一重や奥二重をコンプレックスに思う人や理想の二重幅を作りたい人にとって、救世主とも言えるアイテム「アイプチ」。愛用している人も多いのではないでしょうか。
今や100均などでも手軽に手に入れることができるアイプチですが、その種類はさまざまです。形によっては目に合わず、すぐに取れてしまったり不自然になってしまうことも。
そこで今回は、ヘア・メイクアップアーティストの植村タケヒサさんにおすすめのアイプチや使い方について伺いました。ぜひ理想の目元を作る参考にしてみてください。
- アイプチとはどんなアイテム?
- メイク用のアイプチ
- 夜用のアイプチ
- アイプチの種類|特徴やメリット・デメリットも紹介
- 接着タイプ|初心者さんにおすすめ!
- 皮膜タイプ|自然な仕上がりを目指すなら!
- アイプチの選び方|まぶたのタイプ別に紹介
- まぶたが厚い人
- まぶたが薄い人
- 奥二重や二重の幅を広げたい人
- アイプチ おすすめ20選|プロのヘアメイクが紹介
- アイプチおすすめ5選【かぶれにくい】
- アイプチおすすめ5選【ウォータープルーフ】
- アイプチおすすめ5選【強力】
- アイプチおすすめ5選【夜用】
- アイプチの基本的な使い方
- 接着タイプの使い方
- 皮膜タイプの使い方
- アイプチを上手に仕上げるコツは?
- アイメイクをするときのアイプチの順番
- アイプチを失敗してしまったときの対処法
- おすすめのアイプチを比較する
- まとめ
![植村 タケヒサ](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Sja1HfU9fFS4HnntQAAP.jpg?w=400)
アイプチとはどんなアイテム?
まず、アイプチは「二重にするアイテム」であり、一重の人が二重を作ったり奥二重や二重の人が二重の幅を広く見せることもできます。
日中に使用できるものが主流で、メイクをより華やかにしたり、「一重」のコンプレックスを解消することができるアイテムとして、多くの女子の強い味方です。
種類によっては、夜寝ている間に塗ってまぶたに二重の線を癖付けるための夜用もあり、毎日使うことで二重のラインをつけることができます。
基本の使い方は、専用ののりをまぶたに塗り、二重にしたいラインにプッシャーを押し当ててまぶたをくっつけ固定する、という流れです。のりではなくテープになっているタイプもあります。
![植村 タケヒサ](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Sja1HfU9fFS4HnntQAAP.jpg?w=400)
植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
左右の二重幅が違う場合、理想の方の二重に合わせて片目だけに使用するなど、自分の目に合わせて自由に使うことができます。
体調により三重になってしまったり、まぶたが腫れている時やまぶたが下がり二重が隠れてしまったりする場合にもおすすめです!
メイク用のアイプチ
メイク用のアイプチには、まぶたをくっつけて二重を作る「接着タイプ」と、まぶたに皮膜を作って二重を作る「皮膜タイプ」の2種類があります。
以前は、アイプチを使うとまぶたが引っ張られて不自然な仕上がりになってしまい、アイプチをしているとバレやすいものが多くありましたが、近年では自然な仕上がりを売りにしているアイプチも多く販売されています。
夜用のアイプチ
夜用のアイプチとは、睡眠中にまぶたに二重の癖付けする商品で、就寝前にまぶたにつけて、寝ている間に二重作りをサポートするアイテムです。
寝ている間に二重の癖付けをしてくれるので、アイプチの上からアイメイクをしたくない人や、アイプチをしているのをばれたくない人などにおすすめ。
また、日中はアイプチをしなくてよいので、朝メイクがしやすいという利点もあります。寝る前に塗るだけなので気負わず続けられるでしょう。
アイプチの種類|特徴やメリット・デメリットも紹介
アイプチには主に接着剤でまぶたをくっつけて二重を作る「接着タイプ」とまぶたに薄い膜を作って二重にする「皮膜タイプ」の2種類があります。
それぞれの特徴やメリット・デメリットについて、ヘア・メイクアップアーティストの植村タケヒサさんに教えていただきました。
接着タイプ|初心者さんにおすすめ!
接着タイプは、二重にしたいラインに合わせて付属のハケで接着剤を直接塗り、乾くことでまぶたが張り付き二重になるというもの。使い方がシンプルなので、初心者さんにもおすすめ!
厚い一重も二重になりやすいですが、上手に接着剤を塗らないと接着部分が分かりやすくなってしまい、アイプチをしているのが目立ってしまうことも。
![植村 タケヒサ](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Sja1HfU9fFS4HnntQAAP.jpg?w=400)
植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
接着タイプのメリットは、比較的簡単に一重を二重まぶたにできるという点。
使いやすいイメージの接着タイプですが、デメリットとしてまぶたをくっつけて使用するためにまぶたがつっぱり、目が閉じにくくなるためドライアイの原因になりうることが挙げられます。
皮膜タイプ|自然な仕上がりを目指すなら!
皮膜タイプはその名の通り、まぶたに皮膜を張って二重を作るアイテムです。二重にしたい部分に液体を塗り乾かすと、その部分が皮膜となりアイテープのように固まることでまぶたが折り込まれ、二重になります。
自然な仕上がりで、コツを掴めば近くで見てもアイプチをしていると分からないほどきれいな二重ができます。ただ、液を塗った部分のテカリが目立ったり、白浮きしたりするのが気になる場合もあります。
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
皮膜タイプのメリットは、まぶたをくっつけないのでつっぱり感がなく、自然な二重になりアイプチがバレにくいという点。
しかし、乾きが早いものが多く、的確な位置に塗った後にしっかり乾くまで目を閉じていなければいけません。途中で目を開けてしまうとヨレてしまってきれいな二重にならないので注意が必要です。
アイプチの選び方|まぶたのタイプ別に紹介
キレイな二重を作るには、自分のまぶたの特徴に合わせてアイプチを選ぶ必要があります。
まぶたが「厚い人」「薄い人」「奥二重や二重の幅を広げたい人」の3タイプに分けて、ヘア・メイクアップアーティストの植村タケヒサさんにおすすめを教えていただきました。
まぶたが厚い人
まぶたが厚い人は、粘着力のある強力接着タイプをおすすめします。まぶたが厚いと二重の癖がつきにくいので、しっかりと癖付けをしてくれる強力接着タイプを使うことで、確実に二重を作ることができます。
まぶたが薄い人
まぶたが薄い人は、接着タイプでも皮膜タイプでもきれいに仕上がります。皮膜タイプを選ぶ際は、ウォータープルーフタイプにするとよりきれいな二重が長持ちしますよ!
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
接着タイプと皮膜タイプのどちらがより自然な仕上がりになるか、テスターなどでのお試しをおすすめします。
奥二重や二重の幅を広げたい人
奥二重やもともと二重で幅を広げたい人は、皮膜タイプをおすすめします。
皮膜タイプで幅を広くとって二重にするときれいな仕上がりになります。この時、もともとある二重の線が残ってしまうと不自然なラインが入ってしまうので注意が必要です。
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
奥二重や二重の人は、もともと二重なので皮膜タイプのアイプチを使うことで簡単に、より自然な目元に仕上がります。
アイプチ おすすめ20選|プロのヘアメイクが紹介
アイプチの種類やまぶたのタイプごとのおすすめが分かったところで、ここからはヘア・メイクのアップアーティストの植村タケヒサさんに、おすすめの商品をご紹介していただきます!
- かぶれにくい
- ウォータープルーフ
- 強力
- 夜用
上記の4つのタイプに分けてご紹介しますので、自分にあったアイプチを見つけてみてください。
アイプチおすすめ5選【かぶれにくい】
アイプチはまぶたに直接接着液などを塗るので、肌に合わないとまぶたが荒れてしまう場合もあります。
アレルギーの原因となる可能性のある成分が入っている物もあるので、肌が弱い人はかぶれにくいアイプチを選ぶことをおすすめします。それでは、かぶれにくさに特化したアイプチをご紹介します。
アイプチおすすめ5選【ウォータープルーフ】
ハードな運動をする時やプールや海に遊びに行く時など、途中でアイプチが取れてしまったり二重が崩れてしまったりするのは避けたいところ。
次に紹介するウォータープルーフタイプなら、長時間のメイクもばっちり!アイプチを気にせず過ごすことができますよ。
アイプチおすすめ5選【強力】
厚いまぶたの人やしっかりまぶたを上げて二重にしたいという人には、強力な接着力を誇るアイプチがおすすめ。
強力ながら、自然な仕上がりできれいな二重をつくることができるアイテムが勢ぞろいです!
アイプチおすすめ5選【夜用】
夜寝ている間に二重を形成してくれる商品を使えば、朝起きると二重になっていてメイク時間も短縮に!
さらに美容成分が配合されている商品が多いので、二重を形成しながらまぶたのケアもできて一石二鳥です。植村タケヒサさんおすすめの夜用アイプチがこちら!
アイプチの基本的な使い方
アイプチを使ってきれいな二重を作るにはアイテム選びも重要ですが、それ以上に正しい方法で使う必要があります。
接着タイプ・皮膜タイプそれぞれ基本の使い方をマスターして、正しく二重を作りましょう。
接着タイプの使い方
まずは接着タイプの基本的な使い方からご紹介します。
- 付属のプッシャーを使い、作りたい二重幅を決めて押し当て、二重のラインを確認します。
- 押しあてた所に沿って接着剤を2mm幅位で薄く塗り、半透明なるまで乾かします。
- プッシャーでまぶたをくい込ませ、接着液が乾いたら完成です。
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
接着タイプは接着液をつけすぎてしまうとまぶたが引きつり、不自然な印象になってしまうことも。自分のまぶたにあった接着液の量を把握して使うことが重要です。
皮膜タイプの使い方
続いて、皮膜タイプの基本的な使い方をご紹介します。
- プッシャーをまぶたに押し当て、自分のなりたい二重幅を決めます。
- 瞳を中心にして、まつげに接着液がつかないギリギリの位置に半楕円形を描くように塗ります。この時、乾くまで目は絶対に開けてはいけません。
- 接着液が完全に乾いたら完成です。
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
最初は半楕円の幅、高さ共に控えめに塗っていき、理想の二重にならない場合は幅、高さを広げ2度塗りします。
皮膜タイプは乾くと表面がつるんとして、アイシャドウの発色が悪くなるものもあります。アイメイクを済ませた後でのご使用をおすすめします。
アイプチを上手に仕上げるコツは?
アイプチを上手に仕上げるには、やはり練習が必要になります。接着タイプも皮膜タイプもまぶただけにファンデーションを塗って、理想の二重幅の位置を把握できるまで練習しましょう。
また、塗り過ぎると不自然な仕上がりになりやすいので、どちらのタイプもたくさん塗ってはいけません。
そして、まぶたはとてもデリケートです。肌が弱い人はアイプチを使ってまぶたが荒れてしまう可能性も。使用前は上腕の内側あたりでのパッチテストをすると安心です。
アイメイクをするときのアイプチの順番
アイメイクをする場合、どのタイミングでアイプチを使うかもきれいに仕上げるためには重要です。接着タイプと皮膜タイプでは、アイプチを塗る順番が異なりますので、以下を参考にしてみてください。
- 洗顔
- アイプチ
- スキンケア
- ファンデーション
接着タイプは皮脂や化粧品などの油分があると上手に接着ができないため、洗顔後に水分を拭き取り、アイプチをつけます。
その後スキンケアをして、ファンデーションは上からそっと優しく、こすらずにのせましょう。
しかし、まぶたは顔のなかでも1番敏感な場所。アイプチを素肌につけるのが心配な人は、少し接着力は落ちますがファンデーションを塗りルースパウダー後に使用しても問題ありません。
- アイメイク
- アイプチ
- リキッドアイライナー(使用する場合のみ)
皮膜タイプは乾くとビニールのようにつるんとした表面になるため、アイシャドウが乗りません。そのため、アイメイクを済ませた後にアイプチを塗ります。
ただし、リキッドアイライナーを使う場合は、アイプチ塗布後に重ねても問題ありません。皮膜のツヤが気になる時は、綿棒か指先で軽くこするとツヤを抑えられます。
アイプチを失敗してしまったときの対処法
初心者の人や使い慣れないアイテムに挑戦した時などに失敗はつきもの。そんな時は慌てずに、面倒でも1度オフすることをおすすめします。
失敗した状態から整えようとしてもきれいにはならず、不自然になってしまうのでオフして1からやり直しましょう。
![植村 タケヒサ](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Sja1HfU9fFS4HnntQAAP.jpg?w=400)
植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
失敗しないためにも、理想の二重を作るために必要な塗る量、位置を練習して覚えましょう。
おすすめのアイプチを比較する
まとめ
理想の二重を叶えるアイテム、アイプチについてご紹介しました。自分のまぶたの形や特徴に合わせて接着タイプか皮膜タイプを選び、正しい使い方をすることで理想の二重に近づけるでしょう。
ヘア・メイクアップアーティストの植村タケヒサさんおすすめの商品を参考に、自分にぴったりのアイプチをゲットしてみてください。
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