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インテリア・収納
2024.07.29

【楽天市場】蛍光灯の選び方ガイド|種類を知って部屋づくりにこだわろう!

蛍光灯の選び方ガイド|種類を知って部屋づくりにこだわろう!

蛍光灯は、部屋の雰囲気を大きく左右するインテリアです。近年では、蛍光灯にもさまざまな製品が登場してきており、種類やカラーを慎重に選ぶことで、おしゃれな空間を実現しやすくなります。

そこでここでは、製品選びに役立つ蛍光灯の基礎知識をご紹介していきます。

  1. 蛍光灯に関する基礎知識 |蛍光灯の種類を解説!
  2. 蛍光灯にはどんな色がある?
  3. 蛍光灯の寿命は何で決まる?
  4. 蛍光灯選びでチェックしておきたいポイント
  5. 蛍光灯とLEDの違いは?
  6. 蛍光灯の寿命が訪れたら?正しい交換方法を解説  
  7. 古くなった蛍光灯の処分方法は?
  8. 蛍光灯がつかない!考えられる原因は?  
  9. まとめ

蛍光灯に関する基礎知識 |蛍光灯の種類を解説!

蛍光灯は、主に内部の構成によって複数の種類に分けられています。以下では、蛍光灯の主な種類と、各種類の概要について解説していきましょう。

スタータ式の蛍光灯

蛍光灯 選び方

「グロースタータ」と呼ばれる、点灯管を使うことで光る蛍光灯です。

スタータ式の蛍光灯は、内部構成によって以下の3種類に分けられています。


・グロースタート式…電源を入れると自動的に点灯する方式
・手動スタート式…始動スイッチを押すことで点灯する方式
・電子スタート式…始動時に点滅することがなく、電極への負荷を抑えた方式

上記の中でも、グロースタート式は家庭用として最も普及したタイプでした。ただし、点灯までにかかる時間が比較的長いので、現代ではほかのタイプに少しずつ移行しています。

また、電子スタート式は大型の蛍光灯に適している方式であり、寿命も比較的長いとされています。

ラピッドスタート式の蛍光灯

蛍光灯 選び方

スタータ式に比べて、点灯時間が短くなるように設計されている蛍光灯です。

かつてはその特性から、公共施設や店舗など、面積の広い建物などで多く使用されていました。

しかし、省エネが注目されるようになった現代では、以下でご紹介するインバーター式へ移行しているケースが多く見られます。

インバーター式の蛍光灯

蛍光灯 選び方

直流電力から交流電力を発生させる、インバーター回路を用いた方式です。省エネ性が高いため、現代ではさまざまな場所で使用されています。 主な特徴としては、以下の点が挙げられるでしょう。

・チラつきが少ない
・点灯までの時間が短い
・軽量


近年では、明るさを自動的に調節できる製品も登場してきています。

蛍光灯にはどんな色がある?

蛍光灯は製品によって、点灯時の色に違いが見られます。

蛍光灯の色は、その場の印象を大きく変える要素となるので、以下で各色の特徴をしっかりとつかんでおきましょう。

昼光色

蛍光灯 選び方

色温度が6,500〜6,700K(ケルビン)の、青白い色です。型番番号は「D」であり、主にオフィスなどで使用されています。

昼光色は覚醒効果を及ぼすとされているので、作業をする場所の照明器具として適しています。

昼白色

蛍光灯 選び方

色温度が5,000Kと、昼光色に次いで色温度が高い色です。型番番号は「N」であり、主にオフィスや学校などで使用されています。

昼白色は自然な風合いの色なので、幅広いシーンに適しているタイプと言えるでしょう。

白色

蛍光灯 選び方

色温度が4,200K、型番番号は「W」であり、その名称の通り白い灯りとなります。

自然な風合いを出すことは難しいですが、白色の蛍光灯には集中力を高める効果があるとされているので、学校や書斎などに適したタイプと言えるでしょう。

温白色

蛍光灯 選び方

色温度が3,500Kの、やや自然な風合いの白い色です。型番番号は「WW」であり、白色に比べるとやや赤みを帯びています。

下記でご紹介しますが、温白色は「電球色では明るさが少し足りない…」といったシーンで多く使用されています。

電球色

蛍光灯 選び方

色温度が2,800~3,000Kの、蛍光灯の中では色温度が低い色です。型番番号は「L」であり、温白色よりもさらに赤みを帯びています。

電球色には人をリラックスさせる効果があるとされているので、寝室用やリビング用として多く使用されています。一般家庭で蛍光灯を購入する場合には、電球色の製品から検討し始めると良いでしょう。

蛍光灯の寿命は何で決まる?

蛍光灯は点灯や経年によって劣化が進んでいくので、どのような製品にも寿命があります。

ただし、製品によって寿命は大きく異なるので、蛍光灯を購入する場合には、寿命の長さにも目を向けて製品を選ばなければなりません。

では、蛍光灯の寿命は主にどのような要素で変わってくるのでしょうか?

要素商品画像特徴
エミッター  蛍光灯 選び方エミッターとは、蛍光灯のフィラメントの部分に使用されている物質です。このエミッターから電子が放出されることで、蛍光灯は点灯しています。

しかし、このエミッターは点灯や消灯によって劣化が進んでいき、製品にもよりますが1度点灯をすることで、約1時間寿命が縮まるとされています。
蛍光物質  蛍光灯 選び方蛍光物質とはガラス管に使用されている、可視光線を発光する物質のことを指します。この蛍光物質も、点灯や消灯を繰り返すことで劣化が進み、最終的には可視光線を発さなくなります。

また、蛍光物質は周囲の温度の影響も受けるため、温度変化が激しい環境で使用すると劣化が進みやすい傾向にあります。

蛍光灯の寿命は、主に上記の2つの要素によって決まりますが、近年ではより寿命を延ばした製品も見られます。

長い期間同じ蛍光灯を使い続けたい場合は、耐久力が高く、各部分の劣化が進みにくい製品を選ぶようにしましょう。

蛍光灯選びでチェックしておきたいポイント

蛍光灯は部屋の雰囲気を大きく左右するので、設置する部屋によって選ぶ蛍光灯は変えるべきでしょう。

また、どのような雰囲気を目指すのか、その部屋で何をするのかによっても、選ぶべき蛍光灯は変わってきます。

形名表示の見方を理解する  

蛍光灯 選び方

市販されている蛍光灯には、「形名表示」と呼ばれる表示がついています。この表示は、製品の形や色、最大W数、消費電力を示しているものなので、製品を選ぶ前に見方を理解しておきましょう。

蛍光灯の形名表示は、主に「FCL30EX-/28」のように、ローマ字と数字で表されています。ローマ字と数字の境目が区切りになっており、それぞれの部分は以下のものを示しています。

・最初のローマ字(FCL)…形
・2区切り目の数字(30)…定格W数
・3区切り目のローマ字(EX-L)…蛍光灯の色
・4区切り目の数字(28)…消費電力
 


 形と最大W数が一致している製品であれば、ほかの部分が異なっても同じ照明器具に使用することが可能です。その点を理解した上で、製品を選ぶようにしましょう。

使用シーンから色を選ぶ

蛍光灯 選び方

蛍光灯の色は、使用シーンから選ぶことが大切です。例えば、リラックスできる空間である寝室に蛍光灯を設置する場合には、人を落ち着かせる効果のある色を採り入れることが望ましいでしょう。

色温度が高い製品には、リラックス効果の逆である覚醒効果があるとされているので、その点に注意しながら製品を選ぶようにしましょう。

消費電力を確認する

蛍光灯 選び方

消費電力は、点灯時の電気代に関わってくる要素です。そのため、ランニングコストを減らしたいのであれば、消費電力の低い製品を選ぶ必要があるでしょう。

特に、長い時間点灯する蛍光灯については、消費電力の低い製品を選ぶことで、電気代を大きく節約できる可能性があります。

使用する照明器具を事前に確認しておく

蛍光灯 選び方

蛍光灯を使用するためには、蛍光灯を設置する照明器具が必要になります。

照明器具にもさまざまなタイプが見られますが、照明器具の種類によって適した蛍光灯は異なるので、蛍光灯は照明器具に合わせて選ぶようにしましょう。

蛍光灯とLEDの違いは?

蛍光灯に似た製品の中に、「LED」と呼ばれるものがあります。現代では、LEDもさまざまな場所で使用されるようになりましたが、蛍光灯とLEDの具体的な違いをご存じでしょうか?

蛍光灯は、電子と原子を衝突させることで光を発しています。ガラス管の両端にはフィラメントが備わっており、コイルに電子放出物質(エミッター)を塗布することで、上記の仕組みを実現しています。

一方、LEDは発光ダイオードを使用した照明であり、強い光を発する点が特徴です。照明器具の中でも、特に消費電力が低い傾向にあることから、さまざまなシーンで活用されるようになりました。

ここまでを読むと、LEDのほうが優れていると思いがちですが、実は蛍光灯にもメリットがあります。以下では、LEDに比べた蛍光灯のメリットを2つご紹介していきましょう。

蛍光灯のメリット1. 価格がLEDよりも安い

蛍光灯 選び方

蛍光灯はLEDに比べると、全体的に価格が安い傾向にあります。

長い目で見ると、LEDのほうがコストを抑えられる可能性はありますが、破損などのトラブルを考慮すると、蛍光灯のほうが手軽に購入しやすい照明と言えるでしょう。

また、蛍光灯は製品のバリエーションも豊富なので、製品の細かい部分を比較することで、使用シーンにより適した製品を選びやすい傾向にあります。

蛍光灯のメリット2. 照明器具のコストも抑えられる

蛍光灯 選び方

蛍光灯やLEDを使用するには、照明を設置する器具が必要になります。その照明器具本体に関しても、LEDに比べると蛍光灯は安い傾向にあります。

そのため、「照明を設置したいけれど、初期費用はあまりかけたくない…」などと感じている方には、蛍光灯はぴったりの照明と言えるでしょう。

蛍光灯の寿命が訪れたら?正しい交換方法を解説  

蛍光灯の寿命が訪れたら、新しい蛍光灯を用意して自分で交換をする必要があります。しかし、これまで経験したことがない方であれば、「蛍光灯を交換する方法が分からない…」と悩んでしまうこともあるでしょう。蛍光灯は割れたら危険なので、注意点を守って交換をすることが大切です。

そこでここでは、蛍光灯の正しい交換方法について解説していきます。

蛍光灯の外し方・取り付け方は?

蛍光灯の外し方は、直管型蛍光灯か丸型蛍光灯かによって少し異なります。そこで以下では、直管型蛍光灯と丸型蛍光灯の2つに分けて、外し方・取り付け方の手順をご紹介していきましょう。

直管型蛍光灯  

蛍光灯 選び方

直管型蛍光灯は、製品ごとに外し方が異なります。主な外し方としては、以下の3つが挙げられます。

1.カバーを中央に持ってきて外す
2.蛍光灯のみを90度横に回転させて外す
3.片方の端を力を入れて押すことで外す


まずは製品の説明書きを読むことが大切ですが、説明書きなどを失くしてしまった方は、上記の方法を試してみましょう。なお、取り付け方に関しては、外し方と逆の方法で問題ありません。

丸型蛍光灯

蛍光灯 選び方

丸形蛍光灯は、照明器具と蛍光灯をつないでいる「ソケット」を外し、金具を外すことで取り外すことができます。新しい蛍光灯をセットして、金具を留めて蛍光灯を支えた上でソケットをつなげば、交換は完了です。

ソケットを外す際には、コンセントを抜く要領で垂直に力を入れるようにしましょう。また、蛍光灯を交換する際には、安定した台などを用意して、十分な高さを維持することが大切です。

蛍光灯が割れるとケガなどにつながってしまう恐れがあるので、安全な環境を整えた上で交換するようにしましょう。

古くなった蛍光灯の処分方法は?

蛍光灯 選び方

中には、古くなった蛍光灯の処分に困っている方もいることでしょう。蛍光灯の処分方法には、主に2つの手段があります。

以下では、その2つの方法について解説していきましょう。

自治体のルールに従って処分する  

蛍光灯の処分方法は、お住いの自治体によって異なります。そのため、まずは自治体のルールを確認し、正しい処分方法を確認するようにしましょう。

家庭用の蛍光灯であれば、基本的には無料で引き取ってもらえることでしょう。

電器店などに回収してもらう

近くに電器店などがあれば、お店によっては回収に対応してもらえます。ただし、全てのお店で対応しているわけではないので、事前に調べてから足を運ぶようにしましょう。

蛍光灯は一般的なゴミとは違うため、正しい方法で処分をすることが大切です。また、割れると危険性が高いので、必ず割らずにそのまま処分することを心がけましょう。

蛍光灯を処分のために持ち運ぶ際には、段ボールなどで包んでおくと安心です。

蛍光灯がつかない!考えられる原因は?  

蛍光灯 選び方

蛍光灯を使用していると、いきなり点灯しなくなってしまう場合があります。点灯しない原因を知っておけば、急に点灯しなくなった場合でもスムーズに対応することができるでしょう。

そこで以下では、蛍光灯がつかない原因をご紹介していきます。

原因1. 照明器具の故障  

蛍光灯自体ではなく、照明器具に原因があるケースも珍しくありません。照明器具のトラブルの場合は、蛍光灯を交換しても無駄になってしまうので、まずは照明器具を細かく確認するところから始めましょう。

一般的に、照明器具の寿命は10年前後とされています。もちろん、10年以上使用できる照明器具も見られますが、10年前後経過している場合には、照明器具の寿命を疑ってみましょう。

原因2. 接触不良

地震などの揺れによって、蛍光灯と照明器具が外れてしまい、点灯しなくなるケースも見られます。

地震のすぐ後のタイミングではなくても、徐々に接触が外れてしまうこともあるので、蛍光灯がつかなくなった場合には接触部分をチェックしてみましょう。

一度ソケットを外し、もう一度ソケットをつけ直すことで問題が解決することもあります。

原因3. 蛍光灯の寿命

蛍光灯にも寿命があるので、長い間使い続けていると製品の寿命によって、いきなり点灯しなくなることがあります。特に原因が見つからない場合は、製品の寿命と考えておきましょう。

蛍光灯に寿命が訪れた際には、同じタイプの蛍光灯を購入し、新品と交換をする必要があります。

まとめ

蛍光灯 選び方

ここまで蛍光灯の基礎知識、部屋に適した蛍光灯の選び方、そして正しい交換方法を詳しく解説してきました。

蛍光灯はエネルギー効率が高く長寿命で、色温度や明るさを用途に応じて選ぶことが重要です。このガイドを参考に、快適で効率的な照明環境を整えましょう。

※本記事は楽天市場が作成しています。
※掲載写真はすべてイメージです。

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