フィットネスブームになっている昨今、趣味としてランニングを楽しむ方がとても増えてきました。生活習慣が気になる方やダイエットをしたい方にとっては、ランニングのような有酸素運動を続けることは非常に効果的です。
いざ、ランニングを始めようと思っても、さまざまなメーカーがランニングシューズを発売しているので、ランニングシューズ選びに頭を抱えている方も多いでしょう。
これからランニングシューズを購入するという方のために、今回は足の形や用途に合わせたランニングシューズの選び方と、プロランナーが紹介するおすすめのシューズをご紹介します。
- ランニングシューズの選び方
- ①サイズをチェック
- ②重量をチェック
- ③エジプト型やギリシャ型など足型をチェック
- ④靴底、アッパー(足の甲)の素材をチェック
- プロランナーが教えるベストなランニングシューズの選び方とは?
- ジョギング用
- ロング用
- レース・スピード練習用
- ランニングシューズおすすめ13選|ランニングの種類別にプロランナーが紹介
- ランニングシューズおすすめ5選【ジョギング向け】
- ランニングシューズおすすめ3選【ロング走向け】
- ランニングシューズおすすめ5選【レース・スピード練習用】
- ランニングシューズおすすめ9選【番外編】おしゃれ履き用やジュニア向けを紹介
- ランニングシューズおすすめ4選【おしゃれ履き】
- ランニングシューズおすすめ5選【ジュニア向け】
- ランニングシューズを購入する前にはできるだけ試し履きをしよう!
- おすすめのランニングシューズを比較する
- まとめ
ランニングシューズの選び方
ランニングシューズの特徴は大きく分けて2つあります。走る動作をスムーズに行いやすいように、足へのフィット感がよい素材を使用したもの。そして、足や身体への負担がかからないように、クッション性や安定性に優れた素材を使用しているものです。
ランニングシューズは、個人の走力や目的によって使い分けられるように種類がたくさんあるので、自分の足にピッタリ合うシューズを見つけることができると、身体に負担をかけずに効果的なエクササイズが実践できます。ランニングシューズを選ぶ大切な4つのポイントをチェックしましょう。
①サイズをチェック
ランニングシューズは自分の足のサイズに合わせる必要があります。具体的には下記の2項目をチェックしましょう。
- かかとがぴったりで、つま先に手の親指が1本ぐらい入るゆとりがあるもの
- 足幅と足囲のフィット感
足のサイズに対して靴が緩すぎてしまうと、マメができやすく、きついと血行が悪くなり、疲れやすさを感じることになります。
足囲は親指の一番出っ張っているところと小指の一番出っ張っているところにメジャーを当てて、ぐるっと一周させた長さのことです。 計測する際はソックスの厚みも考慮してください。
②重量をチェック
自分の走りのレベルに合わせてランニングシューズの重量をチェックしましょう。
- ランニング初心者なら片足250〜280g
- 上級者なら軽量サイズ
ランニングシューズは軽量化されたモデルがたくさんありますが、 「軽い=速く走れる」わけではありません。軽量化されているだけ、走るときの衝撃を吸収するクッション素材がないので、足部に負担がかかります。
③エジプト型やギリシャ型など足型をチェック
人には3種類の足の型があります。
- エジプト型:日本人に多く、親指が一番長い
- ギリシャ型:人差し指が長い
- スクエア型:足の指がほぼ平行
自分の足のタイプが分かったらサイズを合わせることになるのですが、日本と海外のサイズは表記に違いがあるので注意してください。
また、足の指の長さが変わらない人や扁平足の人は小指が圧迫されやすい傾向なので、縦幅よりも横幅にゆとりのあるランニングシューズを選びましょう。
④靴底、アッパー(足の甲)の素材をチェック
アッパーの素材は伸縮性のある素材かつ、ニット素材のものがフィット感があり足に馴染みやすいです。革やゴム製のものは伸縮性に欠けて靴擦れの原因にもなります。
また、靴底が厚いクッション性のある製品は衝撃緩衝性にも優れているので、膝や足首に大きいな負担をかけません。
プロランナーが教えるベストなランニングシューズの選び方とは?
ランニングシューズは、文字とおり「ランニング」をするためのもの。ジョギング・ロング走・レース/スピード走とランニング方法に合わせて選ぶことが可能です。
プロランナーの八木さんにそれぞれ最適なランニングシューズの選び方をお聞きしました。
ジョギング用
ジョギング用は普段のランニングで履くシューズで使用回数が一番高いものです。
選び方としては、普段のジョギングのペースで負担にならないものがいいです。具体的には、足の疲労感が気になる場合はクッション性に優れたシューズを選び、短期間で速いペースで行うことが多い場合は比較的軽量化されているものを選ぶようにしましょう。
ロング用
長距離用は、タイムや距離の長いランニングの際に選ぶシューズとなります。
長距離のランニングは足への負担が大きいので、クッション性と反発性のバランスのよいモデルを選択するのがいいです。しかし、足に負担をかけたくないと思って靴底が厚くて重いシューズを選んでしまうと、クッション性はありますが足が疲れてしまう弊害もあります。
レース・スピード練習用
レース・スピード練習用は、速いスピードでランニングをしたり、レースのときに履くシューズとなります。インターバルトレーニングなどの激しく速いスピードで走る際に履くモデルとなります。
競技用として履く方は、できるだけ軽量化されているモデルで反発性があり、スピードを出しやすいシューズがおすすめです。
また、レースやトレーニングの後半から足が疲れてくることが多いときには、軽さだけではなく、少し重量は気になりますが、クッション性のあるモデルを選びましょう。
ご自身のこれまでの経験や走り方の特徴に合わせた選択が重要です。
ランニングシューズおすすめ13選|ランニングの種類別にプロランナーが紹介
プロのランナーである八木さんに、おすすめのランニングシューズをセレクトしていただきました!
まずは、ジョギング向け・ロング走向け・レース用向けの3種類からそれぞれおすすめを紹介していきます。
ランニングシューズおすすめ5選【ジョギング向け】
ここでは、ジョギング向けのランニングシューズをご紹介。
普段のランニングで履けるよう、負担のあまりかからないモデルをセレクト。ランニングに慣れている方はもちろん、初心者の方も参考にしてみてください。
ランニングシューズおすすめ3選【ロング走向け】
ここでは、ロング走向けのランニングシューズを紹介します。
長距離ランナーの方に最適な、クッション性と反発性の均整がとれたモデルを厳選。ぜひとも参考にしてみてください。
ランニングシューズおすすめ5選【レース・スピード練習用】
ここでは、レース・スピード走に特化したレース向けのランニングシューズを紹介していきます。速さを要するランニングに最適な軽量かつ反発力に優れたモデルをピックアップ。
ランニングシューズおすすめ9選【番外編】おしゃれ履き用やジュニア向けを紹介
ここからは、普段履きしたくなるような商品やキッズ、ジュニア向けの商品を八木さんにセレクトしていただきました!
ランニングシューズおすすめ4選【おしゃれ履き】
近年スニーカーが大流行。街ではコーディネートにランニングシューズを合わせてスポーティーなおしゃれを楽しむ方をよく見かけるようになりました。
ここでは「ファッショナブルにランニングスニーカーを履きたい!」という方に向け、普段履きができるようなランニングシューズを紹介します。
ランニングシューズおすすめ5選【ジュニア向け】
学校や公園、広場など、子どもたちはたくさん走ってたくさん遊びます。ここでは、そんな子どもたちにうってつけなキッズ、ジュニア向けランニングシューズを紹介します。
ランニングシューズを購入する前にはできるだけ試し履きをしよう!
ご自身の足のタイプや用途などが明確に決まったら、できるだけ購入前に試し履きをしましょう。試し履きの際には下記の手順を参考にフィット感を確認してください。また、
試し履きをするのは足がむくみやすい夕方がおすすめです。チェックすべきポイントは以下の5点。
- つま先を当てた状態で斜めにして履く
- ホールド感を確認する
- 指を動かして1〜1.5cmの余裕を持たせる
- 縦と横のアーチと土踏まずの位置がインソール位置とマッチしているか
- かかとが浮かないか
おすすめのランニングシューズを比較する
まとめ
ランニングシューズは、パフォーマンスを向上させるだけではなく、あらゆる衝撃から足部を守る機能が備わっています。ジョギング用、ロング走用、レース・スピード練習用などの種類があるなかで、自分に合うシューズを見つけるためには素材や足型、サイズを確認しましょう。
試し履きをする機会があれば、ホールド感やフィット感を確認することをおすすめします。
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