爪やすりを使って爪を整えると、爪が弱い方や薄くて欠けやすい方でも、爪にやさしくケアができることをご存じでしょうか。
また、爪切りだけでは切り口がデコボコになり、爪の先が傷んでしまうことがありますが。爪やすりで爪先を削ることで、キレイに仕上げることができます。
今回は日本ナチュラル美爪協会の理事長であり、ネイルケアリストとしても活躍されている藤田亜由未さんに、爪やすりの種類や選び方についてお聞きしました。
さらに、おすすめの爪やすりについてもご紹介していますので、ご自身に合った爪やすりをお探しの方はぜひチェックしてみてください。

爪やすりは使った方がいい?
爪のお手入れをするとき、爪切りのみを使って仕上げる方が多いのではないでしょうか。
しかし、爪が薄い方、弱くて割れやすい方、深爪になりやすい方は、爪やすりの使用がおすすめです。
なぜなら、爪切りで爪をカットすると、爪の切り口に細かいヒビが入り、その切り口から水分や油分がなくなっていき、だんだんと乾燥がひどくなってしまうからです。
そして、ヒビが入っていた部分から何かの拍子で爪が割れたり、2枚爪が悪化したりしてしまい、割れた爪をまた爪切りで切って…といった悪循環を繰り返していると、深爪の原因にもなってしまいます。
爪をキレイに保つためには爪切りで少し長めに爪を切っておき、爪やすりで好みの長さや形に整えましょう。そうすることで、爪の乾燥や深爪を防ぎ、健康的な爪を育むことができます。
爪やすりの選び方

爪を切るときや爪が欠けてしまったときなど、ネイルケアをする際にあると便利なのが爪やすりです。実は爪やすりには、さまざまな種類や形があるのをご存じでしょうか。
そこで、爪やすりを選ぶときのポイントを日本ナチュラル美爪協会の藤田さんにお伺いしました。
爪やすりの種類から選ぶ
主に爪やすりの種類は6つで、いろいろな材質のものがあります。材質によって厚みや削り心地、爪にかかる負担が変わります。
種類別にポイントや特徴を把握して、好みのものや自爪に合ったものを見つけましょう。
エミリーボード

表面に研磨剤を貼り付けたり、吹き付けたりしてある爪やすりです。
木製のものが多いため、水分を含むと膨張したり、しなりがでたりして使用できなくなることがあります。湿気や水分に弱いので、気を付けましょう。
本体は厚みがなく、ほどよくしなるので、爪に余分な力をかけずに爪の長さや形が整えられます。爪が弱い方や薄い方におすすめです。
ステンレス

自爪よりも硬い素材でできているので、爪の厚みにあった粗さを選ぶようにしましょう。時間をかけずに早く爪を削りたい方におすすめです。
水洗いができるので衛生的です。また何度も繰り返して使えるので、経済的でもあります。
ガラス

目が細かく作られているものが多く、爪をなめらかに整えたい方におすすめです。
爪の細かい調整に向いているので、長い爪をたくさん削りたい場合には向いていません。また、ガラス製なので衝撃に弱く、欠けたり割れたりしやすいため、取り扱いには注意しましょう。
水洗いが可能で衛生的です。デザイン性が高く、おしゃれなものが多いのもポイントです。
アクリルファイル

ジェルネイルやスカルプネイルなどの、人工爪を削るときに使用します。自爪には使えないので、注意してください。
スポンジファイル

スポンジ素材の表面に研磨剤がついた爪やすりです。クッション性があり、柔らかな使用感です。
デコボコがある自爪の表面に使ったり、爪を磨く前の土台づくりやジェルネイルの下処理をしたりするのに向いています。
シャイナー

ウレタンやアルミナ研磨剤でできています。
硬めのウレタン素材に、とても細かい研磨剤がついているため、爪表面のツヤだしにおすすめです。スカルプネイルの仕上げや自爪の仕上げにも使えます。
爪やすりの形で選ぶ
ストレート型、ダイヤ型、カーブ型と、爪やすりの形は3種類です。爪やすりの型によって、用途や使い勝手が変わり、削り心地の向き不向きもあります。それぞれの型の特徴を把握して、好みのものを選ぶようにしましょう。
- ストレート型
基本的に爪の先を削るものとして使用します。持ちやすくて、安定感もあるので初心者におすすめです。厚みはメーカーによって変わるので、ご自身の爪の厚さに合わせて選んでください。 - ダイヤ型
ジェルネイルやスカルプネイルの表面を整えるときによく使います。ミニサイズのものは、出先でも使いやすいのでおすすめです。 - カーブ型
爪を丸い形に整えることができます。短い爪にしたい方、仕事の都合で爪を伸ばせない方など、爪を短めに整えたい方におすすめです。

藤田 亜由未
一般社団法人日本ナチュラル美爪協会代表理事、自爪&ハンドケア専門サロンももいろ®ネイル
ストレート型は、爪の先端をまっすぐに削るようにすると美爪に近づきます。
カーブ型を使うと爪先をスクエア型にはできないので、購入の際には注意してください。
電動タイプの爪やすりも
お店で電動タイプの爪やすりを見かけて、気になっている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
セルフネイルをする方が増えたため、さまざまなメーカーから、いろいろな種類の電動タイプの爪やすりが販売されるようになりました。
アタッチメントによっては、爪を削ったり磨いたりするだけではなく、甘皮処理や角質除去までできるものもあります。購入する際には、アタッチメントのヘッドの種類が用途に合っているか、自爪に合うものかを確認しましょう。
- スピーディーに削れて時間短縮に
- ジェルネイルやスカルプネイルのオフに便利
- 爪のつや出しに使いやすい
- 爪の先端に負担がかかってしまう
- 爪の薄い方には向かない
- 自爪に合ったやすりがないことがある
- 慣れるまで時間が必要
- 細かなところを調整しにくい
電動タイプの爪やすりは、時間や手間をかけずにスピーディーにケアできるので、ジェルネイルやスカルプネイルを削る場合、電動タイプが便利です。
一方で、回転数がコントロールできないものが多く、細かなところに当たりにくいので、爪の先端に負担をかけてしまうこともあります。爪が弱い方や薄い方、欠けやすい方には向かないことがあります。
電動タイプの爪やすりを使う際には、爪にやさしく当てるようにして、少しずつ削っていきましょう。慣れるまではコントロールが難しく、思っていたよりも削りすぎてしまうことがあるので注意してください。
爪やすりおすすめ25選|用途別にご紹介
ここからは、編集部が厳選したおすすめの爪やすりをご紹介します。
「削り心地がよい」「細やかなケアができる」「表面のツヤ出しに最適」「どこでも使える」と用途別にご紹介するので、好みに合った爪やすりがみつかるはずです。
爪やすりおすすめ7選【削り心地がよい】
まずは、削り心地の優しいもの、深爪の方でも使いやすいもの、しっかり削れるものなどをご紹介します。
爪やすりおすすめ7選【細かいところのケアがしやすい】
次に、爪の角をキレイに整えたいときやラインをキレイに作りたいときにおすすめな、細かい部分のケアに適した爪やすりをご紹介します。
爪やすりおすすめ7選【表面のツヤ出しに最適】
最後に、磨くだけで爪表面のデコボコがなくなり、ツヤをだすことができる爪やすりをご紹介します。
つるつるピカピカの爪を手に入れたい方は、こちらをチェックしてみてください。
爪やすりおすすめ4選【どこでもささっと使える】
爪が弱い方や薄い方は、外出中でも気がつくと爪が欠けてしまっている…なんてこともあるのではないでしょうか。
出先でもささっとお手入れができるセットが便利で、バッグに入れておくだけで安心できる商品をご紹介します。
まとめ
爪切りを使ってのお手入れは、時間がかからず簡単にできます。
しかし、爪切りだけでは、爪の切り口に圧力がかかってしまうため、爪が弱い方や爪が割れやすい方にはおすすめできません。
爪やすりをプラスすることで、爪に優しいケアができ、キレイな仕上がりになります。金属製やガラス製のものを使えば、あまり時間もかからず早く削ることができます。
爪が薄い、弱い、割れやすい、深爪など、爪の悩みがある方は、爪やすりでお手入れをしてみてください。