市販のヘアカラーは、美容院に行かずして手軽にイメチェンを楽しめるアイテムです。
最近の市販ヘアカラー商品はきれいに染められる工夫がされていたり、髪の毛をいたわる成分が入っていたりと使いやすく進化しています。
そこで今回は、市販のおすすめヘアカラーをご紹介します。
初めてセルフカラーに挑戦しようと思っている方や手軽にイメチェンしたい方はぜひチェックしてみてください。
市販ヘアカラーを選ぶときの6つのポイント

まずは、市販のヘアカラーを選ぶときにチェックすべきポイントを6つご紹介します。
自分の髪質や髪の状態、毛量などをしっかりと見極めたうえで、これから紹介するポイントを参考にヘアカラーを選びましょう。
①人気色
流行っているファッションに合わせて髪色のトレンドも変化しています。好きなカラーや季節に合わせてカラーを選ぶのもおすすめです。
ここでは、人気のカラーごとに与える印象をご紹介します。
月間検索数:その検索キーワードに対して1ヶ月間にどれだけの検索が行われているかを表す数値
アッシュ・グレージュ

アッシュは、日本人の髪質に出やすい黄みや赤みを消してくれるくすみカラーです。アッシュをベースにピンクやグリーンなどをのせるカラーも人気です。
グレーとベージュを合わせたグレージュは、透け感がありツヤ感を出し、色落ちしてもきれいな色を楽しめます。
ピンク・レッド(赤)
ピンク系カラーは顔周りが明るく見えます。ピンクベージュやアッシュピンクなど、同じピンクでも組み合わせによってさまざまな雰囲気を楽しめます。
チェリーなどレッド系ヘアカラーもおすすめです。日本人の髪は赤味が強いため、色が入りやすく、持ちのよさも抜群です。
ネイビー・ブルージュ

ネイビー系は黒髪のように見えますが、光に当たるとほんのりと青みがかっておしゃれです。ツヤ感が出て、洗練された大人っぽい印象を与えてくれます。
ブルーとなじみのよいべージュを組み合わせたブルージュも人気です。ナチュラルな透明感を演出してくれるため、外国人風なカラーに挑戦したいという方にもおすすめです。
暗髪に透明感をプラスするブルーブラックなら、オフィスでも浮きにくく、ヘアカラーを楽しめます。
パープル(紫)

パープル系は、黄みを抑えてくれるカラーです。透明感をプラスした可愛らしい印象になり、カジュアルなスタイルにも合います。
暗髪に入れると大人可愛い仕上がりになり、ブリーチヘアに入れるとよりしっかりと発色して個性的な雰囲気になります。
②理想の明るさ(トーン)

同じカラーでも、明るさによって印象は大きく変わります。市販ヘアカラーの場合、明るさのレベルは1~5の数字で表記されているものが大半です。
数字での表記でなく、「かなり明るい色」などと表記されているものなどもあります。明るさのレベルや見本はパッケージに記載されているので、購入前にパッケージを確認しましょう。
染める前の髪色の明るさによっても変わるので、選ぶ際には自分の髪に近い明るさのなかから理想なものを選ぶことがおすすめです。また、ワントーン暗めの明るさにすると失敗しにくいです。
③テクスチャータイプ
市販のヘアカラーのテクスチャーのタイプは、主に「泡」「乳液」「クリーム」の3種類です。それぞれの特徴をご紹介します。
泡タイプ|初心者や不器用な方におすすめ
泡タイプのヘアカラーは初心者の方や不器用な方におすすめです。容器に入れたカラー剤を振って自分で泡を作るタイプや、泡で出てくるポンプタイプなどがあります。
なかには、付属の泡立てネットを専用容器に入れ、そこにカラー剤を加えてネットを揉みこむだけで泡ができる商品もあります。
泡タイプのデメリットは、髪質が硬い方や毛量の多い方の場合ムラになることがあるという点です。自分で泡を作るタイプなら、塗布前にしっかりと泡立てましょう。
乳液タイプ|毛量が多い方や髪の長い方におすすめ

乳液タイプのヘアカラーは、伸びがよく均一に髪を染めやすいのが特徴です。毛量が多い方やロングヘアの方にはムラなく染めやすい乳液タイプがおすすめです。特に、先端がくし状になったノズルタイプならきれいに塗布できます。
やや緩めのテクスチャーなので、液だれしやすいのがデメリットです。肌や衣服についたり、目に入らないように気をつけましょう。
クリームタイプ|しっかり染めたい方におすすめ

乳液タイプよりも硬めの質感のクリームタイプは、髪の毛に密着しやすく、しっかりと染められるのが特徴です。
染まりにくいところには多めに塗布したり、逆に染まりやすいところは少なめに塗布したり、調整がしやすいというのもメリットです。
一方で、ブロッキングや塗り分けなどムラなく染めるための作業が必要です。慣れていない場合は自分一人ではせず誰かに手伝ってもらうとよいでしょう。
④内容量や使用量
商品によって内容量が異なるため、1箱(1回分)あたりの内容量も確認しましょう。セミロング(肩から脇の下くらいの長さ)」や「セミロング~ロング程度の長さ」など商品によって内容量は異なります。
「ロングヘアの場合、2箱使用をおすすめします」や「髪の量が多い方は2箱ご準備ください」などとパッケージに記載されていることもあります。
量が足りないとムラになったりイメージ通りの色に仕上がらなかったりするため、購入前に内容量や使用量の目安などを確認して十分な量を用意しましょう。
⑤色の持ち

商品によって成分が異なるため、染めたての発色だけではなく色持ちにも差があります。色持ちが悪い商品を使用すると頻繁に染め直すことになり、かえって手間やお金がかかってしまいます。
また、短期間で何度も髪を染め直すことによって、髪が傷んでしまうというデメリットもあります。
アミノ酸やシルクプロテインなど、色持ちをよくする成分が入っている商品を選んでみたり、口コミを参考にして色持ちのよい商品を選びましょう。
⑥付属のケアアイテム

市販のヘアカラーには、カラー剤そのものに「色持ち成分」や「うるおい成分」などのケア成分が入っているものがありますが、それだけでは髪のダメージを防ぐことはできません。
カラー後のダメージを少しでも抑えたいのであれば、傷んだ髪を補修するトリートメントや美容液が付属している商品を選ぶのがおすすめです。
保湿成分やキューティクルを保護する成分などが入ったケアアイテムをカラー後に使用することで、髪のダメージを進ませないようにしてくれます。
トリートメントや美容液が付属していない商品を使用する場合は、カラーヘア用のヘアケアアイテムを用意しておきましょう。
なお、日本化粧品工業連合会によると、ヘアカラー剤は「医薬部外品」に分類されることがほとんどですが、付属のヘアケアアイテムは大半が「化粧品」に分類されます。
市販ヘアカラーおすすめ19選|タイプ別に厳選
ここからは、編集部おすすめの市販のヘアカラーをご紹介します。
「泡タイプ」「乳液タイプ」「クリームタイプ」と3種のテクスチャータイプに分けて厳選しました。
泡タイプの市販ヘアカラーおすすめ6選
まずは、扱いやすい泡タイプのヘアカラーからご紹介します。セルフカラーが初めての方や不器用な方は、泡タイプから挑戦してみましょう。
乳液タイプの市販ヘアカラーおすすめ8選
乳液タイプのヘアカラーは、毛量の多い方やロングヘアの方におすすめです。
クリームタイプの市販ヘアカラーおすすめ5選
クリームタイプのヘアカラーは、髪の毛に密着しやすいので、しっかり染めたい、ムラなく染めたい方におすすめです。
市販ヘアカラーの染め方|コツや注意点を知っておこう
ここからは、市販のヘアカラーを使う前に必ず確認しておきたいコツや注意点をご紹介します。
少しでもムラなくきれいに仕上げるために、コツを抑えて実践してみてください。
染め方のコツ
セルフカラーをする際に大事なのは、カラー剤の塗布量と室温です。
塗布量
髪の毛は部位によって染まりにくい部分、染まりやすい部分があります。襟足・もみあげ・毛先などは染まりにくい場合があるので、ほかの場所より多めにカラー剤を塗布するのがおすすめです。
一方、色が入りやすいのはつむじの生え際やこめかみです。体温で温められることにより染まりやすくなっています。
ほかの部分より塗る量を少なめにし、薬剤が偏らないようにするなど調節してみましょう。
室温
ヘアカラーをする環境も確認しましょう。ヘアカラーに適した室温は20~30℃といわれています。室温の低い場所よりも高い場所のほうが染まりやすくなります。
周囲が汚れるのを防ぐためにお風呂場で染める場合は、お風呂場の温度を確認しておきましょう。冬場など寒い時期は、事前にシャワーなどを使って暖かくしておくのも効果的です。
髪が均一に乾いている状態
髪をきれいに染めるコツとしては、髪が部分的に濡れていたり乾いていたりすることがないようにすることです。
できるだけ均一に髪が乾いた状態でヘアカラー剤を塗布したほうが発色がよくなります。
染める際の注意点
セルフカラーで失敗しないために、あらかじめ市販のヘアカラーの取扱い上の注意点もチェックしておきましょう。
パッチテストをする
髪にカラー剤を塗布する前は、薬剤との相性を確認するためにパッチテストを行いましょう。パッチテストの手順は次のとおりです。
- パッチテスト用にカラー剤をつくる
1剤と2剤を少量ずつ混ぜてカラー剤をつくり、綿棒などで混ぜ合わせます。 - 腕の内側に塗り、48時間放置する
綿棒などを使って腕の内側にうすく10円硬貨大ほど塗り、自然乾燥をして48時間後放置します。時間は必ず守りましょう。
30分くらいしても乾かない場合は、ティッシュなどで軽くふき取ります。正確な結果を得るため、パッチテスト中は入浴やシャワーを控えてください。 - 30分後と48時間後の2回、塗った部位をチェックする
塗った部分に発疹、発赤、かゆみ、水疱など皮膚の異常が見られたら、すぐにこすらず優しく洗い落としてください。48時間より前であっても、皮膚の異常を感じた場合にはすぐにパッチテストを中止しましょう。 - 48時間経過後、異常がなければヘアカラーを使用する
パッチテストで皮膚に異常があらわれなければ、ヘアカラーを使用できます。万一異常があった場合は、皮膚科医の診療を受けたほうがよいでしょう。
ヘアカラー剤は医薬部外品のため、人体に対する作用がある成分が含まれています。
体質や体調によって頭皮が荒れてしまったり、アレルギー反応が出てしまうことがあるのでしっかりとパッチテストをおこないましょう。
換気をする
ヘアカラー剤にはアルカリ剤が入っているため、その匂いで気分が悪くなったり、体調が悪くなってしまうこともあります。
締め切った場所でおこなわず、換気扇を回したり窓を開けたりしつつおこないましょう。
手袋をする
カラー剤には染料が含まれており、皮膚に付着したり爪の間に入るとなかなか色が落ちないことがあります。
また、カラー剤によって肌が荒れたり、アレルギーを引き起こすなどのトラブルもあるため、必ず手袋を用意しておきましょう。
まとめ
市販ヘアカラーは自宅で気軽に髪色を変えられることが魅力です。
また、色持ちや発色のよい商品がたくさんあります。
セルフカラーをしようと市販のヘアカラーをお探しの方は、ぜひこの記事でご紹介した選び方のポイントやおすすめ商品を参考に試してみてください。