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楽器・音響機器
2025.09.22

【楽天市場】【2025年】電子ピアノおすすめ17選|初心者向けも!専門家が選び方のコツをご紹介

【2025年】電子ピアノおすすめ17選|初心者向けも!専門家が選び方のコツをご紹介

コンパクトで設置しやすく、自宅で気軽に音楽を楽しめる電子ピアノ。アコースティックピアノより導入費用が抑えやすく、ピアノ初心者の方にも取り入れやすいところが魅力です。

ヤマハ(YAMAHA)やカシオ(CASIO)をはじめ、多くのメーカーから販売されていますが、どの商品が自分にあっているのか迷う方も多いと思います。電子ピアノを購入するなら、事前に選び方のコツを知ることが大切です。

この記事では、ピアノ教師である北條聡子さんの解説を交えながら、電子ピアノの選び方をわかりやすく解説します。おすすめの電子ピアノも紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。

この記事を監修した専門家
北條聡子
ピアノ講師北條聡子
大人のピアノ教室「あおば♪ピアノの部屋」主宰。 “ピアノを一生楽しめる趣味に”をモットーに、多様な生活スタイルの大人が無理なく楽しくピアノを続けていける環境づくりをライフワークとしています。武蔵野音楽大学卒。トロント王立音楽院(ARCT)演奏家ディプロマ取得。All Aboutピアノガイド。
  1. 電子ピアノとは?初心者が知りたい基本情報
  2. 電子ピアノの魅力
  3. 電子キーボードとの違い
  4. 大人のピアノ練習にも!電子ピアノの選び方
  5. 形状で選ぶ|持ち運びたいなら卓上タイプ
  6. 鍵盤のタッチ感で選ぶ|本物に近い弾き心地も
  7. フットペダルの搭載数で選ぶ|表現豊かな演奏には欠かせない
  8. スピーカーで選ぶ|臨場感を求めるなら4台以上
  9. 同時発音数で選ぶ|初心者は64音が目安
  10. 付属機能で選ぶ|ヘッドホン対応ならマンションでも安心
  11. メーカーで選ぶ|ヤマハ(YAMAHA)やカシオ(CASIO)など
  12. 楽天市場の人気ランキングから選ぶ|商品の写真つきで選びやすい
  13. おすすめ電子ピアノ17選|88鍵盤の人気モデル
  14.  【卓上タイプ】電子ピアノおすすめ6選
  15.  【据え置きタイプ】電子ピアノおすすめ11選
  16. まとめ

電子ピアノとは?初心者が知りたい基本情報

電子ピアノとは?初心者が知りたい基本情報

電子ピアノとは、鍵盤のタッチをセンサーが感知して、内蔵されたスピーカーから電子音を鳴らす楽器です。

電子ピアノは、アコースティックピアノ(グランドピアノやアップライトピアノ)と音を出す仕組みが異なります。アコースティックピアノは、鍵盤を押した力によってハンマーが弦を叩く仕組みによって音を出しますが、電子ピアノにはハンマーも弦もありません。

電子ピアノが奏でる音は、音源の種類によって決まります。主な音源の種類には、録音したグランドピアノの音を再生する「サンプリング音源」と、デジタル技術で計算して音を作り出す「モデリング音源」があります。

ここからは、電子ピアノについてより詳しく解説します。

電子ピアノの魅力

電子ピアノの魅力

電子ピアノには、以下のような魅力があります。

  • 音量を調節できる
  • コンパクトで設置しやすい
  • デジタルならではの機能がある

電子ピアノは、音量が自由に調節できるうえにヘッドホンが使えるタイプが多く、音が響きやすい集合住宅や早朝・夜の練習でも、気兼ねなく練習に励めます。

また、アコースティックピアノよりもコンパクトなタイプが多く、部屋が狭くても設置しやすいところがメリットです。加えて、数種類のピアノの音色や、ピアノ以外の音色を奏でられるタイプもあり、1台で多彩な演奏が楽しめます。

さらに、録音機能や自動演奏など、充実した機能を持つものも多くあります。アコースティックピアノよりも、手に取りやすい価格の商品が多い点も魅力です。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

電子ピアノにはほかの楽器とのアンサンブルなど、音楽を幅広く楽しむための機能や、メトロノームや録音など、練習をサポートする便利な機能が数多くあります。

調律の必要がなく、費用をかけずに常にベストなコンディションで演奏を楽しめるのも魅力のひとつです。

電子キーボードとの違い

キーボードとの違い

電子ピアノと電子キーボードは似ていますが、それぞれ独自の特徴があります。主な違いは以下の4つです。

  • 鍵盤数
  • ペダル
  • タッチ感
  • 音の表現力

電子ピアノは、アコースティックピアノと同じ88鍵盤を搭載しているのが基本です。一方、電子キーボードは32鍵盤・61鍵盤・76鍵盤など、鍵盤数が少ないタイプが多いです。

また、電子ピアノのペダルはグランドピアノのように踏み込む加減で音の伸び具合を調節できる「ハーフペダル」に対応していることがほとんどです。

その点、電子キーボードはオプションでペダルを付けられる場合もありますが、「ハーフペダル」には対応していない、またペダルそのものをつけられないものもあります。

さらに、電子ピアノはアコースティックピアノに似た弾き心地を目指して設計されているため、鍵盤には重みがあり、タッチによる音の表現が可能です。電子キーボードは軽いタッチ感の鍵盤であることが多く、強弱の表現がしにくい傾向があります。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

電子キーボードはコンパクトで持ち運びできるのが一番の特徴です。音へのこだわりよりも、楽器のもつ機能重視という方、また予算が低めの方に向いています。

電子ピアノは音質やタッチなど、楽器としてのクオリティにこだわる方に向いています。こまやかな表現を要するクラシック音楽を弾く方には、電子ピアノをおすすめします。

大人のピアノ練習にも!電子ピアノの選び方

電子ピアノは頻繁に買い替えることは難しいため、購入前にしっかりと特徴を把握することが大切です。

ここからは、電子ピアノを選ぶ時にチェックしておきたいポイントを解説します。

形状で選ぶ|持ち運びたいなら卓上タイプ

形状で選ぶ|持ち運びたいなら卓上タイプ

電子ピアノは比較的大きくて場所を取るため、まず設置するスペースから形状を検討しましょう。

部屋が狭い方や持ち運びしたい方には、鍵盤部分が独立している「卓上タイプ」がおすすめです。コンパクトで移動させやすく、使わない時は収納することもできます。ペダルやスタンドは別売りで用意されていることが多く、必要に応じて購入可能です。

一方、部屋に十分な設置スペースがある方には、鍵盤やペダル、スタンドが一体化している「据え置きタイプ」が向いています。出し入れする手間がかからないうえに、安定感があるため弾きやすく、本格的な演奏が楽しめます。

設置場所や使用方法など、どのようなシーンで使いたいかを考えて選びましょう。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

据え置きタイプは存在感があり、インテリアの一部となります。

部屋に置いた時のサイズ感や、どのカラーが部屋に合うかなど、スマホで簡単にシミュレーションできるアプリを提供しているメーカーもあるため、ぜひ活用してみてください。

鍵盤のタッチ感で選ぶ|本物に近い弾き心地も

鍵盤のタッチ感で選ぶ|本物に近い弾き心地も

電子ピアノの鍵盤は大きく分けて3種類あり、それぞれ弾いた時のタッチ感が異なります。

電子ピアノの鍵盤に多い3種類について、以下の表にまとめました。

鍵盤の種類特徴
樹脂鍵盤タッチ感が軽く、エントリーモデルに多い
木製鍵盤アコースティックピアノと同じく木材を使用しており、タッチ感に重みがある
ハイブリット鍵盤樹脂と木製を組み合わせており、アコースティックピアノに近い弾き心地が得られる

樹脂鍵盤を使用したものは比較的安価なものが多く、タッチ感が軽いためお子さんでも弾きやすいです。

アコースティックピアノのような重みのある弾き心地を求める方には、木製鍵盤かハイブリッド鍵盤をおすすめします。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

速い曲や、連打やトリルのようにこまかい動きが必要な奏法は、タッチの反応の良し悪しが演奏に大きく影響します。

軽い樹脂鍵盤の方が弾きやすいと思われがちですが、逆に手応えがなくコントロールが難しくなります。

フットペダルの搭載数で選ぶ|表現豊かな演奏には欠かせない

フットペダルの搭載数で選ぶ|表現豊かな演奏には欠かせない

電子ピアノの足元に付いているフットペダルは、音を伸ばす、響きを調整するなどの役割があり、表現の幅を広げるために欠かせないものです

フットペダルの本数は1本から3本まであり、商品によって別売りの場合もあります。本格的な演奏をしたい方は、3本付属しているものを選びましょう。

ペダルの形状や踏み心地は商品によって異なるため、しっかりと商品情報を確認しましょう。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

ペダルは、演奏表現の幅を広げるためになくてはならないものです。微妙な響きの違いで、演奏の印象は変わります。

下まで踏み込まず、浅く踏んで響きをコントロールする「ハーフペダル」のテクニックは、上手な演奏を目指す上でとても大切です。

電子ピアノはほぼ全機種「ハーフペダル」に対応していますが、別売りの場合、対応していないものもあるためチェックしてください。

スピーカーで選ぶ|臨場感を求めるなら4台以上

スピーカーで選ぶ|臨場感を求めるなら4台以上

電子ピアノに搭載されたスピーカーの性能は、音の表現に大きな影響を与えます。音の広がりや豊かな響き、臨場感を求める方は、スピーカーの搭載数に着目しましょう。

スピーカーの搭載数が少ないと、ボリュームを落とした時に音の強弱がつきづらくなります。4台以上搭載されていれば、アコースティックピアノのような臨場感あふれる演奏が楽しめます。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

スピーカーは、高性能で搭載数が多くなるほどグランドピアノの響きに近づきますが、値段も上がります。

小さな音でしか弾かないという方は、スピーカーにこだわらなくてもいいと思うかもしれませんが、聞こえてくる音のクオリティや広がり方で弾き心地は大きく違います。

予算が許す限り、スピーカーにはぜひこだわって選んでみてください。

同時発音数で選ぶ|初心者は64音が目安

同時発音数で選ぶ|初心者は64音が目安

「同時発音数」とは、同時に鳴らせる音の数を意味します。

例えば、10本の指で10個の鍵盤を同時に押した時、左右それぞれのスピーカーから音が鳴るとすると、同時発音数は20音となります。同時発音数が少ない場合は音が響かず、「音切れ」が起こる可能性があるため注意が必要です。

同時発音数は商品によって異なり、最小で64音、多いものなら256音や無制限まであります。

ピアノ初心者の方が簡単な曲を弾く場合は、64音あれば十分です。ただし、ペダルを踏むとさらに音を重ねられるため、豊かで広がりのある音色を響かせたいなら、より多い同時発音数の商品をおすすめします。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

連弾や、テンポが速くペダルを長く踏み続けて弾くような曲の場合、同時に鳴っている音数は意外に多くなるものです。

価格の低いピアノは同時発音数も少なめです。上級者は最低でも192音以上のものを選びましょう。

付属機能で選ぶ|ヘッドホン対応ならマンションでも安心

付属機能で選ぶ|ヘッドホン対応ならマンションでも安心

電子ピアノには、アコースティックピアノにはないさまざまな便利機能が付属しています。

商品によって付属しているかどうかは異なりますが、代表的な機能は以下のとおりです。

機能名特徴
ヘッドホン対応周囲に迷惑をかけずに演奏できる
スマホ連携スマホと連携して多彩な機能が使える
録音機能自分の演奏を録音して聞き直せる
楽器変更機能ピアノ以外の音色が演奏できる
自動伴奏一人でも、バックに豪華な伴奏がついた演奏を楽しめる

電子ピアノとスマホを連携する「IoTピアノ」を使えば、楽譜の自動生成や練習メニュー表示など、電子ピアノの機能をより充実させることができます。

また、上記の機能のほか、ペダルや椅子などが付属している商品もあります。機能と価格のバランスを考えて選びましょう。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

録音機能を活用すると、練習の効率がぐっと上がります。

片手だけ録音して再生しながらもう片方の練習をしたり、録音した自分の演奏をすぐに聞き返してチェックできたりするのは、電子ピアノの大きなメリットです。

メーカーで選ぶ|ヤマハ(YAMAHA)やカシオ(CASIO)など

メーカーで選ぶ|ヤマハ(YAMAHA)やカシオ(CASIO)など

ヤマハ(YAMAHA)やカシオ(CASIO)など、メーカーごとにさまざまなこだわりを持った電子ピアノが販売されています。

電子ピアノの代表的なメーカーについて、以下の表にまとめました。

メーカー名特徴
ヤマハ(YAMAHA)・グランドピアノのような繊細な表現にこだわっている
・エントリーモデルからハイエンドモデルまで、幅広く展開
カシオ(CASIO)・コンパクトでデザイン性が高く、コストパフォーマンスに優れている
・豊かで美しい響きの表現に力を入れている
河合楽器製作所(KAWAI)・グランドピアノと同じ、木製鍵盤を採用した機種が多い
・音にこだわりが強く、オンキヨーとスピーカーを共同開発
コルグ(KORG)・シンプルな機能性で、コンパクトタイプが多い
・グランドピアノの響きを忠実に再現
ローランド(ROLAND)・高い表現力と機能性を併せ持つ
・アマチュアからプロまで対応できる、幅広いラインナップ

メーカーごとの違いをチェックして、自分の好みに合うメーカーの電子ピアノを選びましょう。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

「ヤマハ(YAMAHA)」は価格に対しすべての点においてバランスがよく、「河合楽器製作所(KAWAI)」は特に鍵盤にこだわりをもっています。

どちらも基本的に自社の最高級グランドピアノを音源に使っており、クラシック音楽を演奏する人に根強い人気があります。

「ローランド(ROLAND)」は日本ではじめて電子ピアノを販売したメーカー。長い歴史のなかで培われたデジタル技術を駆使して、グランドピアノに迫る表現力豊かな電子ピアノをつくっています。

「カシオ(CASIO)」は卓上から据え置きタイプまでラインナップが豊富で、充実した機能をもちながら価格帯が低めで人気があります。

楽天市場の人気ランキングから選ぶ|商品の写真つきで選びやすい

楽天市場の人気ランキングから選ぶ|商品の写真つきで選びやすい

電子ピアノのような大きい買い物で失敗しないためには、購入前にきちんと商品の情報やレビューをチェックした上で検討することが重要です。

複数の電子ピアノをじっくり比較しながら検討したいなら、ぜひ楽天市場での購入を検討してはいかがでしょうか。楽天市場では、売れ筋商品をリアルタイム・デイリー・週間ごとにランキング形式で紹介しています。

写真を多数掲載している商品も多くあり、実際に購入した方のレビューが確認できる商品もあります。さまざまな方のレビューを参考にしながら、自分にあった商品を探すことが可能です。

楽天市場では、有名メーカーの商品も多く取り扱っています。ぜひ以下のリンクからチェックしてくださいね。

おすすめ電子ピアノ17選|88鍵盤の人気モデル

おすすめ電子ピアノ15選|88鍵盤の人気モデル

ここからは、楽天市場で取り扱っている商品から、おすすめの電子ピアノを紹介します。卓上タイプと据え置きタイプにわけてご紹介するので、使いたいシーンにあわせてチェックしてください。

 【卓上タイプ】電子ピアノおすすめ6選

自宅や外出先など、手軽に持ち運んで演奏したい方には卓上タイプが向いています。

ここでは、スタンドが別売りの卓上タイプのおすすめ商品をご紹介します。

 【据え置きタイプ】電子ピアノおすすめ11選

自宅で頻繁に電子ピアノを使う方や、部屋に常時設置しておくスペースが確保できる方には、より本格的な演奏が楽しめる据え置きタイプがおすすめです。

ここからは、据え置きタイプのおすすめ商品をご紹介します。

まとめ

まとめ

電子ピアノには、初心者向けのモデルから高機能なモデルまで、さまざまな商品があります。形状や鍵盤のタッチ感、便利な機能の有無などをチェックして、ご自身の使い方にあった商品を選びましょう。

どの電子ピアノにしようか迷う方は、ぜひ楽天市場のランキングをチェックしてみてください。楽天市場では、今回紹介したおすすめ商品を含む、多数の電子ピアノを取り扱っています。

商品によってはレビューの記載もあるため、実際に使っている方のリアルな感想を確認しながら商品を選べますよ。

気になるブランドや好きな色で絞り込めば、お気に入りの1台を見つけやすくなります。電子ピアノを購入するなら、ぜひ楽天市場をご活用ください。

北條聡子

北條聡子

ピアノ講師

電子ピアノには魅力的な機能が満載!どの機種にするか迷うところですが、グランドピアノに近い弾き心地にこだわるならば、鍵盤とスピーカーの性能、搭載数を比較して機種をしぼっていきましょう。

ピアノはサイズも値段も大きな買い物。予算内で最高の満足感を得られる一台を見つけて、大いにピアノライフを楽しんでください。

※本記事は楽天市場が作成しています。

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