海外旅行の持ち物の準備をしていると「何を持っていけば良いのかわからない」「忘れ物がないか不安」と感じる方も多いのではないでしょうか。
特に、はじめての海外旅行や久しぶりの渡航では、必要なアイテムが思い付かず、荷造りに悩んでしまうこともあります。
この記事では、トラベルライターのアドバイスを交えながら、海外旅行に必要な基本の持ち物と、あると便利なアイテムをチェックリスト形式でご紹介します。旅先で「持っていけば良かった」と後悔しないよう、出発前の荷造りにぜひご活用ください。
海外旅行の基本の持ち物・必需品のチェックリスト
まずは、忘れてはいけない海外旅行の必需品をご紹介します。
以下のチェックリストにまとめましたので、ひとつずつ確認して漏れのないよう早めに準備しましょう。
それぞれの持ち物について、以下で詳しく解説します。
貴重品
パスポートの有効期限が十分に残っているかを必ず確認しましょう。滞在期間や入国目的によって異なりますが、多くの国では残存有効期間が3~6ヶ月以上必要とされています。
また、氏名(ローマ字表記)が航空券の予約名と一致しているかも重要です。例えば、苗字が変わる予定がある場合、パスポートが旧姓、航空券が新姓などのような場合、登場できない可能性があるので注意しましょう。
渡航先や滞在期間、渡航目的によってはビザの取得が必要です。ビザが不要な場合でも、ESTA(アメリカ)やETA(カナダ)などの電子渡航認証が求められることがあるため、早めに確認して申請しておきましょう。
日本円と現地通貨の両方を、渡航先や状況に応じて用意しておきましょう。クレジットカードや電子決済が使えない場所もあるため、チップや少額の支払いに備えて最低限の現地通貨を準備しておくと安心です。
クレジットカードが使用できる国際ブランドは国や店舗によって異なることがあるため、別の国際ブランドのカードを2枚持っておくと便利です。また、ホテルのチェックイン時にデポジットとして提示を求められる場合もあるため持参しましょう。
海外旅行保険に加入している場合は、保険証券を携帯しておくと、緊急時に補償内容を確認でき、スムーズに対応できます。トラブルに備えて「証券番号」と「緊急連絡先(保険会社のサポート窓口)」の情報はメモに控えておくと安心です。
SHIORI
トラベルライター
パスポートやビザは、想定以上に手続きに時間がかかることもあるため、2〜3ヶ月前から余裕を持って確認、準備しておくのが安心です。
海外旅行保険については、クレジットカードに付帯している保険でカバーできることもあるので事前にチェックしましょう。航空券をクレジットカード決済した場合に保険が適用されるなど、カードごとに適用条件が異なるため、注意が必要です。
チケット類(航空券、乗車券など)
航空券を予約すると、eチケットの控えが登録メールアドレスに届きます。スマホなどに保存しておくと便利ですが、万が一の通信トラブルや電池切れに備えて、紙で印刷して持参すると安心です。
国によっては、入国審査や出国時に紙の提示を求められることがあるため、念のため印刷しておきましょう。
現地で利用する乗車券やホテルバウチャーは、紙での提示を求められることがあります。スマホの画面提示だけでは認められない場合もあるため、事前に印刷しておくと安心です。
特にインターネット環境が不安定な地域では、紙の控えがあると手続きをスムーズに進めることができます。
電子機器
旅行中の通信や情報収集に欠かせないのが電子機器です。
情報収集や地図アプリの利用、写真撮影などでスマホは欠かせません。機内Wi-Fiを提供している航空会社もあるため、動画視聴や音楽再生を楽しみたい方は、機内でも使用できるよう充電器を手荷物に入れておきましょう。
旅行中は、写真撮影や地図アプリの利用などでスマホの使用頻度が高くなるため、モバイルバッテリーを携帯すると安心です。なお、安全上の理由から、モバイルバッテリーは預け入れ荷物に入れることができません。手荷物として持ち込む場合も、航空会社ごとに持ち込み制限があるため、事前に確認しておきましょう。
モバイルバッテリーの選び方やおすすめ商品は、以下の記事を参考にしてみてください。
現地でインターネットを快適に使用するには、出発前に海外SIMやeSIM、モバイルWi-Fiルーターを用意しておくことが重要です。事前に準備しておけば、到着後すぐにスムーズな通信環境を確保できます。
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トラベルライター
最近の海外でのインターネット通信は、eSIMが主流になっています。QRコードを読み取るだけで接続できるため、とても手軽で便利です。はじめて使用する場合は設定に戸惑いやすいので、事前にeSIM提供会社の案内を確認しておきましょう。
着替え
下着や靴下、着替え用の衣類は、旅行の日数に合わせて準備しましょう。長期の旅行で着替えが多い場合や、洋服がかさばる場合は、衣類圧縮袋を使うと荷物をコンパクトにまとめられます。
また、着替えをできるだけ減らしたい場合は、着回しやすい服を選ぶか、滞在先での洗濯を検討しましょう。旅行先で使える洗濯グッズや使い捨て下着を活用するのもおすすめです。
SHIORI
トラベルライター
私は子連れで4泊以上の海外旅行に行く際は、現地での洗濯を前提にしています。子どもは洋服を汚す頻度が高いため、洗濯無しでは着替えが足りなくなりがちだからです。
ホテルのランドリーサービスを利用する方法のほか、折りたたみ式のバケツと洗剤を持参して洗濯するのも有効です。折りたたみ式バケツは洗濯だけでなく、濡れたものを入れたり水を張ったりできるので、旅行中のさまざまなシーンで活用します。
化粧品・洗面用具
メイク用品、洗顔料、化粧落とし、歯磨きセット、シャンプー、リンスは滞在先にアメニティが用意されていない場合もあるため、必要に応じて持参しましょう。
なお、機内には100mLを超える液体やスプレーなどは持ち込めません。持ち込む場合は、100mL(g)以下の容器に入れ、容量1L以下のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめましょう。
コンタクトレンズ用品やメガネ、常用している薬がある方は、忘れずに持参しましょう。万が一の体調不良やケガに備えて、救急用の薬も一緒に準備しておくと安心です。
SHIORI
トラベルライター
荷物を最小限にしたいので、美容グッズはなるべくフェイスパックや試供品のパウチタイプなど、使い捨てできるタイプを持っていくようにしています。
シャンプーやトリートメントは、海外の水質や外国人の髪質に合わせた設計になっていることが多く、日本人の髪に合わない場合もあるため私は持参派です。
また、深夜便を利用する際には、空港でメイクを落として機内でフェイスパックを使うこともあります。飛行機内は特に乾燥しやすいため、保湿クリームやマスクなどの美容アイテムも忘れずに持っていくと安心です。
医薬品
毎日服用している薬がある場合は、旅行の日数分に加えて、予備も含めた量を持参しましょう。また、乗り物に酔いやすい方やお子さん連れの方は、長時間の移動に備えて酔い止めを準備しておくと安心です。
顔写真2枚(4.5×3.5cm)
パスポートを紛失した際の再発行手続きに必要になることがあるため、万が一に備えて顔写真を準備しておきましょう。
多くの申請書類で顔写真2枚の提出が求められるため、あらかじめ用意しておくことで書類の不備を防げます。
戸籍謄本または戸籍抄本1通
パスポートを紛失した際の再発行手続きに備えて、戸籍謄本や戸籍抄本も準備しておくと安心です。顔写真と同様に準備しておくと、トラブル時にもスムーズに対応できます。
なお、戸籍謄本や戸籍抄本でなくても、日本国籍を確認できる書類であれば問題ありません。
海外旅行にあると便利なおすすめの持ち物チェックリスト
海外旅行の基本の持ち物や必需品に加え、あると便利なおすすめの持ち物を以下にまとめました。
シーンやカテゴリ別に持ち物をご紹介するので、行き先や旅行の目的に応じて、ご自身に必要なアイテムを漏れなく準備しましょう。
機内持ち込みの持ち物
機内で快適に過ごすために、必要なアイテムは手荷物として持ち込みましょう。移動中に役立つものを事前に準備しておくと安心です。
筆記用具は紙の入国審査カードを記入する際に必要になるため、持ち込むと便利です。
機内は空調が強く、寒さを感じやすいため、ストールやカーディガンなど羽織れるものがあると快適です。滞在先でも温度調整や日除けなどに役立つため、1枚持参しましょう。
また、機内は乾燥もしやすいため、マスクがあると喉のケアや風邪の予防に役立ちます。旅先での体調管理や、人混みが多い観光地でのエチケットにも重宝するため、数枚持参しておくと安心です。
機内でおしぼりが配られることもありますが、ウェットティッシュを持参すると必要なタイミングで使用できます。レストランやカフェなど、滞在先でも活躍します。
長時間のフライトでは、快眠グッズが欠かせません。周囲の音や光が気になる方は、耳栓やアイマスクの持参がおすすめです。同じ体勢が続くと首や肩に負担がかかるため、ネックピローがあると負担を軽減できます。空気を吹き込むタイプであればかさばらず、持ち運びにも便利です。
以下の記事では、ネックピローの選び方やおすすめの商品をご紹介しています。購入を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
使い捨てスリッパは機内でリラックスしたい場面に便利で、特に足のむくみが気になる方にはおすすめです。また、靴を脱ぐ習慣のない国ではスリッパが用意されていないことも多いため、持参すると滞在先でも快適に過ごせます。
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トラベルライター
海外旅行の飛行機移動は長時間になりがちです。服装はリラックスできるものを選び、足元はスニーカーやスリッポンなど疲れにくい靴がおすすめです。
また、スマホスタンドやゴミ袋なども持参しておくと、移動時間がより快適に過ごせます。
日用品・旅の快適グッズ
セキュリティポーチは服の下に装着することで、スリや盗難のリスクを軽減できるアイテムです。パスポートや現金などの貴重品を常に携帯して安全に持ち歩きたい場合に便利です。
国や店舗によっては、レジ袋の提供がないもしくは有料の場合があるため、コンパクトなエコバッグをひとつ持っておくと便利です。
海外ではトイレに紙が備え付けられていないこともあるため、ティッシュを多めに持参すると安心です。ハンカチも、手を拭いたり汗をぬぐったりと、さまざまな場面で役立ちます。
タオルは汗拭きや手拭きとして使えるだけでなく、冷房で寒い場面でのひざ掛け代わりや、割れ物を包む緩衝材としても活用できるため、一枚持っておくと便利です。
国によってコンセントの形状が異なるため、電化製品を持参する際は変換プラグ
も必須の持ち物です。
日本と電圧が異なる国では、製品によっては変圧器が必要になる場合があります。ただし、電源プラグや本体に「100-240V」などの表記がある機器(スマホやPCなど)は、世界各国で使用できます。使用予定の機器の対応電圧は事前に確認しておきましょう。
旅の思い出を記録に残したい場合は、カメラを持参しましょう。充電器やメモリーカードも忘れずに準備してください。
海外のホテルでは、ガウンしか用意されていないことがあります。普段使っているルームウェアやパジャマを持参すると快適に過ごせます。
急な雨に備えて、軽量でコンパクトな折りたたみ傘やレインコートも用意しておきましょう。雨晴兼用の折りたたみ傘であれば、日傘として日よけや紫外線対策にも使えます。
携帯用のアルコール除菌液や除菌シートは、食事前や衛生が気になる場面で役立ちます。さらに、絆創膏を常備しておけば、靴擦れや軽い擦り傷ができた際にもすぐに対応できるため、旅行中の安心感が高まります。
SHIORI
トラベルライター
変換プラグや変圧器は、ホテルで借りれる場合もありますが、外出先で急に充電が必要になった場合のために持参しておくと安心です。
防犯対策もしっかりしましょう。私は過去にコンビニでポケットから携帯を抜き取られたことがあります。万が一の事態に備えて、緊急用のお金を分けて隠しておくのもひとつの方法です。旅行先の治安状況によっては、ホテルに置いた荷物に盗難防止チェーンや南京錠を使って保護しておくとより安心です。
旅先の季節に応じた持ち物
旅行先の天候や気温、アクティビティの内容を事前に確認し、自分に必要なアイテムを事前に準備しておきましょう。
夏は日よけになるつば付きや、通気性の良い素材の帽子を持参しましょう。冬は防寒性の高いニット帽がおすすめです。
夏場や日差しが強い場所へ行く場合は、サングラスや日焼け止めを使って紫外線から目や肌をしっかり守りましょう。
海やプールに行く予定がある方は、水着を忘れずに持参してください。宿泊先によっては、水着着用が必要な温泉やスパ施設が併設されている場合もあります。現地での調達が難しいこともあるため、あらかじめ準備しておくと安心です。
寒い地域への旅行や冬場の移動には、防寒対策が欠かせません。コンパクトにたためるダウンジャケットや手袋、マフラー、ニット帽などを準備しておくと安心です。気温差の激しい地域では、重ね着しやすいアイテムを選ぶのもポイントです。
冬の旅行や寒冷地に行く場合は、体を手軽に温められる使い捨てカイロが便利です。ポケットや靴の中に入れるタイプもあり、冷え対策として活用できます。長時間屋外で過ごす予定がある場合や、寒暖差のある場所では特に重宝します。
SHIORI
トラベルライター
特に東南アジアへ旅行する際は、雨季か乾季かをチェックしておきましょう。雨季には、晴れていても突然スコールのような大雨が降ることがあります。雨傘は荷物になったり、人混みでは使いにくかったりするため、両手が空くカッパを持っていくと便利です。
一方、冬の旅行には機能性インナーを上下で持参するのがおすすめです。日本ではプチプラで手に入るインナーアイテムも、海外では割高で売られていることが多いため、出発前に日本で購入して持っていくのが良いです。
女性向けの海外旅行の持ち物
長時間のフライトや慣れない環境での滞在では、快適さと身だしなみを保つための工夫が必要です。
ヘアアイロンは海外対応のタイプを選びましょう。コンセント式であれば、機内持ち込み、預け入れのどちらにも対応します。ただし、本体から電池が取り外せないタイプは、機内持ち込み、預け入れ共に制限される場合があるため注意しましょう。
ヘアアイロンのおすすめ商品は以下の記事でご紹介していますので、持参を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
旅行中は歩く時間が長くなるため、足の疲れが心配な方には着圧ソックスがおすすめです。機内でのむくみ対策にも役立ちます。
生理用品は現地でも購入できますが、機内で急に必要になることもあるため、万が一に備えて数枚は持参しておくと安心です。
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トラベルライター
海外の食事は日本と違って油を多く使っていたり、カロリー高めだったりすることが多く、気づかないうちに栄養バランスを崩してしまうことがあります。その結果、肌荒れや胃もたれにつながることもあるので、サプリメントや胃薬を持参しておくと安心です。
男性向けの海外旅行の持ち物
旅先でも清潔感や身だしなみを整えて、気持ちよく過ごしたいものです。
電気シェーバーの場合、多くの機種は機内持ち込みができます。充電器も忘れずに持参しましょう。なお、カミソリは刃の形状によって持ち込みが制限される場合があるため、事前に航空会社の規定を確認しておきましょう。
電気シェーバーの選び方やおすすめ商品は、以下の記事を参考にしてみてください。
ヘアワックスやジェルなど、スタイリングに必要な整髪料があれば持参しましょう。普段使い慣れているものを持っていけば、旅行先でもいつも通りのヘアセットができ、写真映えにもつながります。
スーツケースや収納グッズもチェックしよう
持ち物だけでなく、スーツケースや荷物をすっきり整理できる収納グッズもチェックしましょう。
海外旅行は、国内旅行に比べて滞在期間が長いケースが多いため、荷物の量に合ったスーツケースを選ぶことが大切です。また、荷物も増えがちなので、収納グッズを活用してコンパクトに荷物をまとめましょう。
スーツケース
荷物の量は行き先や旅行の目的によって異なりますが、スーツケースの容量の目安は3泊4日で40〜60L、4泊5日~1週間で60~80L程度とされています。
容量の大きなスーツケースは自宅での保管場所に困ることもあるため、レンタルサービスの利用もおすすめです。
特にアメリカへ渡航する場合は、TSAロック付きのスーツケース以外は無施錠で預ける必要があるため、注意が必要です。
スーツケースや旅行かばんのおすすめ商品は以下の記事でご紹介しています。選び方も詳しく解説しているので、購入を検討している方はぜひチェックしてみてください。
SHIORI
トラベルライター
海外では荷物の取り扱いが雑な場合が多く、ロストバゲージも珍しくありません。貴重品は必ず機内に持ち込みましょう。
スーツケースを選ぶ際は、頑丈さとTSAロック付であるかをチェックするのがおすすめです。軽量で耐久性のあるタイプなら、海外の空港で多少乱雑に扱われても安心して使えます。
収納グッズ
旅の荷物は、スーツケースベルトやトラベルポーチ、ジッパー付きポリ袋などの収納グッズを活用しましょう。整理整頓しやすくなり、スペースの有効活用にもつながります。
スーツケースベルト
スーツケースのカギが壊れてしまった場合でも、ベルトを付けておけば中身の飛び出しを防げるため、安心です。揺れや衝撃でロックが外れてしまうなどのトラブルの予防にも役立ちます。
さらに、ベルトは目印にもなるため、空港のターンテーブルでも荷物を見つけやすくなり、取り間違い防止にもつながります。
トラベルポーチ
着替えや電子機器類などはトラベルポーチで小分けにしておくと、スッキリ収納できます。必要な物をすぐに見つけやすくなるのも嬉しいポイントです。
吊り下げタイプのポーチであれば、スキンケア用品や歯磨きセットなどを入れて洗面所に掛けて使えます。出し入れがしやすく、洗面台が狭い場合でも省スペースで使用できます。
SHIORI
トラベルライター
最近は、洋服を圧縮しながら仕分けできる吊り下げタイプのポーチも登場しています。スーツケースから出してそのままクローゼットに掛けられるので、とても便利です。
ほかにも、デザイン性や機能性に優れたトラベルポーチや、刺繍を入れてオリジナル感を出せるタイプなど種類も豊富です。お気に入りのパッキングアイテムを見つけるのも旅行準備の楽しみのひとつです。
ジッパー付きポリ袋
ジッパー付きポリ袋は、預け入れ荷物の液漏れ防止や、小物の整理、仕分けに便利なため、複数枚用意するのがおすすめです。
なお、機内に液体物を持ち込む際は、縦20cm以下×横20cm以下のジッパー付き透明プラスチック袋にまとめ、1人1袋までと決められています。再封できるタイプを使用する必要があるので、事前に準備しておきましょう。
液体は1容器あたり100mL(g)以下とし、合計で容量1L以下に収めて袋に入れておきましょう。
海外旅行の荷造りのポイントとは?
海外旅行では、必要な荷物を効率よくまとめることで、移動の負担を減らし、現地での時間をより快適に過ごせます。
詰め込みすぎは移動の負担になるだけでなく、帰国時のお土産や購入品の収納にも困る原因になります。ここからは、海外旅行の荷造りのポイントを解説していきます。
SHIORI
トラベルライター
海外旅行時でスーツケースが大きくなる場合は、空港まで郵送してくれるサービスを活用するのも便利です。特に、小さな子連れの家族旅行では、空港まで運ぶだけでも大変です。
現地の空港からホテルまではタクシーを利用するなど、できるだけスーツケースを持って移動する場面を減らすと快適です。負担を軽くする工夫が、旅をより楽しくしてくれます。
ポイント1. 荷物は重くなりすぎないように
まずは荷物が重くなりすぎないよう、本当に必要な物だけを厳選することが大切です。
航空会社や路線によって無料で預けられる荷物の重量が異なるので、事前に確認しておきましょう。荷物を軽く少なくするなら、ホテルに備え付けられているアメニティ類の活用や、現地調達も検討してください。
また、トラベルポーチや衣類圧縮袋なども活用するのも手です。厚手の衣類が多い場合は、衣類圧縮袋を使うとスペースを節約できます。
液漏れしやすい化粧品やスキンケア用品などは、ジッパー付きの袋に入れておくとほかの荷物を汚さずに済みます。アクセサリーは小分けにして保管すると、絡まりを防げて取り出しやすくなります。
ポイント2. 荷物の入れ方にも工夫が必要
スーツケースの場合、重たい物は車輪側(底)に配置しましょう。軽い物が潰れず、移動時の重心も安定します。バックパックの場合は、重たい物を背中側の上部に、軽い物は外側の下部に入れると、背負った際に軽く感じられます。
帰りはお土産や旅先での購入品で荷物が増えやすいため、あらかじめスーツケースの1/3〜1/2程度の空きスペースを確保しておきましょう。
スーツケースの選び方は以下の記事で詳しく解説しています。おすすめの商品もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
まとめ
海外旅行に必要な基本の持ち物や、あると便利なアイテムをチェックリスト形式でご紹介しました。
パスポートやビザの取得には時間がかかるため、早めの準備が大切です。また、忘れ物を防いで快適に旅行を楽しむためにも、チェックリストを活用して余裕を持って準備を進めましょう。
海外旅行の持ち物を揃える際は、楽天市場の活用がおすすめです。旅行に必要なアイテムが豊富に揃っており、個別に買い物へ出かける手間を省けます。
ご自身に必要な持ち物を用意して、海外旅行を楽しんでください。
SHIORI
トラベルライター
海外旅行の際は、日本と違って必要なものがすぐに手に入らなかったり、表示が読めず思うように買えなかったりするため、入念な準備が欠かせません。
ただし、持ち物を詰め込みすぎると荷物が増えて負担になるので、「これがあれば安心!」という必需品に絞って、賢くパッキングしましょう。
※本記事は楽天市場が作成しています。