お風呂上りに欠かせないバスマットは、普段何気なく使っているかもしれませんが、少しこだわるだけで快適さが格段に変わります。
今回は、素材の違いや、お手入れ方法など、バスマットに関するとっておきの情報を、お風呂のソムリエとして活躍中の松永 武さんに伺いました。
後半ではおすすめ商品もご紹介します。この機会に、バスマットを見直してみてはいかがでしょうか?
- お風呂上りに欠かせないバスマットの役割とは?
- バスマットの特性や素材の違いを知っておこう
- バスマットにはどんな特性があるの?
- バスマットは綿や珪藻土など素材によって特徴が異なる
- バスマットおすすめ22選|素材別にご紹介!
- 綿(コットン)のバスマットおすすめ3選
- 珪藻土のバスマットおすすめ5選
- リネン(麻)のバスマットおすすめ4選
- 化学繊維(アクリル、マイクロファイバー)のバスマットおすすめ5選
- 他素材のバスマットおすすめ5選
- バスマットの洗濯頻度やお手入れ時期は?お手入れ方法もご紹介!
- バスマットの洗濯頻度やお手入れ時期
- バスマットのお手入れ方法を教えます!
- バスマットのお手入れ後、干し方で気を付けるポイントは?
- バスマットの下には「すのこ」を敷くのがおすすめ!
- まとめ

お風呂上りに欠かせないバスマットの役割とは?

バスマットとは、ご存知の通り、入浴時にお風呂場の脱衣所に敷くマットのことです。濡れたままの体で足を乗せても、余分な水分を吸収してくれます。
多くの方がお風呂上りにバスマットを使っていることでしょう。しかし、特にこだわって使っているという方はそう多くないのではないでしょうか?
バスマットは素材によって肌触りや吸水性などの違いがあります。
バスマットの特性や素材の違いを知っておこう
バスマットを選ぶ前に、まずはどのような特徴があるのかを知っておきましょう。バスマットの特性や素材ごとの特徴を松永さんに伺いました。
バスマットにはどんな特性があるの?
バスマットには、機能や肌触りなどそれぞれに特性があります。以下のポイントを参考にしてみてください。
吸水、速乾性
バスマットは、入浴後一番最初に足を乗せる場所です。その後、移動をしても床が濡れることがないよう、吸水性の高いものを選びましょう。連続して複数の人が使う場合には、速乾性も見逃せません。
防カビ
使用頻度の高いバスマットは、常に水分を含むことになるためカビが発生しないか心配です。抗菌効果に優れた素材もおすすめです。
肌触り
バスマットにも心地よい肌触りを求めている方はいらっしゃるでしょう。
ふんわりとした肌触りが特徴のループパイルやなめらかでボリュームのあるカットパイル、パイルの長さを変えることで模様や肌触りを変えられるジャカード織など、加工方法によって肌触りもさまざまです。
バスマットを選ぶときには肌触りに注目してみるのもよいでしょう。
バスマットは綿や珪藻土など素材によって特徴が異なる
バスマットは素材により使い心地が異なります。では一体どのような素材が使われているのでしょうか?
バスマットは、主に綿(コットン)、珪藻土、リネン、化学繊維の4種類に分けられます。
それぞれの特徴を松永さんに詳しく伺ってみました。
綿(コットン)素材のバスマット

綿の場合、織り方で質感や吸水性やデザイン性が変わります。輪っか(ループ状)のものが一般的です。輪っかが長いと柔らかい肌触りですが、爪などに引っかかり糸が伸びることがあります。
一方、輪っかが短く、びっしりループが詰まっているものは丈夫で長持ちです。輪っかをカットした「シャーリング」と呼ばれるタイプは肌触りがベロアのように滑らかですが、輪っかよりも吸水性は低いです。
ワッフルやドット柄など編み方でデザインをつけているものは踏み心地が独特です。
綿素材の良いところは、なんといっても気軽に洗濯ができることです。毎日使うものなのでお手入れがラクなのはうれしいポイントです。
デメリットを挙げるとすれば、綿は裏面に滑り止めがついていないものが多いため、小さなお子さまや高齢の方がいらっしゃるご家庭では注意しましょう。
珪藻土のバスマット

珪藻土とは、植物性プランクトン類の化石や珪藻殻の堆積物によって形成されたものです。微細な孔が無数にある多孔質構造の特性をもっているため、水分をスーっと取り込み、あっという間に蒸発させます。
速乾性が高く、家族が多いご家庭などの複数人が使う場合でも快適に使えます。
洗濯不要というメリットがありますが、「お手入れが不要」というわけではありません。汚れたら吸水性が落ちるため、吸水性が落ちたらヤスリをかける必要があります。
また割れる恐れがあり、万が一割れてしまっても元に戻せないため、取り扱いには注意しましょう。
麻(リネン)素材のバスマット

薄手で固いイメージのある麻(リネン)は、綿とは比較にならないほどに吸水性が高いのが特徴です。濡れると強度が増すため、耐久性も抜群です。また、通気性や発散性、速乾性にも優れています。
繊維の内部に染料が浸透しにくいため、比較的ナチュラルなカラーラインナップが多い傾向です。
化学繊維のバスマット

バスマットで一番多いアクリルやポリエステルなどの化学繊維です。天然の素材と比べて圧倒的に吸水性と速乾性が高く、軽い点も魅力です。
綿と違って洗濯しても乾きやすいため、薄手のものから厚手のフワフワしたものなど種類が豊富です。
最近では品質が向上していることから一見すると綿との違いが分かりにくいですが、裏面にすべり止め加工が施されているものが多いのが特徴です。化学繊維か綿か判断に困った場合、裏面をチェックしてみるのもポイントのひとつです。
バスマットおすすめ22選|素材別にご紹介!
ここからは、編集部が厳選したおすすめのバスマットを素材別にご紹介していきます。
綿(コットン)のバスマットおすすめ3選
まずは、綿(コットン)素材のバスマットからご紹介します。ループパイルやジャカード織りなど、加工や肌触りの違いに注目しながらお好みのものを選んでみてください。
珪藻土のバスマットおすすめ5選
続いて、快適さ、便利さから人気を集めている珪藻土バスマットの中からおすすめをご紹介します。
リネン(麻)のバスマットおすすめ4選
ナチュラル志向の方におすすめなリネン(麻)素材のバスマットは、100%リネン(麻)素材、リネン(麻)×綿の混合素材の中からおすすめをご紹介していきます。
化学繊維(アクリル、マイクロファイバー)のバスマットおすすめ5選
種類の豊富な化学繊維のバスマットです。ここでは、アクリルやマイクロファイバーからおすすめをご紹介します。
他素材のバスマットおすすめ5選
上記で紹介した素材とは別に、おすすめのバスマットをご紹介します。新素材を使用したバスマットなどに注目くださいね。
バスマットの洗濯頻度やお手入れ時期は?お手入れ方法もご紹介!
湿気の多い脱衣所に敷くバスマットは、菌やカビの増殖が気になりますよね。素材にもよりますが、こまめにお手入れが必要な場合も少なくありません。
ここでは、バスマットの洗濯頻度やお手入れ方法を松永さんに伺ってみました。
バスマットの洗濯頻度やお手入れ時期

バスマットは、お風呂でキレイになった後に数秒~数分使用するだけのものなので毎日洗濯しなくても基本的には問題ありません。使用後は室内に干して乾燥させておけば、週に1~2回程度で良いでしょう。
ただし、濡れたまま脱衣所に放置すると、湿気でカビが発生し雑菌が繁殖してしまうので注意が必要です。また、滑り止め加工が施されているバスマットは洗濯を頻繁に繰り替えすと滑り止め効果が薄れる場合もあります。
バスマットのお手入れ方法を教えます!
軽く折りたたんで洗濯ネットに入れ、単独洗いするのが一番おすすめです。
他のマット類などと一緒に洗う場合も、摩擦によるダメージと他の洗濯物の繊維が付着しないよう洗濯ネットに入れてください。この場合も最初は毛羽が落ちるため、数回は単独洗いが良いでしょう。
柔軟剤を入れるのはできるだけ避けた方が吉です。柔軟剤には油が含まれるため、吸水力が落ちて滑りが良くなることで毛羽落ちの原因にもなります。
バスマットのお手入れ後、干し方で気を付けるポイントは?

直射日光にバスマットを長時間当てると、繊維が固くなったり退色したりする場合があります。それらを防ぐためにも陰干しがおすすめです。
滑り止め加工が施されているものは特に裏面を直射日光に当てないように干してください。
叩きながら汚れを落とすドラム式洗濯機での洗濯は、バスマットの繊維が潰れてしまいます。バスマットを数回振って繊維を立ててから干しましょう。
バスマットの下には「すのこ」を敷くのがおすすめ!
バスマットを使う際、水分で蒸れてカビが発生しないか不安になりますよね。松永さんに伺ったところ、バスマットの蒸れを防ぐにはすのこが良いそうです。

松永 武
バスリエ株式会社 代表取締役、一般社団法人HOT JAPAN 代表理事
床との間に空間ができることで通気性が良くなり、乾きも速くなります。また、濡れたバスマットを床に置きっぱなしにしていると床を傷めてしまう恐れも。その場合にもすのこが最適です。
バスマットには専用のすのこを選ぶようにしましょう。中でもバスマットを敷いたまま立てて干せるタイプがおすすめ。強度が弱いすのこもあるため、使用する際には壊れないよう気を付けてください。
まとめ

バスマットは毎日使うものだからこそ、好みのものを見つけたいですね。日々のバスタイムを快適なものにしたい方は、バスマットにもこだわってみてはいかがでしょうか?