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2024.10.04

【楽天市場】日焼け止めおすすめ20選|人気ランキング付き!皮膚科医が選び方を解説

日焼け止めおすすめ20選|皮膚科医が選び方を解説【人気ランキング付き】

夏の強い日差しから肌を守ってくれる「日焼け止め」は、美しい肌をキープするためには夏だけはでなく、1年中使用したほうがいいということはご存じでしょうか?

曇っている日にも地上には肌の大敵となる紫外線が降り注いでいるため、毎日UVケアが必要です。

日焼け止めはさまざまな人気ブランドから販売されていて、ジェルやクリームなどテクスチャーもさまざまです。

UVについての知識がないと、どれを選んでいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか?

今回は「渋谷スキンクリニック」の皮膚科医で"肌のプロ"である吉田貴子先生に、肌に最適な日焼け止めの選び方や、最大限UVカットの効果を発揮できる塗り方などを伺いました。

さらに、男女200人にアンケートを実施しました。愛用している日焼け止めをリサーチし、人気のあった商品をご紹介します。

  1. 皮膚科医に聞いた!日焼け止めの選び方
  2. 種類で選ぶ|紫外線散乱剤・紫外線吸収剤とは?
  3. SPF・PA値を選ぶ|使うシーン別に使い分けよう
  4. テクスチャーで選ぶ|特徴や使い心地など好みにあわせて
  5. 落ちにくさで選ぶ
  6. 男女200人が選んだ日焼け止めの人気ランキング
  7. 日焼け止めおすすめ20選
  8. 日焼け止めおすすめ人気ランキングTOP3
  9. 日焼け止めおすすめ17選|そのほか人気のあった商品をご紹介!
  10. 日焼け止めの塗り方FAQ
  11. まとめ
この記事を監修した専門家
吉田 貴子
皮膚科・美容皮膚科医吉田 貴子
1997年に帝京大学医学部卒業後、同大学内皮膚科学教室入局。2000年に都内、美容皮膚科院長に着任。2004年、渋谷スキンクリニックを開業し、現在に至る。ホームスキンドクターとして、あらゆる世代の”より美しくなりたい“という願いに応えるため、一般皮膚科・美容皮膚科だけでなく、美容婦人科や鍼灸治療、メディカルエステ、ネイルケアなど、さまざまな角度から美しさへのアプローチが可能なクリニックで、日々皆様のお悩みやご要望に向き合っている。

皮膚科医に聞いた!日焼け止めの選び方

日焼け止めの画像

日焼け止めを選ぶときに知っておきたいポイントを、皮膚科医であり、美容皮膚科「渋谷スキンクリニック」の院長である吉田貴子先生に教えていただきました。

そもそも紫外線には、1年を通して降り注ぐ「UVA(紫外線A波)」、正午前後や梅雨の晴れ間、真夏までが降り注ぐピークの「UVB(紫外線B波)」といった2種類があります。

美しい肌を保つには、両方の紫外線を浴びないように日頃からケアすることが大事です。

UVA
  • UVAは主にシミやしわの原因となる紫外線で、太陽から降り注ぐ紫外線のうちの9割を占めています。雲や窓ガラスを通過するので、曇りの日や室内だからといって油断は禁物です。
UVB
  • UVBは、日焼けによる炎症のサンバーンや肌が黒くなるサンタンを引き起こす紫外線です。太陽から降り注ぐ割合はUVAと比べて少なめですが、強い光線なのでしっかり防ぐ必要があります。

種類で選ぶ|紫外線散乱剤・紫外線吸収剤とは?

紫外線散乱剤・紫外線吸収剤とは?

一般的な日焼け止めは大きく分けて2種類あります。似ているようで「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」は異なります。

今回、男女200人に実施したアンケートでも、違いを知っている方は27.5%と低く、72.5%の方が「紫外線散乱剤」と「紫外線吸収剤」の違いを知らないと回答していました。

それでは、2つの違いをていきましょう。

紫外線散乱剤
  • 紫外線散乱剤は紫外線を鏡のように反射、散乱させて皮膚を防御してくれる役割を持っています。肌の上にベールをかけて、紫外線を跳ね返すイメージです。
紫外線吸収剤
  • 紫外線吸収剤は、紫外線を吸収して熱や赤外線などをエネルギーに変化させて放出してくれる役割があります。肌の上で化学反応が起きて、肌に紫外線が浸透するのを防ぎます。

紫外線吸収剤は紫外線のエネルギーを吸収するため、敏感肌の方には刺激に感じることがあります。敏感肌の方は、「紫外線吸収剤不使用」の商品を選びましょう。

SPF・PA値を選ぶ|使うシーン別に使い分けよう

SPF・PA値アンケート

日焼け止めを買うときによく「SPF」と「PA」という文字を見かけます。しかし、アンケートでは、72.5%の方がSPFやPAについて知らないと回答しています。

それぞれどのような意味があるのか、2つの違いは何なのか、吉田先生に解説してもらいました。

SPF
  • SPFはUVB(紫外線B波)を防ぐ効果を表したもの。
PA
  • PAはUVA(紫外線A波)を防ぐ程度を「+」の数で表したもの。紫外線にさらされる時間や肌状態によって選ぶと、日焼け止めの能力を十分に発揮できます。

日焼け止めを選ぶときには、商品のパッケージに表示されている「SPF」と「PA」に注目します。この値は、メーカーやブランドが違っていても共通の基準で表示されています。

どちらも数が多くなるほどUVカットする能力が高くなります。

ここからは、シーンによってどのくらいのSPF・PAの日焼け止めを使用すべきかを紹介します。

散歩や買い物などの日常生活に

短時間の外出であればSPF・PA値が低くても大丈夫です。曇っていて日差しが強くなくても紫外線は一日中降り注いでいます。

最低限の紫外線対策をするという意味でも、SPF35〜50・PA+++〜++++くらいの日焼け止めは塗っておくとよいでしょう。

野外での軽い運動やレジャーに

野外での軽い運動やレジャーであれば、SPF40〜50・PA+++〜++++程度のもので十分効果があります。

外での滞在が長時間になりそうなときや汗をかいたり水に濡れたりしたときは、つけ直しをして効果を持続させることが大事です。

炎天下でのレジャーやマリンスポーツに

長時間紫外線にさらされるレジャーやスポーツは、SPF・PA値が国内最高ランクのSPF50・PA++++くらいのもので紫外線を防ぎましょう。

2〜3時間おきに塗り直すと、さらにUVカット効果が持続します。汗をかいたり水に濡れても落ちにくいウォータープルーフの商品を選びましょう。

テクスチャーで選ぶ|特徴や使い心地など好みにあわせて

日焼け止めのテクスチャーには種類がある

日焼け止めには、クリームタイプや乳液タイプなど、テクスチャーが異なるものがあります。

テクスチャーの違いは肌が快適に過ごせるかどうかの鍵となるため、テクスチャーで選ぶのもよいでしょう。

テクスチャーのタイプによってどのような違いがあるのかもあわせてご紹介します。

クリームタイプ

クリームタイプは保湿力が高く、美容液のようにしっとりとしています。カバー力が高くムラになりにくいため、UVカット効果の高い商品が多いという特徴もあります。フィット感があって崩れにくく、化粧下地としても使えます。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

汗や水、摩擦にも強く、落ちにくいウォータープルーフタイプが多いです。

乳液タイプ

さらっとして肌に伸びやすいのが乳液タイプです。塗った後に白浮きしにくく厚塗りにならないのが特徴です。

しっとり感があり美容液のような保湿効果に優れているため、乾燥肌の方におすすめ、化粧下地としても人気です。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

アレルギーやニキビになりにくく、肌なじみの良い製品が多いのが乳液タイプです。

なかにはシミや色ムラをカバーできる化粧下地やファンデーションの役割を果たすBBタイプもあるため、好みにあわせて選びましょう。

スティックタイプ

スティックタイプは直接肌に塗れるため、密着度が高くUVの防御力が高まります。コンパクトな固形は塗りたい場所にピンポイントに塗れるので、手早く塗り直したい方にぴったりです。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

練り製品の日焼け止めです。鼻筋や耳などの部分使いが可能です。

ジェルタイプ

透明感があってみずみずしい質感が特徴のジェルタイプです。なめらかで塗りやすいため、広範囲に塗るのも苦になりません。さっぱりした塗り心地で、ベタつきが苦手な方に人気です。夏の化粧下地としてもおすすめです。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

水のように伸びの良いタイプです。比較的、敏感肌の方に適している製品が多いです。

スプレー・ミストタイプ

スプレー・ミストタイプは、シュッとするだけで簡単に紫外線対策できるのが魅力です。顔や体はもちろん、髪にも使える製品が多いです。お出かけのときに持ち歩くと便利でしょう。

また、メイクの上からも使えます。ヨレにくく、手軽にメイク直しできるののもポイントです。ムラを防ぐため、吹きかけた後は手でしっかりと抑えることが重要です。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

スプレータイプは、肌に直接吹きかけられるため、いつでも手軽に紫外線予防が可能です。

パウダータイプ

パウダータイプの日焼け止めは、肌にやさしく軽いつけ心地が特徴です。パウダーは薄く水に弱い製品が多いため、これだけで完全にUVを防御するのは難しいでしょう。

ほかの日焼け止めで下地を塗った後の仕上げに使うと、肌の表面に紫外線カットのベールがかかって効果的です。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

メイクの仕上げとして使うのにおすすめです。

内服タイプ

毎日飲むだけでUVケアでき、手軽に続けられるのが内服タイプの日焼け止めです。肌に塗るタイプと比べて、塗り残しや塗りムラを気にしなくていいのがメリットです。

吉田 貴子

吉田 貴子

皮膚科・美容皮膚科医

飲むだけで体の内側からUVケアが可能。塗るタイプと併用すれば体の内外から防御できて、最強のUV対策となりますよ。

落ちにくさで選ぶ

日焼け止めの落ちにくさで選ぶのもよいでしょう。

  • 海やプール、スポーツなどで使うとき
    水分がついたり、汗をかいても落ちにくいウォータープルーフタイプを選ぶ
  • 肌負担が気になるとき
    石けんで落とせるタイプを選ぶ

男女200人が選んだ日焼け止めの人気ランキング

今回編集部は男女200人にアンケートを実施し、愛用している日焼け止めとその理由を調査しました。

結果は以下のようになりました。

商品名回答率
資生堂(SHSEIDO) ANESSA パーフェクトUV スキンケアミルク
12.5%
カネボウ化粧品(KANEBO) ALLIE クロノビューティ ジェルUV EX8.5%
ロート製薬(ROHTO Pharmaceutical) SKIN AQUA スーパーモイスチャージェル8.5%

アンケートを集計した結果、「資生堂(SHSEIDO) ANESSA パーフェクトUV スキンケアミルク」が1位となりました。

続いて、「カネボウ化粧品(KANEBO) ALLIE クロノビューティ ジェルUV EX」「ロート製薬(ROHTO Pharmaceutical) SKIN AQUA スーパーモイスチャージェル」が同率で2という結果でした。

日焼け止めおすすめ20選

日焼け止めおすすめ人気ランキングTOP3

ここからは、ランキング上位の商品をご紹介していきます。口コミと合わせて参考にしてみてください。

日焼け止めおすすめ17選|そのほか人気のあった商品をご紹介!

ここからは、編集部が選んだおすすめの日焼け止めをご紹介します。

日焼け止めの塗り方FAQ

日焼け止めの塗り方Q&A

ここまで、おすすめの日焼け止めをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?せっかく効果の高い日焼け止めを購入しても、塗り方が悪ければ紫外線を防ぐ効果が弱まってしまうことになりかねません。

ここからは、吉田先生に正しい日焼け止めの塗り方をレクチャーしていただきます。正しい塗り方を覚えて、しっかり紫外線から肌を守りましょう。

顔に使用する場合、日焼け止めを塗るタイミングは?
基本的には化粧水、乳液、美容液などでスキンケアした後に日焼け止めを塗ります。

ジェルやクリームタイプの日焼け止めを化粧下地として使い、その上にパウダーやファンデーションなどの化粧品を重ねてメイクすると紫外線対策に効果的です。
塗り直しのタイミングは?
汗をかいたり、長時間泳いで水に濡れたり、皮膚をこすってしまったりして気づかぬうちに落ちてしまう場合があります。

しっかり効果を持続させるために、日焼け止めは2〜3時間に1回塗り直すのがおすすめです。
日焼け止めの使用期限(使用期間)は?いつまで塗っていいの?
未開封の日焼け止めは3年間は問題なく使用できます。ただし、一度開封したものは早めに使い切りましょう

実際に、昨年開封した日焼け止めを翌年も使用したために皮膚炎を起こしてしまった方がいらっしゃいます。見た目では特に異変がなくても、トラブルを避けるために古い日焼け止めの使用はやめましょう。

まとめ

紫外線から肌を守るための日焼け止めは、毎日使うアイテムだからこそこだわって選びましょう。

クリームやジェルなどのテクスチャーや、SPFやウォータープルーフなどの機能の違いを比較してみてください。肌をきれいに保つために、日焼け止めでしっかりUV対策しましょう。

※編集部「愛用している日焼け止め」に関する調査(2019年7月実施)
※クラウドソーシングサイト CrowdWorksにてアンケートを実施。有効な回答を得られた200名の意見をもとに記事を作成。
※日焼け止め使用者が対象

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