パソコン作業に欠かせない「キーボード」は、お手頃価格のモデルから機能性の高い有名メーカーのモデルまで、幅広く展開されています。
リモートワークの方も増え、自宅のパソコンのキーボードが使いにくいと悩んでいる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、キーボードの詳しい選び方や、おすすめのキーボードをご紹介します。
違いがわかりづらい有線タイプ、ワイヤレスタイプのほか、Mac向きやゲーム専用のキーボードも詳しく解説します。家電ライターのたろっささんに、キーボードを選ぶ際のアドバイスもお伺いしたので、用途に合わせて選ぶ際の参考にしてくださいね。
キーボードの選び方|8つのポイントに注目!
「キーボード」と一口に言っても、種類が多くあるため選び方を把握する必要があります。
キーボードは接続方法、キーの配列、キーストロークなど選ぶ時に注目すべきポイントがたくさんあり、使用用途によって、おすすめの接続方法やキー配列も異なります。
まずは選び方について詳しく解説するので、ポイントを押さえて、ご自身にぴったりなキーボードを選んでくださいね。
キーボードの接続方法(反応速度)で選ぶ
キーボードには、有線接続と無線接続の2種類があります。有線とワイヤレスはそれぞれメリットやデメリットがあるため、ご自身に合った接続方法を選んでください。
有線(コードあり)のキーボード
有線タイプのキーボードは反応が早いところが特徴なので、スピーディーにタイピングしたい方におすすめです。ペアリング設定が不要なので、すぐに使い始められます。
また、電池切れの心配がないため、充電が面倒な方にも向いています。
ただし、コードがあるため見た目が気になる方や、デスクが狭い方には不向きです。早くタイピングしたい方や、オンラインゲームをする方は有線タイプを選びましょう。
ワイヤレス(ブルートゥース)のキーボード
ワイヤレスタイプのキーボードは、無線のため、見た目がすっきりするところが魅力的です。コンパクトで持ち運びもしやすく、出張などの時にも重宝します。
ワイヤレスのキーボードは、USB方式とBluetoothを使用するタイプの2種類があります。
パソコンのみで使用する場合はUSBで問題ありません。USBポートを1つ使うため、マウスやほかの周辺機器も含め、問題なく使えるポート数のパソコンか確認してください。
スマホやタブレットなど、複数端末で使用するのであれば、Bluetoothが良いです。
ワイヤレスのキーボードは、有線タイプのキーボードと比べて反応の早さが多少劣る可能性がありますが、見た目をすっきりさせたいという方におすすめです。
家電ライターのたろっささんに、ワイヤレスキーボードを選ぶ際のポイントをお伺いしました。
たろっさ
家電ライター
ワイヤレスながらも反応の速さがワイヤードに迫る、もしくは遜色ないというキーボードもゲーミングキーボードを中心に存在はします。
ワイヤレスはそのほかに電池、もしくはバッテリーの充電が必要という点にも注意しましょう。
キーの配列で選ぶ
キーボードには、日本語配列と英語配列の2種類があります。日本語配列のキーボードには「半角/全角」や「変換」キーがあって、英語配列にはないのが大きな違いです。
それぞれの特徴を詳しく解説しますので、お好みの方を選んでください。
日本語配列
日本語配列は名前の通り日本語入力に最適化されており、使用頻度の高いEnterキーが大きいという特徴があります。
半角・全角キーや変換・無変換キーが搭載されており、簡単に文字変換できるため、英語や日本語をスムーズに切り替えられます。
普段日本語入力する方は日本語配列を選びましょう。
英語配列
英語配列は、キーの数が日本語配列よりも少なく、英字をスムーズに入力できるよう設計されています。
大きな特徴は、キー全体が中央に配置されているという点です。かなの印字がなく、 Enterキーが小さいなど、全体的にすっきりとした印象です。
ただし、「かな入力」に対応していないため、普段から「かな入力」を利用している方は注意が必要です。英字をよく入力する、プログラマーなど専門職の方におすすめの配列です。
キーボードのタイプで選ぶ
キーボードのタイプは主に「メカニカルキーボード」「パンタグラフキーボード」「メンブレンキーボード」の3種類があります。
使いやすさに直結するのが、このキーボードのタイプです。作業環境や好みによって向いているタイプは異なるため、それぞれの特徴を理解しておきましょう。
メカニカルキーボード
メカニカルキーボードは、キーごとに独立したスイッチを搭載しています。
内側に軸とバネが内蔵されているため、しっかりとした打ち心地があるキーボードを使いたい方におすすめです。
構造が複雑で重さがあるため、持ち運び用よりは自宅に置いておく用だと言えます。打鍵感が大切なゲーミング用キーボードも、メカニカルキーボードが多いです。
パンタグラフキーボード
ノートパソコンに多いタイプがパンタグラフキーボードです。キーが薄く、軽い力で入力できるため、長時間のタイピングでも疲れづらいところが特徴となります。
また、音が静かな商品が多く、オフィスでも使いやすいです。キーボード自体も薄型なため、持ち運びのしやすさにも優れています。
ノートパソコンを使いなれている方や、音が静かなキーボードを探している方におすすめです。
メンブレンキーボード
メンブレンキーボードは、キーの下にラバードームがあり、ゴムの反発力で押したキーが戻ってくる構造になります。
一般的なキーボードに多く使用されていて、構造はとてもシンプルです。種類によっては裏面に水抜き穴がついているものもあり、万が一お茶などをこぼしても水を抜けます。
キーを打った時の感触はやや好みが分かれるので、実際に触ってみましょう。
手軽な値段で購入できるキーボードを探している方におすすめです。
たろっさ
家電ライター
高価だけど同時押しに強く打鍵感が大きいメカニカル、本体が薄く打鍵音が静かでオフィスでの使用に最適なパンタグラフ、安価でストロークが深めのメンブレンという感じでそれぞれに特徴があります。
キーボードの打ちやすさで選ぶ
キーボードを選ぶ時、打ちやすさは非常に重要なポイントです。打ちやすさを見極めるなら「キーピッチ」と「キーストローク」の2点に注目しましょう。
キーピッチ
キーピッチとは、隣り合うキーとの間隔のことです。一般的なサイズは19mm程度で、「フルサイズ」と呼ばれています。
キーピッチが広い方が打ちやすい方が多いですが、繋げる端末がタブレットやスマホなど小さい場合は、フルサイズよりも少し小さめを選びましょう。
キーストローク
キーを押した時に沈み込む深さのことをキーストロークと呼びます。
一般的に3mm~4mm程度のものが多く、一般的にキーストロークが浅いほど軽いタッチで入力できますが、好みは人によって異なります。
また、キーストロークが浅いと入力している感覚が少ないため、打ち間違いをする確率が上がってしまうところがデメリットです。
深すぎても長時間のタイピングで指先が疲れやすくなるため、ご自身のタイピングスタイルに合うものを選んでください。
キーボードの使用用途で選ぶ
キーボードの中には、用途を絞り込んだ仕様を採用するモデルもあります。使用シーンが決まっているなら、そういったモデルを選ぶのもひとつの手です。
Mac専用のキーボードやゲーム専用のキーボードがあるので、それぞれの特徴を解説します。
Mac(iPad)専用キーボード
普段からMacのパソコンを使っているのであれば、純正をはじめとするMacのキーボードが使いやすくおすすめです。macOSとの連携がスムーズなので、ストレスなく使えます。
パソコンのOSは、WindowsとMacの2つが主流であり、WindowsのパソコンのキーとMacのキーは異なります。
Macのキーボードに慣れている方が、Windowsのキーボードを選ぶと、普段よく使うMac特有のキーがなく、操作に戸惑う場合があるため注意が必要です。
また、Mac専用キーボードは、 Macに調和するようにデザインされたスマートな見た目も魅力のひとつです。中にはiPadに接続可能なモデルもあるため、パソコン周辺をApple商品で揃えている方は必見です。
ゲーム専用キーボード
オンラインゲームで使用する場合のキーボードも、通常のキーボードとは異なります。
ゲーム専用のキーボードは、しっかりとした打鍵感を得られるメカニカル式を採用したモデルが多く、好みに合わせて細かくパーツをカスタマイズできるものもあります。
瞬間的な判断が重要になるゲーム用は、遅延を最小限に抑える有線タイプがおすすめです。ゲームのみで使用したい場合はゲーム専用のキーボードを選びましょう。
ロジクール(Logicool)やバッファロー(BUFFALO)など人気メーカーから選ぶ
ここまでキーボードの選び方を解説してきましたが、それでも迷う方は、キーボードの有名メーカーから選ぶのもひとつの手です。
マウスでも有名なロジクール(Logicool)や、Wi-Fiルーターが有名なメーカーのバッファロー(BUFFALO)などの商品が人気です。
テンキーの有無で選ぶ
テンキーとは、キーボードの右側にある、0~9までの数字と+や-のキーを組み合わせて配置されているキーのことです。
表計算や事務仕事で数字を多く打ち込む作業が多いのであれば、テンキーがついているキーボードを選ぶのがおすすめです。
ただし、テンキーがあるとキーボードの横幅が大きくなってしまうため、デスクを広く使いたい方やテンキーを多用しない方であれば「テンキーレスキーボード」を選びましょう。
楽天市場ランキングからキーボードを選ぶ
楽天市場のランキングは常に更新されているため、最新の人気商品がひと目でわかります。
「リアルタイム」「デイリー」「週間」と3つのカテゴリからランキングをチェックすることが可能です。また、機能やブランドなどの条件でも絞り込めるので、ご自身好みの商品も見つけやすいのがポイントと言えます。
商品選びに悩んだら、楽天市場の人気ランキングをチェックしてみましょう!
専門家のおすすめ商品を含むキーボード28選をご紹介!
ここからは、家電ライターたろっささんおすすめの商品を含む有線・ワイヤレス・Mac・ゲーム専用のキーボードをご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
有線タイプのおすすめキーボード9選
まずは、有線タイプのおすすめキーボードをご紹介します。
たろっさ
家電ライター
とにかく強固で頑丈、押し心地も深めのストロークが気持ち良い製品です。
ゲームに使用しているという声も多いですね。
たろっさ
家電ライター
コスパが非常によく、オフィスでの使用など広くスタンダードに使用されているキーボードです。配線が1.5mあるため、配置に困りづらいというのも評価ポイントです。余計なボタンが一切ついていないため、ミスタイプも少ないです。
ワイヤレスタイプのおすすめキーボード10選
続いて、ワイヤレスタイプのおすすめキーボードをご紹介します。
たろっさ
家電ライター
ボタンが丸形になっているのがおしゃれなキーボードです。5色展開されているため、ご自身の好みや置く場所の雰囲気などに合わせて選びましょう。コスパも悪くありません。
Mac(iPad)専用のおすすめキーボード6選
続いて、おすすめのMacやiPad用のキーボードをご紹介します。
ゲーム専用のおすすめキーボード3選
続いて、おすすめのゲーム専用キーボードをご紹介します。
まとめ
キーボードは有線・ワイヤレスの違いや、タイプにメカニカルキーボード・パンタグラフキーボードなどの違いによって、使い心地が異なります。タイピングのしやすさや持ち運びやすさなど重視するポイントに合わせて選んでください。
また、キーストロークやキーピッチなど、使いやすさもしっかりと確認したいところです。Mac用やゲーム用など、用途に合った専用キーボードも多く販売されています。
キーボード選びに迷ったら楽天市場のランキングをチェックして、人気や話題の商品を探してみましょう。家電ライターのたろっささんのアドバイスも参考にしながら、ぜひご自身に合ったキーボードを見つけてください!
たろっさ
家電ライター
どれも「文章を打ち込むだけのデバイス」と認識されがちなキーボードですが、文章だけでなくゲームに活用したり、動画のコントローラーとして使用したりと様々な使い方ができます。
キーボードの違いで作業に関わるストレスが一変するということは珍しくありません。ぜひともこの記事を読んでキーボードにもこだわってみてください。
※本記事は楽天市場が作成しています。