シーリングライトは住宅によく使われているライトで、デザイン性が高い物や使いやすい物など用途に合わせて選択できます。
しかし、どんなシーリングライトがいいのか、悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
今回は、シーリングライトの選び方や種類、購入する際のチェックポイントなどを解説していきます。
また、「リビング向き」、「寝室向き」、「和室向き」、「子ども部屋向き」のカテゴリ別でおすすめの商品をご紹介します。

シーリングライトとは
シーリングライトとは、天井に直接取り付ける照明器具のことです。
円盤型シーリングライトは、天井に近い高い位置からお部屋を広範囲に照らすため、均等に部屋を明るくしてくれます。
天井が低い場合でも、薄型のシーリングライトなら照明器具が頭上にぶつかるのを防げます。
また、リモコン付きのシーリングライトもあり、操作が簡単です。
そのほか、天井へ直接取り付けるので圧迫感が少なく、空間を広く利用できます。
シーリングライトの選び方

インテリアデザイナーの小島真子さんに、シーリングライトを購入するときの選ぶポイントを聞いてみました。

MAKO(小島 真子)
インテリアコーディネーター
メーカーから販売されているものは、調光機能など切替が付いているなど機能性が高いものが多いです。そのため、部屋の用途に合わせて選定することが可能です。
シーリングライトの大半はプラスチック製ですが、なかには木部やファブリックを使用しているものもあります。インテリア性を求める際は、デザイン性も重要視すると良いでしょう。
シーリングライトの種類
シーリングライトには「フラットタイプ」「スポットライトタイプ」「シーリングファンタイプ」などの種類があります。
ここからは、それぞれのシーリングライトの特徴について解説していきます。
フラットタイプ
店頭で一番多く取り扱っているのが、フラットタイプです。
部屋を均等に明るく照らし、取り付けていてもあまり目立たないデザインです。
丸い円盤型ではなく、和室に合う四角い形状の商品もあるので、お部屋に合わせて形を選びましょう。
スポットライトタイプ
スポットライトタイプは、部屋全体を均等に照らす特徴と、ピンポイントに明かりを落とすスポットライトの特徴を合わせ持っています。
バーにいくつかのスポットライトがついているデザインです。デザイン性が高く、おしゃれなカフェなどでも使用されています。シェードの向きを変えることで、照らす場所を変えることも可能ですし、間接照明のような使い方も楽しむことができます。
シーリングファンライトタイプ
シーリングファンライトは、部屋の空気を循環させるファンと一体型のライトです。
天井上部に溜まりやすい暖かい空気を循環させることで、冷暖房の効率を上げるため、節電に繋がります。
サーキュレーター(循環器)の機能と、シーリングライトの2つの機能を合わせ持つ優秀なタイプです。
スピーカー搭載タイプ
シーリングライトに、Bluetoothスピーカーが搭載されているタイプは、音楽やテレビの音声などを再生できます。
天井から音声が流れるので、臨場感が楽しめます。マイクにも繋ぐことが可能で、カラオケやホームパーティーの演出などでも使用することができます。
和室タイプ
和室タイプは、名前の通り和室に合うシーリングライトです。
木材や木目調の和風なデザインが特徴で、障子と合わせやすい和紙素材の商品や、竹などの模様が彫られている商品もあります。
ガラスタイプ
ガラスタイプのシーリングライトは、柔らかい光が特徴で、ガラス越しの光が優しく部屋を照らします。ちょっとした明かりがほしい寝室や玄関などに最適です。
ガラスの種類によって、光の印象が変わります。
- ひび割れガラス:光が乱反射し、幻想的な印象
- ストライプガラス:スタイリッシュな印象
- モザイクガラス:カラフルな光で可愛らしい印象
お部屋にピッタリの照明をお探しの方は、ペンダントライトの記事もチェックしてみてくださいね。
天井から吊り下げるタイプのペンダントライトはシーリングライトよりも照明の位置が低いので、シーリングライトとは異なる明暗がお部屋の中に生まれます。
シーリングライトおすすめ22選
ここからは、「リビング」「寝室」「和室」「子ども部屋」と取り付ける部屋に合わせたシーリングライトをご紹介します。シーリングライトの購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
シーリングライトおすすめ5選【リビング向き】
食事をしたり、くつろいだり、1日の中で最も長い時間を過ごすリビングのシーリングライトは、明るさが暗すぎず、部屋全体を照らせるものがおすすめです。
それでは、リビング向けのシーリングライトをご紹介します。
シーリングライトおすすめ4選【寝室向き】
寝る前に寝室で過ごす時間はとても大切です。
そんな寝室には、睡魔を邪魔しないリラックスできる柔らかな光がおすすめです。柔らかな光で、読書やテレビ観賞など、リラックスできる時間を過ごしましょう。
寝室に合うシーリングライトをご紹介していきます。
シーリングライトおすすめ6選【和室向き】
和室には天然素材や、落ち着いた色味のシーリングライトがよく合います。和室に馴染む、シーリングライトのおすすめ商品をご紹介していきます。
シーリングライトおすすめ7選【子ども部屋向き】
勉強や遊びに使う子ども部屋に適したシーリングライトは、明るい光を均等に届けてくれるタイプです。
シーリングライトの交換方法と取り付け方法
シーリングライトの取り付けは、工事などは必要なく、女性でも簡単に取り付けることができます。
まず、ご自宅の天井に設置されている形状がどんなものか確認してください。現在、取り付けている照明器具があれば外して形状を確認します。
形状が引掛けシーリング・ローゼットなら、シーリングライトを取り付けることができます。引掛けシーリングローゼットとは、「JIS C 8310」というJIS規格のことで、四角や丸い形をしています。
最近の建物は、シーリングライトに対応していることが多いです。対応外の場合は、電気工事が必要となりますのでご注意ください。
- カチッっと鳴るまで天井の取り付け器具に本体を押し込みます。
- 本体と電球についているコードを接続します。
- 不燃性のカバーをコードの接着部分に取り付けます。
- 最後にカバーを付けて完成です。
シーリングライトを購入する前にチェックするポイント
シーリングライトを購入する前に、ご自宅の「天井の高さ」をチェックしましょう。
天井が高い場合、シーリングライトが小さすぎるとお部屋が暗くなってしまいます。天井の高さに合わせて大きさを選ぶ必要があります。
まとめ
昔から使われていた蛍光灯に代わり、今の時代はLEDのシーリングライトが多く使われています。
省エネで、交換する回数も少なく、なにより女性でも簡単に取り付けることができる手軽さが嬉しいですよね。
シーリングライトの購入を検討されている方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。