料理の美味しさと効率化を求めるなら、フードプロセッサーは欠かせないアイテムです。食材を刻む・混ぜる・すりつぶすなど多用途に使え、普段の食事にはもちろん、お子さんがいらっしゃるご家庭では離乳食作りにも活用できます。
しかし、フードプロセッサーが気になっていても、種類が多くてどれを選べば良いか迷う方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、使いたい用途に合わせて選べるように、フードプロセッサーの選び方をわかりやすく解説します。さらに、家電ライターたろっささんによる選び方のアドバイスもご紹介するので必見です!
フードプロセッサーを活用すれば、調理時間を短縮できるうえに料理の幅を大きく広げられます。ぜひ、あなたにぴったりなフードプロセッサーを見つけてくださいね。
- 大根おろしやひき肉にも!フードプロセッサーでできること
- ミキサー・ハンドブレンダーとの違い
- フードプロセッサーの選び方
- タイプで選ぶ|時短なら電動、価格重視なら手動
- 容量で選ぶ|一人暮らしなら少ない容量のモデルもあり
- 素材で選ぶ|耐久性や扱いやすさに注目
- 機能で選ぶ|お子さんがいるご家庭は安全性を確認
- アタッチメントで選ぶ|みじん切りはもちろん千切りも簡単!
- 洗いやすいかで選ぶ|食洗機の対応有無も確認する
- 楽天市場の人気ランキングから選ぶ|安いモデルがひと目でわかる
- おすすめフードプロセッサー19選|レシピの幅を広げよう!離乳食にも大活躍
- 【電動タイプ】おすすめのフードプロセッサー16選
- 【手動タイプ】おすすめのフードプロセッサー3選
- まとめ
大根おろしやひき肉にも!フードプロセッサーでできること
「フードプロセッサー」と聞くと、「食材を細かく刻む機能だけを備えている」という印象を持つかもしれませんが、それ以外にも効率的に調理ができる多彩な機能を搭載している商品が多くあります。
モデルによって搭載している機能は異なりますが、主に以下のような作業が行えます。
| ・刻む ・みじん切り ・すりつぶし ・おろし ・混ぜる ・こねる ・スライスする | 
フードプロセッサーは、刻む・みじん切り・すりつぶしなどの工程が行えるほか、大根をすりおろせるタイプもあります。また、お肉をミンチにできる商品だと、好みのひき具合に調節できるのが嬉しいポイントです。
さらに、パン生地やお菓子の生地を混ぜたりこねたりできる商品なら、力がない方でも幅広い料理が楽しめます。野菜を均一にスライスできるアタッチメントがついていると、ご家庭でもお店のような美しいスライスが作れます。
フードプロセッサーを使用すれば、手間や力が必要な下ごしらえをスピーディに終わらせることができます。子育てや仕事などで毎日忙しい方は、時短できるフードプロセッサーを活用してはいかがでしょうか。
なお、フードプロセッサーは洗うのが大変そうに思えますが、最近では洗いやすさを考えた構造のモデルも多く販売されています。お手入れの手間を減らしたい方は、パーツの取り外しが簡単なものや、食洗機が使えるものを選びましょう。
たろっさ
IT家電ライター
「フードプロセッサー」は、手間を減らす、時短になるという点以外に、包丁などで誤って手を切る事故を防ぐことができます。
そのため、お子さんと一緒に行う場合にも好適と言えます。洗浄時も食洗機対応のものなどを選べば安全に洗うことが可能です。
ミキサー・ハンドブレンダーとの違い
フードプロセッサーと似ている調理器具に、ミキサーとハンドブレンダーがあります。それぞれの特徴を以下の表にまとめました。
| 器具名 | 特徴 | 
|---|---|
| フードプロセッサー | ・食材を細かく刻む・混ぜることができる ・調理の下ごしらえに使える | 
| ミキサー | ・据え置き型の器具で、食材を液状にする・混ぜることができる ・ジュースやスープを多く作りたい時に向いている | 
| ハンドブレンダー | ・手持ちの器具で、食材を液状にする・混ぜることができる
・ジュースやスープを少量作りたい時に便利 | 
フードプロセッサーは主に固形物を細かく刻むことを得意としており、ペースト状にはできますが液状にはできません。
一方、ミキサーとハンドブレンダーは、固形物に水分を加えることで液状にできます。この2つの名前の違いは日本と欧米の呼び方の違いであり、据え置きで使うものをミキサー、手持ちで使うものをハンドブレンダーと呼ぶのが一般的です。
野菜を刻んだりペースト状にしたり、調理の下ごしらえに使いたいなら、多機能なフードプロセッサーをおすすめします。ジュースやスープを少しだけ作りたい場合には、ハンドブレンダーを使うと便利です。
ハンドブレンダーについては別記事で詳しく解説しているので、興味がある方は以下の記事もチェックしてみてください。
たろっさ
IT家電ライター
フードプロセッサーは、ミキサーに比べてアタッチメントの種類が豊富な場合が多く、様々な食感のものを作成することができます。対してミキサーは、かき混ぜることに特化しており、野菜ジュースなどを作るのに最適です。
ハンドブレンダーは、ひき肉など量が多く、フードプロセッサーに入りきらない場合にも使用できます。
フードプロセッサーの選び方
フードプロセッサーは、シンプルなモデルから多機能なモデルまで幅広くあります。日々の調理を楽にするためには、ご自身の用途に合ったモデルを選ぶことが重要です。
ここからは、フードプロセッサーを選ぶ時にチェックしたいポイントを解説します。
タイプで選ぶ|時短なら電動、価格重視なら手動
フードプロセッサーには、電動タイプと手動タイプの2種類があります。利便性や価格のバランスを考えて選びましょう。
電動タイプ
電動で動くタイプのフードプロセッサーはパワーがあるため、短時間で効率良く作業できるのが魅力です。ボタンを押すだけで操作ができることから強い力が必要なく、下ごしらえが簡単にできます。
コンセントを用いるモデルが一般的ですが、なかにはコードレスで使用できるモデルもあります。コンセントを用いる場合は、電源から使いたい場所まで十分にコードが届くか確認しておきましょう。
たろっさ
IT家電ライター
「電動タイプ」は、使いやすさや手軽さがポイントです。製品によっては、今まで下ごしらえに費やしてきた労力をすべて肩代わりしてくれると言っても過言ではありません。
とにかく料理で楽をしたい、包丁さばきに自信がないという方に特におすすめです。
手動タイプ
手動で動くタイプのフードプロセッサーは、蓋に付いているハンドルを引いて操作するのが一般的です。直感的に操作できるため、機械操作が苦手な方でもすぐに使えます。
ハンドルを引く回数を変えるだけで、簡単に食材の仕上がり具合を調節できるところが魅力です。電源が必要ないので好きな場所で使うことができ、ご家庭だけでなくアウトドアでも活躍します。
手動タイプは、軽量コンパクトでリーズナブルなモデルが多く、はじめてのフードプロセッサーにもおすすめです。
たろっさ
IT家電ライター
「手動タイプ」は、フードプロセッサーというものがどんなものかを想像できない、使用感が不安という方におすすめです。
電動タイプほどではありませんが、料理の切る・混ぜる・こねるという動作が楽になります。
また、電動とは違いご自身で操作しないと誤作動が起こり得ないため、事故が少ないというのもポイントです。
容量で選ぶ|一人暮らしなら少ない容量のモデルもあり
フードプロセッサーの容量は、調理する量や目的に合わせて選びましょう。選ぶ時には、ご自身が何に使いたいかを明確にすることが大切です。
ご家族の食事作りに使いたいならある程度大きめの容量、一人暮らしの方や離乳食作りに使いたい方は小さめの容量を選ぶと使いやすいです。
ただし、容量が小さすぎると、食材を入れても刃が回転せず、上手くカットできないことがある点に注意しなくてはなりません。
また、容量が大きいとその分本体サイズも大きくなるため、設置したい場所にきちんと置けるか、収納するスペースはあるかを考慮しましょう。
たろっさ
IT家電ライター
料理をどの程度するのか、どういった料理にフードプロセッサーを使用するのかにより大きく左右されますが、一人暮らしであればおよそ150g前後、3~4人程度のファミリーであれば300~400g程度を目安にしましょう。
素材で選ぶ|耐久性や扱いやすさに注目
フードプロセッサーは、容器の素材によって使い勝手や耐久性が異なります。主な素材のメリットとデメリットについて、以下の表にまとめました。
| 種類 | メリット | デメリット | 
|---|---|---|
| プラスチック | ・透明で中の食材が見えやすい ・軽量で扱いやすい | ニオイが移りやすい | 
| ステンレス | ・軽量で傷がつきにくい ・耐久性に優れている | 中の食材が見えない | 
| ガラス | ・ニオイがつきにくい ・油汚れが落としやすい | ひび割れしやすく、落とすと割れることがある | 
| トライタン | ・透明で中の食材が見えやすい ・耐久性が高く、落としても割れにくい | 新しい素材のため商品が少ない | 
軽さと扱いやすさを求めるならプラスチック、耐久性が高いものがほしいならステンレス、清潔に使いたいならガラスがおすすめです。
樹脂素材であるトライタンは耐久性の高さが魅力で、食洗機に対応しているモデルもあります。しかし、新しい素材のため、ほかの素材と比べて商品数があまり多くはありません。
各素材のメリットとデメリットを考慮して、日々使いやすい素材を選びましょう。
たろっさ
IT家電ライター
初心者の方であれば、取り扱いのしやすさや耐久力の点から「ステンレス」がおすすめです。
ステンレスは中の食材が見えないというデメリットがありますが、蓋の部分がガラスになっているため、調理中にまったく中が見えないということは少ないと言えます。
機能で選ぶ|お子さんがいるご家庭は安全性を確認
フードプロセッサーを便利に使うには、搭載されている機能もチェックしましょう。モデルによって搭載されている機能は異なりますが、速度調節機能と安全機能があると便利です。
速度調節機能とは、低速から高速まで、自由に速度を調節できる機能です。低速なら粗く仕上げることができ、高速ならなめらかなペースト状にできます。好みに合わせた仕上がりにできるため、料理にこだわる方におすすめの機能です。
また、フードプロセッサーは刃が高速回転して食材を刻むため、思いがけず怪我をする可能性があります。使用中の事故を防ぐために、特にお子さんがいるご家庭では安全機能が搭載されたモデルを選びましょう。
具体的には、蓋が開いていると作動しない機能や、モーターが高温になると停止する機能があると安心です。
たろっさ
IT家電ライター
お子さんと一緒に調理をする機会が想定される場合、蓋が付いていないと電源が入らない、同時に2ヶ所を操作しないと動かないなど、安全面で安心できる機能が搭載されたモデルを選ぶことで怪我のリスクを軽減できます。
もちろん、普段はお子さんの手の届かない場所に保管しておくということが大前提となります。
アタッチメントで選ぶ|みじん切りはもちろん千切りも簡単!
フードプロセッサーはアタッチメントを付け替えることで、より多くの機能が楽しめます。料理の幅を広げたい方や効率的に下ごしらえしたい方は、付属するアタッチメントにも注目しましょう。
アタッチメントの種類には、野菜をスピーディに千切りできる千切りカッターや、手軽に大根おろしができるブレード、パン生地をこねられるヘラなどがあります。
アタッチメントは多いほど便利ですが、数が増えるほど高価になる傾向にあります。そのため、アタッチメントの数と価格のバランスを考えて購入しましょう。必要になった時に購入できるように、あとから追加できるモデルを選ぶのもおすすめです。
また、アタッチメントの数が多くなると、その分収納スペースが必要になります。本体とアタッチメントが収納できるスペースがあるか確認するのも忘れないようにしてくださいね。
たろっさ
IT家電ライター
便利なアタッチメントは様々ありますが、中でも注目したいのが「ビーター」と呼ばれる泡立てるためのものです。お菓子作りの中でもかなりの重労働とされる、生クリームや卵白などの泡立てを一瞬で終わらせることができます。
ほかにも、乾物を砕くことに特化した「グラインダー」は簡単に食材を粉末状にできます。ご自身の好きな食材でふりかけなどを作るのもおもしろいですよ。
洗いやすいかで選ぶ|食洗機の対応有無も確認する
使用頻度が多いフードプロセッサーは、洗うことが負担にならないように洗いやすいモデルを選びましょう。
洗いやすいかどうか見極めるには、以下のポイントをチェックしてみてください。
- 構造がシンプルでパーツが少ない
- パーツが取り外ししやすい
- パーツに凹凸が少ない
- 容器が軽い
また、食洗機で洗いたい場合は、食洗機に対応しているかどうかもチェックする必要があります。
たろっさ
IT家電ライター
衛生的に使い続けるコツは、お手入れのあとにしっかりと乾燥をさせることです。
また、人の手だけではなかなかすべてをキレイにすることができないため、長期的に使いたいというのであれば、必ず食洗機対応のものを選び、しっかりと洗浄を行うことをおすすめします。
楽天市場の人気ランキングから選ぶ|安いモデルがひと目でわかる
容量・素材・機能など、フードプロセッサーを選ぶ時には様々な面から考えて選びたいものです。ご家庭でじっくり選びたいなら、ぜひ楽天市場のランキングをチェックしてみてください。
楽天市場のランキングでは、今売れている商品が一覧で表示されるため商品同士を比較しやすく、人気メーカーやカラー、容量などで絞り込んで検索もできます。
画像や商品名、価格が横並びで表示されるので、リーズナブルなモデルやおしゃれなモデルなど、好みのモデルを見つけやすいです。商品によってはレビューが記載されており、購入前に使用感や洗いやすさなどを知ることもできます。
ぜひ楽天市場のランキングをフードプロセッサー選びに活用して、ご自身にぴったりな商品を手に入れてくださいね!
おすすめフードプロセッサー19選|レシピの幅を広げよう!離乳食にも大活躍
ここからは、楽天市場で取り扱う商品のなかから、おすすめのフードプロセッサーをご紹介します。電動タイプと手動タイプに分けてご紹介するので、気になるタイプをチェックしてみてください。
 【電動タイプ】おすすめのフードプロセッサー16選
まず、電動タイプのおすすめフードプロセッサーをご紹介します。
電気を使用するためパワーがあり、ボタン1つで簡単にみじん切りやペーストなどが作れて便利です。家族の食事作りに使いたい方や、多機能なフードプロセッサーがほしい方におすすめします。
【手動タイプ】おすすめのフードプロセッサー3選
ここからは、手動タイプのおすすめフードプロセッサーをご紹介します。
シンプルな構造でお手入れしやすく、電動タイプと比べてリーズナブルな商品が多くあります。電源が必要なく場所を選ばずに使えることから、キッチンはもちろん、キャンプやバーベキューなどのアウトドアシーンで使いたい方にもおすすめです。
まとめ
刻む・混ぜる・つぶす・おろす・こねるといった作業が簡単にできるフードプロセッサーは、1台あると食事の下ごしらえやパン作りなど、幅広く使えます。面倒な工程があっという間にできるので、忙しい方の時短アイテムとしてもおすすめです。
フードプロセッサーは電動・手動以外にも、アタッチメントや機能の違いなど、様々な商品が販売されています。この記事ではおすすめ商品をご紹介しましたが、まだ迷っているなら、ぜひ楽天市場のランキングもご覧ください。
楽天市場のランキングでは売れ筋商品がわかるだけではなく、メーカーや容量、機能で絞り込めるうえに、商品によってはレビューが記載されています。写真や価格を比較しながら選べるので、ご自身に合った1台を見つけやすいです。
ぜひ楽天市場のランキングをチェックして、毎日の調理を楽にしてくれるフードプロセッサーを見つけてくださいね!
たろっさ
IT家電ライター
プロの料理人でも一番重要視している過程の「下ごしらえ」は時間も手間もかかるものです。
しかし、フードプロセッサーを使うことでこういった手間を大きく省くことができ、その時間をほかの調理や別の家事に充てることができます。
皆さんも今回の記事を参考にして、ぜひともフードプロセッサーの便利さに触れてみてください。
※本記事は楽天市場が作成しています。