ルースパウダーは、ベースメイクの仕上がりをランクアップさせてくれる便利なアイテム。
ルースパウダーをつけるのとつけないのとでは、ツヤ感やメイクのカバー力がまったく違います。美しくメイクを仕上げるためにも、ルースパウダーはぜひ使いたいところ。
今回は、ルースパウダーの上手な選び方とともに、名だたる女優さんのヘアメイクを担当してきた植村タケヒサさんのおすすめ商品をご紹介します。
あなたにぴったりの色味や質感のルースパウダーで、理想の肌を手に入れませんか?
![植村 タケヒサ](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Sja1HfU9fFS4HnntQAAP.jpg?w=400)
ルースパウダーとは?役割は?
ルースパウダーとは、粉末状のフェイスパウダーのこと。ファンデーションを塗った後につけるおしろいの1種です。
ルースパウダーには、一体どのような役割があるのでしょうか。植村さんにお伺いしました。
![植村 タケヒサ](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Sja1HfU9fFS4HnntQAAP.jpg?w=400)
植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
1つめは、ファンデーションのヨレや化粧崩れを防ぐ機能です。ファンデーションの上にルースパウダーをのせると、ヨレたり崩れたりしやすいリキッドファンデやクリームファンデも落ち着きます。
2つめは、肌の表面の凹凸をなめらかにし、くすみを隠す役割です。肌の表面がサラサラに整い、ふんわりとキメの細かい美肌に見せてくれます。
ルースパウダーの選び方
![ルースパウダーの画像](https://static.es.cyberowl.jp/images/article/original/5d63ac77f1109.jpg?89b75f6&w=800)
ルースパウダーはどのようにして選べばいいのでしょうか。実は、ルースパウダーにはさまざまな種類があります。
そこで、「色味」と「仕上がり」から、あなたにぴったりのルースパウダーの選び方をお伝えします。
ルースパウダーを色味で選ぶ
まずは、色味でルースパウダーをセレクトするときの選び方です。
ルースパウダーに色があるの?とびっくりした人もいるかもしれませんね。ルースパウダーは、主に「ノーカラー」「ホワイト」「ピンク」「オークル」「パープル」というカラー展開があります。
それぞれの色ごとの特徴を見てみましょう。
- ノーカラー
ファンデーションの色を生かしたメイクができます。ナチュラルな肌に仕上げたい方に。 - ホワイト
透明感を出したい人におすすめ。肌トーンを上げ、顔色を明るく見せてくれます。ハイライト効果もあり、部分的に使えば顔に立体感を出すことも可能。 - ピンク
血色感をアップさせ、透明感のあるやわらかい肌に仕上げます。肌のくすみが気になる方におすすめです。 - オークル
色黒や日焼けでファンデーションの白浮きが気になる方も、オークルなら自然でヘルシーな印象に。 - パープル
肌の透明感を格段にグレードアップさせてくれます。きめ細かな肌を目指したい方におすすめです。
ルースパウダーを仕上がりで選ぶ
ルースパウダーを選ぶとき、仕上がりにこだわりたい方におすすめの選び方をご紹介します。「マット」「ツヤ感」「素肌感」と、仕上がったときの質感ごとにご紹介します。
- マット
ホワイトやオークルのルースパウダーを選ぶのがおすすめ。マットな質感を出すためには、パールやラメ入りのルースパウダーは避けましょう。 - ツヤ肌
ピンクやパープルのルースパウダーを選ぶと、ツヤのあるでキメ細かいメイクに仕上がります。パールやラメ入りだと、肌がさらに光り輝いておすすめ。 - 素肌感のある肌
ノーカラーのルースパウダーや、パール・ラメが入っていないタイプがおすすめ。より自然な、素肌感のある肌に仕上がります。
ルースパウダーおすすめ20選|ヘア・メイクアップアーティストが選んで紹介
ここからいよいよ、ヘアメイクアーティストの植村タケヒサさんが選んだおすすめのルースパウダー20選を発表します。「マット肌」「ツヤ肌」「透明感」「カバー力」と、特徴別にご紹介します。
ルースパウダーおすすめ5選【マット肌仕上げ】
「マット肌」に仕上がるルースパウダーは、キメが整って毛穴が目立ちにくいメイクをしたい方や顔立ちがはっきりしている方、オイリー肌の方におすすめです。
ルースパウダーおすすめ5選【ツヤ肌仕上げ】
次に、若々しい印象の肌に仕上げたい方や乾燥が気になる方におすすめの「ツヤ肌」に仕上がるルースパウダーをご紹介します。
ルースパウダーおすすめ5選【透明感を残す】
続いて、「透明感」のある肌に仕上げるルースパウダーのおすすめ5選を発表します。くすみがちな人や肌のどんより感が気になる人向けのアイテムぞろいです。
ルースパウダーおすすめ5選【カバー力がある】
毛穴やくすみ、ざらつきといった肌悩みには、カバー力を重視したいところ。そんなお悩みを持つ方に、「カバー力」が高いおすすめルースパウダー5選をお届けします。
ルースパウダーの年代別おすすめの色味
年齢を重ねるごとに、肌の状態や肌トラブルは変化するもの。そのため、おすすめのルースパウダーは年代によって異なります。
そこで、「20〜30代」と「40〜50代」に年代を分け、おすすめしたいルースパウダーの色味について植村さんにお聞きしました。
- 20〜30代
ノーカラー、ホワイト系のパウダーで自然な肌色に - 40〜50代
ピンク、パープル系パウダーで、くすみや肌のトーンをアップさせて健康的に
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
まだまだ若さがある20〜30代の方には、ノーカラーやホワイト系のルースパウダーがおすすめ。いかにも化粧をしている感じの厚塗り感を出さず、自然な肌トーンに仕上げるのがポイント。
40〜50代の女性には、ピンクやパープル系のルースパウダーをおすすめします。くすみの出やすい年齢肌に明るい血色をプラスして、透明感を出しつつ肌トーンを上げ、健康的な肌に仕上げましょう。
ルースパウダーの使い方【注意点】
![ルースパウダーの入れ方の画像](https://static.es.cyberowl.jp/images/article/original/5d63b4e397241.jpg?89b75f6&w=800)
ベースメイクをきれいに仕上げてくれるルースパウダーですが、つけ方を間違うとその効果も半減してしまいます。逆に、以下の注意点を踏まえて、メイクをすれば理想の肌に一歩近くはず!
- パウダーはしっかり塗布する
- 余分なパウダーは払い落とす
- パウダーはベースメイクの仕上げにつける
ルースパウダーは、しっかり塗布しないと化粧崩れが早まります。艶を残すためと思ってパウダーを少ししかつけない方がいますが、ヨレやすくなったりメイクが崩れやすくなったりする可能性も。
きれいにつけるには、肌にたっぷり塗布し、最後に余分なパウダーをブラシでサッサッと払う方法がおすすめです。大きめのきれいなフェイスブラシを使い、顔全体についた余分なパウダーを払い落とすようになでるのがコツ。
また、ルースパウダーは、ベースメイクの途中ではなく仕上げにつけるのが正解です。
ルースパウダーをつけた後に、リキッドやクリームファンデーション、コンシーラーを塗るのはNG。肌にフィットしたファンデが、浮いたりムラになってしまいます。
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植村 タケヒサ
ヘアメイク、メイクプロデューサー
目的に合ったルースパウダーを使うことも、理想のメイクや肌づくりへの近道です。
おすすめのルースパウダーを比較する
まとめ
プロのヘアメイクアップアーティストの植村タケヒサさんに、ルースパウダーの選び方やおすすめ商品、つけるときの注意点などについてたっぷりお聞きしてきました。
ルースパウダーには、色や使用感などさまざまな種類がありますが、理想の仕上がりを実現するルースパウダーに出会うため、この記事が少しでも参考になれば幸いです。
あなたにベストマッチするルースパウダーで、ワンランク上の美肌を目指しましょう!
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