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スポーツ・アウトドア
2025.09.12

【楽天市場】【2025年】シュラフのおすすめ29選|夏・冬用からコンパクトな商品まで!選び方も解説

【2025年】シュラフのおすすめ29選|夏・冬用からコンパクトな商品まで!選び方も解説

人型サイズの寝袋である「シュラフ」は、キャンプをはじめとしたアウトドアシーンなど、屋外での睡眠時に必須なアイテムです。

NANGA(ナンガ)やLOGOS(ロゴス)といった様々なブランドがシュラフを扱っているため、「どんなシュラフを購入したらいいの?」「そんなに違いがあるの?」と迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

使い勝手が良く、ご自身にぴったりのシュラフを選ぶためにも、事前に選び方のポイントを理解しておきましょう。

この記事では、シュラフの選び方について、キャンププロデューサーの伊藤光太郎さんにアドバイスを伺いながら解説します。後半では、おすすめの商品もご紹介するので、ぜひご自身にあったシュラフ選びにお役立てください。

この記事を監修した専門家
伊藤光太郎
キャンププロデューサー伊藤光太郎
ヒゲッチキャンプ場(1985~)主宰。こどもの自然体験キャンプを中心に年間150泊ほどキャンプを行う。アウトドア番組の監修・出演、焚火の撮影も手がけ、NHKBSP魂のタキ火の焚火監修を行う。キャンプ指導歴37年以上で、キャンプインストラクター資格のオンライン講習会などキャンプの安全・安心の普及に努める。日本キャンプ協会キャンプディレクター1級。
  1. シュラフの選び方5つのポイント
  2. 寝心地で選ぶ|保温性や肌ざわりにこだわろう!
  3. 形状で選ぶ|封筒型なら布団のような使い方ができる
  4. ブランドから選ぶ|所持しているグッズと統一することもできる
  5. 機能性から選ぶ|貴重品を収納できるポケット付き商品も!
  6. 楽天市場から選ぶ|人気ブランドの商品も多く取り揃えている
  7. おすすめのシュラフ29選
  8. マミー型のおすすめシュラフ14選
  9. 封筒型(レクタングラー型)のおすすめシュラフ15選
  10. まとめ

シュラフの選び方5つのポイント

シュラフは野外での睡眠に欠かせないアイテムであり、様々なブランドから商品が展開されています。

天候や気温が変わりやすい屋外での使用を考慮した上で、寝心地や機能性といった複数のポイントをチェックして、快適に眠れるシュラフを選ぶことが大事です。

ここからは、シュラフの選び方を解説するので、ポイントを踏まえてご自身に合うシュラフを見つけましょう。

寝心地で選ぶ|保温性や肌ざわりにこだわろう!

寝心地で選ぶ|保温性や肌ざわりにこだわろう!

シュラフを選ぶ上で大切なのは、寝心地の良さです。保温性や肌ざわりにこだわって、寝心地の良いシュラフを選んでみましょう。

保温性は、主に中綿の量で決まります。一般的に、中綿の量が多いほど暖かい温度を保ちやすくなります。ただ、中綿が多い分、重量も増える点には注意が必要です。

中綿は大きく分けて「化学繊維」と「ダウン(羽毛)」の2種類があります。同じ重さで比較した場合、ダウンの方が保温性に優れていますが、化学繊維を使ったシュラフの中には、ダウンに引けを取らない保温性を実現している商品が多いです。

加えて、化学繊維は厚みとクッション性があるため、ぜひダウンと化学繊維の寝心地を比較し、お好みのシュラフを見つけてみてください。

化学繊維メリット・厚みがあり寝心地が良い
・値段が安い
・洗濯機で洗える
デメリット・大きくて重い
おすすめの方・購入費用を抑えたい方
・車でシュラフを運べる方
ダウン(羽毛)メリット・軽く暖かい
・コンパクトに収納できる
デメリット・洗濯に専用洗剤が必要
・値段が高い
・天然素材ゆえにメンテナンスに手間がかかる
おすすめの方・登山、自転車旅行、バイク旅行をする方
・ダウンのふかふか感が好きな方

また、シュラフに記載されている「快適使用温度(保温性の評価)」も参考にしましょう。快適使用温度とは、寒さを感じずに快適に眠れる温度域のことです。

一般的に「快適使用温度+5℃」が目安とされていますが、泊まる場所の気温を調べるのはもちろん、普段から暑がり・寒がりといった個人の体感も踏まえて選ぶことをおすすめします。

肌ざわりは、シュラフに使われている素材によって異なります。シュラフの表面はナイロン製ですが、裏地はナイロンや綿(コットン)など、商品によって様々です。

普段から綿の寝具を使っているなら、綿が心地良く眠れるかもしれません。そのほか、軽さと暖かさを兼ね備えたフリース素材の商品もあるので、それぞれ比較してお好みに合う素材を選びましょう。

伊藤光太郎

伊藤光太郎

キャンププロデューサー

どんな商品が寝心地良く感じるかは使用する方によって異なりますが、共通するのはシュラフの能力を引き出すマットやピローも重要だということです。

シュラフの下にどんなマットまたはコット(簡易的なベッド)を使うかで寝心地に大きな差が生まれます。シュラフの購入時には、それらも併せて購入するのも良いですね。

また、夏場は通気性、冬場は底冷え防止を考慮した商品なども検討しましょう。

形状で選ぶ|封筒型なら布団のような使い方ができる

形状で選ぶ|封筒型なら布団のような使い方ができる形状で選ぶ|封筒型なら布団のような使い方ができる

シュラフは、主に2つの形状に分けられます。

  • マミー型:頭から足の先まで身体に密着する形状
  • 封筒型:直線的なボックス型の形状

マミー型の名前の由来は、ミイラを意味する「mummy(マミー)」です。その名の通り、頭の先から足の先まで包み込む形をしています。

封筒型は、縦長のボックス型です。布団のような形状なので、自宅で寝ているような感覚で使えます。2枚に分離できるタイプなら、1枚を敷布団、もう1枚を掛布団のように使用することも可能です。

マミー型メリット・密着するため保温性に優れている
・冷え込む冬でも暖かく眠れる
・コンパクトに収納できるので持ち運びやすい
デメリット・身体にフィットするため、シュラフの中で身体を動かしにくい
おすすめの方・登山やソロキャンプなどで、身軽にアウトドアを楽しみたい方
・寒い冬や極寒地でアウトドアを楽しみたい方
封筒型メリット・ゆとりが十分にあるため、寝返りをうてる
・同一商品を横並びに連結できる商品もある
・ファスナーを開け温度調節できる商品もある
デメリット・眠るスペースが広いため、マミー型より保温性に欠ける
・重さがある
おすすめの方・自宅の布団のような感覚で眠りたい方
・蒸し暑い時などに温度調節をしたい方
・オートキャンプやファミリーキャンプでシュラフを使う方
伊藤光太郎

伊藤光太郎

キャンププロデューサー

「マミー型」は機能性、「封筒型」は居住性と考えて、ご自身のスタイルに合ったものを探しましょう。

例えば、星空を見ながら野宿をしたいならマミー型をおすすめします。オプションとして全身を包むシュラフカバーや細めのマットがあればなお良いですね。

テントの中でくつろいで過ごすなら封筒型をおすすめします。封筒型をブランケットとして使ってみるのもアリですね。

シュラフだけに、夢心地で使用場面を想像するのも楽しいですよ。

ブランドから選ぶ|所持しているグッズと統一することもできる

ブランドから選ぶ|所持しているグッズと統一することもできる

シュラフの購入を考えている方の中には、それ以外のアウトドア・キャンプグッズを所持している方が多いのではないでしょうか。

既に持っているグッズがあるなら、同じブランドのシュラフを選ぶのもおすすめです。

同じブランドで統一すれば、色味やテイスト、デザイン、コンセプトが共通した商品を揃えることができます。以下で、人気のシュラフのブランドをご紹介します。

伊藤光太郎

伊藤光太郎

キャンププロデューサー

同じブランドで統一するとグッズが選びやすくなります。

おすすめの方法として、中心的なグッズであるテントやタープ、シュラフなどはブランドに関係なく選び、周辺のグッズ(カバーやマットなど)を各ブランドで購入するということです。

上記のような方法で購入することで、簡単にグッズの色味やテイスト、デザインなどを統一できます。

ナンガ(NANGA)

ナンガ(NANGA)のシュラフ

ナンガ(NANGA)の名前の由来は、ヒマラヤ山脈の西端にある世界屈指の人食い山「ナンガ・パルバット」です。ナンガが手掛けるシュラフは、中綿のダウンにこだわり抜いているのが特徴です。

ダウンの洗浄を国内で行っており、自社工場で熟練の職人が丁寧に縫製しています。1年を通して使いやすい「3シーズン用」や、厳しい寒さの高山で使えるシュラフも用意しています。

ロゴス(LOGOS)

ロゴス(LOGOS)のシュラフ

ロゴス(LOGOS)は「エンジョイ・アウティング!」を合言葉に、アウトドアを楽しめるアイテムを取り扱う日本発のブランドです。

ロゴスの封筒型のシュラフは、洗濯機で丸洗いできたり、連結して2倍のサイズで広々と使えたりといった利便性の高いものが多いです。また、保温性に優れたものも取り扱っており、適正温度-6℃と、寒い冬を暖かく過ごせる商品なども販売しています。

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)のシュラフ

キャプテンスタッグ(CAPTAIN STAG)は、高品質な商品をコスパ良く提供するブランドです。テントやクッキングテーブルなど様々なアウトドアグッズを取り扱っています。

シュラフについては、春夏秋向けの「3シーズン用」、1年中使える「4シーズン用」というラインナップが充実しています。「4シーズン用」は生地が二層構造になっており、保温性に優れたものが多いため、寒い冬のキャンプなどでも暖かく過ごすことができます。

スナグパック(Snugpak)

スナグパック(Snugpak)のシュラフ

スナグパック(Snugpak)は、イギリス北部ウエストヨークシャーに拠点を構えるアウトドアブランドです。

スナグパックのシュラフは厳しいテスト・試験をクリアした品質の高さが特徴で、軍隊など過酷な状況下で利用する方向けのシュラフも揃っています。

スノーピーク(Snow Peak)

スノーピーク(Snow Peak)のシュラフ

スノーピーク(Snow Peak)は日本のアウトドアブランドです。スノーピークのオフトンシリーズは、シュラフ(寝袋)の既成概念を超えて、まるでご家庭の布団で寝ているような快適な寝心地が体感できます。

封筒型シュラフは、贅沢にダウンを使用することで冷気の侵入を防ぐ設計となっており、保温性も優れています。

伊藤光太郎

伊藤光太郎

キャンププロデューサー

寝袋やシュラフの専門ブランドのイスカ(ISUKA)は品質に対してのコストパフォーマンスが高く、私も使っています。

また、モンベル(mont-bell)にも秀逸な化学繊維(化繊)シュラフが揃っていますし、ダウン素材の封筒型や洗えるシュラフを取り扱うハイランダー(Hilander)もおすすめです。

機能性から選ぶ|貴重品を収納できるポケット付き商品も!

機能性から選ぶ|貴重品を収納できるポケット付き商品も!

シュラフのブランドや種類によっては、機能性に優れた商品もたくさんあります。快適に、そして長く清潔な状態で使うために、機能性にも注目して選びましょう。

シュラフの代表的な機能は以下の通りです。

機能特徴
撥水・防水加工・シュラフカバーを使用しなくても、撥水・防水効果が期待できる
素材や中綿の量を調節できる・量を減らしてコンパクトに持ち運べる
・量を増やして寒い時に暖かくできる
洗濯機で丸洗いが可能・クリーニングが不要で、いつも清潔に保てる
速乾ウルトラファインファイバー・洗濯後に乾きやすい
厚みのあるマット・寝心地が快適で、底冷えも防げる
内ポケット・貴重品を収納できる
インナーシュラフ・シュラフの中に入れるシュラフで、冬に保温性を高められる
・ブランケットとしても使えるため、1つ持っておくと重宝する
ダブルフェイスジッパー・シュラフの内側・外側の両方から開閉できる
ショルダーチューブ・冷えやすい肩口からの冷気の侵入や放熱を防ぐ
ドラフトチューブ・ジッパーの部分からの冷気の侵入や放熱を防ぐ
ハンガーループ・ハンガーに吊るしやすいループ(輪っか)

上記のような機能性に優れたシュラフは多数販売されているので、ご自身に必要な機能性で選ぶのもおすすめです。

また、シュラフの寝心地はマットの有無で大きく変わります。特に冬場など気温が低い場合では、底冷えが気になり快適に眠れないということもあるかもしれません。

そのような時には、シュラフとは別にマットを購入して下に敷いて使うのもおすすめです。

伊藤光太郎

伊藤光太郎

キャンププロデューサー

「封筒型」は、連結して使えたり、ピロー付きのものがあったりします。「マミー型」は、同じブランドでGTXのシュラフカバーがオプションで設定されているなど、様々な工夫があるので調べてみると良いでしょう。

また、洗濯機やコインランドリーで洗えるものも、常に清潔に使えるのでおすすめです。できれば購入前に一度シュラフに潜り込めると使用感が確認できるので良いですね。

シュラフ本体ではありませんが、収納袋も少し気にかけてみてください。圧縮できるバンドが付いていたり、別売りのコンプレッションバッグ(圧縮して小さくする袋)を利用して管理できるものや、羽毛を伸び伸びさせておくためのゆったりした収納袋などもあります。

楽天市場から選ぶ|人気ブランドの商品も多く取り揃えている

楽天市場から選ぶ|人気ブランドの商品も多く取り揃えている

ここまでシュラフを選ぶ4つのポイントを解説しましたが、シュラフは数多くのブランドが取り扱っていて種類も豊富なので、どんな商品を選んだらいいのか迷う方も多いです。そんな時には、楽天市場のランキングをチェックしてみましょう。

楽天市場のランキングでは、今売れている商品の情報が一覧で表示されます。画像付きの商品が多いため視覚的にわかりやすく、売れ筋商品を効率的にチェックできます。

実際に購入した方のレビューが掲載された商品もあるため、リアルな感想を参考にしながら、じっくり比較検討ができます。なお、マミー型・封筒型など、様々な条件を指定すると、絞り込んで探せます。

楽天市場では、有名ブランドが販売する人気のシュラフもたくさん扱っているので、ぜひ以下のリンクから楽天市場の商品ラインナップをチェックしてみてください。

おすすめのシュラフ29選

おすすめのシュラフ31選

ここからは、楽天市場で取り扱っている商品の中から、おすすめのシュラフをご紹介します。

マミータイプと封筒タイプに分けてご紹介するので、使いたい季節やシーン、寝心地、機能性も合わせてチェックして、お気に入りのシュラフを見つけてみてください。

マミー型のおすすめシュラフ14選

身体にフィットするマミー型は、密着度が高く、保温性に優れているのが大きなメリットです。寒い冬や寒冷地での利用なら、マミー型の商品を選んではいかがでしょうか。

ここからは、楽天市場で扱っている商品から、おすすめのマミー型のシュラフ15選をご紹介します。

封筒型(レクタングラー型)のおすすめシュラフ15選

封筒型は、ファスナーを開け閉めして温度調節を行ったり、2枚連結させて倍の広さにしたりと、様々な使い方ができるのが魅力です。

ここからは、楽天市場で扱っている商品から、おすすめの封筒型のシュラフをご紹介します。

まとめ

シュラフ

シュラフは、保温性や肌ざわり、形状などによって、適応できるシーンや季節が変わってきます。シュラフを購入する際には、これらに加えてデザインや機能性も注目したいポイントです。

ご家庭で手軽にシュラフ選びをはじめたいなら、楽天市場のランキングをチェックするのがおすすめです。売れ筋商品がランキング形式で掲載されており、その場でゆっくり商品同士を比較できます。

希望の色やブランドなどがある場合には、絞り込んで検索することも可能です。お気に入りのシュラフを見つけるなら、ぜひ楽天市場のランキングをご活用ください。

伊藤光太郎

伊藤光太郎

キャンププロデューサー

シュラフはキャンプだけでなく有事の際にも活躍します。

私の場合、自分のすべての車に簡単なシュラフを1本常備しています。災害時にシュラフでしっかりと眠れるのはとても大切なことです。

ご自身のスタイルに合わせてシュラフを選ぶのはとてもスマートだと思います。ソロテントで分厚い封筒型ではチグハグな感じがありますし、広いテントにマミー型ではゆったりと感じられません。

「マミー型」は、登山用に開発されたアクティブな寝具となり、保温力と携帯性を求めるならマミー型のダウンシュラフがおすすめです。

「封筒型」は、レクリエーションキャンプや車を利用したキャンプの広まりとともに普及しました。また、気軽に使えるように安価な化繊が採用され、ファミリーで使いやすいように広々した寝具になっています。

このように、シュラフにはいろいろな種類のものが存在するので、今回の記事を参考にして、ご自身に合うシュラフを選んでみてはいかかでしょうか。

※本記事は楽天市場が作成しています。

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