子犬の健やかな成長に欠かせないのが、毎日のドッグフード選びです。
しかし、「子犬にはどんなドッグフードを選べばいいの?」「成犬用とは何が違うの?」と迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、獣医師の解説を交えながら、子犬用ドッグフードの選び方をわかりやすく解説します。おすすめの子犬用ドッグフードもご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
本記事は医師が特定の商品を推奨するものではありません
山口県内の動物病院で代診を務めたのち、2006年ふくふく動物病院を開業、2023年同病院を譲渡し、現在はペテモ動物病院の院長としておもに犬や猫の診療を行う。ペットの記事執筆や監修を行うアイビー・ペットライティングの代表も務める。
子犬用ドッグフードはいつまで?成犬用フードとの違いは?
子犬用ドッグフードを与える期間は犬種や体格によって異なりますが、目安として小型犬は生後8~12ヶ月ごろ、中型犬は生後12~18ヶ月ごろ、大型犬は生後18~24ヶ月ごろまでとされています。
ただし、成長スピードや避妊、去勢手術のタイミングには個体差があるため、成犬用フードへ切り替える時期は、獣医師に相談した上で判断するのが望ましいとされています。
- 栄養バランス
発育期の子犬が健やかに成長できるよう、必要な栄養素を効率良く摂取できるように設計されていることが多い - エネルギー量(カロリー)
成犬用フードよりエネルギー量やたんぱく質、脂肪、カルシウムなどの量を高めに設計されていることが多い
子犬用フードから成犬用フードへの切り替えが早すぎると、成長に必要な栄養が不足するおそれがあります。一方で、切り替えが遅すぎるとエネルギー過多になり、体重増加(肥満)などの健康トラブルにつながる可能性があります。
子犬の体格や月齢、成長段階に合わせて、適切なタイミングで成犬用フードへ切り替えましょう。
平松 育子
獣医師
成長期の子犬は、骨や筋肉、内臓などが急速に発達するため、成犬よりも多くのエネルギーや良質なたんぱく質、ミネラルなどを必要とします。
子犬専用フードはこれらの栄養バランスが適切に調整されており、健やかな発育を支えるために重要です。
子犬用ドッグフードの選び方
子犬用ドッグフードの選び方をご紹介します。獣医師のアドバイスも参考にしながら、愛犬にぴったりのドッグフードを見つけてみましょう。
子犬用、全年齢用のものを選ぶ|成長に必要な栄養素が摂れる
子犬の健やかな成長を支えるためには、成長期に必要な栄養素をしっかり摂取できるドッグフードを選ぶことが大切です。
成犬用ドッグフードは、成長が落ち着いた犬の栄養基準に基づいて設計されているため、子犬には必要な栄養が不足する可能性があります。そのため、「子犬用(パピー用)」、または成長期にも対応する「全年齢用」のドッグフードを選びましょう。
子犬用ドッグフードは、成長期に必要な栄養を効率良く摂取できるよう、成犬用に比べてエネルギー量やたんぱく質量を高めに設計されていることが多いです。骨や筋肉、内臓などが発達する時期に必要な栄養素をしっかり摂取できる点が特徴です。
一方、全年齢用ドッグフードは、成長期から成犬期まで対応できる栄養設計の商品もあるため、子犬にも与えられます。多頭飼いの場合は、全年齢用フードを選ぶと年齢ごとにフードを分ける手間が省けるため、管理しやすく便利です。
平松 育子
獣医師
全年齢用ドッグフードは、年齢を問わず与えることができるため、多頭飼育でも同じフードで管理できることやコスト面でのメリットがあります。
一方で栄養は全年齢に合わせているため平均的で、成長期の子犬や高齢犬といったライフステージごとの細かな栄養ニーズには十分に対応できない場合があり、体調や体重管理に注意が必要です。
原材料を確認して選ぶ|たんぱく質源や添加物をチェック
子犬の健康を考える上では、ドッグフードの原材料を確認することが大切です。特に成長期の子犬は、摂取する栄養の影響を受けやすいため、原材料表示の内容をしっかり見極める必要があります。
たんぱく質源には、鶏肉や牛肉、サーモンなど、具体的な食材名が表記されているものを選びましょう。たんぱく質は、筋肉や皮膚、被毛など体づくりの基礎となる栄養素であり、成長期の子犬にとって特に重要です。
ミートミールや肉副産物が使用されている場合は、原材料の内容がわかりにくいこともあるため、メーカーの信頼性や原材料の透明性を確認しましょう。
添加物が気になる場合は、着色料や香料を使用していないものや、添加物の種類や目的が明記されている商品を選びましょう。着色料や保存料、香料などの合成添加物は、体質によって合わないこともあるため、不安な場合は避けるとよいでしょう。
また、牛肉や鶏肉、乳製品、穀類などは、犬によってはアレルギーの原因になることがある食材です。愛犬の体質に合わない成分は無理に与えず、必要に応じてアレルゲンに配慮したドッグフードを選ぶことが大切です。
平松 育子
獣医師
原材料を確認する際には主原料として肉類や魚類などの動物性たんぱく質の種類が明確に記載されているかを確認しましょう。穀類や副産物が多すぎないか、添加物の種類や目的もチェックすることが大切です。
アレルギー体質の犬では、アレルギーの原因になる特定の原料の有無にも注意して選びましょう。
粒の大きさで選ぶ|体格や好みに合わせてチョイス
子犬用ドッグフードを選ぶ際は、粒の大きさや硬さにも注目することが大切です。体格に合ったサイズを目安にしつつ、子犬が無理なく噛める大きさを優先して選びましょう。
子犬は顎や歯がまだ十分に発達していないため、粒が大きすぎると噛みにくく、食事の負担になることがあります。また、喉や食道も未発達なため、大きな粒をそのまま飲み込むと詰まらせるおそれがあります。
特に口の小さい小型犬の場合は、小さめで食べやすい形状のフードを選ぶのがおすすめです。粒が大きいと感じた場合は、フードを砕いたりふやかしたりして、無理なく食べられるよう調整してみてください。
ただし、体が小さくても、大きめの粒をカリカリと噛んで食べられる子犬もいます。子犬によって好みがあるため、食いつきが悪い場合は、粒の大きさや形状を見直してみると良いでしょう。
平松 育子
獣医師
粒の大きさは、犬の口の大きさや噛む力に合わせて選ぶことが大切です。粒の直径だけでなく、粒の厚みや形にも注目して選んであげましょう。特に小型犬種や短頭種の場合は、無理なく噛めるサイズかどうかを確認しましょう。
楽天市場の人気ランキングから選ぶ|人気商品のレビューを確認できる
子犬用のドッグフード選びに迷った際は、楽天市場の人気ランキングをチェックしてみましょう。人気商品をひと目で確認できるため、数ある商品の中から候補を絞り込みやすくなります。
また、レビューが掲載されている商品も多く、購入者の口コミを参考にできる点も魅力です。実際に与えた際の食いつきや愛犬の様子など、商品情報だけではわかりにくい点を参考にできます。
店舗に足を運ばなくても、スマホやPCから手軽に比較して購入できるため、忙しい方でも検討しやすいです。
楽天市場の人気ランキングを活用して、愛犬に合ったドッグフードを見つけてみてください。
子犬用ドッグフードおすすめ24選
ここからは、おすすめの子犬用ドッグフードをご紹介します。「小型犬」「中型犬」「大型犬」に分けてご紹介しますので、愛犬の体格に合ったフードをチェックしてみてください。
小型犬用|子犬用ドッグフードおすすめ8選
小型犬におすすめの子犬用ドッグフードをご紹介します。小粒タイプで食べやすさに配慮した商品もご紹介していますので、参考にしてみてください。
中型犬用|子犬用ドッグフードおすすめ8選
中型犬におすすめの子犬用ドッグフードをご紹介します。消化性の高い食材や腸内環境に配慮した原材料を使用した商品もあるため、愛犬の体調に合わせて選んでみてください。
大型犬用|子犬用ドッグフードおすすめ8選
大型犬におすすめの子犬用ドッグフードをご紹介します。
皮膚や被毛の健康維持に配慮したものや、体重増加を抑えながら必要なエネルギーを補給できる商品も取り上げていますので、愛犬の状態や成長段階に合ったフードを選んでみましょう。
ドッグフードを切り替える際のポイント
ドッグフードの切り替えは、子犬に負担をかけないよう慎重に行うことが大切です。7~10日ほどかけて新しいフードの割合を徐々に増やすのが基本とされています。
最初はこれまでのフードに新しいフードを少量混ぜ、問題がなければ少しずつ切り替えていきましょう。急に新しいドッグフードへ変更すると消化不良を起こす原因になることがあるため、注意が必要です。
切り替え期間中は、便の状態や食欲など、子犬の様子をよく観察してください。新しいドッグフードにあまり興味を示さない場合は、無理をせず切り替えのペースを緩め、様子を見ながら進めましょう。
ドッグフードに慣れるスピードには個体差があるため、焦らず子犬のペースに合わせて進めましょう。万が一、下痢や嘔吐などの異変が見られた場合は、一度切り替えを中断し、症状が続く、強い場合は獣医師に相談してください。
平松 育子
獣医師
子犬は腸内細菌叢や消化機能が未成熟であり、フードを急に変更すると、腸内細菌の構成などが急激に変化し、下痢の発生が多くなることがあります。
そのため、7日以上かけた段階的なフードの切り替えは、腸内環境を安定させ消化器症状を軽減するうえで重要とされています。
ふやかすと良い?子犬がドッグフードを食べない際の対処法
子犬がドッグフードを食べない際は、ぬるま湯でふやかして与えてみましょう。
熱湯を使うとビタミンなどの栄養素が失われるおそれがあるため、人肌程度のぬるま湯、または水を使用してください。ふやかした際の水分には栄養が溶け出す場合があるため、捨てずに一緒に与えましょう。
チーズや肉、魚などを少量トッピングして、食感や味に変化をつけてみるのもひとつの方法です。ただし、トッピングが多くなりすぎると主食を食べなくなる可能性があるため、量には注意してください。
体調に問題がないにもかかわらず、用意したドッグフードを食べたがらないこともあります。その場合は、食事を出しても食べなければ15〜30分ほどで器を下げるなど、食事のリズムを整える方法もあります。
子犬の月齢や体調によっては無理をせず、心配な場合は獣医師に相談しましょう。
平松 育子
獣医師
子犬がドッグフードを食べない場合、低血糖や消化器不調など体調に問題がないか確認しましょう。
問題がなければ、ぬるま湯でふやかして香りを立て、少量ずつ回数を分けて与えます。ウエットフードを少量トッピングする方法も役に立ちます。
ただし、ドッグフードを頻繁に変えるとフードジプシー(※)の原因になるため、安易な変更は控えましょう。
※ドッグフードを定着させられず渡り歩く状態
まとめ
子犬の時期は、成長に必要な栄養素をしっかり摂取することが大切です。
原材料や粒の大きさなどを確認し、愛犬の体格や体調に合った子犬用(または全年齢用)のドッグフードを選びましょう。
子犬用ドッグフードを購入する際は、楽天市場の利用がおすすめです。購入者のレビューを参考にできるほか、スマホやPCでいつでも手軽に購入できます。
楽天市場を活用して、愛犬にぴったりのドッグフードを見つけてみてください。
平松 育子
獣医師
子犬の健やかな成長には、発育段階に合った栄養設計のフードを選ぶことが重要です。原材料や粒の大きさなども確認し、体格や成長段階に合ったものを選びましょう。
また、切り替えは胃腸の負担を避けるため、時間をかけて段階的に行うことが大切です。
※本記事は楽天市場が作成しています。