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2024.06.14

【楽天市場】ビリヤードキューおすすめ9選|初心者から上級者まで現役選手が厳選【正しい持ち方も】

ビリヤードキューおすすめ9選|初心者から上級者まで現役選手が厳選【正しい持ち方も】

幅広い世代が娯楽として楽しんでいるビリヤード。メジャースポーツとなりつつあり人気を博しています。

そんなビリヤードを楽しむ上で必要不可欠な道具がテーブル、ボール、そしてキュー。

今回はキューに注目し、プロビリヤード選手の早瀬優治さんにインタビューをしました!

ビリヤードキューの選び方のポイントをはじめ、おすすめ商品を紹介します。ぜひ参考にしてください。

  1. ビリヤードキューとは?
  2. ビリヤードキューの各パーツについて
  3. シャフト
  4. バット
  5. グリップの種類
  6. 先角(さきづの)の材質
  7. タップ
  8. キューはプレイキュー、ブレイクキュー、ジャンプキューの3種類
  9. ビリヤードキューおすすめ9選|プロによる選び方のポイントも紹介
  10. ビリヤードキューおすすめ3選【初心者向け】
  11. ビリヤードキューおすすめ3選【中・上級者向け】
  12. ビリヤードキューおすすめ3選|編集部がセレクト!
  13. ビリヤードキュー初心者の方に!基本的なキューの持ち方を知っておこう
  14. 親指はしっかりと中指の上に乗せてくっつける
  15. 肘を止める
  16. 顔をキューの上に乗せて低く構える
  17. おすすめのビリヤードキューを比較する
  18. まとめ
この記事を監修した専門家
早瀬 優治
プロポケットビリヤード選手早瀬 優治
1977年2月17日生 A型 出身は神奈川県 高校一年の時にビリヤードに出会い高校三年の時に本格的に始める。ビリヤード歴は25年。2001年にアマチュアの日本一になり2004年にはアマチュア初となるグランプリ優勝。2005年には日本のアマチュアでは初となる世界9ボール選手権に出場した。翌2006年にはプロとなりこの年の新人には他にも注目の選手が何人かいたため、花の40期と呼ばれる。プロ歴は13年、東日本グランプリ優勝をはじめ入賞は多数。全日本ランキングの最高位は2016年の9位。

ビリヤードキューとは?

ビリヤードキューとは、ビリヤードで球を突くときに使う棒のこと

ビリヤードキューとは、を突くために使用する棒のこと。ビリヤードをする上でなくてはならない存在で、ゲームの行方を左右する重要なアイテムでもあります。

ビリヤードグローブなどと同じく直接プレイヤーの手に触れるものなので、慎重に選びたいもの。

プロビリヤード選手として活躍している早瀬優治さんに、ビリヤードキューの基本的な構造や種類などを教えていただきました。

ビリヤードキューの各パーツについて

現在主流となっているのが、シャフトとバットというパーツをネジによりジョイントさせる2ピースキュー。各パーツの名称や役割などを知りましょう。

ビリヤードキューの多くはシャフト、バット、グリップ、先角、タップで構成されている

シャフト

シャフトとは、ジョイントする部分から先端にかけてのパーツのこと。大きく分けてノーマルハイテクの2種類が存在します。それぞれに一体どのような特徴があるのでしょうか?

ビリヤードキューのシャフトはジョイント部分から先端にかけてのパーツ
  • ノーマルシャフト
    基本的に加工を施しておらず、木ならではの柔らかな打感やしなりが特徴。

    キューは、球を突いたとき微妙にしなります。しなる瞬間に球はまっすぐ飛ばず、しなった方向に転がるのが大半。これをとびと言います。

    キューが球に衝突したとき、このとびが少なければ少ないほど手玉がまっすぐ転がるのです。

    昔に比べてとびの少ないノーマルシャフトが多く販売されており、一度ハイテクシャフトを使ったものの、再びノーマルシャフトに戻ってくる人も少なくありません。
  • ハイテクシャフト
    樹脂でできた先角の内部が空洞になっているタイプの場合、球がタップに衝突したときに内部が軽いため衝撃も弱いのが特徴。

    まっすぐ突けば球はまっすぐ転がります。しかしひねりをかけて回転をコントロールするのが上級者の使い方。とびが少ないのを求めている方に向いています。

    打感はさまざまですが、基本的にズレを少なくしているものが多い印象。

バット

バットとは、ジョイント部分から後ろに位置する太い方のパーツのこと。このバット部分にはグリップも含まれています。

ビリヤードキューのバットはジョイント部から後ろにあるパーツ

求める性能により後々交換ができるシャフトとは違い、バットは性能に種類の幅がないため、デザインで選ばれることがほとんど。

グリップの種類

グリップは、プレイヤーが直接握るパーツのこと。グリップの仕上げは、主に糸巻き革巻きラバーノーラップの4種類に分かれています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

ビリヤードキューのグリップは、プレイヤーが手で握るパーツ
  • 糸巻き
    サラサラとした感触が特徴。一般的に購入時はこの糸巻きが標準装備されています。
  • 革巻き
    ややしっとりとした感触が特徴。中には少しゴツゴツした感触のものもあります。標準装備ではまず見かけません。
  • ラバー
    グリップ力が強く、このラバーを使うとパワーが増す傾向があります。こちらも標準装備ではあまり見かけません。
  • ノーラップ
    サラサラして滑りすぎてしまう糸巻き、滑りを止めすぎてしまうラバー。どちらでもないものを選びたいという方にはこちらがおすすめです。スタイリッシュなデザインが特徴。

先角(さきづの)の材質

先角(さきづの)とは、先端部にあるパーツのこと。シャフト部分において、タップの手前に位置します。

打感や見越しなどに大きく影響する先角は、メインの素材として樹脂を使用していることが多め。主な材質には以下のものなどがあります。

ビリヤードキューの先角は先端にあるパーツのこと
  • ABS、NX
    軟らかい材質。手玉のとびを少なくしたい方におすすめです。
  • XTC
    軽くて粘りがある材質。とびも少なめです。
  • イエローミカルタ
    黄色味が強い材質。現在製造されていない材質だそうです。

タップ

タップとは、キューの最も先端にあるパーツ。メインとして使われているのは豚革ですが、ほかに牛革や樹脂などが使われている場合もあります。

タップとはビリヤードキューの最も先端にあるパーツ

キューはプレイキュー、ブレイクキュー、ジャンプキューの3種類

キューは大きく分けてプレイキューブレイクキュージャンプキューの3つに分類されます。それぞれにどういった特徴があるのでしょうか?

  • プレイキュー
    主に通常のプレイで使われるキューのこと。やわらかめのバットで、シャフトの先端には革のタップがついています。

    タップは柔らかく、全体がしなるのが特徴。スピンがかけやすいので、初心者のうちはこれを使っていれば問題ありません。
  • ブレイクキュー
    特徴はやや硬めのバットとシャフト。先端に樹脂が付いていると、突いたときにカツンという音が鳴ります。

    スピンが少なくなるような構造になっており、直進性に特化しているのがポイント。シャフトの先端には樹脂タップ(プラスチック)を付けます。

    プレイキューなどは、中心を少しズレたまま突くだけで多く回転してしまうものがほとんど。その場合、少しでもひねりが入ればズレの原因になりかねません。ブレイクキューの多くはその欠点を極力抑えています。
  • ジャンプキュー
    ポケットビリヤードでジャンプショットをするときに使われます。バット、シャフトともに硬め。こちらもシャフトの先端に樹脂タップを使用し、反発力を高めることにより球がジャンプしやすいのが特徴です。

ビリヤードキューおすすめ9選|プロによる選び方のポイントも紹介

「初めて買うからどう選べばいいかわからない」「今よりもっといいキューの選び方がわからない」という方。

早瀬さんが考えるビリヤードキュー選びのポイントを教えていただきました。さらにおすすめのプレイキューも紹介。ぜひ選ぶときの参考にしてみてください!

ビリヤードキューおすすめ3選【初心者向け】

早瀬 優治

早瀬 優治

プロポケットビリヤード選手

初心者の場合はまず見た目!初めてのキューは「かっこいい、可愛い」と思えるものだと愛着が湧くのでおすすめです。

最近では安くてもハイクオリティなものが多くあるので、その中から見た目が好みなものを選ぶのが良いでしょう。

木の硬さや重さなど種類はありますが、最初は「色や柄が可愛いから」などという感覚で選んでも問題ありません。

初心者の方におすすめなビリヤードキューを、プロビリヤード選手の早瀬さんにピックアップしていただきました。

ビリヤードキューおすすめ3選【中・上級者向け】

早瀬 優治

早瀬 優治

プロポケットビリヤード選手

中・上級者の場合は打感バランスを大事にすると良いと思います。

初心者の頃は「キューに自分を合わせる」ことを意識し、キューに技術を磨いてもらうようなイメージ。上級者になれば、好みに合わせてキューを選べるようになります。

中級者の場合、慣れてきたからといってあまりに自分好みのキューにしてしまうと技術の成長が止まってしまう可能性も。

そして忘れてはいけないのが見た目です。好みでないデザインのキューを買ってもテンションが上がらず、結局そのままビリヤード場へすら行かなくなり…。そのくらい、デザインは自分のモチベーションを保つ存在です。

僕もはじめは性能なんてわからなかったので、デザインのみで選んでいました。

ビリヤードに慣れている中級者、上級者の方におすすめなビリヤードキューを、プロビリヤード選手の早瀬さんにピックアップしていただきました。

ビリヤードキューおすすめ3選|編集部がセレクト!

編集部でもおすすめのビリヤードキューを選んでみました。

上記で紹介しきれなかったジャンプキューやブレイクキューのほか、女性にも使いやすいキューを紹介。

早瀬さんのおすすめと合わせて参考にしてみてください。

ビリヤードキュー初心者の方に!基本的なキューの持ち方を知っておこう

初心者の方は「キューの持ち方すらわからない」という方も多いのではないでしょうか?早瀬さんに、基本的なキューの持ち方のポイントをお伺いしました!

親指はしっかりと中指の上に乗せてくっつける

ビリヤードキューの基本的な持ち方ビリヤードキュー 持ち方のポイント1:親指をしっかりと中指に乗せてくっつける

土台となる部分なので親指と中指をくっつけることが大事です。蓋をするイメージで親指を中指の上にしっかりと乗せましょう。

肘を止める

ビリヤードキュー 持ち方のポイント2:肘を止めること

どうしても肘が上や下に動いてしまうと思いますが、肘が動くとキューが揺れて突けなくなってしまいます。打つときはなるべく肘を止めるように意識しましょう。

顔をキューの上に乗せて低く構える

ビリヤードキュー 持ち方のポイント3:顔をキューの上に乗せて低く構える

初心者の場合、上から見ると手玉がどの方向に進むか判断しにくいもの。頭をキューの上に乗せてなるべく低い姿勢で構えると、手玉の方向が分かりやすくなります。

おすすめのビリヤードキューを比較する

まとめ

今回は奥深いビリヤードキューにフィーチャーしました。しかし、こちらで紹介しているのは氷山の一角にすぎません。

ビリヤードというのは、プレイすればするほど上手になっていくもの。コツさえつかめば生涯楽しめるスポーツです。

これからビリヤードを始めようと思っている初心者の方、より技術を磨きたいという中・上級者の方。まだ知らないキューの魅力を知ってみてくださいね!

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