パソコン内臓のスピーカーでは満足できない…、オンライン授業で相手の声をクリアに聞きたい…、そんな方は「PCスピーカー」で悩みを解決しましょう!
とはいえ、種類や形、さまざまなスペックのPCスピーカーがあり、どれを選べばよいのか分からなくなってしまいますよね。
そこで今回は、ガジェットライターの杉山茂幸さんがPCスピーカーについての説明からおすすめ商品まで紹介していきます!
ぜひPCスピーカー選びの参考にしてください。
- PCスピーカーとは?
- PCスピーカーの選び方のポイント
- 音質【ハイレゾ】で選ぶ
- スピーカーの数【2ch、2.1ch、5.1ch】で選ぶ
- 接続方法【AUX、Bluetooth、USB、デジタル】で選ぶ
- スピーカーの構造【ユニット、エンクロージャー】で選ぶ
- 再生周波数帯域【kHz】で選ぶ
- 電源タイプ【ACアダプタ、USB接続】で選ぶ
- 総合出力【W】で選ぶ
- PCスピーカーおすすめ3選|ガジェットライターが厳選して紹介!
- PCスピーカーおすすめ4選【大音量を楽しめる】
- PCスピーカーおすすめ3選【コンパクト】
- PCスピーカーおすすめ3選【USBで接続できる】
- PCスピーカーおすすめ2選【Bluetooth対応】
- PCスピーカーを使う上で注意すべき点は?【ノイズ、置き方】
- おすすめのPCスピーカーを比較する
- まとめ
PCスピーカーとは?
PCスピーカーとは、パソコン内臓スピーカーの音響の質を上げるスピーカーです。パソコンとPCスピーカーを繋げて音を出すことにより、自分の好みの音響で音を流すことが出来ます。
パソコンであればたいてい内臓スピーカーが付いてきますが、その音質では満足できない方におすすめです。
PCスピーカーの選び方のポイント
PCスピーカーは色んなスペックが記載されていますが、実際にそれぞれどのような指標を表しているのかを知らない人も少なくないと思います。
ここからはそれぞれのスペックがどのような意味を持つのかをを説明していきます!スペックはPCスピーカーを選ぶ上でのポイントにもなるので、しっかり見ていきましょう。
音質【ハイレゾ】で選ぶ
PCスピーカーを選ぶ際によく目にするのが、「ハイレゾ」という言葉。ハイレゾとはHigh Resolutionの略で、翻訳すると高解像度という意味になります。
ハイレゾ音源と記載されているものは音が細かくデジタル化されてPCスピーカーに渡ってきているため、元音源により近い音質で音を流すことが出来ます。
PCスピーカーだけでなくデジタルオーディオプレーヤーやネットワークオーディオプレーヤーなどを買う際にもよく見かける言葉なので、見逃さないように注意しましょう!
杉山 茂幸
ガジェットライター
PCスピーカーの音質についてですが、これははっきりと好みが分かれてきますので、実際に聴き比べてみるのが確実な方法です。
音質についての解説は難しいところがありますが、購入を検討しているスピーカーの音量をどこまで上げられるか・音割れしないかは最低限チェックしたいポイントです。
スピーカーの数【2ch、2.1ch、5.1ch】で選ぶ
スピーカーのスペックに記載されている2.1chや5.1chなどチャンネルは、スピーカーの数を表します。表記は真ん中のピリオドで区切られていて、前半が「スピーカーの数」で後半が「サブウーファーの数」となっています。
サブウーファーとは低音域再生用のスピーカーとなっており、重低音を楽しみたい方はこのサブウーファーの数に注目して選んでみてください。
杉山 茂幸
ガジェットライター
スピーカーを複数台置くことで、音に臨場感を持たせたり、重低音を効かせるといった効果があります。臨場感のある音を楽しみたい・映画鑑賞などが多い方は、サラウンドのチャンネル数が多いスピーカーを選ぶのがおすすめです。
接続方法【AUX、Bluetooth、USB、デジタル】で選ぶ
PCスピーカーとパソコン本体の接続方法は色々あります。それぞれのメリット、デメリットを見ていきましょう。
AUX接続
- 比較的安価なPCスピーカーが多い
- ノイズが多い
USB接続
- ノイズの金剛の心配がない
- 出力量が少ない
Bluetooth接続
- 接続用のコードがない
- 音データをややカットするため音質が下がる
光デジタル端子
- 大音量でもノイズが入りにくい
- 出力機器と入力機器のフォーマットが対応してないと再生できない
杉山 茂幸
ガジェットライター
なかでも、最も普及しているのがAUX接続とBluetooth接続になります。AUXは高い互換性があり、Bluetoothはワイヤレス接続なので利便性が高い特徴があります。スピーカーの接続方法は、自分の使用用途・ライフスタイルに合っているか、購入前のチェックをお忘れなく。
スピーカーの構造【ユニット、エンクロージャー】で選ぶ
PCスピーカーは箱となるエンクロージャーと音を出すユニットの部分に分かれます。それぞれの部分にタイプがあるので、特徴を見ていきましょう。
エンクロージャー部分は「バスレフ型」と「密閉型」の二つに分かれます。
「バスレフ型」はバスレフポートという穴が空いており、そこから入る外の空気とスピーカー内の空気が共鳴させ振動を起こすことです。重低音をより響かせます。
一方、「密閉型」は外からの空気は入ってこないため振動が少なく、キレのある音を出せることが特徴です。
次に、ユニット部分は「フルレンジ」か「マルチウェイ(2wayか3way)」に分かれます。
「フルレンジ」とはユニット部分が一つしかないものをさします。その一つのユニットで高音から低音まで対応しているため、クリアな音を出すことが出来ます。
一方、「マルチウェイ」ではユニットが複数あります。低音を出す「ウーファー」、高音を出す「トゥイーター」、中音を出す「スコーカー」に分かれます。3つに分かれることにより、より立体感のある音を出すことが可能になります。
再生周波数帯域【kHz】で選ぶ
再生周波数帯域は、PCスピーカーが出せる音域を表しています。
「40Hz~20kHz」という表記だと40Hzまで低い音が出て、20kHzまで高い音が出るという意味になります。この値の範囲が広ければ広いほど性能が高いということになります。
基準としてはよく出ている低音は60Hz以下、よく出ている高音は30kHz以上と覚えておけば良いでしょう!再生周波数帯域もPCスピーカーを選ぶポイントとして覚えておいても損はありません!
電源タイプ【ACアダプタ、USB接続】で選ぶ
また、電源タイプもPCスピーカーから出る音の質を変える要素となります。
電源がACアダプタの場合、コンセントから直接電力を持ってきているため制御がありません。そのため大音量で流すのには最適です!しかし、アダプタ部分が大きく邪魔になってしまうことも少なくないかと思います。
一方、USB接続だとPCのUSBボードから電力を持ってくるため、コンセントが不要です。しかし、出力が弱くなってしまう傾向にあります。
自分がPCスピーカーをどのようなパソコンとどのような環境下で使用する予定なのかを考え、どちらかよいかを判断していただければと思います!
総合出力【W】で選ぶ
総合出力数はPCスピーカーが出せる音量を表します。複数スピーカーがある場合は、その合計値で見てみましょう。一般家庭のリビングだと10W程度で十分、広めのリビングでも15Wで十分くらいです。
PCスピーカーをどこくらいの大きさの部屋で使用するかを考え、その大きさに見合う総合出力W数を選んでみてください!
PCスピーカーおすすめ3選|ガジェットライターが厳選して紹介!
今回、記事を監修してくれた杉山さんがおすすめするPCスピーカーを聞いてみました。また、番外編のPCスピーカーも紹介していただきました!
【番外編】
PCスピーカーおすすめ4選【大音量を楽しめる】
パソコン内臓スピーカーの音量が小さく不満を持って、PCスピーカーを購入を検討する人も多いのではないでしょうか?
そんな方におすすめしたい大音量を出せるPCスピーカーを紹介していきます!
PCスピーカーおすすめ3選【コンパクト】
PCスピーカーをデスクへ置くとなると、その分だけ面積を取ってしまいます。「デスク周りはできるだけ綺麗に保ちたい」「あんまりPCスピーカーを目立たせたくない」とお考えの方におすすめしたいコンパクトなスピーカーを紹介していきます。
PCスピーカーおすすめ3選【USBで接続できる】
パソコンへの接続はわかりやすい方が良いですよね。ここではUSBでの接続が可能なPCスピーカーを紹介していきます。
PCスピーカーおすすめ2選【Bluetooth対応】
PCスピーカーをおいてもBluetoothならコードが増えることなく、デスクを綺麗に保てます。
ここからはBluetooth対応をしているPCスピーカーを紹介していきます。
PCスピーカーを使う上で注意すべき点は?【ノイズ、置き方】
PCスピーカーの接続方法はイヤホンジャックを利用した有線接続、Bluetoothを介した無線接続の2パターンがあります。有線接続は音質を求める場合に、無線接続は利便性に優れています。
どちらの場合も置き場には要注意です。基本的にパソコンを使う机に置き、左右はしっかりと確認しましょう。
デスクトップパソコンの場合、PCケースに近すぎるとノイズが生まれるため適度に距離を確保しなければなりません。他の電子機器と隣り合わせにするとノイズが出るため気をつけましょう。
おすすめのPCスピーカーを比較する
まとめ
PCスピーカーは、商品によって得意な音域が異なるので、自分がよく聞く音楽に合わせたスピーカーを選ぶことでより心地よく楽しむことができます。
自分にとってベストな1台を探してみてください。
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