眉毛は顔の印象を決める重要なパーツです。そのため、眉メイクは単に眉毛を描くだけではなく、髪との色のバランスを考えたり、眉毛の太さを調整したりと、テクニックや気をつけることが多いです。
ナチュラル眉、女性らしい眉、今っぽい眉など、人それぞれ理想の眉にするためには、アイブロウは必須のアイテムですよね。
そこで今回は、元美容部員で現在はメイク講師をされている藤田あみさんに、アイブロウの選び方やアイブロウメイクの仕方などを詳しく伺いました。
眉毛がイマイチ決まらない、髪の色や肌の色と合わないなど、アイブロウメイクに悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。
- メイクの中で最も重要なのがアイブロウ
- アイブロウの種類|ペンシルやパウダーなど特徴をご紹介
- ペンシルタイプのアイブロウ
- パウダータイプのアイブロウ
- ペン&パウダー一体型のアイブロウ
- リキッドタイプのアイブロウ
- マスカラタイプのアイブロウ
- ティントタイプのアイブロウ
- アイブロウの選び方|美容研究家が教える2つのポイント
- 色味|髪の色で決める
- 明るさ|やや暗めがトレンド
- アイブロウおすすめ29選
- 【ペンシルタイプ】アイブロウおすすめ7選
- 【パウダータイプ】アイブロウおすすめ7選
- 【ペン&パウダー一体型】アイブロウおすすめ5選
- 【リキッドタイプ】アイブロウおすすめ5選
- 【マスカラタイプ】アイブロウおすすめ4選
- アイブロウの上手な描き方は?
- まとめ
メイクの中で最も重要なのがアイブロウ
アイブロウメイクはメイクの中で最も重要なパートです。眉毛は顔の中でも広いスペースを占めているためです。
そして、眉毛は見た目の印象をかなり左右します。眉尻が下がった眉毛の方は穏やかそうに見えますし、吊り上がった眉毛の方はきつそうに見えてしまいます。
このように、アイブロウメイクの仕方次第で顔の印象が180度変わってしまうため、眉メイクはポイントメイクの中で一番丁寧に、時間をかけるべきパーツです。
美眉を演出するためには、ご自身の眉毛にあったコスメを選ぶことも重要になってきます。
アイブロウの種類|ペンシルやパウダーなど特徴をご紹介
アイブロウの種類は、「ペンシルタイプ」「パウダータイプ」「ペン&パウダーが一体型となったタイプ」「リキッドタイプ」「マスカラタイプ」「ティントタイプ」の6つに分けることができます。
ここでは、それぞれのタイプの特徴を藤田さんに解説していただきます。
ペンシルタイプのアイブロウ
- 眉毛を描くのが苦手な方
- 眉メイク初心者の方
アイブロウの中で最も定番なのが、ペンシルタイプです。
ペンシルタイプは、眉全体に使うというよりは、眉の中心より外側、眉山から眉尻にかけて使うことが多いアイテムです。
色鉛筆のようにスーッと描け、指で簡単に消すことができるのでやり直しがききます。気軽に眉毛を描くことができるので、持っていて損はありません。
パウダータイプのアイブロウ
- 自眉がしっかり生えている方
- ナチュラル眉に仕上げたい方
パウダータイプは、粉状のアイブロウがプレスされていて、ブラシで描いていくタイプです。
複数の色がセットになっているタイプが多いため、色を混ぜながら好みの色味で描くことができます。
また、ブラシで仕上げるため、ペンシルタイプやリキッドタイプに比べて、ふんわりとした印象の眉に仕上げることができます。
ペン&パウダー一体型のアイブロウ
- メイク道具を増やしたくない方
- メイク直しに使いたい方
ペンシルとパウダー一体型は、両者の良いところを取った2wayのアイブロウです。
ペンシルで眉のフレームを作り込み、パウダーで足りないところを埋め、ぼかして仕上げるという作業を1本でできてしまう便利なアイテムです。
ペンシルとパウダーの一体型は、1本で眉メイクが完了するので、持ち運びにも最適です。
リキッドタイプのアイブロウ
- 自眉が薄い方
- 眉毛がまばらに生えている方
リキッドタイプは、アイライナーのような見た目をした、筆ペンタイプのアイブロウです。
アイライナーのように細い線を引くことができます。それにより、眉毛を1本ずつ描くことができ、自然な眉毛に仕上がります。
眉毛を埋めたい部分に丁寧に1本ずつ描き込むことで、理想の眉毛に近づけることができます。
マスカラタイプのアイブロウ
- 髪の毛の色が明るい方
- 眉メイクがなじまない方
マスカラタイプは、まつげにつけるマスカラのような形をしたアイブロウです。
スクリューブラシで眉の上からコーティングすることで、眉毛の色を変えることができます。また、アイブロウの色自体を落ちにくくしてくれるので、夏のお出かけや汗をかく時期にも最適です。
眉マスカラを使うことで、髪の毛と眉毛の色を近づけることができるので、統一感がでて、メイク上級者に見せることもできます。
ティントタイプのアイブロウ
- 時短メイクをしたい方
- メイクをするのが面倒な方
ティントタイプは、入っている染料によって、肌に色素沈着させて使うタイプです。眉の形に塗って、乾いたらはがすだけで約1週間眉の色を保つことができます。
朝のメイクも、ティントタイプならすでに眉に色がついていてベースは完成しているので、あとは形を整えれば眉メイクは完了します。
しかし、形を失敗すると数日は残ってしまうので、慣れていない方は気をつけてください。
眉ティントの使い方のコツやおすすめ商品について詳しく知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。
アイブロウの選び方|美容研究家が教える2つのポイント
いざアイブロウを購入するとき、たくさんの商品が販売されていて、迷ってしまう方も多いはずです。
タイプごとの商品の特徴に加えて、アイブロウを選ぶ上で大切な2つのポイントを美容研究家の藤田さんに教えていただきました。
色味|髪の色で決める
アイブロウの色を選ぶポイントのひとつは髪の色です。眉の色と髪の毛のカラーの色味を意識してアイブロウを選びましょう。
髪の色が黄味よりなら黄味よりのブラウン、赤よりなら赤よりのブラウンを選ぶとよいです。髪色と眉色が違うとアンバランスに見えてしまい、眉が悪目立ちしてしまいます。
そのため、アイブロウは髪の色に近い色を選ぶのが正解です。
明るさ|やや暗めがトレンド
数年前までは髪の毛のカラーよりやや明るい眉が流行していましたが、今では髪よりも眉の方が明るいと、ひと昔前の印象になってしまいます。
また、現在では眉を目立たせるメイクが流行っているので、やや暗めが好まれる傾向にありますが、あまりに暗いと不自然になってしまうので、髪の色と眉の明るさは同じくらいにしましょう。
アイブロウおすすめ29選
ここからは、具体的にどのような商品がおすすめなのか、編集部が厳選したアイブロウをご紹介していきます。
「ペンシルタイプ」「パウダータイプ」「ペン&パウダー一体型」「リキッドタイプ」「マスカラタイプ」に分け、プチプラからデパコスまで、おすすめのアイブロウをご紹介します。
【ペンシルタイプ】アイブロウおすすめ7選
【パウダータイプ】アイブロウおすすめ7選
【ペン&パウダー一体型】アイブロウおすすめ5選
【リキッドタイプ】アイブロウおすすめ5選
【マスカラタイプ】アイブロウおすすめ4選
アイブロウの上手な描き方は?
色選びから、眉の太さや長さ、左右のバランスに加えてトレンド感のある仕上がり…と、アイブロウメイクは意識するポイントがたくさんあります。
ご自身好みのアイテムをみつけても、上手にメイクができないと残念ですよね。そこで、メイク講師の藤田さんにアイブロウの上手な描き方を伺いました。
藤田 あみ
美容研究家
アイブロウメイクをうまく仕上げるためのコツは、眉の黄金バランスにのっとって書くことです。
①眉頭…目頭の延長線上またはやや内側
②眉山…黒目の外側から目尻の延長線上までの間、また全体を三等分した際に眉尻から1/3の位置にあること
③眉尻…小鼻から目尻の延長線上、眉頭と水平またはやや上であること
この3つをしっかりとマスターすれば、美人眉に仕上げることができるでしょう。
また、今っぽく仕上げるなら平行眉&太眉は卒業しましょう。以前は韓国の平行眉や太眉が流行していましたが、今は眉山から眉尻にかけて、ややカーブのあるナチュラル眉が流行しています。
平行眉に少しカーブをつけるだけで今っぽくなるので、試してみてくださいね。
まとめ
眉毛に施すアイブロウメイクは、それだけで顔の印象を変えてしまう重要なメイクです。
今回は元美容部員でメイク講師をされている藤田あみさんにおすすめのアイブロウの選び方や描くコツについて伺いました。
ご自身のアイブロウメイクに取り入れて、髪色や顔に合った、理想の眉に近づけてみてください。