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ペットフード・ペット用品
2025.01.25

【楽天市場】キャットタワーおすすめ18選|安定性・省スペース・おしゃれなものをタイプ別にご紹介

キャットタワーおすすめ14選|安定性・省スペース・おしゃれなものまでランキング

かつて猫が狩りをして生活していた頃、猫は高いところから獲物を狙っていました。その頃の名残で、今も猫は高いところがとても大好きです。

猫を飼う際、室内飼いが多くの割合を占めますが、自宅に猫が登れる高い場所はそれほど多くはありません。集合住宅など、スペースの限られている住居の場合はなおさらです。そこで役立つのが、今回ご紹介するキャットタワーです。

キャットタワーとは、猫にとって大切な「上下運動」を促すことのできる、猫のための遊び場で、運動不足やストレス解消に非常に効果的です。

どんな飼い主さんも、愛猫には幸せな生活を送ってほしいと思っているものです。そこで今回は、キャットケアスペシャリストの古川諭香さんが選んだ、愛猫が楽しく遊べるおすすめのキャットタワーをご紹介します。

自分の生活スタイルに合った、ぴったりの1台を見つけてみてください。

  1. キャットタワーのタイプ
  2. 突っ張りタイプ
  3. 据え置きタイプ
  4. キャットタワーの失敗しない選び方
  5. ①猫に適した素材
  6. ②大きさや高さ
  7. ③安全性
  8. ④爪とぎの有無
  9. ⑤組み立てやすさ
  10. ⑥その他のチェックポイント
  11. キャットタワーおすすめ18選|キャットケアスペシャリストがご紹介
  12. キャットタワーおすすめ5選|省スペースな突っ張りタイプ
  13. キャットタワーおすすめ13選|安定感のある据え置きタイプ
  14. キャットタワーおすすめメーカー10選
  15. キャットタワーの必要性
  16. キャットタワーで運動不足を解消
  17. キャットタワーでストレス発散
  18. キャットタワーで安らぎのスペースを
  19. まとめ
この記事を監修した専門家
古川 諭香
愛玩動物飼養管理士、キャットケアスペシャリスト古川 諭香
愛玩動物飼養管理士やキャットケアスペシャリストの資格を活かしながら、様々なWebサイトや紙媒体で猫情報を配信中。産まれてから今まで猫がいなかった日はなく、現在は3匹の猫たちと生活中。「猫と人間が幸せに暮らす」をテーマに、猫が喜ぶ注文住宅も建築済み。新感覚の猫フォトエッセイ『バズにゃん』(KADOKAWA)も発刊済み。

キャットタワーのタイプ

キャットタワーで運動不足を解消

キャットタワーは大きく分けると「突っ張りタイプ」と「据え置きタイプ」の2つがあります。

キャットタワーのタイプについて、それぞれの特徴やメリットデメリットを、キャットケアスペシャリストの古川諭香さんにお聞きしました。

突っ張りタイプ

メリット
  • 安定性が高い
  • 体重が重い猫や大型猫にもおすすめ
  • 上下運動がしっかりできて猫が満足しやすい
デメリット
  • 子猫や運動能力の低下したシニア猫には危険になることもある
  • 移動させにくく、組み立てに時間がかかりやすい

突っ張りタイプは、しっかりと天井に固定できるので、安定性は抜群です。

猫がジャンプした時などにもぐらつきにくいので、体重の重い猫や、大型猫などにもおすすめです。

高さがある商品が多いので、猫の満足度も高くなります。一方、子猫や運動能力の低下したシニア猫などには危険なこともあるので注意が必要です。 

また、組み立てがやや面倒と感じることや気軽に動かせないことが難点です。

据え置きタイプ

メリット
  • 子猫やシニア猫でも使いやすい
  • 比較的安価なものが多い
  • 移動させやすい
デメリット
  • 安定性が低い
  • 肥満猫や大型猫には不向き

据え置きタイプは固定する必要がないので、簡単に設置や移動ができる手軽さが魅力です。

安価なものが多いので、取り入れるハードルが低いというのもうれしいポイントです。

反面、安定性に欠ける欠点もあります。特に3本のポールで支えられているものは、ジャンプ時にぐらつく可能性が高いので、注意が必要です。

キャットタワーの失敗しない選び方

キャットタワーを選ぶポイントはタイプ以外にもあるため、「素材」「大きさや高さ」「安全性」「爪とぎの有無」「組み立てやすさ」「その他」の6つに分けて解説します。

①猫に適した素材

①猫に適した素材

キャットタワーは猫の毛が溜まりやすく、粗相される可能性もあるので、掃除がしやすい素材のものを選ぶのがポイントです

しかし、木材や板がそのまま見えているキャットタワーは冬に使用するのが難しくなることもあるので、初めて導入する場合はふわもこ素材のものを選ぶのがおすすめです。

②大きさや高さ

②大きさや高さ

子猫用のキャットタワーはすぐに物足りなくなってしまうので、はじめから成猫用のものを導入した方が長く活躍できます。
 
シニア期になって使用するのが難しそうだと感じたら、その時にコンパクトサイズのものに切り替えましょう。

多頭飼いの場合は、ハンモックやハウス、台座の数が飼育頭数に合ったものを選ぶと居場所争いが起こりにくいのでおすすめです。

③安全性

③安全性

階段が付いているものを選んでおくと、運動能力が低下したシニア期にも使えるケースが多いです。

据え置きタイプを選ぶ場合は、どうしても安定性が悪くなりがちなので、ぐらつきが少ないように4本のポールで支えられているものを選びましょう。

④爪とぎの有無

④爪とぎの有無

猫のタイプにもよりますが、立って爪を研ぐのが好きな猫もいるので、台座とポールの間にある程度の間隔があるものを選びましょう

麻糸を使用した爪とぎなら、古くなった時に自分で変えやすいです。また、爪とぎの部分のポールが取り変えられるものを選ぶのもおすすめです。

猫にとって爪とぎは自分のにおいをマーキングする役割もあるので、爪とぎがあると遊んでくれやすいです。

⑤組み立てやすさ

⑤組み立てやすさ

高さがある突っ張りタイプは、組み立てるのに時間がかかることも多いので、実際に購入した方のレビューなどを参考に判断するのがおすすめです。

一般的なサイズの猫を一匹だけ飼っている場合や、女性ひとりで組み立てる場合は、組み立てが楽な据え置きタイプがおすすめです。

⑥その他のチェックポイント

⑥その他のチェックポイント

全ての猫がそうではありませんが、中には寝ている時にキャットタワーから落ちてしまう子もいます。
心配な方は、くつろぐスペースの台座部分に縁や囲いがあるものを選びましょう。

部屋にキャットタワーを置くスペースがない場合は、キャットタワーの代わりに、ドアに吊り下げられるキャットツリーを導入するのもおすすめです。

キャットタワーおすすめ18選|キャットケアスペシャリストがご紹介

ここからは、編集部おすすめのキャットタワーを、「省スペースで使える突っ張りタイプ」「安定感のある据え置きタイプ」と2つのジャンルに分けてご紹介します。

キャットタワーおすすめ5選|省スペースな突っ張りタイプ

突っ張りタイプのキャットタワーは、シンプルなデザインの商品が多くあります。

まずは、スペースを取らずに設置したい方におすすめのキャットタワーをご紹介します。

キャットタワーおすすめ13選|安定感のある据え置きタイプ

続いては、特に安定感を重視した据え置きタイプのキャットタワーをご紹介します。

仕掛けがたくさんでやんちゃな猫も夢中になってくれること間違いなしな商品など選定しました。

キャットタワーおすすめメーカー10選

さまざまな種類やデザインがあるキャットタワーですが、メーカーによってそれぞれ特徴やポイントが異なります。

そこで、古川さんにキャットタワーのおすすめメーカーをご紹介していただきました。キャットタワー選びの参考にご覧ください。

メーカー名特徴
アイリスオーヤマ家電からペット用品まで手広く扱っているだけあって、とにかくキャットタワーの種類も豊富です。
数ある中でも、特に高さのある、4本足の据え置きタイプのキャットタワーがおすすめです。
MWPO(モロ)おしゃれでインテリア性が高いキャットタワーを多く扱っています。
キャットタワーの高さもしっかりあり、遊びごたえのあるアスレチック風の製品も多く、多頭飼いの方にもおすすめです。
FEANDREAシックな印象のキャットタワーを多く扱っており、インテリアにもなじみやすいデザインのものが多いです。
キャットタワーの特徴としては、くつろげるスペースがたくさん設けられている製品が多く、特に多頭飼いの方におすすめです。
LOWYA(ロウヤ)家具を多く制作している会社だけあって、家具と一体化したキャットタワーが販売されています。
猫と暮らしやすい猫家具を多く取り扱っているので、注文住宅を建てる際などに導入を検討することがおすすめです。
NEOLEAD
(ネオリード)
安定性が高い製品が多いのが特徴です。大型の猫や肥満猫でも使いやすいキャットタワーが購入できます。
VOOPH元気な猫ちゃんの遊び場となるキャットタワーが購入できます。
子猫を一時的に保護した時や、一般的なキャットタワーと併用したい時にも最適です。
OSJ
くつろげる場所がたくさんあるキャットタワーが欲しい時にチェックしたいメーカーです。
多頭飼いの方におすすめです。
Mau(マウ)特にシニアに優しいコンパクトサイズのキャットタワーが販売されています。
また、デザイン性の高いキャットタワーも多く扱っています。
ottostyle . jp
(オットスタイル.jp)
シンプルかつユニークなキャットタワーが多いメーカーです。
カスタマイズして拡張できる製品もあるので、ライフスタイルにも合わせやすいです。
K&H Manufacturing
(K&Mマニュファクチュアリング)
珍しい吊り下げタイプのキャットタワーが販売されています。集合住宅など、キャットタワーを置くスペースをなかなか確保できない方にもおすすめです。

キャットタワーの必要性

「キャットタワーって本当に必要なの?」と疑問を持っている方も多いでしょう。 

数あるペット用品の中でも、「生活必需品」のキャットフードやトイレとは違い、キャットタワーは娯楽アイテムとして認識されがちです。

では、キャットタワーはどんな目的で、何のために作られたのでしょうか?キャットタワーの必要性について、キャットケアスペシャリストの古川さんに伺いました。

キャットタワーで運動不足を解消

キャットタワーの画像

猫を飼っている方が集合住宅などにお住まいの場合、部屋数や間取りにもよりますが、スペースに限りがある場合が多いので、特にキャットタワーを導入するのがおすすめです。

狭いスペースで飼っていると、どうしても猫の運動量が少なくなってしまい、あまり運動することができません。

そうすると運動不足になり、それがストレスの蓄積や肥満に繋がってしまいます。 

古川 諭香

古川 諭香

愛玩動物飼養管理士、キャットケアスペシャリスト

キャットタワーを使うとたくさんメリットがあるのですが、その1つが運動不足の解消です。猫の運動不足で悩んでいる飼い主さんは意外と多いんです。

猫は広い空間よりも、高いところで遊ぶ方が好きなので、高さのあるキャットタワーを設置して上下運動を楽しませてあげましょう。

子猫でも生後2ヶ月半くらいになると歩き方もしっかりしてきて、その頃にはいろいろなものに興味を持ち始めます。好奇心も非常に旺盛になりますので、それくらいの時期から購入するのがおすすめです。

キャットタワーでストレス発散

キャットタワーでストレス発散

狭い部屋の中で自分の居場所を見つけられないと、猫はストレスをためてしまいます。運動する場所もないとなるとなおさらストレスになります。

猫も人間と同じように、適度な運動で運動不足が解消されることによって同時にストレスも解消されるのです。

古川 諭香

古川 諭香

愛玩動物飼養管理士、キャットケアスペシャリスト

特に完全室内飼いの場合には、遊び不足でストレスを感じやすい猫がたくさんいます。そんな時はキャットタワーを使って、猫に遊ぶためのスペースを作ってあげましょう。

上下運動したり、爪とぎをしたり、高いところで休んだりと、猫が適度な運動とリラックスした生活のできる環境を整えてあげることが大切です。

キャットタワーで安らぎのスペースを

リラックスする猫の画像

猫は可愛らしい外見をしていますが、実は優秀なハンターです。

その昔は小動物や鳥などを捕まえて食べており、生まれつき強い狩猟本能を持っています。
そして、その習性は今も残っています。

猫が狩りをして暮らしていたころには、待ち伏せ型の狩りをしていました。獲物を確認しやすい高いところにじーっと身を潜めて、獲物を待っていたのです。

その名残もあって、猫は本能的に高い場所が大好きです。辺りを見回すことができて、待ち構えることのできる環境が、猫にとっては最も安心する場所といえます。

古川 諭香

古川 諭香

愛玩動物飼養管理士、キャットケアスペシャリスト

キャットタワーを使えば、猫は高いところから人間や環境の変化を眺められるので、安心感を得られます。キャットタワーを設置するということは、猫に安心できる居場所を提供することになるのです。

また、猫の世界には、「高い場所にいる方の立場が上」というルールがあるので、多頭飼いの場合には、もともと住んでいた猫と新入りの猫が関係を育むときにもキャットタワーが役立ちますよ。

まとめ

キャットタワーと黒猫の画像

近年の研究で猫と一緒にいるだけで健康効果があるということが、科学的に明らかになってきています。猫に癒されることで人の心の平穏が保たれて、幸せな時間がそのまま健康にも繋がっているということです。

愛猫といつまでも元気で楽しく生活していくためにも、キャットタワーをうまく取り入れて、愛猫に安心する居場所を作ってあげましょう。愛猫の運動不足解消とストレス発散にもなるので非常におすすめです。 

家の間取りや部屋の広さ、単頭飼いか多頭飼いなどによって、ベストなキャットタワーの形も変わります。ライフスタイルに合わせて、ぜひ素敵なキャットタワーを探してみてください。素敵なキャットライフを楽しみましょう。 

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