スタイリング剤として、また髪や頭皮のケアとしても使える「ヘアオイル」は、その多機能ぶりから、人気のヘアケアアイテムとなっています。
しかし、いざ購入しようとすると、どれを選べばよいか迷ってしまうくらい、数多くのヘアオイルがあります。
そこで今回は、人気エリアで美容師をされている山下 誠さんに、ヘアオイルの選び方や使い方をご紹介いただきました。
スプレー派やワックス派の方も、ヘアオイルの効果を知ればきっと使いたくなるはずです。ぜひ参考にしてみてください。
ヘアオイルの選び方|3つのポイントをご紹介
まずはヘアオイルの選び方から説明します。
「しっとり」「サラサラ」など質感で選ぶ
ヘアオイルは質感を作るものなので、「しっとり」「サラサラ」といった用途に分けて選ぶ方法があります。
髪の広がりが気になる方は「しっとり」を、髪の広がりがあまり気にならない方は「サラサラ」タイプを選んでください。
ヘアケア用?スタイリング用?使用目的で選ぶ
次に、ヘアケア用か、スタイリング用かで選ぶ方法があります。
ヘアケア用のヘアオイルは、一般的に洗い流さないトリートメントという言い方をして、髪を乾かす前につけます。
スタイリング用のヘアオイルは、洗い流すタイプという言い方をして、基本的にドライした後の髪につけます。
ちなみに、スタイリング用のヘアオイルは、下記3つを目的に作られていることが多いです。
- 香り
- ツヤ
- ボリュームダウン
天然オイル、人工オイルなど種類で選ぶ
ヘアオイルには大きく分けて2つの種類があります。それぞれの特徴からヘアオイルを選ぶのもよいでしょう。
- 髪の内部まで浸透しやすい
- 成分を髪の内部に閉じ込めて、しっかりと蓋をするので重ためのものが多い
- オーガニックのものはパッケージ表記されている
- 髪の表面につくものが多い
- 質感がコントロールしやすい
- スタイリングしやすい
ヘアオイルおすすめ25選
それでは髪の効果別におすすめのヘアオイルをご紹介します。ご自身の髪の悩みにあったヘアオイルを選ぶ参考にしてみてください。
ヘアオイルおすすめ12選【髪ケア・頭皮ケア】
まずは髪と頭皮のケアに効果的なヘアオイルをご紹介します。
ヘアオイルおすすめ6選【スタイリング】
続いて、スタイリングにおすすめのヘアオイルをご紹介します。
ヘアオイルおすすめ7選【香りづけ】
最後に、香りづけにおすすめのヘアオイルをご紹介します。なお、香りだけをつけるヘアオイルではなく、何かしらの機能をプラスして、香りをつけられる商品です。
ヘアオイルの基本的な使い方
洗い流さないタイプのヘアオイルは、シャンプーした後のタオルドライ後につけます。
使用量は、髪の長さや好みによって異なりますが、ショート・ミディアムの場合は1プッシュ、ロングの場合は2プッシュを目安にしてみてください。
また、ヘアオイルの基本的な使い方はこちらです。
- ヘアオイルを手のひらに出して、髪全体になじませます。
この時、くしを使ってヘアオイルをつけるとムラなくついて、髪になじませやすくなります。 - 指の間にもヘアオイルを伸ばして手ぐしでなじませた後、ドライヤーを使います。
ヘアオイルをつけ過ぎた時は修正が効かず、残念ながらシャンプーし直す以外の方法がないので、少量ずつこまめに足しながら使っていくのがおすすめです。
ヘアオイルの効果的な使い方
次に、ヘアオイルを使ったスタイリングやスペシャルケアなど効果的な使い方をご紹介します。
ヘアオイルを使ったスタイリングのコツ
ヘアオイルを手のひらにつけたら、指の間にも広げて手ぐしで髪に通します。
「こめかみ後ろ、サイド、オイルが余ったら前髪」、この順番でするとスタイリングに抜け感が出ます。
手のひらだけだと髪がベチャッとなりますし、前髪もつけすぎるとベチャッとなるので要注意です。
ちなみに、ヘアオイルに向かない髪質というのはありません。というのも、ヘアオイルには髪を傷める要因となるものがないからです。
スタイリング剤として使う場合は、ヘアオイル、ヘアスプレーの順に使うがおすすめです。
ただし、ヘアオイルを使うと髪にツヤが出るので、ツヤを出したくない方は使わない方がよいでしょう。
ヘアオイルを使ったスペシャルケア
ヘアオイルを髪になじませた後、ドライヤーで髪を乾かす前に2~3分ほど放置すると、ヘアオイルの成分が髪の内部に浸透しやすいので、スペシャルケアとしておすすめです。
ヘアオイルをつけた後、時間を置きすぎたらダメ、ということはありません。バスタイム後のナイトケアとしてもおすすめです。
まとめ
ヘアオイルは、乾燥や紫外線が気になる際のヘアケアアイテムとしても優秀です。
おすすめのヘアオイルも参考に、ピッタリの商品を見つけてくださいね。艶やかで美しい髪があなたをさらに魅力的にしてくれますよ。