Rakuten
日用品雑貨・文房具・手芸
2025.04.22

【楽天市場】簡易トイレおすすめ21選|防災の備蓄にも!選び方や売れ筋商品、作り方をご紹介

簡易トイレ

災害が発生すると、水道や電気が止まってトイレが使えなくなるケースがあります。いざという時に困らないように、防災グッズとして簡易トイレを備蓄しておくと安心です。

この記事では、簡易トイレの選び方やおすすめ商品について、専門家のアドバイスとともにわかりやすくご紹介します。さらに、備蓄の目安や簡易トイレの作り方などもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

食料や飲料水の備蓄だけではなく、人間の生理現象に関わるトイレについてもしっかり備えましょう。

この記事を監修した専門家
おりえ
おりえ
総合危機管理アドバイザー
防犯・防災、護身術の講演会やセミナー、イベント、メディア対応など幅広く活動。日本一非常食を食べていると自負する非常食マイスターでもある。総合防犯設備士、危機管理士、防災士。
  1. 防災のために簡易トイレの備蓄をおすすめする理由
  2. 簡易トイレの備蓄の目安は何回分?
  3. 災害時に役立つ簡易トイレの選び方
  4. 簡易トイレおすすめ21選
  5. 非常用簡易トイレの使い方
  6. 災害用の手作り簡易トイレの作り方
  7. 簡易トイレと一緒に備蓄しておきたいアイテム
  8. まとめ

防災のために簡易トイレの備蓄をおすすめする理由

防災のために簡易トイレの備蓄をおすすめする理由

地震や台風などの災害が発生した時、水道や電気が止まるとトイレが使えなくなります。場合によってはトイレそのものが壊れることもあるため、普段当たり前に使っているトイレも、いつ使えなくなるかわかりません。

そこで、備えておきたいものが簡易トイレです。簡易トイレとは、水道や電気が止まっていても使えるトイレのことを言い、災害時だけではなく、車の渋滞中やキャンプ、介護など幅広いシーンで使われます。

災害後、避難所に仮設トイレが設置されるまでには時間がかかり、使用者が多いと混雑します。生理現象である排泄は我慢することが難しいため、災害時にトイレに困らないように簡易トイレを備蓄しましょう。

おりえ

おりえ

災害時、最初に困る生理現象が「トイレ」です。特に大きな災害では、トイレ問題で恥ずかしい思いをするだけでなく、衛生面の悪化や感染症のリスクも高まります。

そのため、事前の準備をしっかりしておくことが重要です。家族構成や生活スタイルに応じて、緊急避難用、車内避難用、在宅避難用など、さまざまな場面で使える簡易トイレを計画的に備えておきましょう。

簡易トイレの備蓄の目安は何回分?

簡易トイレの備蓄の目安は何回分?

経済産業省は、1人あたり7日分の簡易トイレの備蓄を推奨しています。災害発生後、避難所に仮設トイレが設置されるまでは、簡易トイレを使う想定で備蓄しましょう。

成人の平均排泄回数を1日5回とすると、7日間では1人あたり35回分用意する必要があり、4人家族の場合は、35回×4人で140回分が必要です。7日分用意することが難しい場合でも、最低3日分は用意しましょう。

トイレが使えない状況が長期化する可能性もあるため、簡易トイレは可能な限り多めに備蓄すると安心です。

おりえ

おりえ

トイレの回数は、防災対策では一般的に1日5回を基準に計算されます。ただし、これはあくまで目安で、実際の回数には個人差があります。水分摂取量や気温、体調によって回数が増減することも珍しくありません。

さらに、災害時にはストレスや不安が原因でトイレの回数が増えることがあります。トイレを我慢すると膀胱炎や血栓症など健康上のリスクが生じる可能性があるため、余裕をもった備えを心掛けることが大切です。

災害時に役立つ簡易トイレの選び方

ここからは、主に災害時に使うことを目的とした簡易トイレの選び方をご紹介します。簡易トイレによって使い方が異なるため、ご自身やご家族に合ったタイプを選ぶことが大切です。

タイプで選ぶ|女性も使いやすいのは?

簡易トイレには、大きく分けて以下の3タイプがあります。

簡易トイレのタイプ
  • 洋式便器に設置する「便器設置タイプ」
  • 持ち歩きができる「携帯タイプ」
  • 便座が付いた「ポータブルトイレ」

それぞれ特徴をご紹介しますので、使い勝手や収納スペースを考慮して選びましょう。

便器設置タイプ|水洗トイレ(洋式便器)に設置する

便器設置タイプ|水洗トイレ(洋式便器)に設置する

便器設置タイプは、洋式便器に設置して使う簡易トイレです。断水しても便器自体に破損がなければ使用でき、個室のトイレを使用するため女性でも使いやすいです。

便器設置タイプは、便器の上に排泄用の袋をかぶせて、中に吸水シートや凝固剤を入れて使用します。吸水シートや凝固剤が排泄物を固めるため、一般的に使用後はビニール袋を密封するだけで廃棄できます。

 携帯タイプ|車内でも使える

 携帯タイプ|車内でも使える

携帯タイプの簡易トイレは、便器に設置しなくても使用できる点が特徴です。コンパクトサイズのため、ご家庭で使うだけではなく、車内やアウトドアなどの外出先を含め、幅広いシーンで使えます。

携帯タイプは、あらかじめビニール袋の中に吸水シートや凝固剤が入っており、袋を手に持って用を足す使用方法が一般的です。使用後は、便器設置タイプと同様に袋を密封して廃棄します。

ポータブルトイレ|便座が付いている

ポータブルトイレ|便座が付いている

ポータブルトイレとは、便座が付いた簡易トイレを指します。軽くて持ち運べるので好きな場所に設置でき、座って用を足せるためお子さまや高齢者も使いやすいです。

プラスチック製のポータブルトイレが多く販売されていますが、大きくて収納スペースを取る点に注意が必要です。災害の備蓄のために購入するなら、折りたたみ式や組み立て式も選択肢となります。

おりえ

おりえ

プラスチック製のポータブルトイレは、災害用として使用する場合、折りたたみ式のタイプがおすすめです。収納や持ち運びがしやすく、省スペースで備蓄できます。

また、ニオイや衛生面が気になる方には、熱圧着などで排泄物を完全に密封できるタイプのポータブルトイレもおすすめです。介護用として利用するポータブルトイレも多くあるため、防災備蓄として適しているか用途に応じて選ぶことが大切です。

凝固剤の種類で選ぶ|半永久的に使えるタイプも

凝固剤の種類で選ぶ|半永久的に使えるタイプも

水道が止まった時はトイレの水が流せないため、排泄物は凝固剤で固めて処理します。排泄物を固める凝固剤の種類は、主に粉末タイプとシートタイプの2種類です。

粉末タイプは水分と反応して固まる性質があり、コンパクトで備蓄しやすい点が魅力です。ただし、開封する時に粉が飛び散って周囲が汚れることがあります。

一方、シートタイプは広げるだけで簡単に使うことができ、粉末タイプのように散らかる心配はありませんが、備蓄する時にややかさばります。

使いやすさと収納スペースのバランスを考えてご自身に適した方を選びましょう。

なお、凝固剤は、固まるスピードが早い方がニオイを抑えやすいです。災害時は排泄物をすぐに廃棄できないケースも多いため、消臭効果や抗菌効果の有無も大切です。

また、凝固剤は使用期限がある商品が多いので、購入後は定期的にチェックする必要があります。買い替えが面倒な方には、半永久的に保存できるとされるタイプがおすすめです。

おりえ

おりえ

排泄した方の体調や食事内容によって、同じ凝固剤でも固まり方に違いが出ることがあります。

消臭効果や抗菌効果のある凝固剤は、これらの機能がないものに比べて菌の繁殖を抑えたり、ニオイを軽減したりする効果が高いとされています。そのため、消臭や抗菌など、どのポイントを重視するかを考えて準備することが重要です。

また、交換用手袋や処理用の大袋、ポンチョなど、付属の備品は製品によって異なります。

簡単に使えるものを選ぶ|お子さまや高齢者がいるご家庭は対策を

楽天市場のランキングから選ぶ|人気のおすすめ商品がラインナップ

非常時に使う簡易トイレは、ご自身を含めたご家族が簡単に使えるものを選ぶことが重要です。

停電した時には、暗い場所で簡易トイレを使用しなければならない場合もあります。凝固剤の使い方が複雑だと、お子さまや高齢者には扱いにくいため、手間がかからず後処理が簡単なタイプを選ぶことをおすすめします。

事前にご家族で使い方を練習しておくと、いざという時にスムーズに使えるようになるので安心です。

おりえ

おりえ

非常時に使う簡易トイレは、ご自身だけでなくご家族全員が無理なく使えるものを選ぶことが重要です。

特にお子さまや高齢者がいるご家庭では、使い方が複雑なものや後処理が手間になるタイプは避けましょう。例えば、凝固剤があらかじめセットされたシートタイプは、誰でも直感的に使えるため安心です。

さらに、事前に家族で使い方を練習すると、緊急時にもスムーズに使用できます。ほかの防災グッズと同様、備蓄するだけでなく普段から使用方法を確認しておくことが大切です。

楽天市場のランキングから選ぶ|人気のおすすめ商品がラインナップ

楽天市場のランキングから選ぶ|人気のおすすめ商品がラインナップ

簡易トイレを購入する際、どの商品の人気なのか気になる方は、ぜひ楽天市場の人気ランキングをチェックしてみてください。楽天市場の人気ランキングでは、リアルタイム・デイリー・週間の人気ランキングを掲載しています。

楽天市場で販売されている簡易トイレは、写真が豊富に掲載された商品も多くあり、購入者のレビューを確認することで、実際の使用感を知ることができます。

また、簡易トイレは大容量の商品も多いですが、楽天市場で購入すれば希望の場所に配達してもらえるため、手軽に買いものができて便利です。

災害に備えて簡易トイレを購入する際は、ぜひ楽天市場をご利用ください。

簡易トイレおすすめ21選

ここからは、簡易トイレのおすすめ商品をご紹介します。「便器設置タイプ」「携帯タイプ」「ポータブルトイレ」の中から、災害時にご自身やご家族が使いやすいものを選びましょう。

便器設置タイプ・携帯タイプのおすすめ14選

楽天市場で取り扱う簡易トイレの中から、「便器設置タイプ」と「携帯タイプ」のおすすめ商品をご紹介します。1人あたり7日分を目安として備蓄しましょう。

ポータブルトイレのおすすめ7選

ここからは、便座が付いた「ポータブルトイレ」のおすすめ商品をご紹介します。座って用が足せる安心感が得られるため、お子さまや高齢者のいらっしゃるご家庭におすすめです。

非常用簡易トイレの使い方

非常用簡易トイレの使い方

非常時に使用する簡易トイレは、思わぬトラブルを避けるためにも正しい使い方を理解することが大切です。

ここでは、一般的な便器設置タイプの使い方をご紹介します。洋式便器に直接簡易トイレを設置すると便器内の水で濡れる可能性があるため、45Lのゴミ袋を下地袋として使いましょう。

便器設置タイプの使い方
  1. 簡易トイレの商品パッケージから内容物を取り出す
  2. 使い捨て手袋がある場合は着用する
  3. 便座を上げて、下地袋を便器にかぶせる
  4. 便座を下げて、排泄用の袋を便座にかぶせる
  5. 用を足す
  6. 凝固剤または吸収シートを入れる
  7. 排泄用の袋を外し、しっかり結ぶ
  8. 蓋付きの容器に保管し、自治体の指示に従って廃棄する

凝固剤や吸収シートを入れた排泄物は、トイレに流すと詰まる可能性があります。排泄物は、自治体の指示に従って正しく廃棄しましょう。

なお、上記は使い方の一例で、使い方は商品によって異なります。実際に使用する際には、必ずパッケージや取扱説明書に記載された手順をご確認ください。

おりえ

おりえ

洋式トイレに設置する簡易トイレは、断水していなくてもトイレが使えない状態である場合の使用なので、あくまでも水を流さないことが大前提です。

簡易トイレを設置したまま間違えて流すとつまりの原因になり、ほかの階の汚水漏れなどの可能性もあります。お子さまや高齢者がいるご家庭では、全員が使い方を理解してから使用しましょう。

また、セットに付属してない場合は、ゴミ袋や手袋、消毒液、消臭スプレーなど備品を一緒に保管しておくと便利です。

災害用の手作り簡易トイレの作り方

災害用の手作り簡易トイレの作り方

どうしても市販の簡易トイレの用意が難しい場合は、家にあるものなどを使って手作りすることもできます。手作りトイレに必要なものは、以下の通りです。

手作り簡易トイレに必要なもの
  • 45Lのゴミ袋2枚
  • 凝固剤の代わりになるもの(新聞紙・ペットシート・猫砂など)
  • 便器が使えない場合は大きめの段ボール

必要なものを用意したら、以下の手順で作ります。

簡易トイレの作り方
  1. 便器または段ボールに、45Lのゴミ袋を二重にかぶせる
  2. ゴミ袋の中に、凝固剤の代わりになるものを入れる
  3. 用を足す
  4. ゴミ袋をしっかり結ぶ
  5. 蓋付きの容器に保管し、自治体の指示に従って廃棄する

上記のように簡易トイレはご自身で作れますが、衛生面や耐久性を考えると、簡易トイレとして販売されている商品を用意する方が望ましいです。

特に、後処理やニオイが気になる方は、排泄物を衛生的に処理しやすい市販の簡易トイレの購入がおすすめです。

おりえ

おりえ

手作りの簡易トイレは、あくまでも緊急事態での一時的な使用を想定してください。ダンボールを椅子として使用する場合、耐久性に不安があるため、可能であれば床に置いて和式仕様にする方が安全です。

また、ゴミ箱や大きめのバケツを便器代わりにする方法も代用として検討できます。これらを使用する際には、必ず45L以上の丈夫なゴミ袋を使用し、漏れや破損を防ぎましょう。災害時には使い道が多いため、普段からゴミ袋を備えることもおすすめします。

簡易トイレと一緒に備蓄しておきたいアイテム

簡易トイレと一緒に備蓄しておきたいアイテム

簡易トイレを購入する時は、以下のアイテムも一緒に用意しましょう。

簡易トイレ以外のおすすめアイテム
  • ウェットティッシュ
  • 消毒液
  • トイレットペーパー
  • ランタン
  • 目隠し用ポンチョ(ゴミ袋)

災害時は断水する可能性が高いため、ウェットティッシュや消毒液があると衛生的です。トイレットペーパーは長尺のものを選ぶと、備蓄スペースを削減できます。

また、停電した場合はトイレが暗くなるため、ランタンなどの明かりを備えておくと役立ちます。加えて、周囲からの目隠しとして使うために、大きめのポンチョやゴミ袋も用意しましょう。

なお、災害に備えるためには、簡易トイレだけではなく食料や飲料水などの備蓄も必要です。防災対策グッズについては以下の記事で詳しくご紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。

防災 初心者
防災対策をしよう!本当に必要なものは?リュック用・備蓄用におすすめのグッズをご紹介
おりえ

おりえ

私自身、東日本大震災で1ヶ月間の断水を経験しました。在宅避難中、簡易トイレを使用する際に最も困ったことが、ニオイの問題でした。

汚物を長期間自宅で保管することになる場合もあるため、備蓄品には消臭スプレーや防災用のゴミ圧縮袋など、ニオイ漏れを防ぐアイテムを加えると便利です。こうした工夫が、非常時の不安やストレスを軽減し、少しでも快適に過ごす助けになります。

まとめ

まとめ

食料や飲料水を備蓄していても、簡易トイレまできちんと用意しているご家庭は少ないかもしれません。災害時に簡易トイレがない場合、トイレを我慢しなければならなくなるケースもあるため注意しましょう。

簡易トイレを購入する時は、幅広い商品を取り扱う楽天市場をぜひご利用ください。楽天市場ならいつでも思いついた時に買い物ができ、大量購入してもご希望の場所に配送できるため便利です。

いつ起こるかわからない災害に備えて、平常時にしっかり備えておきましょう。

おりえ

おりえ

災害時、断水や停電で通常のトイレが使えなくなることは、想定以上に不便で、衛生面や精神的な負担も大きくなります。特に長期化する在宅避難では、簡易トイレが生活を支える重要なアイテムとなります。排泄環境を維持するだけでなく、感染症のリスクを軽減するためにも必要不可欠です。

また、災害時に売り切れやすいトイレットペーパーや消毒液などの備品も、普段から多めに備えておくことで、混乱や買い占めを防ぐことに繋がります。日頃からの備えが非常時の安心に繋がります。

※本記事は楽天市場が作成しています。

記事をシェアする
facebookxline