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2024.10.14

【楽天市場】エアコン洗浄スプレーおすすめ18選|使い方や洗浄効果などを掃除のプロが解説

エアコン洗浄スプレーおすすめ10選|使い方や洗浄効果などを掃除のプロが解説

エアコンをつけたらニオイが気になる…なんてことはありませんか?エアコンは定期的に掃除しないと、内部に付着した埃やカビなどが原因で嫌なニオイが出てきます。

そんなとき役に立つのが、エアコン洗浄スプレーです。自分で簡単にエアコンのお手入れができる優れものです。

今回は「笑顔を届けるお掃除会社」をモットーに掲げる株式会社アクションパワーの代表取締役を務める櫻井皇児さんに、エアコン洗浄スプレーの選び方や、おすすめの商品を教えてもらいました。

使い方や注意点もご紹介しますので、エアコンのニオイが気になる方は、ぜひ参考にしてみてください。

  1. エアコンの汚れる場所とは?どこを掃除すればいいの?
  2. ①フィルターの掃除はこまめに
  3. ②フィンはカビが発生しやすい
  4. ③ファンは個人での掃除が難しい
  5. エアコン洗浄スプレーの効力とは
  6. エアコン洗浄スプレーの選び方
  7. 菌の繁殖を抑える成分が入っているか?
  8. 香りはあるか?
  9. エアコン洗浄スプレーおすすめ18選
  10. エアコン洗浄スプレーの使い方
  11. フィルター
  12. フィン
  13. ファン
  14. エアコン洗浄スプレーを使うときの注意点
  15. 換気をしながら使う
  16. マスクやメガネ、手袋で体をガード
  17. 養生をしっかり行なう
  18. ドレンホースからの排水を確認
  19. まとめ
この記事を監修した専門家
櫻井 皇児
日本清掃収納協会 代表櫻井 皇児
1972 年生まれ。愛知県日進市出身。18歳から飲食業界での料理人を経て、27 歳で清掃業界へ転職。3年間の修行の後、 独立開業。年間300件以上のお掃除の現場と19年の経験で、お客様へお掃除の大切さを伝えてきました。現在は【笑顔を届けるお掃除会社】株式会社アクションパワーにて代表取締役社長。お掃除 ・ お片づけを通じて、 お客様に笑顔を届け、 日本全国をキレイにします。

エアコンの汚れる場所とは?どこを掃除すればいいの?

フィルター・フィン・ファンを解説している画像

エアコンの掃除といっても、初めてだとどこを掃除したらいいかわからないですよね。まずはエアコンの構造と汚れる場所をご紹介します。

エアコンは「室外機」と「室内機」という2種類の装置で動いています。

室外機は家の外にある装置で、室内の暑さを外に逃がすなど温度調整を行っています。

室内機は送風と熱交換を行う装置で、お部屋にある「エアコン」と呼んでいるものです。室内機はお部屋の埃を吸ってしまったり、空気を冷やすときに結露が生じてその水分からカビが発生したりするので、掃除が必要です。

室内機の中を大まかに分けると「①フィルター」「フィン」「ファン」となり、それぞれ掃除が必要になります。

これからご自身でエアコンのお掃除をされる方は、ぜひ下記の記事も参考にしてみてください。

①フィルターの掃除はこまめに

フィルターとは、室内機が吸い込んだ空気に含まれる埃やゴミをとってキレイにしてくれる部品です。使っていると次第に埃だらけになってしまうため、こまめに掃除をしましょう。

フィルターを掃除しないと、付着した埃で空気を吸い込みにくくなり、余計な電力を消費してしまいます。また、埃臭さの原因にもなります。

フィルターは定期的に掃除することを前提に作られているので、簡単に取り外せます。フィルターを外したら、掃除機で埃を吸ったり、水洗いしたりしましょう。 汚れがひどく、ニオイが気になるときはフィルター用の洗浄スプレーを使うとキレイになります。

②フィンはカビが発生しやすい

フィンは、室外機から送られる触媒(しょくばい)により、室内の空気を冷やしたり、温めたりする役割を担っています。温度変化が激しいため結露が生じやすく、カビが発生しやすい部分です。

薄いアルミの板が密集して並んでいるので、手で掃除することはできません。ここで役立つのがエアコン洗浄スプレーです。

エアコン洗浄スプレーの多くは、フィンを掃除するためのものです。スプレーの噴射と洗浄液で、手の届かない部分までキレイにしてくれます。

カビ臭さの原因になりやすい部分なので、季節の変わり目などに一度掃除することをおすすめします。

③ファンは個人での掃除が難しい

ファンは、空気の流れを作る部分です。形状は違いますが、エアコンの中に扇風機が入っていると考えるとわかりやすいでしょう。 フィルターで取り切れなかった埃が付着し、そこからカビが発生すると嫌なニオイの原因となります。
ファンは室内機の奥に付けられているため、個人での掃除が難しい部品です。あまりに汚れがひどい場合は、専門業者に任せた方が良いでしょう

しかし、業者を頼みたくない場合や、軽く掃除したいだけなら、ファン専用の洗浄スプレーを使って掃除することもできます。 「フィルターとフィンを掃除しても嫌なニオイが取れない…」という方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

エアコン洗浄スプレーの効力とは

目に見えない、手の届かない部分もキレイにしてくれるエアコン洗浄スプレーは便利なアイテムですが、有用性や効力が気になるところです。そこで、専門家の櫻井皇児さんにエアコン洗浄スプレーの効力について、お話を伺ってみました。

櫻井 皇児

櫻井 皇児

日本清掃収納協会 代表

エアコン洗浄スプレーは、エアコンを一般家庭で簡易的にお掃除するための商品です。成分の多くは界面活性剤アルコール成分がほとんど。フィンに直接スプレーして、埃やカビを除去するものになります。

エアコン洗浄スプレーでお掃除することで、カビのニオイやタバコのヤニ臭さなどを洗浄して消臭できます。また、エアコン内にカビが発生しているとニオイだけでなく、カビ菌もお部屋にまき散らしてしまうため、お掃除はとても大切です。1年に1回ほどの頻度でおこなえば、すっきりキレイになりますよ。

エアコン洗浄スプレーの選び方

スプレー缶が並んでいる画像

お店ではさまざまなエアコン洗浄スプレーが売られていますが、どういった点に気を付けて商品を選べばいいのでしょうか?

櫻井皇児さんに、エアコン洗浄スプレーの選び方を教えていただいたのでご紹介します。

菌の繁殖を抑える成分が入っているか?

エアコン洗浄スプレーには、除菌・消臭効果のほかに、カビや菌の繁殖を抑えてくれる成分が入っているものもあります。

嫌なニオイの主な原因はカビです。快適な状態を長く維持するためにも、「防カビ」「抗菌」を謳った商品がおすすめです。

香りはあるか?

エアコン洗浄スプレーには、無香性のものと香り付きのものがあります。

香り付きのものは、掃除した後しばらくエアコンをつけると香りが楽しめます。

あまり香りを気にしない方や、消臭剤などの香りが苦手な方は無香性タイプがおすすめです。

エアコン洗浄スプレーおすすめ18選

それでは、おすすめのエアコン洗浄スプレーをご紹介します。

解説した選び方をふまえて、抗菌・防カビ効果のあるものなど、希望に合う商品を見つけてみてください。

エアコン洗浄スプレーの使い方

エアコン洗浄スプレーを使用している時の画像

はじめてエアコン掃除をする方のために、エアコン洗浄スプレーの使い方を櫻井皇児‎さんに教えていただきました。フィルター、フィン、ファンの掃除方法をまとめてご紹介します!

なお、エアコン洗浄スプレーを使う際は、必ず商品に記載されている使い方、注意事項をよく読んでから使ってくださいね

フィルター

  1. 室内機の外カバーを外す
  2. フィルターを外す
  3. 掃除機を使ってフィルターの埃を吸い取る
    ※洗浄スプレーを使わない場合は⑥へ
  4. お風呂場や外などでフィルターに洗浄スプレーを吹きかける
  5. しばらくしたら水で洗い流し、水を切って乾かす
  6. フィルターが十分に乾いたら、エアコンに取り付ける

フィン

  1. コンセントを抜き、外カバーとフィルターを取り外す
  2. 掃除機でフィンについた埃を吸い取る
    ※フィンには直接触れないよう注意
  3. 電装部分にスプレーがかからないように、ビニールで養生する
  4. 洗浄スプレーをフィンに吹きかける
  5. 洗浄後15~20分放置し、その後送風で1~2時間運転し換気する

ファン

  1. 本体スイッチをOFFにして、コンセントを抜く
  2. 外カバー、フィルター、ルーバー(風の向きを変えるガイド)を取り外し、ファンが見えるようにする
  3. ファンの掃除は廃液がたくさん垂れるので、室内機の下に液受けを付ける。また、電子部品にはビニール袋で養生する
    ※大きめのビニール袋を切ってガムテープなどで固定すると良い
  4. 汚れ落とし用スプレーをファンに吹きかける。ファンを回転させ、全体に泡が付くようにする
    ※ファンの回転は割り箸などの細い棒を使うと楽にできる
  5. 汚れを浮かせるためにしばらく待つ
  6. 洗い流し用のスプレーで泡を流していく
    ※スプレーが足りなくなったら霧吹きなどを使って水で洗い流す
  7. 排液が落ち切ったのを確認し、電子部品の養生を外したらカバーなどを戻してコンセントを差す
  8. タオルやビニール袋で送風口をガードしながら10秒ほど運転させ、残った排液を出し切る
  9. 排液受けのビニール袋を外し、10分ほど送風運転して乾燥させる

エアコン洗浄スプレーを使うときの注意点

エアコンを洗浄しようとする人の画像

電子機械であるエアコンにスプレーを吹きかけるのは、ちょっと勇気がいるものです。エアコン洗浄スプレーを使うときは、どのような点に注意すべきなのでしょうか?

櫻井皇児さんに注意すべきポイントを教えていただいたので、ご紹介します。安全にかかわるポイントもあるので、しっかりチェックしておきましょう

換気をしながら使う

勢いよく洗浄液を噴射させるスプレーには、当然ガスが含まれています。必ず窓を開けて、風通しの良い環境で使いましょう

換気をしないで洗浄スプレーを使うと、気分が悪くなる可能性があります。

マスクやメガネ、手袋で体をガード

洗浄スプレーを使った際に、液が跳ね返って顔にかかる可能性があります。慣れないうちはマスクやメガネなどで顔をガードしましょう。また、スプレーの成分によっては素手で触らない方が良いので、手袋も着用しておきましょう。

仮に目や口に洗浄液が入ってしまった場合は、水でしっかり洗い流し、必要であれば病院に行くようにしてください。

養生をしっかり行なう

エアコン洗浄スプレーを使用する際は、スプレーが掛かってはいけない部分や濡れると困る場所を養生しておくことが大切です。

電装部品(基盤)の養生をしっかり行ない、濡れないように作業しましょう。電装部品にスプレーがかかると、故障の原因になります。同様にファン用の商品を使うときは、モーター側への養生をしっかりして洗浄液が入らないようにしましょう。

また、エアコンだけでなく、周囲の養生もしておくと良いでしょう。汚水が床や壁に垂れると、掃除の手間が増えてしまいます。

ドレンホースからの排水を確認

洗浄スプレーを使ったら、ドレンホース(室外機の近くにある排水を出す管)から水が出ているか確認しましょう。フィン用の洗浄スプレーを使うと、正常であればドレンホースから排水されます。

ドレンホースからの排水がないと、エアコン内部に水が溜まってしまい故障の原因になります。ドレンホースが詰まっていた場合は、細い棒などで出口の詰まりを取り除きましょう。

まとめ

エアコン洗浄スプレーは、手軽にエアコンの掃除ができる便利なアイテムです。普段からお手入れをしておけば汚れもたまらず、快適にエアコンを使うことができます。シーズンの始めや終わり、大掃除の際にぜひ使ってみてください。

また、長年掃除していないエアコンなどは、洗浄スプレーでは汚れが落としきれず、嫌なニオイが取れないこともあります。そんなときは、専門の業者に依頼することも検討しましょう。

エアコンの掃除は初めてだとハードルが高いかもしれませんが、今回ご紹介した内容を参考に、ぜひチャレンジしてみてください。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひチャレンジしてください。

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