出てくるので人気が高いシャンプー
- 液体タイプ:手に取って泡立てる必要がある主流のシャンプー
泡タイプは、泡立てる手間が省けて手軽に洗えるシャンプーです。まだ自分で泡立てがうまくできないけど、一人でシャンプーしたいお子さまにおすすめです。泡タイプで慣れてから、液体タイプに移行するのも良いですね。
液体タイプは、シャンプーにおいて主流のタイプで、手に取って泡立てる必要があるので、お子さまの成長や年齢に合わせて選びましょう。
キャラクターで選ぶ
お子さまの好きなキャラクターを選ぶことで、お風呂を楽しむ空間にすることができます。
好きなキャラクターのシャンプーを使うことで、お子さまのテンションが上がったり、シャンプーを頑張れる方向にもっていくことができます。
お風呂が嫌いなお子さまへの対策としてもぜひ参考にしてみてください。
成分で選ぶ
シャンプーは主に3つの成分に分けることができ、それぞれ特徴があります。髪の悩みやなりたい髪質から、成分で選ぶ方法もおすすめです。
- 弱酸性系
人の肌はもともと弱酸性のため、髪や頭皮にやさしいのが弱酸性です。洗浄力は弱めですが、髪本来のハリやコシを取り戻してくれます。 - アミノ酸系
洗浄力はやや弱いですが、肌にやさしいのがアミノ酸系です。価格は高めですが、敏感肌の方やお子さまにおすすめです。 - 石けん系
石けんに分類されるものは全てアルカリ性です。頭皮の油分やたんぱく質に反応して泡立ちが良く、汚れをしっかり落とします。乾燥肌の方には不向きですが、安価で手軽に使うことができます。
山下 誠
スタイリスト
防腐剤・合成着色料・合成香料・鉱物油・シリコンなどが配合されていない無添加シャンプーもあります。髪や頭皮をいたわりたい方は無添加かどうかも合わせてチェックしてみると良いですね!
子どもシャンプーおすすめ13選
ここからは、子どもシャンプーのおすすめ商品ご紹介します。
100人の先輩ママ・パパに聞いた!子どものシャンプーQ&A
「そもそも、子どもシャンプーはいつから使うのだろう?」「リンスやトリートメントはした方がいいのかな?」「自然乾燥とドライヤー、どちらがいいのだろう?」など、お子さまのシャンプーに関して疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか。
ここからは、先輩ママ・パパのアンケート結果から、それらの悩みを解決していきましょう。また、シャンプーを嫌がるお子さまへの対策もご紹介します。
子どもシャンプーを使い始めた時期は?
子どもシャンプーを使い始めた時期は、「1歳」が最も多い結果になりました。次点は「0~6か月」、3位は「3歳」でした。
また、約半数の方がお子さんが1歳以下で子どもシャンプーを使い始めていることが分かりました。
シャンプーのあと、リンスやトリートメントはしてる?
お子さまへのリンスやトリートメントの使用は、「全く使わない」と答えた方が約6割を占めました。「いつも使う」と回答した方は、全体の約2割と少なめです。
シャンプーのみでお風呂時間を楽しむ方が多いようです。
シャンプーを嫌がる子どもへの対策は?
続いて、シャンプー嫌いのお子さまへの対策ですが、お子さまの数だけ対策もさまざまなため、一部を抜粋してご紹介します。
- 水泳用のゴーグルをすると楽しくできます。あと単純に水が苦手な子は、美容室のようにあおむけで顔に水がかからないように洗うのがおすすめです。
女性|30代後半 - HIMAWARIチャンネルさんのきらきらシャンプーを歌ってシャンプーしています。
女性|20代後半 - 親が一方的に子供の頭を洗うのではなく、子供に自分で洗わせてみて、「気持ちよくて楽しいねぇ」と声を掛けながら洗うと嫌がりにくいです。
女性|40代前半 - シャンプーの泡で髪の毛をウサギや鬼さんなど色んな髪型にして鏡を見ながら遊んで洗っています。
女性|30代前半
「ゴーグルをする」「歌を歌う」「自分で洗わせてみる」「泡で髪型を作る」などたくさんのアイディアがありました。お子さまのシャンプーでお困りの方は、ぜひ参考にしてみてください。
シャンプー後のブロ―は必要?
シャンプー後のブローについては、100人中62人の方がブローをすると回答されました。とはいえ、髪の長さによってはドライヤーで乾かす前に乾いている場合もありますので、ケースバイケースかもしれませんね。
大人とシャンプーを兼用しても大丈夫?
子ども専用シャンプーではなく、大人兼用のシャンプーを使用していると回答した方は17人でした。
親子で使用する場合、シャンプー選びで気をつけた方がいいポイントを美容師の山下さんにお聞きしました。
山下 誠
スタイリスト
親子で使う場合、子どもはまだお肌が弱いです。
お肌の水分PHに近い弱酸性のシャンプーや、添加物があまり入っていない無添加のシャンプーを使用するようにしてあげてください。
また、オーガニックや植物由来のシャンプーは人によって合う合わないが顕著に出やすいので、肌にトラブルが起こった場合はすぐに使用を中止しましょう。
まとめ
子どもがシャンプーを好きか嫌いかでも子どもシャンプーの選び方は変わってきます。たくさんのシャンプーの中からお気に入りの商品に出会えるよう、お子さまの意見も聞きながら選んでみるのもおすすめです。
毎日入るお風呂が楽しい時間になると、家族全員が嬉しいものでしょう。ぜひアンケート結果も参考にしてみてください。
※編集部「子どもシャンプー」に関する調査(2019年12月実施)
※クラウドソーシングサイト・CrowdWorksにて、子どもシャンプーを使われている方にアンケートを実施。有効な回答を得られた100名の意見をもとに記事を作成。
※アンケート詳細
└子どもシャンプーを使われている方が対象