ヘアブラシは、毎日のブラッシングやスタイリングに欠かせません。美髪のためにシャンプーやトリートメントにこだわっている方は多いと思いますが、ヘアブラシも重要なアイテムです。
ヘアブラシにはさまざまな種類があり、動物毛を使用した高級なものから100円ショップで買えるものまで数多くの製品が販売されています。種類が多いので、どれが自分に合うヘアブラシなのか迷ってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、代官山の人気美容室「ARC+(アーク)」の店長、楠原やすよさんにヘアブラシを選ぶポイントを伺いました。さらに編集部が厳選したお悩み別のおすすめヘアブラシもご紹介します。
ぜひ、理想の髪質に近づけるヘアブラシを見つけてみてください。

ARC+(アーク)
ダメージやクセに悩む女性たちが密かに通う、雑誌やメディアのヘアメーク経験のある美髪の経験&知識豊富なスタイリストが在籍する代官山の美容室。路地一本中に入った、アットホームな隠れ家サロン。
ヘアブラシの種類
ヘアブラシはサロンやドラッグストア、インターネットでたくさんの製品が販売されています。
ヘアブラシは、さまざまな形状のものがありますが、定番は「デンマンブラシ」です。
片側だけに目の細かいブラシが付いており、しっかりと髪をとかしたい方に適しています。
目の粗い「スケルトンブラシ」は、ヘアスタイルを崩さずにとかしたい場合に便利です。
360度ブラシが付いた「ロールブラシ」は、髪をストレートにしたりカールしたりでき、スタイリングの強い味方です。
また、ヘアケアをしたいときには、先端が丸くブラシ部分の根元がクッションになっている「クッションブラシ」や、
頭皮に適度な刺激を与える「パドルブラシ」がおすすめです。
ヘアブラシの素材
ヘアブラシの素材には、動物の毛などを利用した天然毛とプラスチックがあります。
- 天然毛:価格が少し高めだが、艶感が出る
- プラスチック:比較的安価で手入れしやすいが、静電気が起きやすい

楠原 やすよ
美容院店長
天然毛のヘアブラシは持ちが良く艶が出やすいなどのメリットがありますが、そのぶん値段も少し高めです。
プラスチックのヘアブラシは比較的安価でお手入れしやすいなどのメリットがありますが、静電気が起きやすいというデメリットもあります。
ヘアブラシの選び方のポイント

楠原 やすよ
美容院店長
ヘアブラシを選ぶときは、自分の髪質を理解し、なりたいイメージの目的・用途に合わせて選ぶことがポイントです。
ここからは、髪質・用途からヘアブラシを選ぶポイントをご紹介します。
髪質から選ぶ
自分の髪質に合うヘアブラシを選ぶことが基本ですが、具体的にどんな点に気をつけて選べばよいのでしょうか。
髪質ごとにご紹介します。
- 髪の量が多い方:猪毛のヘアブラシ
髪の量が多い方や髪が太くて硬い方には、毛が硬くて根元までしっかり届く猪毛のヘアブラシがおすすめです。
猪毛には水分と油分が含まれており、髪のキューティクルにしっかり馴染みます。使うと髪に艶が出て、まとまりのあるサラサラ髪に近づきます。 - 髪の毛が細くて柔らかい方:豚毛のヘアブラシ
細く柔らかい髪の方には、猪毛よりも柔らかくて髪への負担が少ない豚毛のヘアブラシがおすすめです。
豚毛のヘアブラシには、猪毛のヘアブラシと同様に人間の髪と同じタンパク質が含まれているため、静電気が起きにくいのが特徴です。 - 傷んだ髪の方:静電気が少ないヘアブラシ
髪の痛みが気になる方は、髪へのダメージを抑えるため静電気が起きにくいヘアブラシがおすすめです。
プラスチック製のヘアブラシは静電気が起きやすいので避けましょう。また、硬くて弾力性のない金属製のヘアブラシも、刺激が強すぎるのであまりおすすめしません。
おすすめは、猪や豚の毛を使用したヘアブラシです。 髪のキューティクルを守り、自然な艶を与えてくれます。また、木製や竹製のヘアブラシは静電気や摩擦熱を起こしにくく、髪が絡まるのを防いでくれます。
用途で選ぶ
持ち運んで使いたい、きれいにブローしたい、頭皮ケアをしたい、など用途によって選ぶヘアブラシも変わってきます。
ここからは、用途に合わせたヘアブラシの選び方をご紹介します。
持ち運んで使いたいとき
外出先で髪を整えたいときは、携帯用のヘアブラシがあると便利です。折りたたみ式が一般的ですが、そのほかにも、ブラシ部を押し込んでコンパクトにするものや、ミラーが付いている便利なものなど、たくさんの種類があります。
1つバッグに入れておけば、外でも髪が崩れたときにすぐに直すことができるので安心です。
ブローしやすいヘアブラシ
ブローする場合はドライヤーと一緒に使うため、耐熱性に優れた「デンマンブラシ」がおすすめです。また、「ロールブラシ」を使えば、自然なボリュームを出したり巻き髪にしたり、髪の癖を伸ばしてストレートにすることもできます。
ヘアドライヤーをお探しの方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
頭皮ケアにこだわりたいとき
頭皮もお肌と同じように老化するため、
年齢を重ねるにつれて頭皮ケアにもこだわりたいところです。
髪のハリやコシがなくなったり、抜け毛が増えてきたら、それは頭皮の状態が悪化しているサインです。
頭皮マッサージをして頭皮の状態を良くしましょう。
頭皮マッサージをするには、大きめのヘッドで、地肌を傷つけない毛質の柔らかいものがおすすめです。
豚毛やナイロン毛のヘアブラシが向いています。
ヘアブラシおすすめ16選
髪質や用途によって使うべきヘアブラシは異なります。
ここからは、髪の毛のお悩み別におすすめのヘアブラシをご紹介します。
サラサラ髪になりたい方におすすめのヘアブラシ6選
髪のもつれや絡まりをほぐしてサラサラ髪になりたい方には、やわらかいクッションのヘアブラシや動物の毛のヘアブラシがおすすめです。
ダメージが気になる方におすすめのヘアブラシ3選
髪のダメージが気になる方には、静電気が起きにくいヘアブラシがおすすめです。
ボリュームを抑えたい方におすすめのヘアブラシ1選
髪の量が多く、ボリュームを抑えたい方には猪毛のヘアブラシがおすすめです。
頭皮ケアにこだわりたい方におすすめのヘアブラシ3選
頭皮ケアにこだわりたい方には、頭皮マッサージに適した大きめのヘッドのヘアブラシや、頭皮までピンが届くヘアブラシがおすすめです。
楽にスタイリングしたい方におすすめのヘアブラシ3選
髪の癖を伸ばしてストレートにしたいけれど、うまくブローする自信がない方は、ブローしやすいヘアブラシがおすすめです。
効果的なブラッシングの方法

美髪作りの基本はブラッシングです。普段何気なくしているブラッシングですが、間違ったやり方でブラッシングを続けると、抜け毛などトラブルの原因になってしまうこともあります。
ここからは、ブラッシングのタイミングや効果的な方法についてご紹介します。
ブラッシングのタイミングと効果
ブラッシングのタイミングは、「朝」、「シャンプー前」、「おやすみ前」の1日3回です。特にシャンプー前とおやすみ前のブラッシングは効果的です。
朝のブラッシングは、髪の乱れを整えてきれいにし、頭皮をリフレッシュさせてくれます。
シャンプー前にブラッシングすると、髪のもつれや絡まりをとり、髪の毛についた汚れやほこりをある程度落としてくれるだけでなく、頭皮の汚れも浮かせることができます。シャンプーをしたときに髪と頭皮の汚れが落ちやすくなり、シャンプーの泡立ちもアップして気持ちが良いです。
また、健康な髪は夜寝ている間に作られるので、おやすみ前にブラッシングして頭皮の血行を良くしておくと育毛促進にもつながります。
ブラッシングの手順
ブラッシングは必ず髪が乾いた状態で行いましょう。濡れた状態でブラッシングすると髪にダメージを与えてしまいます。
ブラッシング前にヘアオイルやクリームを塗っておくと静電気防止にもなり、髪へのダメージを軽減できてブラシ通りが良くなります。
ブラッシングするときは最初に毛先のからまりをとってから全体をとかします。いきなり根元からとかすのは避けましょう。
髪の流れに沿って根元から毛先に向かってブラッシングすることでキューティクルを守ることができます。
また、頭皮に適度な刺激を与えて血行を良くすると、頭皮環境が改善され、髪質改善や育毛にも効果があります。
しかし、強すぎる刺激はかえって頭皮にダメージを与えてしまい、トラブルの元になることもあります。頭皮にブラシをあてるときは力を入れすぎずやさしくあてましょう。
ヘアオイルが気になる方はこちらの記事もご覧ください。
まとめ
今回はヘアブラシの種類や選び方のポイントについてご紹介しました。ヘアブラシにはいろいろな種類があるので、髪質やお悩みに応じて選ぶことがおすすめです。
とっておきの1本を見つけて、輝く美髪を目指しましょう。