旅行や出張などでつきものな「移動」ですが、そこで過ごす移動時間も貴重な時間ではないでしょうか。
快適に過ごしたい、質の高い睡眠が取りたいと考えている方には、ネックピローは旅のパートナーとしてぜひ加えたい便利なトラベルアイテムです。
ネックピローを使えば座ったまま寝ることができ、不安定な首や頭をしっかりホールドしてくれるので、疲れ具合が違ってきます。
また、ネックピローで上質な睡眠を得たり、よりリラックスした時間を過ごしたりすることで、旅を全力で楽しむことができるでしょう。
そこで今回はリーマントラベラーの東松 寛文さん監修のもと、豊富にあるネックピローの中から自分に合った商品選び方をはじめ、おすすめのネックピローを紹介します。
記事後半では編集部おすすめのネックピローも紹介。ぜひ参考にしてみてください。
- ネックピローとは?首への負担を減らして快適な移動を!
- ネックピローの選び方|4つのポイントを紹介
- ①空気入れタイプかクッションタイプを選ぶ
- ②カバーを洗うことができるか確認する
- ③コンパクトに持ち運びできるかを確認する
- ④寝方に合わせた形状のもを選ぶ
- ネックピローおすすめ8選|旅行のプロが紹介
- ネックピローおすすめ3選【コンパクトで持ち運びに最適!空気を入れるタイプ】
- ネックピローおすすめ3選【低反発クッションタイプ】
- ネックピローおすすめ2選【肩こり持ちに効果的!高機能タイプ】
- ネックピローおすすめ7選|編集部がデザイン別に厳選
- ネックピローおすすめ3選【かわいいデザイン】
- ネックピローおすすめ2選【個性的なデザイン】
- ネックピローおすすめ2選【シンプルデザイン】
- ネックピローの効果的な使い方をシーン別に紹介!
- ①飛行機や車などの移動中に
- ②職場や家などの休憩時間に
- おすすめのネックピローを比較する
- まとめ
![東松 寛文](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Ay4HPJsmzCH1znPCZDRq.jpg?w=400)
ネックピローとは?首への負担を減らして快適な移動を!
ネックピローとは首(ネック)に巻くことで頭を支える枕(ピロー)のこと。座ったままの状態でも頭をホールドしてくれることによって、心地よく眠りにつけるトラベルアイテムです。
ネックピローがないと左右どちらかに頭を預けることはできず、後頭部のみで支える仰向けの寝方となります。支えとしては十分ではないので、頭が前や横に倒れてしまうこともしばしば起こり得ます。
頭の重さは体重の1/10とも言われていますので、しっかりと支えられていなければ首への負担は相当なものになるのは明白。負担をかけ続ければ肩こりや疲労の原因にも繋がります。
ネックピローの選び方|4つのポイントを紹介
トラベルアイテムの定番だけに種類も豊富なネックピローは、素材も違えば形状も多く存在し、それぞれメリットやデメリットが違います。
まずはおすすめネックピローをご紹介する前に、どんなネックピローが存在するかを知っていただき、ご自身にとって何が最適かを見極める選び方をお伝えしたいと思います。
どんなポイントを踏まえて選べばよいのか、項目ごとに分かりやすく解説していきます。
①空気入れタイプかクッションタイプを選ぶ
大きく分けてネックピローは「空気入れタイプ」と、「クッションタイプ」の2種類のタイプがあります。
寝心地や持ち運びといった使い勝手の面で大きく違いが出ますので、まずどちらのタイプがよいか決めるとスムーズです。
空気入れタイプ
「空気入れタイプ」はその名の通り、浮き輪のように空気を入れ膨らませることで枕の形状になるものです。エアネックピローと呼ばれており、ネックピローではお馴染みの種類です。
最大のメリットは空気を抜けばコンパクトに収納ができ、非常に軽量な点。荷物が多くなりがちな旅に重宝します。空気を入れる量で硬さ調整ができる利点も。
デメリットは、次に紹介する「クッションタイプ」に比べ、寝心地の良さと快適さが劣ります。空気を入れたり抜いたりといった手間も。
軽量でいてコンパクトなので、持ち運びに特化したネックピローといえます。
クッションタイプ
「クッションタイプ」ですが、人気の低反発ウレタンやビーズ、コットンといった素材が多く採用されており、分かりやすく言えば中身が詰まっているタイプのネックピローです。
コンパクトに収納できずかさばってしまうのがデメリットですが、「空気入れタイプ」に比べ、クッション性・ホールド感が優れており寝心地はこちらの方が上です。実際の枕に近いので、旅行や出張以外にオフィスや休憩室での仮眠で使いたい方にもおすすめ。
気になる持ち運びですが、カバンやスーツケースに取り付けられるタイプもあるので選ぶ際の基準にするとよいかもしれません。しっかり休息したい方、機能性を重視する方でしたらクッションタイプが最適です。
②カバーを洗うことができるか確認する
頭や顔であったり、肌に直接触れるネックピローは意外と汚れやすいもの。女性の場合、お化粧が付きやすいので手軽に洗えた方が清潔に保てます。
絶対に洗いたいという方や使う頻度が高い方は、まず洗えるネックピローなのかどうか、購入前に必ずチェックすることをおすすめします。カバーが取り外しできたり、本体ごと洗えたりと商品ごとに違いがありますので注意。
③コンパクトに持ち運びできるかを確認する
旅行や出張と「旅」で多くなりがちな荷物。少しでも軽くコンパクトに持ち運びたいのは当然のことです。
コンパクトさを重視するのであれば、前述のとおり「空気入れタイプ」が良いでしょう。
④寝方に合わせた形状のもを選ぶ
様々な形状が存在するネックピローですが、それぞれ適した寝方があり寝心地の善し悪しに繋がります。寝方も人それぞれですので、ご自身がいつもどんな寝方で寝ているか改めて考えることで適した形状がみつかります。
U字
ネックピローで一番多く見られる形といえば「U字」型。いわゆる万能型の定番スタイルです。首を後ろ、両サイドから支えてくれます。
首が傾かないようにホールドしてくれますので、座席を倒せなかったり、狭いスペースで活躍します。どちらかに頭を支えても寝れますが、仰向けの寝方が多い人に適しています。
I字
「I字」型というとイメージがしづらいですが、Iの形の先端が少し曲がっているような形状で、Jにも見えなくもない見た目を持っているものも。
普通の枕として使用できたり、なかにはI字以外の形に変形できるものもあるため、用途が広いのが特徴です。
J字
首だけでなく顎も支えてくれる前衛的なルックスの「J字」型。なかなか見ないので、どうやって使うの?と一瞬困惑しますが、使い方は非常に簡単で普段傾けている方に挟むだけ。
頭をどちらかに預けて寝る姿勢になるので、U字型よりもリラックスして寝られます。飛行機など長距離での移動に適しています。左右のどちらかに頭・顎を預けて眠りたい人におすすめ。
ネックピローおすすめ8選|旅行のプロが紹介
ここからは、旅行のプロであるリーマントラベラーの東松 寛文さんセレクトのおすすめネックピローをタイプ別にご紹介していきます。
ネックピローおすすめ3選【コンパクトで持ち運びに最適!空気を入れるタイプ】
まずは軽量でコンパクトなメリットを持つ、空気を入れるタイプのおすすめネックピローをご紹介します。
ネックピローおすすめ3選【低反発クッションタイプ】
クッションタイプの中でも特に人気の高い低反発ウレタン素材。寝具同様にネックピローでも評価は高く、愛用者は増え続けています。
寝心地を一番に重視するのであれば、低反発クッションタイプは外せません。ここからは東松寛文さんおすすめの低反発ネックピローを紹介します。
ネックピローおすすめ2選【肩こり持ちに効果的!高機能タイプ】
空気入れタイプではどうしても肩が凝ってしまう、クッションタイプでもなかなかフィットするネックピローに巡り会えない、そうお悩みの方におすすめしたいのが高機能タイプ。
細かい調整が可能でワンランク上のフィット感を得られるものや、デザインが優れたものなど個性あるラインナップです。
ネックピローおすすめ7選|編集部がデザイン別に厳選
ここからは編集部がデザイン性に着目して厳選したネックピローを紹介します。かわいいものからシンプルなものまでラインナップ!
ネックピローおすすめ3選【かわいいデザイン】
まずは、使っていて楽しくなるかわいいデザインのネックピローをご紹介します。
ネックピローおすすめ2選【個性的なデザイン】
続いて、少し変わった形状をしたネックピローをご紹介!どのような使い方があるのかも一緒に説明していきます。
ネックピローおすすめ2選【シンプルデザイン】
最後に、シンプルなデザインのネックピローをご紹介します。流行り廃りがないので、長く使うことができますよ。
ネックピローの効果的な使い方をシーン別に紹介!
ネックピローが活躍するシーンは、飛行機やバスなどの長距離移動だけではありません。普段の生活の中にもネックピローを取り入れて、快適さを手に入れてみてください。
①飛行機や車などの移動中に
まず皆様もイメージしやすいシチュエーションは、飛行機や車、新幹線などの移動かと思います。もちろんそのために作られたものなので、より快適に過ごせることは間違いありません。
一般的な使い方では空気入れタイプで十分かと思いますが、移動時間が長いのであればクッションタイプも視野に入れてみてください。
空気を入れるタイプでコンパクトかつ持ち運びできるものがおすすめ
移動中に使うものなので、軽くてコンパクトな空気入れタイプのネックピローがおすすめ。使わないときは空気を抜いて収納でき、旅先でも邪魔になりません。
長時間の飛行機なら低反発やフードつきがおすすめ
長時間の移動ともなれば、睡眠の質にこだわりたいところ。しっかり睡眠が取れていないと移動後の体力にも影響してきます。
かさばるデメリットこそありますが、枕に限りなく近いクッションタイプは深く安定した睡眠が期待できます。寝具の定番となった低反発ウレタン素材はネックピローでも特に人気です。
日差しや人の目も案外気になるものなので、入眠の邪魔になりそうという方はフードつきも選択肢に入れてみては。
②職場や家などの休憩時間に
移動以外に職場や家など、少し仮眠したい場面でもネックピローは活躍します。気軽にさっと使える手軽さから移動時以外に使う方も増えています。
普段使いできる枕代わりのネックピローがおすすめ
机の上で枕にして寝たり、首に掛けて使ったりと寝方の自由度も高まります。その場所に置いておくことができる場合はクッションタイプ、片付ける必要がある場合は空気入れタイプが良いでしょう。
おすすめのネックピローを比較する
まとめ
「かさばるから」という理由で、導入されていない方が多い印象にあるネックピロー。しかし、その快適性は一度体験すると、使っていない頃と大違いです。ぜひ、次の旅の移動の際にはネックピローを使ってみてください。
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