掃除の効率化を求めてロボット掃除機を購入しようかと検討しているものの、どれを選べば良いのかわからないと悩んでいる方も、いらっしゃるのではないでしょうか。
ロボット掃除機はさまざまな種類のものが販売されているため、比較検討すべきポイントをきちんと把握しておかなければ、納得のいく商品選びはできません。
今回は、ロボット掃除機のメリットや選び方などを説明すると同時に、おすすめの商品も紹介します。
家電ライターのたろっささんのコメントも交えながら説明・紹介するので、自分にぴったり合うロボット掃除機を見つける際に、ぜひ参考にしてください。
- そもそもロボット掃除機とは
- ロボット掃除機を使うメリット
- 掃除の効率が上がる
- 体の負担が減る
- 部屋をキレイに保てる
- 一人暮らしでも家事に追われない
- ロボット掃除機の選び方
- 種類で選ぶ|家の床に合ったタイプを事前にチェックしよう!
- お手入れのしやすさで選ぶ|手間がかからないタイプがおすすめ
- 音の静かさで選ぶ|60db以下を目安にしよう
- 走行方式で選ぶ|ルートを設定したいなら「マッピング方式」がおすすめ!
- 機能性能で選ぶ|掃除環境に必要な機能が付いたタイプをチェックしよう
- 楽天市場の人気ランキングで選ぶ|いま人気のロボット掃除機がわかる!
- ロボット掃除機の人気メーカー3選!
- アンカー(Anker)
- アイロボット(iRobot)
- パナソニック(Panasonic)
- おすすめのロボット掃除機15選
- 吸引タイプのロボット掃除機おすすめ5選
- 拭き掃除タイプのロボット掃除機おすすめ2選
- 吸引+拭き掃除タイプのロボット掃除機おすすめ8選
- ロボット掃除機についてよくある質問
- まとめ
そもそもロボット掃除機とは
ロボット掃除機とは、その名の通りロボット型の掃除機のことで、自動で掃除を行ってくれるため掃除の手間を省くのに役立ちます。
内部にはセンサーが内蔵されており、自動で障害物やコースを判断しながら、ゴミや汚れを取ってくれます。
機種によってはただゴミを吸い取るだけでなく、自動で充電を行なったり決められたコースの掃除ができたりするなど、優れた機能が備わっているものもあるため、より一層便利です。
一昔前は価格の高さで購入を断念した方も多いと思いますが、最近ではリーズナブルな価格に設定されているモデルもあります。
ロボット掃除機を使うメリット
ロボット掃除機を使用することで、以下のようなメリットが得られます。
- 掃除の効率が上がる
- 体の負担が減る
- 部屋をキレイに保てる
- 一人暮らしでも家事に追われない
それぞれのメリットを詳しく説明します。
掃除の効率が上がる
ロボット掃除機を利用する一番のメリットは、何といっても掃除の時間を大幅に減らせることでしょう。
ロボット掃除機は全自動で床の掃除を行ってくれるため、今まで床を拭いたり掃除機をかけたりしていた手間が、まるまる省けることになります。
浮いた時間でほかのやりたい作業に集中するなど、時間を最大限に活用することが可能です。
体の負担が減る
主婦の方や子育て中の方、仕事が忙しい方などにとっては、掃除をするだけでも体へ負担がかかって、疲れがなかなか取れないこともあります。
ロボット掃除機さえあれば掃除機をかけなくて済むため、体への負担を減らしたり休息時間を確保したりできます。
また、気づいたら掃除が終わっているため、「掃除をしなければいけない」などの精神的な負担が軽くなることも期待できます。
部屋をキレイに保てる
ロボット掃除機は、機能(設定)次第で定期的に自動で掃除を行ってくれます。
また、ロボット掃除機が掃除をする際は床にものを置けないため、日頃からものを散らかさないようにする習慣も自然と身に付くでしょう。
このような観点で、ロボット掃除機を使用することで部屋をキレイに保ちやすくなります。
一人暮らしでも家事に追われない
一人暮らしだとすべての家事を自分でしなければならないので、誰かと暮らしている場合よりも掃除へのハードルが高くなりがちです。
ロボット掃除機を導入することで、自分の時間の確保はもちろん掃除の質を高めることができるため、より快適に生活ができるようになります。
ロボット掃除機の選び方
ロボット掃除機を選ぶにあたっては、以下に挙げるような要素に注目すると良いです。
- 種類
- お手入れのしやすさ
- 音の静かさ
- 走行方式
- 機能・性能
それぞれを詳しく説明します。
種類で選ぶ|家の床に合ったタイプを事前にチェックしよう!
ロボット掃除機には大きく分けて、「吸引タイプ」「拭き掃除タイプ」「吸引+拭き掃除タイプ」の3種類があります。
「吸引タイプ」は掃除機のようにゴミを吸い取りながら掃除を行うタイプ、「拭き掃除タイプ」はモップで水拭きや乾拭きをしながら掃除を行うタイプ、「吸引+拭き掃除タイプ」は吸引と拭きを一緒に行うタイプです。
「吸引タイプ」はフローリングやカーペットに対応可能ですが、「拭き掃除タイプ」はフローリングのみとなっている場合も多いため、稼働予定の場所に合った商品かどうか、事前にチェックしておくことが大切です。
また、タンクを備えている場合は、清潔さを保つために掃除後に水を抜くことを忘れないようにしましょう。
たろっさ
家電ライター
吸引するタイプの掃除機であれば気にすることはありませんが、水拭き掃除もできるロボット掃除機の場合、気になるのはカーペットの端が濡れてしまわないかどうか。
最近は技術も進歩し、昔よりはかなり精度が良くなったものの、未だに端に水を含んだパッドが当たってしまい、カーペットや絨毯の端が濡れてしまうことがあります。
その場合は設定できる機種であれば余裕をもってカーペット周りを禁止エリアに指定する、できないものであれば物理的に障害を置いたり、カーペットを取り外して対応したりするなどの工夫が必要になります。
お手入れのしやすさで選ぶ|手間がかからないタイプがおすすめ
ロボット掃除機にもダストボックスの容量があるため、ゴミを溜めすぎていると掃除能力が徐々に落ちてきてしまいます。
そのため、吸引力を維持するためには定期的なお手入れが欠かせません。
手入れが難しいと、ロボット掃除機を利用するたびに手入れを行うのが面倒になってしまいなかなか使わなくなってしまうため、簡単に手入れができるロボット掃除機を選ぶのがおすすめです。
たろっさ
家電ライター
ロボット掃除機の動きが鈍くなる一番の原因は、長い毛が裏のローラー部やタイヤ部に絡まることです。長毛のペットや髪の長い方がいるご家庭ではその影響がより顕著になります。
駆動部すべてが取り外しでき、ベアリング部までしっかりとメンテナンスができる機種を選んだ方が長期間清潔かつ製品を傷めること無く使えます。
音の静かさで選ぶ|60db以下を目安にしよう
基本的にどのロボット掃除機も、稼働させるとある程度の音は鳴ります。
騒音と思うほどのうるささではありませんが、在宅ワーク中や賃貸アパートに住んでいるとなると、小さな音でも気になってしまいます。
そのため、あまり音が出ないロボット掃除機を求めているなら、静音性も事前にチェックしておくのが賢明です。
参考として、60dbが普通の会話をしている時くらいの大きさで、そこまで気にならない方が多いと思います。そのため、運転音が50~60db以下のロボット掃除機がおすすめです。
また、ロボット掃除機の中には運転中の音を抑えて掃除を行う「マナーモード」が搭載されているタイプもあるので、気になる方は事前にチェックしてみてください。
走行方式で選ぶ|ルートを設定したいなら「マッピング方式」がおすすめ!
ロボット掃除機の走行方式には、「ランダム方式」「直進清掃方式」「マッピング方式」の3種類があります。
「ランダム方式」は障害物に当たると自動で方向転換をしてランダムに掃除を行っていく方式で、掃除に多少の時間がかかるものの価格が抑えられているのが特徴です。
「直進清掃方式」も障害物に当たり次第方向転換をして掃除を行うタイプですが、「ランダム方式」のように適当に動くわけではなく、規則に沿って直線的に掃除をするようになっているため、より効率良く掃除を行えます。
「マッピング方式」は部屋の形を記憶し、最適かつ効率的なルートで掃除を行えるタイプです。
複数の部屋をまとめて掃除できることに加え、掃除して欲しくない箇所をエリア設定すると、その箇所には入っていかせないこともできるような高性能な種類となっています。
たろっさ
家電ライター
現在はマッピング機能も進化しており、前回と違う場所に障害物があった場合は再度マッピングを自動で行い、掃除する場所を修正する機能などが付いています。
掃除の効率が全く変わるため、予算に余裕があればマッピング機能付きのモデルを選択した方が満足度は高くなるでしょう。
機能性能で選ぶ|掃除環境に必要な機能が付いたタイプをチェックしよう
ロボット掃除機にはここまで紹介した「マナーモード」のほかにも、多くの機能が備わっています。
自分の家の掃除環境に必要な機能を備えたロボット掃除機を選ぶことで、より効率よく掃除を行ってくれるでしょう。
代表的なものとして集めたゴミを自動で捨てる「自動ゴミ収集機能」、スマホで簡単に設定・操作ができる「スマホ連携機能」、衝突や落下を防ぐ「衝突防止・落下防止機能」、自動で充電を行う「自動充電機能」などがあります。
購入前に必要な機能を検討しておき、その機能が備わったモデルを中心に検討するのがおすすめです。
楽天市場の人気ランキングで選ぶ|いま人気のロボット掃除機がわかる!
ロボット掃除機はどんどん新しいモデルが発表されているため、どれを選ぼうかと迷ってしまいがちですが、そのような方は楽天市場のランキングから探すのがおすすめです。
デイリーや週間など、期間別に売れている商品をランキング形式でチェックできるため、最新の人気商品がひと目でわかります。
必要な機能で絞り込んで検索もできるため、本当に必要な商品同士の比較検討が可能です。
商品選びに悩んだら、楽天市場のランキングをチェックしてみましょう。
ロボット掃除機の人気メーカー3選!
ロボット掃除機はさまざまなメーカーが販売していますが、特に人気なのは以下の3社の商品です。
- アンカー(Anker)
- アイロボット(iRobot)
- パナソニック(Panasonic)
それぞれのメーカーが取り扱うロボット掃除機の特徴などを詳しく説明します。
アンカー(Anker)
アンカー(Anker)のロボット掃除機には静音機能が付いているものが多いため、赤ちゃんがいるご家庭や賃貸物件にお住まいのご家庭でも、気兼ねなく利用できます。
衝突防止・落下防止機能も備わっているため、段差があるようなところでも安心して掃除を任せられます。
基本的な機能をある程度備えながら2万円前後で購入できるようなモデルもあるため、リーズナブルなロボット掃除機をお探しの方にもおすすめです。
アイロボット(iRobot)
アイロボット(iRobot)のロボット掃除機である「ルンバ」は、日本国内で広く認知されており、ロボット掃除機の代表的な商品の一つでしょう。
搭載された人工知能によって、ゴミが多い場所を感知して入念に掃除をしてくれたり、部屋の間取りを把握して効率的に掃除を行ったりなどが可能です。
ラグやカーペットの上では吸引力をアップしてくれるモデルもあるため、そういったモデルを使えばどのような場所でも清潔に保てます。
パナソニック(Panasonic)
パナソニック(Panasonic)のロボット掃除機は、三角形の形状が特徴的です。
正方形に内接して回転できる「ルーローの三角形」をベースに設計されており、家の隅っこに溜まったゴミやホコリも逃がしません。
曜日ごとに掃除スケジュールを設定できる機種もあるため、毎日家の中の違う場所を少しずつ掃除してもらうこともできます。
おすすめのロボット掃除機15選
楽天市場で取り扱っている商品より、おすすめのロボット掃除機を紹介します。
「吸引タイプ」「拭き掃除タイプ」「吸引+拭き掃除タイプ」にわけて紹介するので、ぜひ好みの商品を探してみてください。
吸引タイプのロボット掃除機おすすめ5選
「吸引タイプ」はフローリングやカーペットに対応可能で、家の中の掃除を幅広く任せられます。
以下、楽天市場から吸引タイプのロボット掃除機を、いくつか紹介します。
拭き掃除タイプのロボット掃除機おすすめ2選
「拭き掃除タイプ」はモップで水拭きや乾拭きをしながら掃除を行うタイプで、床に溜まったわずかなホコリや花粉なども拭き取ってくれます。
以下、楽天市場から拭き掃除タイプのロボット掃除機を紹介します。
吸引+拭き掃除タイプのロボット掃除機おすすめ8選
「吸引+拭き掃除タイプ」は吸引と拭きを一緒に行うタイプで、掃除の負担を大幅に減らしてくれます。
以下、楽天市場から吸引+拭き掃除タイプのロボット掃除機を、いくつか紹介します。
ロボット掃除機についてよくある質問
最後に、ロボット掃除機を使用する上でよくある質問に対して、Q&A形式で回答していきましょう。
また、床にものを置いていたり厚い敷ものを敷いていたりすると、障害になってスムーズに動作しない場合があります。
まとめ
ロボット掃除機には大きく分けて、「吸引タイプ」「拭き掃除タイプ」「吸引+拭き掃除タイプ」の3種類があります。
水拭きをしたいのか、から拭きをしたいのか、作動音はどの程度まで許容できるかなどを踏まえて商品選びを行うことで、商品を効率的に取捨選択できます。
楽天市場では、さまざまな種類のロボット掃除機を取り扱っています。
ランキングを確認すれば人気商品のチェックができるため、ランキングなども参考にしながら、ぜひロボット掃除機の購入を検討してみてください。
たろっさ
家電ライター
日本の家屋における平均の掃除時間は一日おおよそ30分程度の方が多いです。ロボット掃除機があるとその時間を別のことに充てられ、家事の負担を大きく軽減できます。
富裕層の贅沢品とされていた時代は過ぎ、最近は高性能で価格も抑えられた機種がたくさん出ているので、みなさんもこの記事を読んでぜひともロボット掃除機を検討してみてください。
※本記事は楽天市場が作成しています。