VODなどのサービスが普及したことにより、自宅にいながら手軽に映画を楽しめる時代になりました。世の中にはたくさんの名作映画と呼ばれる作品があり、感動や勇気、ときには恐怖を感じるものまで、さまざまな感情を湧き起こすきっかけとなるものがあります。
自宅で映画を楽しみたいと思っても、膨大な作品のなかから名作を探すのは大変ではないでしょうか。
そこで今回は、映画好きの458人にアンケートを実施し、その結果をもとに、とくに人気の高かった名作映画をご紹介します。
古典といわれる作品から、アカデミー賞を受賞した話題の作品まで、バラエティー豊かにラインナップしました。
この記事を参考にして映画の世界をお楽しみください。
名作映画の選び方|458人のアンケート結果も紹介

時代を問わず語り継がれている名作映画はたくさんあります。なかには生まれる前に公開された映画がいまだに人気なこともあるでしょう。
いざ名作の映画を楽しもうと思っていても、数多ある名作のなかから1本を決めるのは大変なことです。そこで今回編集部では、映画好きの男女458人にアンケートを実施しました。
アンケート結果をもとに、選び方のポイントをご紹介しますので、お気に入りの名作を見つけるための参考にしてみてください。
洋画(外国の映画)か邦画(日本の映画)で選ぶ
一般的に、洋画は日本以外の国で製作された映画を、邦画は日本映画のことを指しています。
アンケートでは、洋画を選ぶ方が78.2%を占めました。一方で、邦画は21.8%と、全体のわずか2割ほどでした。名作映画を選ぶ際に、まずは洋画か邦画、どちらにするか決めてから選ぶのもよいでしょう。
恋愛やアクションなど作品のジャンルで選ぶ
映画にはさまざまなジャンルがありますが、アンケートの結果、好きな映画のジャンル1位に輝いたのは「恋愛」映画でした。
次点が「アクション」、次いで「SF」「サスペンス」「コメディ」の順でランクインしました。
名作映画を選ぶときには、好きなジャンルのなかから気になる作品を見つけるのもおすすめです。
ここからは人気ランキングTOP5にランクインした各ジャンルについてご紹介していきます。
恋愛映画は誰もが憧れる胸キュンな展開で心が温まる

恋愛をメインに描いた映画のことで、ラブ・ロマンスともいわれています。映画史に残る名作が多くあります。
- 甘酸っぱい感覚や片想いの切なさを思い出させてくれる
- 感動や切なさで涙を流すと心がデトックスされて気持ちがすっきりする
- 誰もが憧れる理想的なシチュエーションで胸がキュンとすることも
アクション映画は抜群の爽快感を堪能できる

一般的に、西部劇やヤクザ映画、時代劇、スパイ映画、冒険映画などを含めてアクション映画に分類します。
- スピード感あるアクションやスリルは見応え抜群
- 強大な敵を倒す作品は、爽快感も味わえる
- 現実離れしたストーリーは没入感たっぷり
SF映画はハラハラドキドキの展開を楽しめる

サイエンスフィクションに着想を得た映画のことをSF映画といい、宇宙人や宇宙戦争、タイムトラベルなどをテーマにした作品が多くあります。
- 現実世界ではありえない展開が巻き起こるので、ハラハラドキドキできる
- 壮大なスケールの作品は子ども心を思い出させてくれる
サスペンス映画はストーリーの大どんでん返しが醍醐味

観るひとに緊張感を与えることを目的に作られた映画のことで、推理系やサイコ・ホラー系の作品が多くあります。
- 視聴者を裏切る大どんでん返しが魅力
- サスペンスアクションや恋愛サスペンスなど種類が豊富
- 社会派サスペンス映画は実話をもとに制作された作品が多い
コメディ映画は腹の底から笑うことで前向きな気持ちになれる

観るひとを笑いに誘うユーモアのある映画のことをいい、チャップリンが活躍したサイレント映画の時代から人気のジャンルです。
- 腹の底から笑うことでストレス発散できる
- 家族や友達と一緒に観るときにもおすすめ
監督から作品を選ぶ
名作映画を生み出すためには、監督の演出力が必要不可欠です。優秀な監督が手掛けた作品は、洋画や邦画関係なく楽しめます。
アンケートの結果をもとに、人気の監督の作品を洋画・邦画別にご紹介します。
【洋画】
- フランク・ダラボン監督作品「ショーシャンクの空に」
- ジェームズ・キャメロン監督作品「タイタニック」
- デヴィッド・フランケル監督作品「プラダを着た悪魔」
- ロバート・ゼメキス監督作品「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
- マイケル・グレイシー監督作品「グレイテスト・ショーマン」
【邦画】
- 山崎貴監督作品「ALWAYS 三丁目の夕日」
- 宮崎駿監督作品「天空の城ラピュタ」
- 新海誠監督作品「君の名は。」
- 土井裕泰監督作品「いま、会いにゆきます」
- 是枝裕和監督作品「万引き家族」
監督や脚本家によって、作品の印象はガラッと変わります。なかでも「万引き家族」を監督した是枝裕和氏は、現実に起こっている社会問題に一石を投じるような、メッセージ性の強い作品を手掛けていることが特徴です。
出演俳優から選ぶ
名作映画を選ぶ基準として、キャストを重視することも大切です。今は亡き俳優や、大人気俳優の初々しい姿など、さまざまな楽しみ方ができます。
こちらもアンケートの結果をもとに、人気の俳優の作品を洋画・邦画にわけてご紹介します。
【洋画】
- アル・パチーノ出演作品「ゴッドファーザー」
- オードリー・ペプバーン出演作品「ローマの休日」
- ブルース・ウィリス出演作品「シックス・センス」
- ブラッド・ピット出演作品「セブン」
- エマ・ストーン出演作品「ラ・ラ・ランド」
【邦画】
- 福山雅治出演作品「そして父になる」
- 浜辺美波出演作品「君の膵臓をたべたい」
- 三船敏郎出演作品「七人の侍」
- 森山未来出演作品「世界の中心で、愛をさけぶ」
- 柳楽優弥出演作品「誰も知らない」
ちなみに、映画「誰も知らない」主演の柳楽優弥氏は、2004年度の第57回カンヌ国際映画祭にて、史上最年少および日本人として初めて最優秀主演男優賞を獲得しました。
アカデミー賞受賞作品から選ぶ
アカデミー賞を受賞した作品は、映画評論家やハリウッド映画関係者の評価が高い作品です。大きくハズレることがなく、観終わったあとも満足感を得られます。
アンケートで人気だった作品順にご紹介しますので、参考にしてみてください。
- 「タイタニック」
1998年アカデミー賞 作品賞や監督賞など11部門受賞 - 「バック・トゥ・ザ・フューチャー」
1986年アカデミー賞 脚本賞、録音賞、音響編集賞 - 「トイ・ストーリー3」
2011年アカデミー賞 長編アニメ映画賞、作品賞、脚色賞、音響編集賞 - 「おくりびと」
2009年アカデミー賞 国際長編映画賞
アカデミー賞の各賞を受賞した作品は、公開された年代に関係なく、今日まで名作映画として支持されています。どのくらい素晴らしい作品なのか、まずは手にしてみるのもおすすめです。
【洋画】名作映画おすすめ32選

ここからは、アンケートの結果をもとに、おすすめの名作映画を洋画と邦画にわけてご紹介します。
現在活躍している俳優・女優のデビュー作だったり、今は亡くなっている方の出演作だったりなど、キャストにもそれぞれドラマ性を感じられます。ぜひ自分好みの作品を見つけてみてください。
まずは、洋画からおすすめの名作映画をご紹介します。アンケートの口コミも参考に、観たい作品をチェックしてみてください。
※アニメ作品も含んだ洋画の人気映画です。
【邦画】名作映画おすすめ26選
続いては、邦画のおすすめ名作映画をご紹介します。
※アニメ作品も含んだ邦画の人気映画です。
まとめ

名作映画は、時代を超えて楽しめる作品がたくさんあります。本記事でご紹介した選び方やおすすめ作品を参考に、ご自身にぴったりの名作映画を見つけて鑑賞してみてださい。
※「おすすめの名作映画」に関する調査(2020年10月実施)
※クラウドソーシングサイト「CrowdWorks」にてアンケートを実施。有効な回答を得られた10代から60代の男女458名の意見をもとに記事を作成。
※対象:映画が好きな人