ローテーブルは、空間を広く見せてくれるだけではなく、おしゃれに演出してくれるインテリアです。
ローテーブルによって、部屋の雰囲気は大きく変化するとも言えます。
そこで今回は大人気ブログ「ウチブログ」を運営するTSUN(ツン)さんと、家事貯金研究家であるleaf(リーフ)さん、整理収納アドバイザーのまどなおさんに、ローテーブル選びのコツを伺いました。
編集部おすすめ商品もご紹介しますので、ローテーブル選びに悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。



ローテーブルとは?特徴やメリットを解説

ローテーブルは部屋の真ん中に置くことが多く、インテリアの主役になり得るアイテムです。そのため部屋のコーディネートにおいては、重要な家具とも言えます。
ローテーブルの特徴は、床に座るときやソファに座ったときに、ちょうどいい高さであることです。
ちゃぶ台のような、床に座って使用するテーブルをイメージしがちですが、座高の低い椅子(ソファや座椅子など)を使用した際に使いやすい高さのコーヒーテーブルなどもローテーブルに含まれます。
ローテーブルは、くつろぐ際にカップやお皿を置きやすいほか、床に座った状態でパソコン作業をするときや、小さなお子さまがお絵かきするときにもピッタリです。
ローテーブルの選び方|5つのポイントをチェックしよう
高さや色、素材などローテーブルを選ぶポイントはさまざまです。自分の好みに合わせて選びましょう。
ここからは、3人の専門家に聞いたローテーブルを購入する前に知っておきたい選び方のポイントをご紹介します。
高さで選ぶ|座る場所に合わせる

ローテーブルを選ぶときにもっとも気をつけるべきポイントは高さです。置く場所や用途をしっかりと考えてから選ぶようにしましょう。
ソファに合わせて使う場合
ソファに合わせてローテーブルを使うのであれば、ソファの座面の高さ(床から座るところまでの高さ)を目安に選びましょう。座面に近い高さのローテーブルを選ぶことがポイントです。
なお、腰をかけたときに座面が大きく沈むソファの場合は、座った状態の座面の高さを目安にしてみてください。

leaf
家事貯金研究家・ブロガー・コラムニスト
使用目的にあったサイズと高さが大切です。たとえば、お茶を飲むのに使いやすい高さ、文章を書く目的なら書きやすい高さでないと長時間の使用が疲れてしまいます。
床に合わせて使う場合
床に座った状態でローテーブルを使うのであれば、高さ30~35cmのローテーブルがおすすめです。
30~35cmのローテーブルは、ぱっと見ではかなり小さく見えて使いづらく感じるかもしれません。しかし高さのあるローテーブルだと、目や肩が疲れやすくなるため、注意しましょう。

TSUN
ブロガー・グラフィックデザイナー
デザインが気に入ってタテヨコサイズもちょうど良いと一目惚れして購入したローテーブルは、私にとっては微妙に高く、毎日食事がしにくかったのがプチストレスでした。
こんな失敗をしないためにも、ローテーブルを選ぶときは使用用途と生活スタイルに合わせて、快適に使える高さも考えながら選ぶことをおすすめします。
形で選ぶ|小さめ、大きめ、丸形、正方形など

ローテーブルの形によっても、部屋の雰囲気は左右されます。部屋の雰囲気をやわらかくやポップに見せたいのであれば丸形、スタイリッシュに見せたいのであれば正方形のローテーブルが向いています。
また、どのような形でも角が丸みをおびていると、怪我を防げます。とくに小さなお子さまがいる場合には、角がひとつもない円卓テーブルが安全面でおすすめです。
とはいえ、ソファの前にローテーブルを置く予定であれば円卓は使いづらいでしょう。ソファと組み合わせるのであれば、楕円形のローテーブルをおすすめします。
収納が付いているかで選ぶ|テーブルの上をきれいに整頓

シンプルな商品と比べて価格が上がりますが、棚や引き出しなど収納付きのローテーブルは、テーブルの上にものが溢れがちな方におすすめです。
テーブル周りで使用するものを収納しておけると、必要になるたびに立ち上がって取りに行かなくて済みます。
リモコンやメモ帳など、ごちゃつきがちなテーブル周りをスッキリと見せてくれるため、生活感を隠すのにも役立つでしょう。
折りたたみ式かで選ぶ|一人暮らしや狭い部屋でもOK

一人暮らし向けのワンルームなど、狭い部屋にローテーブルを置くのなら折りたたみ式がおすすめです。使わないときには折りたたんで立て掛けておけば、場所を取りません。
折りたたみ式のローテーブルというと、子ども向けのイメージを持っている方も多いかもしれませんが、おしゃれなデザインものから、素材にこだわったものまでさまざまな商品があります。

まどなお
整理収納アドバイザー
折りたたむことができると、使わないときに押入れのすき間やソファの下など、ちょっとしたスペースにコンパクトに収納することが可能です。

leaf
家事貯金研究家・ブロガー・コラムニスト
お茶をするときだけ使うなど、使用目的によって脚が折りたたみできる機能的なものを選ぶと便利でしょう。
素材で選ぶ|木やガラスなどの素材や色にも注目

オーソドックスなローテーブルといえば、素材は木材が一般的ですが、ほかにも天板にガラスを使ったローテーブルや、脚にスチールを使ったローテーブルなどもあります。
素材感は、選ぶ色と同じくらい部屋の雰囲気を左右します。すべて木製であればナチュラルスタイルになりやすいですし、スチール脚であればヴィンテージ感を醸し出しやすいでしょう。
自分が好きな部屋の雰囲気に合わせて素材を選びたいところです。
木材はほかの素材よりも衝撃を吸収しやすいため、小さなお子さまのいらっしゃるご家庭におすすめです。

leaf
家事貯金研究家・ブロガー・コラムニスト
ソファーの前など、合わせたい家具がある場合は素材感や色に注意しましょう。
木材の場合は木の材質、仕上げの方法もいくつかあるので確認してください。同じ材質でもソープフィニッシュかオイル仕上げかで雰囲気が全然違います。
ヴィンテージ家具は信用あるショップで購入がおすすめ
根強い人気のあるヴィンテージ家具は、ひとつあるだけで、部屋の雰囲気がグッと変わります。
しかしその分、本物のヴィンテージは価格が高くなります。購入したら長く使いたいからこそ、失敗はしたくないでしょう。

leaf
家事貯金研究家・ブロガー・コラムニスト
ヴィンテージ家具の場合はガタつきや傷の状態など十分確認の上購入しましょう。信用や実績、リペアの技術力のあるショップでの購入がおすすめです。
出来れば一度は実店舗に見に行き、確認した上でのWEB注文がおすすめです。
ローテーブルおすすめ43選|タイプ別に編集部がご紹介
ここからは専門家に聞いたローテーブルの選び方を参考に、編集部が厳選した商品をタイプ別にご紹介します。
高さを変えられるローテーブルおすすめ6選
リフトアップ式のローテーブルは、用途に合わせて高さを変えられるため、さまざまな用途でローテーブルを使いたい方におすすめです。
正方形・長方形のローテーブルおすすめ12選
正方形や長方形のローテーブルは、シンプルで洗練された商品が多くあります。
丸・楕円型テーブルのローテーブルおすすめ9選
ナチュラルさや上品さが際立つ丸形ローテーブルですが、素材によって大人っぽくも可愛らしくもなります。
収納できる引き出し付きローテーブルおすすめ7選
続いて、収納力やデザイン製が優れているローテーブルをご紹介します。
脚を折りたためるローテーブルおすすめ9選
折りたたみ式のローテーブルは、使い勝手とデザイン性のどちらも追求した商品が多くあります。
まとめ
ローテーブルはデザインや素材によって、お部屋の印象がガラッと変わります。日々使うものだから、使い勝手にもこだわりたいアイテムです。
ご紹介した選び方やおすすめ商品を参考に、あなたにピッタリのローテーブルを見つけてみてください。