ひと手間加えるだけで、洗濯ライフを劇的に変える「洗濯ボール」をご存知でしょうか。
「洗濯後に毛布やブラジャーなどの衣類が絡まって干すのが憂鬱」「ペットの毛がなかなか落ちない」「シーツやシャツのシワとりが面倒」など、洗濯にまつわるストレスは意外と多くあります。
そんな洗濯における悩みやストレスを解消してくれるのが「洗濯ボール」です。洗濯機の中に、洗濯物と一緒に放り込むだけで、日々のストレスを解消してくれるとても便利なアイテムです。
今回は、そんな洗濯ストレスを解消してくれる「洗濯ボール」の種類や効果を、「ジュニア洗濯ソムリエ」と「クリーニング師」の資格を活かしてセミナーやワークショップなどで活躍中の洗濯ソムリエ・松延友記さんにお聞きしました。
おすすめの洗濯ボールもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

洗濯ボールとは?

洗濯ボールは、2〜3個を目安に洗濯物と一緒に洗濯機を回すだけで、「洗濯物の絡み防止」「シワ防止」「糸くずやペットの毛を集める」「速乾性を高める」「垢取り」「消臭作用」「洗剤いらずにしてくれるもの」など、多様な効果を発揮してくれる便利アイテムです。
日々の家事を快適にしてくれるだけではなく、節水や洗浄力もアップするなどの効果もあり経済的にも優しい商品です。
洗濯ボールの選び方
洗濯ボールの用途は、素材によって変わります。同じ素材でも製品によって効果に違いがあるものもあります。
洗濯ボールを購入する際は素材や効能に注目して選びましょう。
ここからは、選び方の基準をご紹介します。
種類と効果で選ぶ
洗濯ボールの種類は大きく分けて、「ゴムタイプ」「セラミック・マグネシウムタイプ」「スポンジタイプ」の3つです。
それぞれ効果も違うため、種類ごとの特徴を知ることでご家庭の悩みにあった洗濯ボールを見つけることができます。
ゴムタイプの洗濯ボール

- 用途・効果:衣類と衣類の絡まりを防止するタイプで、ゴムの摩擦効果で汚れも落ちやすい
- 素材:ラバーや樹脂
- 形状:凹凸のあるボール
- 向いている洗濯機:縦型洗濯機
- 注意点:樹脂製の洗濯ボールは高熱に弱いため、乾燥モードで使用しないよう注意
ゴムタイプの洗濯ボールは、衣類の絡まりに悩んでいる方におすすめです。洗濯物を取り出すときに、衣類が絡まっていると地味にストレスを感じてしまいます。
ゴムタイプの洗濯ボールは、凹凸のある形状によって洗濯物同士が絡みにくくなる効果が期待できます。
洗濯物の量が多いご家庭にとって、洗濯時のストレスを軽減してくれるアイテムです。特に、衣類が絡みやすい縦型洗濯機との相性が抜群です。
素材はラバーや樹脂でできており、高熱に弱いので注意が必要です。乾燥機では使用しないようにしましょう。
また、ゴムの摩擦効果で汚れが落ちやすいのも特徴です。
衣類の汚れがひどいときに入れるだけで、洗剤の洗浄力を高めてくれる効果が期待できます。
セラミック・マグネシウムタイプの洗濯ボール

- 用途・効果:セラミックやマグネシウムはアルカリイオン水を生成することから、洗剤いらずで汚れを除去し、アルカリイオン水には衣類に付着した油脂分を分解する
- 素材:セラミックやマグネシウム
- 形状:プラスチックのボールや布製の袋にセラミックやマグネシウムの成分が入ったタイプ
- 向いている洗濯機:商品によって異なるので購入前に確認
- 注意点:塩素系漂白剤と混ぜない
セラミック・マグネシウムタイプの洗濯ボールには、衣類に付着した油脂分を分解してくれるアルカリイオン水を生成する特徴があります。そのため、洗剤いらずで汚れを除去することが可能です。敏感肌の方や赤ちゃんがいるご家庭で安心して使用できます。
また、洗濯機の中を清潔に保つ効果も期待できるので、きれい好きな方や忙しくて洗濯漕を洗う時間がないという方にもおすすめです。

松延 友記
フレディ レック・ウォッシュサロン プロデューサー
このタイプは、洗剤いらずで汚れを落としてくれるので、界面活性剤アレルギーの方や肌が敏感な赤ちゃんやお子さまの洗濯に向いています。
スポンジタイプの洗濯ボール
- 用途・効果:スポンジ繊維にホコリや糸くず、髪の毛、ペットの毛などを絡める
- 素材:スポンジやポリウレタン
- 形状:バラエティにとんだ形状で販売されている
- 向いている洗濯機:商品によって異なるので購入前に確認
- 注意点:スポンジタイプの洗濯ボールは高熱に弱いため、乾燥モードで使用しないように注意
ペットを飼っているご家庭で必須なのが、スポンジタイプの洗濯ボールです。スポンジ繊維がホコリや糸くず、髪の毛、ペットの毛などをしっかり絡め取ります。とくに細かいペットの毛は洗濯で落ちていないことが多いので、衣類のお手入れが楽になります。
スポンジタイプの洗濯ボールは高熱に弱い特徴があるため、乾燥モードを使用しないように注意が必要です。
プラスの効果で選ぶ
洗濯ボールの中でもとくにプラスの効果が期待できるのが、セラミック・マグネシウムタイプです。
消臭力や除菌・消臭効果が期待できるアイテムが多く、部屋干しの嫌なニオイや洗濯槽のカビを防いでくれます。外干しや洗濯槽の掃除をする時間がない方に向いています。
洗濯ボールは素材によって異なる特徴や効果があるため、状況に応じて使う洗濯ボールの種類を変えたり、複数の種類を組み合わせて使用してみたりすることがおすすめです。
デザインで選ぶ

洗濯ボールは人気が高まっているため、さまざまなデザインやカラーバリエーションがあります。
特に、スポンジタイプの洗濯ボールの形状やデザインは多様です。動物やキャラクターの形状をした洗濯ボールもあります。
使う小物がお気に入りのデザインだと洗濯も楽しみになるでしょう。
機能で選ぶのも大切ですが、気分を上げるためにかわいいデザインで選ぶこともおすすめです。
コスパで選ぶ
長く使えるセラミック・マグネシウムタイプの洗濯ボールは、コストパフォーマンスにも優れています。多くの商品の買い替え推奨期間は1年以上です。洗剤を使わなくても高い洗浄力があり、経済的です。
スポンジタイプは素材が柔らかいこともあり、頻繁な買い替えが必要になります。しかし、寿命が短いからといってコスパが悪いとは限りません。お手頃価格が多く、ペットの毛で困っている方にとってはコスパが良いといえます。
洗濯ボールおすすめ16選|種類別にご紹介
実際に洗濯ボールを買おうと思うと、バリエーション豊富さに戸惑う方も多いのではないでしょうか。
そこで、洗濯ソムリエの松延さんにお聞きした選び方を参考に編集部がおすすめ商品を選定しました。
種類別にご紹介するので、用途に合う商品を見つけてみてください。
洗濯ボールおすすめ5選【ゴムタイプ】
ゴムタイプの洗濯ボールは、衣類と衣類の絡まりをほぐしてくれたり、洗濯ボールと衣服の摩擦によって洗浄力を高めてくれます。
洗濯ボールおすすめ7選【セラミック・マグネシウムタイプ】
セラミック・マグネシウムタイプは、洗剤いらずにしてくれるすぐれものです。
洗濯物だけでなく洗濯機や排水ホースのカビや汚れを落としてくれます。人の肌、洗濯物、環境、家計に優しい点が嬉しいポイントです。
洗濯ボールおすすめ4選【スポンジタイプ】
最後に、スポンジタイプの洗濯ボールをご紹介します。
スポンジ繊維がホコリや糸くず、ペットの毛などを絡めとるため、ペットを飼っている方に特におすすめです。
洗濯ボールの効果的な使い方は?
洗濯ボールにはさまざまな効果が期待できますが、使い方を間違えてしまうと、せっかくの効果も半減してしまいます。
ここからは、洗濯ボールの効果的な使い方をご紹介します。正しい使い方を知って、洗濯ボールの効果を最大限に発揮させましょう。
洗剤と一緒に使用することで洗浄力がアップ

セラミック・マグネシウムタイプの洗濯ボールのように、洗濯洗剤がなくても使用できる商品もあります。しかし、普段よりも少ない量の洗剤を一緒に使用すると、さらに洗浄力をアップさせることが可能です。
洗浄力のない洗濯ボールにはもちろん洗濯洗剤は必須です。洗濯ボールの役割や効果をしっかり理解して、洗剤の量を調節してみましょう。
洗濯物の量に応じて洗濯ボールの数を調節する

洗濯ボールは洗濯物の量に応じて、適切な個数を使用することが推奨されています。種類によって異なるため、購入時に洗濯物に対して何個使用するのが最適なのかを確認するのがおすすめです。
個数がはっきりと記載されていない、洗濯物の量がわからない場合には、多めに入れておけば間違いありません。個数が多くて困ることはないので、迷ったときには多めに入れておきましょう。
デリケートな生地はネットに入れて衣類のダメージを防ごう

デリケートな素材を使用した服を洗濯する場合には、洗濯ボールが引っ掛かってしまったり、摩擦によって傷んでしまわないようにネットに入れて洗濯しましょう。特にゴム素材やプラスチック製のボールの場合、摩擦力が高く、生地が傷んでしまう恐れがあります。
お気に入りの服を洗濯する際には、ネットに入れおけはダメージから守ることができます。
また、手洗いやドライなど、優しく洗う洗濯モードを使用するのもおすすめです。
ドラム式洗濯機で使用する際は表記を確認する

洗濯ボールは縦型が主流でしたが、最近ではドラム式洗濯機に対応している商品も多くあります。また、縦型とドラム式の両方に対応している洗濯ボールもあります。
縦型専用とドラム式対応の洗濯ボールの違いは、乾燥機に対応しているか否かです。
ドラム式洗濯機の多くは乾燥機能が付いているので、洗濯後すぐに乾燥モードに入ってしまいます。洗濯ボールを取り出すタイミングがないため、耐熱仕様になっているものがドラム式対応として販売されていることが多いです。
ドラム式洗濯機に対応しているのか、乾燥機にも使用できるのかなど、しっかり表記を確認して購入しましょう。
まとめ
洗濯ボールは大きく3種類あります。
ゴムタイプは洗濯物の絡まり防止、マグネシウムは洗浄力アップ、スポンジ製は糸くずを絡め取るという、それぞれ異なる効果がありますが、どれも洗濯物と一緒に洗濯機に入れるだけというお手軽商品です。
洗濯物にかかる時間や手間にストレスを感じてきた方におすすめできる洗濯ボールは、洗剤や水道代の節約も期待できるので、洗濯の際に一度試してみてはいかがでしょうか。
カワイイものやシンプルなものなどデザインも豊富なので、洗濯の悩みにあった洗濯ボールを取り入れてみてください。