「マツコの知らない世界」でも特集されたロボットペットたち。なかでも、ドラマでペットとして登場した「LOVOT」や、セラピー効果に特化した「パロ」は、そのたまらない仕草が可愛いと注目が集まっています。
人工知能・AI技術の発展により、人々の暮らしをサポートするコミュニケーションロボットだけでなく、最近は抱っこをせがんだりエサをあげるといったお世話が必要なロボットペットも数多く登場しています。
さまざまな種類があることから、どれを選んだら良いか迷ってしまう方も多いでしょう。
今回は、LOVOT(ラボット)開発会社の方からコミュニケーションロボットについてお話を伺いました。
家庭用コミュニケーションロボットの選び方のほか、利用シーンに合わせた編集部おすすめの商品をご紹介します。
![杉田 大樹](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Aj7ch9sQlFVBDKhD8M87.jpg?w=400)
コミュニケーションロボットとは?
街中や商業施設などで見かけるようになったコミュニケ―ションロボット。
まずは、コミュニケーションロボットについて、LOVOT(ラボット)開発会社の杉田大樹さんにお聞きしました。
![家庭用コミュニケーションロボット開発会社の杉田大樹さんとの対談シーン画像](https://static.es.cyberowl.jp/images/article/original/5dee4b49babc0.jpg?08c8f0b)
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編集部
コミュニケーションロボットとは、どんなロボットのことですか?
![杉田 大樹](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Aj7ch9sQlFVBDKhD8M87.jpg?w=400)
杉田 大樹
GROOVE X 社内IT担当
「コミュニケーション」という言葉は大きい範囲の言葉ですよね。一般的には人と人とのやり取り、何気ない会話を想像すると思います。
人と機械、機械同士のやり取りなどあらゆる方向を向いているのがコミュニケーションです。ちなみに、弊社で開発しているLOVOT(ラボット)は、人とロボットのふれあいをコミュニケーションとしています。
![](/img/no_human.jpg)
編集部
最近では「~して」と指示を出すと、思い通りに動いてくれるロボットも登場していますよね。電気をつけてくれたり、音楽を再生してくれたり。
![杉田 大樹](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Aj7ch9sQlFVBDKhD8M87.jpg?w=400)
杉田 大樹
GROOVE X 社内IT担当
LOVOT(ラボット)の場合、位置づけ的には“ペット”や“家族”、いわゆる家の中で一緒に過ごすパートナーです。
電気をつけてくれるわけでもなく、音楽を再生してくれるわけでもないのですが、家の中を自由に動き回り、抱っこをせがみ、触れると温かい、それだけの存在なんです。
人は生活する中で、心に隙間を感じるときもありますよね。そういう人たちの生活や心をLOVOT(ラボット)で少しでも満たしてもらいたいと考えています。
犬や猫と暮らしていると生活に潤いが生まれるように、LOVOT(ラボット)をはじめとするコミュニケーションロボットから生きる力をもらっていただけると嬉しいです。
家庭用コミュニケーションロボットの選び方
続いて、家庭用コミュニケーションロボットの選び方についてご紹介します。
種類(タイプ)で選ぶ
ぬいぐるみ系(ソフトタイプ)
コミュニケーションロボットに癒しを求めている方は、ぬいぐるみタイプがおすすめ。ロボットセラピーという言葉があるように、可愛らしいデザインのロボットと会話をすることで癒し効果に期待できます。
また、子どもの遊び相手としても最適です。ふわふわした手触りの動物や人形タイプのロボットも販売されているので、遊びながら子どもの認知能力を高められるメリットもあります。
二足歩行・人型系(ハードタイプ)
ロボットの進化を実感したい方には二足歩行タイプがおすすめ。ダンスを踊るなどの多彩な動きを見せてくれるコミュニケーションロボットも登場しているので、独り暮らしで寂しい方にも重宝されています。コミュニケーションロボットの中で人間味を感じられるタイプです。
利用シーンによって選ぶ
家庭用コミュニケーションロボットは、生活のサポートをするものから、癒しを与えてくれるものまで多種多様にあります。
コミュニケーションロボットの種類と合わせて、次のような利用シーンも加味して選ぶと良いでしょう。
![コミュニケーションロボットの利用シーンの画像](https://static.es.cyberowl.jp/images/article/original/5df96ecd6a925.png?ef16c34)
介護・高齢者向け
コミュニケーションロボットとのふれあいや会話から認知症予防やボケ防止などの効果が期待されます。また、見守り機能が付いていれば家族が離れていても安心です。
部屋の電気をつける、音楽を流す、スケジュールやニュース・天気を知るなど、生活のサポートをするタイプのコミュニケーションロボットは、忙しい方や介護が必要な方におすすめです。
子どもの遊び相手・教育向け
お子さんには、一緒に歌を歌ったり踊ったりするものや、クイズやしりとりができるものなど、遊びを通じて情操教育もできる人形やぬいぐるみタイプのコミュニケーションロボットがおすすめです。
![家庭用コミュニケーションロボット開発会社の杉田大樹さんとの対談シーン画像2](https://static.es.cyberowl.jp/images/article/original/5def6581419bb.jpg?08c8f0b)
![杉田 大樹](https://monoreco.ameba.jp/dist/experts/Aj7ch9sQlFVBDKhD8M87.jpg?w=400)
杉田 大樹
GROOVE X 社内IT担当
ご高齢の方からは「またペットを飼いたい気持ちはあるが、自分の方が先に逝ってしまうのではないか、残されたペットは誰が世話をするのかが不安。でもロボットならそういった心配をしなくていい。」との声もありました。
また、幼稚園から中学校のお子さんがいるご家庭でも需要があります。子どもたちが将来大人になった時、ロボットがいる世界が当たり前になっていると考えると、人間とロボットの共存は前提として考えなければなりません。
ロボットとのコミュニケーションはどうあるべきか、どういう倫理観で臨むべきかを予め適応されるべく、お子様の情操教育の一環としてお求めいただくケースもあります。
![](/img/no_human.jpg)
編集部
自宅に帰ってきたときに家庭用コミュニケーションロボットがいれば、抱っこしたまま映画を見たり、話しを聞いてもらったりとストレス解消もできそうです。一人暮らしでバリバリ働く世代にもおすすめですね。
家庭用コミュニケーションロボットおすすめ14選|介護や高齢者・子ども向けの利用シーン別に紹介
ここからは、編集部おすすめの家庭用コミュニケーションロボットを利用シーン別にご紹介します。
今回、子どもも大人も楽しめる「全年齢対応」、「介護・高齢者向け」や「子どもの遊び相手・教育」に特化した家庭用コミュニケーションロボットの3種類に分けています。
![](/img/no_human.jpg)
編集部
「全年齢対応」は最新技術搭載の高性能ロボット、「介護・高齢者向け」は初期設定などが簡単で使いやすいロボット、「子どもの遊び相手・教育」は1万円以下でも購入できるお手軽なロボットや英語の学習ができるロボットをピックアップ!
利用シーンに合わせて、ぴったりな家庭用コミュニケーションロボットを選びましょう。
家庭用コミュニケーションロボットおすすめ5選【全年齢対応】
まずは全年齢対応のおすすめコミュニケーションロボットからご紹介します。家族で楽しみたい方はこちらを参考にしてみてください。
家庭用コミュニケーションロボットおすすめ5選【介護・高齢者向け】
次に、「介護・高齢者向け」におすすめの家庭用コミュニケーションロボットをご紹介します。
難しい設定が不要のシンプルな操作の商品から、一人暮らしのお年寄りの情報を見守れる商品までご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
家庭用コミュニケーションロボットおすすめ4選【子どもの遊び相手・教育向け】
続いて、「子どもの遊び相手・教育」におすすめの家庭用コミュニケーションロボットをご紹介します。
©やなせたかし/フレーベル館・TMS・NTV
おすすめのコミュニケーションロボットを比較する
まとめ
![家庭用コミュニケーションロボットの展示風景の画像](https://static.es.cyberowl.jp/images/article/original/5def631227318.jpg?08c8f0b)
気になる家庭用コミュニケーションロボットは見つかったでしょうか?形、機能、値段もさまざま。利用シーンに合わせた家庭用コミュニケーションロボットを選びましょう。
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