お子様の入学式や入園式は楽しみである反面、何を着て行けば良いかわからず、迷っているママも多いのではないでしょうか。
入学式は、お子様の門出の日であると同時に、先生やほかの保護者の方とはじめて出会う場でもあります。自信を持って当日を迎えるために、入学式の服装の基本マナーを知っておきましょう。
この記事では、入学式に出席するママの服装について、基本マナーから年代別のコツまでわかりやすく解説します。専門家のアドバイスも参考にしながら、入学式の服装を決めてみましょう。
日本ホテルスクール国際ホテル科卒業。国内の一流ホテルにて研修、パークハイアット東京勤務後、ジュネーヴの企業に就職。帰国後、外資系証券会社の社長秘書を経て、2005年 銀座にフィニッシングスクールを設立。現在は銀座とパリを拠点に活動。出産を機に脳科学や心理学に基づいた幼児教育の資格を取得。毎日の生活を心豊かに〈衣、食、住〉を美しく生きるためのプロトコールマナーが多くの女性の支持を得ている。
- 入学式ママコーデの基本マナー
- 入学式の装いはセミフォーマルが基本
- 明るめの色の装いがおすすめ
- 上質な素材を選ぶのがおすすめ
- スカートは膝が隠れる丈を選ぶのがおすすめ
- 入学式におすすめのママコーデ
- セットアップ
- ワンピース&ジャケット
- パンツスーツ
- 年代別!入学式ママコーデのコツ
- 20代|トレンドを意識したスタイルを
- 30代|明るい色できちんと感をプラス
- 40代|控えめな色やすっきりみえるコーデを
- 50代以上|落ち着いた色味を取り入れて上品に
- 印象がガラリと変わる!小物もきちんと揃えよう
- アクセサリーはパールで上品な雰囲気を演出
- バッグはフォーマルな装いに合うものを選ぶ
- 靴は上品なデザインのパンプスがおすすめ
- まとめ
入学式ママコーデの基本マナー
「入学式にどんな服を着れば良いかわからない」「自分だけ浮いてしまわないか不安」と悩んでいる方は、まず入学式の服装の基本マナーを把握しておきましょう。
入学式では、以下の4つを意識することで、マナーに沿った装いができます。
- 入学式の装いはセミフォーマルが基本
- 明るめの色の装いがおすすめ
- 上質な素材を選ぶ
- スカートは膝が隠れる丈を選ぶ
それぞれ詳しく解説します。
入学式の装いはセミフォーマルが基本
入学式スタイルは、セミフォーマル(準礼装)が基本です。セミフォーマルはフォーマル(正装)よりも格式が低く、フォーマルほどかしこまった装いをする必要はありません。
セミフォーマルはフォーマルに比べて自由度が高いものの、カジュアルになりすぎないように注意が必要です。上品で清潔感のある着こなしを心掛けましょう。
入学式では、スーツやセットアップ、膝が隠れる丈のスカート、ワンピースとジャケットなど、品格のある服装が一般的です。
最近では、パンツスーツやジャケットを着用しないコーディネートを選択する方も増えていますが、ややカジュアルな印象を与えます。入学式の服装で迷った際は、学校や地域の雰囲気に合わせるのがおすすめです。
矢部惠子
小学校は淡色スーツや上品ワンピで柔らかく、動きやすさも重視してみましょう。
中学校は落ち着きと端正さを意識し、濃色のセットアップと控えめ小物で品良く揃えます。
高校はより改まる方が多いため、丈感や露出、光沢を抑え、式典らしい格を整えると安心です。
明るめの色の装いがおすすめ
新しい生活のスタートを祝う入学式では、白やアイボリー、ベージュ、ピンク、ライトグレーなど、明るめの色の装いがおすすめです。特に、ベージュは肌馴染みが良く、上品にみえる色として人気があります。
春らしい軽やかな色合いは気分が明るくなるだけでなく、写真映えが良くなるメリットもあります。
ネイビーやグレーなどのダークカラーを着用する場合は、ブラウスを白やベージュにすると明るい印象になります。さらに、パールのネックレスや明るい色のコサージュを着けることで、お祝いの席にふさわしいコーディネートに仕上がります。
矢部惠子
ご自身に合う色は顔映りで判断するのが確実です。自然光の下で白やアイボリー、ベージュを顔周りに当てた際に、肌が明るくみえ、くすみや影が出にくい色を選びましょう。
迷う場合は上品にまとまりやすいベージュやライトグレーを基準にし、写真映えはブラウスやコサージュで明度を足すと失敗しません。
上質な素材を選ぶのがおすすめ
入学式でのセミフォーマルの装いには、派手すぎない上質な素材を選ぶことが大切です。大人の女性としての品格を演出するために、素材は色と同じくらい意識して選びましょう。
ハレの日である入学式では、上質なシルクやサテン、ツイード、シフォンなどがおすすめです。滑らかで品の良い光沢が顔周りを明るくみせ、女性らしい優しい雰囲気を引き出してくれます。
一方で、入学式では避けた方が良い素材もあります。カジュアルなデニムやコットン、派手な色のジャケット、ラメが多用されているものは、お祝いの場にはふさわしくなく、周囲から浮いてしまう可能性があります。
矢部惠子
通販で素材の上質さを見極めるには、まず商品ページの「素材混率と生地の厚みや裏地の記載を確認します。
次に拡大写真で織り目の密度、毛羽立ち、糸の不揃いがないかをチェックしてみてください。ツイードは糸の飛び出しが少ないもの、サテンやシルクはテカリ過ぎず滑らかな光沢が目安です。
最後に返品条件と試着レビューで「シワ、透け、静電気」の評価も確認してみましょう。
スカートは膝が隠れる丈を選ぶのがおすすめ
セミフォーマルの場で着用するスカートの丈は、膝丈からミモレ丈(ふくらはぎの中間くらいまでの長さ)がおすすめです。椅子に座るとスカートの裾が上がるため、着席した状態で膝が隠れる丈を選びましょう。
どうしても脚を出したくない方は、パンツスーツがおすすめです。ただし、パンツスーツはセミフォーマルではなく、ややカジュアルな印象を与えるため、フォーマル度が高いデザインを選ぶ必要があります。
露出が多いミニスカートやカジュアルすぎるロングスカートは、入学式の雰囲気には合わないので避けましょう。
矢部惠子
スカートは着席時のみえ方で選ぶのが鉄則です。試着できない場合も、膝丈~ミモレ丈を基準にし、座った際に膝が隠れる長さを優先してみましょう。
素材は落ち感がありシワになりにくいものが安心です。
パンツはカジュアルにみえやすいので、センタープレス入りの細身~ストレート、足首が出過ぎない丈を選び、ジャケット合わせで式典らしい端正さを整えると失敗しません。
入学式におすすめのママコーデ
入学式に出席する際におすすめの、ママのコーディネートをご紹介します。「セットアップ」「ワンピース&ジャケット」「パンツスーツ」から、ご自身に合ったコーディネートをみつけてみましょう。
セットアップ
トップスとボトムスがセットになっているセットアップは、コーディネートに自信がない方におすすめです。
セットアップは着用するだけで簡単にフォーマル感が出せ、ブラウスやアクセサリーで変化をつければ学校行事や仕事にも着回せます。
入学式におすすめのセットアップは、ツイード素材を使ったものです。生地に立体感があるツイード素材は高級感があり、入学式にふさわしい華やかな雰囲気を演出できます。
矢部惠子
似合うセットアップ選びは「シルエット、色、素材」の順に確認すると失敗しません。
まず肩幅と着丈が合うジャケット、腰位置がキレイにみえるボトムで体型に沿うラインを選びます。
次に顔映りの良い明色(迷ったらベージュやライトグレー)を基準にしてください。
ツイード素材は織り目が細かく立体感が控えめなものほど上品で着回しやすく、ブラウスとパールで華やかさを足すと洗練されるのでおすすめです。
ワンピース&ジャケット
入学式にエレガントな装いで出席したい方には、ワンピースがおすすめです。ワンピースにジャケットを羽織ることで、入学式にふさわしい「きちんと感」が演出できます。
上品な雰囲気にまとめるためには、上質な素材のAラインやIラインのワンピースがおすすめです。ジャケットとワンピースの色の組み合わせや素材感を工夫することで、周りと少し差をつけることができます。
セミフォーマルの装いではミニ丈を避け、肌色のストッキングを着用することをおすすめします。
矢部惠子
ワンピース×ジャケットは「縦のライン」と「質感合わせ」で洗練されます。
ワンピースはAラインかIラインで膝丈~ミモレ丈を選び、ジャケットは肩が合うサイズ感でウエスト位置が高くみえる着丈を選びましょう。
同系色でまとめると上品にみえ、ネイビー×アイボリーなど明度差をつけると写真映えします。
素材はツイードと滑らかなワンピースなど片方だけ華やかにし、足元は肌色ストッキング&シンプルパンプスで整えると式典らしいきちんと感が出ます。
パンツスーツ
最近の入学式では、スタイリッシュな印象を与えるパンツスーツを選ぶママも増えています。パンツスーツは椅子に座っても脚が気になりにくく、荷物が多くてもスムーズに動けるメリットがあります。
パンツスーツはベージュを選ぶと華やかな雰囲気になり、センタープレス入りのパンツやクロップドパンツを履くと脚が長くみえる効果が期待できます。
ただし、前述の通り、パンツスーツはややカジュアルな印象を与えるため、学校や地域の雰囲気に合わせて選びましょう。
入学式だけでなく、卒業式や学校行事にも着用できるスーツを探している方には、セレモニースーツがおすすめです。セレモニースーツの選び方が気になる方は、以下の記事をご覧ください。
矢部惠子
体型カバーときちんと感を両立するなら「ジャケットの丈、パンツの線、素材感」が要点です。
ジャケットはヒップが半分隠れる丈、肩が合うものを選ぶと上半身がすっきりします。
パンツはセンタープレス入りのストレート〜テーパードで、足首が出過ぎない丈が上品です。
色はベージュやライトグレーで華やかに、濃色なら白〜ベージュのブラウスで明るさを演出できます。仕上げにパールやコサージュで式典らしさを補うと整います。
年代別!入学式ママコーデのコツ
入学式の装いでご自身の魅力を最大限に引き出すためには、年齢に合った着こなしをすることが大切です。
ここからは、年代別に入学式ママコーデのコツをご紹介します。今のご自身にぴったりのコーディネートをみつけるために、年齢に合わせてチェックしてみてください。
20代|トレンドを意識したスタイルを
20代のママには、若々しさを活かした、明るく華やかな着こなしが似合います。
基本マナーをしっかり押さえながら、控えめにトレンド感を取り入れると、周りと差がつくおしゃれなママコーデが完成します。
20代のママには、白やベージュ、アイボリーなどの明るい色や、柔らかい素材を取り入れたスタイルがおすすめです。
定番のスーツでは少し物足りないと感じたら、大きな襟やリボンつきのブラウスを着用すると華やかな印象になります。
30代|明るい色できちんと感をプラス
30代のママは、20代の頃のような華やかさに加えて、大人の品格を意識すると洗練された印象になります。
30代のママには、白やベージュ、アイボリーなど、20代と同じく明るい色がおすすめです。シンプルなスーツの胸元にはコサージュを着けて、きちんと感を演出してみましょう。
スマートな印象にまとめたい方には、パンツスーツがおすすめです。センタープレス入りのパンツなら、縦ラインが強調されてスタイリッシュな印象にまとまります。
40代|控えめな色やすっきりみえるコーデを
40代を迎えて、これまで着ていた明るい色が似合わないと感じる方には、ライトグレーやモノトーンがおすすめです。インナーやアクセサリーで明るい色を取り入れることで、入学式にふさわしい華やかさを演出できます。
体型が気になる方は、すっきりみえるツイード素材やノーカラーのジャケットを着用してみましょう。
お尻周りが気になる方には、ロングジレもおすすめです。パンツと色を合わせることで、セットアップのようにまとまりのあるコーディネートが完成します。
50代以上|落ち着いた色味を取り入れて上品に
50代以上の方におすすめしたいのが、ネイビーや黒といった落ち着いた色味をベースにした装いです。
落ち着いた色味は装い全体を引き締め、大人の女性ならではの上品な雰囲気にまとまります。インナーやアクセサリーを工夫して、顔周りに明るい色をプラスしてみましょう。
体型をカバーしたい方には、ゆったりしたトップスやふんわりしたAラインのスカートがおすすめです。ジャストサイズを着用すると、横ジワが入ったり、タイトなシルエットが強調されたりすることがあるので注意しましょう。
矢部惠子
年代を問わずおしゃれにみせる鍵は、「清潔感、サイズ感、式典らしさ」の3点です。
まずシワや毛玉を避け、靴やバッグまで手入れして整えましょう。
サイズは、少しゆとりのあるジャストサイズで、肩や袖丈、ウエスト位置を合わせると端正にみえます。
色は顔映りを優先し、ベースは控えめにしつつ、白系インナーやパール、コサージュを一点だけ足すと上品な印象になります。
印象がガラリと変わる!小物もきちんと揃えよう
入学式では、アクセサリーやバッグ、靴などの小物もフォーマルな場に合うものを揃えることが大切です。
同じスーツを着ていても、小物によって印象が大きく変わるため、マナーを意識しながら丁寧に選びましょう。
アクセサリーはパールで上品な雰囲気を演出
アクセサリーは全体の雰囲気を大きく左右するため、決して手を抜かず、式典にふさわしい上品なデザインを選びましょう。
まずは洋服を決め、その色やデザインに合わせてアクセサリーやコサージュ、ブローチを選ぶと失敗を避けやすくなります。
入学式で着けるアクセサリーは、上品な印象のパールがおすすめです。より華やかな印象にしたい場合は、コサージュやブローチをプラスしてみましょう。
アクセサリーはパール以外でも構いませんが、派手なアクセサリーは控えた方が安心です。
バッグはフォーマルな装いに合うものを選ぶ
せっかくおしゃれなスーツやワンピースを選んでも、合わせるバッグがビジネスバッグだと全体のバランスが崩れてしまいます。
バッグはサイズが小さいほどフォーマル度が高くなるので、入学式の際にはコンパクトなバッグを選びましょう。
バッグの色は、白やベージュ、黒などのベーシックな色が使いやすく、素材は上品な本革(スムースレザー)が定番です。シンプルなデザインを選び、クロコダイルなどの型押しやファー素材は避けましょう。
入学式では学校から書類が配られることが多いため、ベーシックな色のサブバッグを持参しておくと安心です。
靴は上品なデザインのパンプスがおすすめ
入学式のような式典では、3cm〜5cm程度の少しヒールがあるパンプスがバランス良くみえます。ピンヒールや高すぎるヒール、派手すぎるデザインの靴は、入学式の雰囲気に合わないので避けましょう。
靴の色は、明るい色のスーツには淡い色合いのパンプス、ダークカラーのスーツにはブラックのパンプスがおすすめです。
素材はスムースレザーやスエードが定番ですが、エナメルのパンプスでも問題ありません。ヒールが苦手な方は、ラフになりすぎないキレイめのローファーを選ぶのもひとつの手です。
矢部惠子
きちんと感は小物で決まります。アクセサリーは服を決めてから合わせ、基本はパールなど上品なものを一点主役にしてみてください。コサージュやブローチを控えめに足すと華やかさも演出できます。
バッグは小ぶりでシンプル、本革など上質素材かつベーシックカラーを選び、書類用にサブバッグを用意すると安心です。
靴は3~5cmのパンプスが基本で、派手な装飾や高すぎるヒールは避け、服の色に合わせて淡色または黒で整えるのが鉄則です。
まとめ
お子様の新しい生活が始まる入学式では、この記事でご紹介した基本マナーを参考にしてコーディネートを考えましょう。
ただし、入学式の雰囲気は、地域や学校によって異なる場合があります。入学式の準備で不安がある方は、先輩ママや地域の方に相談することをおすすめします。
入学式で必要なものを購入する際は、洋服やアクセサリー、バッグなど、必要なものが一通り揃う楽天市場をご活用ください。楽天市場なら24時間いつでも買い物ができ、商品はご家庭に届くので便利です。
矢部惠子
入学式はお子様の門出を祝う大切な式典です。基本はセミフォーマルを軸に、清潔感と品のある装いを心掛けましょう。
色は春らしい明るめを選ぶと祝福感が出て写真映えもしやすいです。小物はパールや上質なバッグや靴で「きちんと感」を整えるのがおすすめです。
迷った際は学校や地域の雰囲気に合わせ、先輩保護者の意見も参考にすると安心です。必要品は早めに揃え、当日は余裕をもって臨みましょう。
※本記事は楽天市場が作成しています。