赤ちゃんの肌は、大人よりもデリケートです。赤ちゃんに毎日触れるものだから、肌に優しい洗濯洗剤を使いたいところです。
しかし、赤ちゃんの肌は、ミルクや汗、うんちの汚れなど大人以上に汚れることもあります。肌をいたわりつつ、洗浄力もしっかりある洗濯洗剤が理想です。
この記事では、編集部が独自に行ったアンケート結果をもとに、赤ちゃんにおすすめな洗濯洗剤をご紹介します。
育児中のご家庭だけでなく、敏感肌さんの洗濯洗剤選びとしても参考にしてみてください。
赤ちゃんにおすすめな洗濯洗剤の選び方
赤ちゃんの肌は、バリア機能が未発達です。小さな刺激にも肌荒れを起こしやすい状態のため、大人向けの洗濯洗剤は刺激が強すぎることがあります。大きくなるまでは大人の衣類とは別々に洗濯し、洗剤も使い分けるのがおすすめです。
洗濯洗剤のタイプ
洗濯洗剤には大きく分けて液体タイプと粉末タイプの2つがあります。それぞれの特徴をご紹介します。
- 液体タイプ
赤ちゃん用洗濯洗剤に多いのは液体タイプです。溶け残った洗剤は衣類に付着して刺激になりにくいため、しっかりと水に溶けます。
溶け残りが少ないので、ドラム式洗濯機と相性がよいです。
ただし、洗浄力は粉末タイプに比べてやや弱めです。赤ちゃんが活動的になり皮脂汚れが増えてきたら、しっかり汚れが落ちているか確認しましょう。 - 粉末タイプ
液体タイプと比べて洗浄力で勝るのが粉末タイプの洗濯洗剤です。特に皮脂汚れや黄ばみなど、酸性の汚れをしっかり落とします。
液体タイプには劣りますが、粉末タイプの洗剤は昔のものよりも溶けやすく改良され、扱いやすくなっている商品がほとんどです。
洗浄力が強いため、ウールやデリケートな素材の洗濯には向いていません。
成分
繊維に洗剤の成分が残っていると、かぶれや湿疹を起こすことがあります。
大人の肌よりもバリア機能が少ない赤ちゃんの肌で、特に注意したい3つの成分があります。
- 蛍光増白剤
蛍光増白剤は、目に見えない紫外線を吸収して青白く光らせる成分です。たとえば、白い服やリネンの白さを際立たせたいときに効果を発揮します。
環境や健康への悪影響はないと言われていますが、赤ちゃんの繊細な肌には刺激になることがあります。 - 界面活性剤
合成洗剤の主成分として使われており、汚れが落ちやすく水に溶けやすいものの注意が必要です。残留性が高いため、丁寧にすすぎをおこなっても衣類に残りやすいです。
そのため、赤ちゃん用の洗濯洗剤選びでは、界面活性剤不使用のせっけん洗剤を選ぶのがおすすめです。 - 香料
洗濯洗剤だけではなく、柔軟剤にも多く使われている香料です。大人にとっては心地良い香りでも、赤ちゃんにとっては強すぎる場合があります。
肌への刺激になるだけではなく、赤ちゃんの嗅覚に悪影響を与える可能性もあります。選ぶ際には、無香料タイプの洗剤から探すことをおすすめします。
赤ちゃんにおすすめの洗濯洗剤おすすめ11選
ここからは、赤ちゃんにおすすめな洗濯洗剤をアンケート結果をもとにご紹介します。
まとめ
今回は、編集部が独自に実施したアンケートをもとに、赤ちゃんにおすすめな洗濯洗剤をご紹介しました。
低刺激でコストパフォーマンスも優れた洗剤が多数あり、家計への負担なく使い続けやすいです。
赤ちゃんに優しい洗濯洗剤選びをきっかけに、家族みんなの肌を労る洗剤に切り替えるのもおすすめです。
※「おすすめの洗濯洗剤」に関する調査（2020年1月実施）
※クラウドソーシングサイトCrowdWorksにてアンケートを実施。有効な回答を得られた10～60代の男女500名の意見をもとに記事を作成。
※対象：洗濯洗剤使用者
