2023年4月から始まった自転車用ヘルメットの着用努力義務化により、街中でもヘルメットを着用して自転車に乗る方の姿を日常的に見かけるようになりました。
一方で、「ヘルメットはどうしてかぶらなければならないの?」「何を基準にヘルメットを選べば良いの?」と疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、自転車用ヘルメットの着用に関するルールや選び方を専門家と共にわかりやすく解説します。
さらに、ヘルメットの人気メーカーや正しいかぶり方、使用する際の注意点もご紹介します。ヘルメットを購入する際の参考にしてみてください。
1992年の独立以降は、フリーライターとして雑誌と企業広告を中心に幅広く活動。2015年末には名古屋に移住し、スポーツバイクの輸入代理店でマーケティングマネージャーとしてブランド構築にも尽力しました。
2019年末に、フリーランスに復帰。現在は、その豊富な現場経験をいかし、ライター、編集者、フォトグラファー、デザイナーとして、名古屋をベースに活動中。
- 自転車用ヘルメットの着用は努力義務?罰則の有無も解説
- 自転車用ヘルメットの選び方
- 安全性で選ぶ|SGマークなどの安全性マークをチェック
- サイズで選ぶ|頭の形に合わせて選ぶことが大切
- 通気性・軽さで選ぶ|蒸れを防いで快適にサイクリング
- シーン別!おすすめの自転車用ヘルメット
- 通勤・通学用|スーツや制服に合うデザイン
- 街乗り用・お買い物用|普段着に馴染む帽子型・ハット型
- スポーツ用|軽量性と通気性を極めたモデル
- 子ども用|成長に合わせて選べる安全設計
- 自転車用ヘルメットの人気メーカー7選
- オージーケーカブト(OGK KABUTO)
- ナットケース(NUTCASE)
- バーン(BERN)
- モンベル(mont-bell)
- ジロ(GIRO)
- ベル(BELL)
- レイザー(LAZER)
- 自転車用ヘルメットの正しいかぶり方
- 自転車用ヘルメットを使用する際の注意点
- 一度衝撃を受けたヘルメットは着用しない
- 3年程度を目安に買い替える
- 自転車用ヘルメットのお手入れ方法
- まとめ
自転車用ヘルメットの着用は努力義務?罰則の有無も解説
改正道路交通法の施行により、2023年4月1日から、すべての自転車利用者に対してヘルメットの着用が努力義務となっています。
運転者本人だけでなく同乗者にもヘルメットの着用努力義務があり、保護者には児童や幼児にヘルメットを着用させる努力義務があります。
ただし、ヘルメットの着用はあくまでも努力義務であり、着用しなくても罰則はありません。また、2026年4月1日より導入された、自転車の交通違反に反則金が科される青切符制度においても、ヘルメットの未着用は対象外です。
しかし、罰則や違反切符の対象ではないからといって、ヘルメットが不要なわけではありません。
警視庁のデータによると、自転車事故で死亡した方の約63.5%が頭部に致命傷を負っており、ヘルメットを着用していない場合の致死率は、着用している場合と比べて約2.3倍高いことがわかっています。
自転車事故では、頭部を守れるかどうかが生死を大きく左右します。万が一の転倒や自動車との接触事故に備え、自転車に乗る際はヘルメットを着用しましょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
街中で自転車に乗る際にヘルメットを着用する最大のメリットは、事故に遭った際の頭部への重大な損傷リスクを軽減できることです。
しかし、髪型の崩れやヘルメットを着用した際の見た目が気になる方も多いでしょう。
そんな街乗り派に向けて、安全性を確保しながらカジュアルな服装にも合わせやすい、デザイン性の高いヘルメットが続々と登場しています。カラーやデザインの選択肢が増え、自分らしいヘルメットを選びやすくなっています。
自転車用ヘルメットの選び方
自転車用ヘルメットは、デザインだけで選んでしまうと、転倒や事故の際に頭部を十分に守れない可能性があります。
ここからは、ご自身に合った自転車用ヘルメットの選び方について解説します。安全に、そして長く快適に使い続けるために、安全性、サイズ、通気性や軽さの3つの点を意識して選んでみましょう。
安全性で選ぶ|SGマークなどの安全性マークをチェック
自転車用ヘルメットを選ぶ際、最も重視すべきなのが安全性です。万が一、転倒した際は、衝撃を吸収する機能が不十分なヘルメットでは、頭部を守りきることができません。
十分な安全性が備わっているかを見分ける目印となるのが、以下の認証マークです。
- SGマーク (製品安全協会)
- JCF公認マーク、JCF推奨マーク (日本自転車競技連盟)
- CEマーク (EN1078規格)
- CPSCマーク (CPSC1203規格)
上記のマークが付いているヘルメットは、衝撃吸収試験や強度試験など、安全性に関する厳格なテストをクリアしています。ヘルメットを購入する際は、パッケージや本体に認証マークが表示されているか確認しましょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
ヘルメットの安全基準は、国や用途によって異なります。選ぶ際は、日本の道路事情や日本人の頭部形状を考慮したSGマーク付きの製品や、JCFの公認・推奨マークが付いた製品を選ぶと良いでしょう。
海外の製品には、SGマークがないものもあります。その場合は、どの国の安全基準に適合している製品なのか、どの認証を取得しているのかを必ず確認しましょう。
サイズで選ぶ|頭の形に合わせて選ぶことが大切
自転車用ヘルメットは、頭囲と頭の形に合ったものを選ぶことが大切です。サイズが大きすぎると転倒時に外れる恐れがあり、小さすぎると頭部が圧迫されて痛みが生じる可能性があります。
まず、ご自身の頭囲を正しく測りましょう。メジャーを使い、耳の上、眉毛の上、後頭部の出っ張りの3か所を通るように、水平に一周させて測ります。その数値を基準に、各メーカーのサイズ表と照らし合わせましょう。
ただし、サイズが合っていても、ヘルメットの形状が頭の形に合わないと、痛みや違和感の原因になるため注意が必要です。一般的に、日本人は丸形、欧米人は楕円形の頭部が多いといわれています。
欧米メーカーの商品を購入する場合は、頭の形が丸い方には横幅が広めのアジアンフィットモデル、頭の形が楕円形の方にはグローバルフィットモデルがおすすめです。なお、名称や形状はメーカーによって異なる場合があります。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
ヘルメット選びの基本は、試着して選ぶことです。自転車販売店のほか、自転車関連イベントのメーカーのブースで試着できる場合もあります。
サイズやフィット感を確認するのはもちろん、鏡で見た印象や自分に似合うかどうかもチェックしてみましょう。
近年は、アジャスター付きでフィット感を簡単に調整できる製品が増えています。着用中にずれにくく、頭にしっかりフィットするサイズの製品を選びましょう。
通気性・軽さで選ぶ|蒸れを防いで快適にサイクリング
ヘルメットを着用して自転車に乗ると、熱や汗がこもりやすく、夏場や長時間の走行では不快感の原因になります。そのため、自転車用ヘルメットは通気性と重量を意識して選びましょう。
通気孔が大きいものや数が多いものは、通気性に優れ、ヘルメット内にこもった熱を効率よく逃がします。また、モデルによっては、空力性能を高める設計が採用されているものもあります。
ヘルメットを衛生的に使用するためには、内部のパッドが取り外せるかどうかもチェックしておきましょう。
また、重いヘルメットは首や肩への負担となり、疲労の原因になります。長時間自転車に乗る場合は、大人用で200~400g程度を目安に、なるべく軽量なモデルを選ぶのがおすすめです。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
購入時は、ヘルメットの内側の構造にも注目しましょう。内側の形状によって、風の通りや熱のこもりやすさが大きく変わるためです。
頭に接しない部分に大きな通気スペースが設けられていると風が抜けやすく、暑い時期でも快適に着用できます。
ヘルメットは軽いほど、首や頭への負担を軽減できます。ただし、軽さだけで選ぶのではなく、フィット感を優先し、無理なく快適に着用できる重さの製品を選びましょう。
シーン別!おすすめの自転車用ヘルメット
ご自身やご家族にぴったりの自転車用ヘルメットを見つけるためには、自転車に乗るシーンに合わせて選ぶのもおすすめです。
ここからは、通勤・通学用、街乗り用・お買い物用、スポーツ用、子ども用の4つのシーン別に、おすすめの選び方をご紹介します。
通勤・通学用|スーツや制服に合うデザイン
通勤や通学で毎日ヘルメットを使用するなら、首や肩への負担になりにくい軽量モデルを選びましょう。スーツや制服に合わせる場合は、スポーティなものよりも、服装に馴染むシンプルなデザインがおすすめです。
夜道での安全性を高めるリフレクター付きのモデルや、日差し対策に役立つ大きめのバイザーを備えたモデルなど、必要に応じて機能面も確認して選ぶと、毎日の移動がより安全で快適になります。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
街乗りには、バイザー付きのヘルメットがおすすめです。走行中は、虫やほこり、小石などが飛んでくることがあります。バイザーがあると目元を保護しやすく、状況によっては頭を少し下げることで飛来物を避けやすくなります。
朝夕の強い日差しを遮ったり、小雨を防いだりする効果もあるため、さまざまな場面で役立ちます。
通勤や通学などで夜間に走行する機会が多い方には、後頭部にテールライトを搭載したモデルがおすすめです。
街乗り用・お買い物用|普段着に馴染む帽子型・ハット型
最近では、おしゃれな帽子型やハット型の自転車用ヘルメットが多数登場しており、これまでヘルメットに抵抗があった方でも、普段の帽子のような感覚で気軽に着用できます。
長時間自転車に乗る場合は、軽量で通気性に優れたモデルを選ぶと、より快適に使用できます。万が一の転倒に備えて、SGマークなどの安全認証を取得しているかもチェックしておきましょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
服装に合わせてヘルメットを選んだり、使い分けたりするという選択肢が広がっています。カジュアルな服装に合わせやすいストリート風やキャップ風のヘルメットのほか、布製カバーを装着することでヘルメットらしさを抑えたデザイン性の高い製品も登場しています。
ただし、デザインだけでなく、安全基準を満たしているかも必ず確認しましょう。
スポーツ用|軽量性と通気性を極めたモデル
ロードバイクやマウンテンバイクなどのスポーツ自転車に乗る場合は、安全性や軽量性、通気性などの性能を重視してヘルメットを選ぶことが大切です。
ロードバイクで長時間走行する場合は、空力性能に優れた形状と蒸れにくい設計を兼ね備えたモデルを選びましょう。重量は240g以下を目安に、長時間の前傾姿勢でも首や肩への負担が少ない軽量モデルがおすすめです。
マウンテンバイクに乗る場合は、転倒のリスクを考慮し、頭部を広い範囲で保護できる設計のモデルを選びましょう。ダウンヒルなど転倒リスクが高い競技や走行では、顔全体を保護できるフルフェイスヘルメットを選ぶのも選択肢のひとつです。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
レースに出場する場合は、必ずJCF(日本自転車競技連盟)の公認マークが付いていることを必ず確認しましょう。
アマチュアでも、JCF公認レースでは公認マーク付きのヘルメットが参加条件となる場合があるためです。
また、転倒のリスクが高いマウンテンバイクでは、Mips(多方向衝撃保護システム)を採用したヘルメットを選ぶことも検討するとよいでしょう。
子ども用|成長に合わせて選べる安全設計
幼児や小学生など、お子さまの自転車用ヘルメットは、頭囲に合ったサイズを選ぶことが大切です。サイズが大きすぎるものを選ぶと、転倒した際にヘルメットがずれ、頭部を十分に守れない可能性があります。
商品パッケージには対象年齢が記載されていることがありますが、年齢だけで選ぶのではなく、お子さまの頭囲に合ったものを選びましょう。アジャスターなどでサイズを調整できるモデルであれば、成長に合わせてある程度調整できます。
また、塾や習い事などで夕方以降に自転車に乗る機会がある場合は、反射材付きのモデルを選ぶと視認性の向上につながります。お子さまがヘルメットを嫌がる場合は、好きなキャラクターやデザインのモデルを選ぶのも良いでしょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
成長期の子どものヘルメットは、成長を見越して大きめのサイズを選んでしまいがちです。しかし、大きすぎるサイズを選ぶことは絶対に避けましょう。
サイズが合っていなかったり、あご紐が緩かったりすると、転倒時にヘルメットが外れ、頭部を十分に保護できないおそれがあります。
大切なお子さまの安全を守るためにも、成長に合わせてヘルメットを買い替えましょう。
自転車用ヘルメットの人気メーカー7選
ここからは、自転車用ヘルメットの人気メーカーをご紹介します。おしゃれなヘルメットを探している方や人気メーカーが気になる方は、チェックしてみてください。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
「オージーケーカブト(OGK KABUTO)」は、シティ用、レース用、キッズ用など、さまざまなモデルを展開しています。日本のメーカーであるため、フィット感の良さはもちろん、市場のトレンドをいち早く取り入れたデザインも特徴で、きめ細かな製品作りが支持されています。
一方、輸入メーカーには、有名選手が着用しているモデルや、個性的なデザインを採用したモデルなど、独自の魅力を持つ製品が多く見られます。
オージーケーカブト(OGK KABUTO)
オージーケーカブト(OGK KABUTO)は、普段使いできるカジュアルなモデルから本格的なスポーツモデルまで、幅広いラインナップを展開する日本のヘルメットメーカーです。
日本人に多い頭の形にフィットしやすい設計で、長時間でも快適な着用感が特徴です。安全基準をクリアした確かな安全性も備えており、幅広い層から支持を集めています。
ナットケース(NUTCASE)
アメリカ発のナットケース(NUTCASE)の自転車用ヘルメットは、見ているだけでも楽しくなるポップで個性的なデザインが魅力です。
デザインだけでなく機能性にも優れており、多くのモデルには、転倒時の回転衝撃を低減するよう設計されたプロテクションシステムMIPSが採用されるなど、安全性にも配慮されています。
バーン(BERN)
アメリカのボストン郊外で誕生したバーン(BERN)の自転車用ヘルメットは、ストリート感あふれるスタイリッシュなデザインが魅力です。大人用だけでなく子ども用も充実しており、親子でコーディネートを楽しむこともできます。
通気性に配慮した設計に加え、日本人に多い頭の形にフィットしやすいJAPAN FITモデルも展開しており、快適な使用感が特徴です。
モンベル(mont-bell)
日本を代表するアウトドアメーカーのモンベル(mont-bell)では、普段使いから本格的なツーリングまで、幅広いシーンに対応した自転車用ヘルメットを展開しています。
スポーティすぎないシンプルで落ち着いたデザインが多く、街乗りに馴染みやすいのが魅力です。日本人に多い頭の形にフィットしやすい設計で、長時間でも疲れにくい軽量設計や、通気性に優れた構造など、機能性にも優れています。
ジロ(GIRO)
アメリカ発ブランドのジロ(GIRO)は、洗練されたフォルムと先進的な安全技術を採用した商品を展開し、世界中のトップライダーから支持されています。
転倒時の回転衝撃を低減するよう設計されたMips技術を採用したモデルも展開しています。また、日本人に多い頭の形にフィットしやすいアジアンフィットモデルも充実しています。
ベル(BELL)
アメリカ発のベル(BELL)は、モータースポーツで培った安全技術を自転車用ヘルメットにも活用していることが特徴です。
海外ブランドですが、日本人に多い頭の形にフィットしやすいモデルも展開しています。本格的なスポーツモデルだけでなく、街乗りに馴染むクラシックなデザインや子ども用など、ラインナップが充実しています。
レイザー(LAZER)
ベルギー発のレイザー(LAZER)は、1919年創業の100年以上の歴史を持つ老舗メーカーです。
ヘルメット内部に独自の衝撃吸収構造KinetiCoreを採用し、安全性に配慮しながら、軽量化と通気性の向上を両立しています。
プロロードレースで使用される機会も多く、競技シーンでも採用実績のあるブランドです。
自転車用ヘルメットの正しいかぶり方
自転車用ヘルメットは、正しくかぶることで転倒や衝撃から頭部を守ることができます。着用する際は、以下の手順に沿って正しくかぶりましょう。
- ヘルメットを前後左右のバランスが取れるように着用する
- 横から見て、ヘルメットが地面と水平になるように調整する
- あご紐が耳の前後でV字になるように調整する
- あご紐をバックルでとめる
- あごとあご紐の間に指1~2本入る程度のゆとりに調整する
アジャスターがある場合は、着用前に十分に緩め、ヘルメットを着用してから締めて頭にフィットさせましょう。締めすぎると圧迫感や痛みの原因になるため、適度に調整することが大切です。
また、あご紐はねじれないよう注意し、 あごひもを固定、調整するアジャストロックを適切な位置に調整しましょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
ヘルメットは、購入後に一度適切にフィッティングしておけば、通常は着用のたびに調整する必要はありません。
まずは、あご紐の耳下の位置とフィット感を適正に調整します。違和感がある場合は、浮いている部分にパッドを足すなどして微調整しましょう。
アジャスター付きのモデルは、冬にインナーキャップを着用した場合でも簡単にサイズを調整できるため便利です。
自転車用ヘルメットを使用する際の注意点
ここからは、自転車用ヘルメットを使用する際の注意点を解説します。万が一の際に頭部を適切に保護するためにも、ヘルメットの特性を理解しておきましょう。
一度衝撃を受けたヘルメットは着用しない
自転車用ヘルメットは、外側には硬い素材、内側には衝撃を吸収する緩衝材が使用されています。自転車で転倒した際は、ヘルメットが衝撃を吸収、分散することで、頭部への衝撃を軽減する仕組みとなっています。
一度衝撃を受けたヘルメットは、外観に問題がなくても内部の緩衝材が損傷している可能性があるため、使用を中止し、新しいヘルメットに交換しましょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
ヘルメットは強い衝撃を受けると、内部の発泡材が変形し、本来の衝撃吸収性能を発揮できなくなります。
そのため、衝撃を受けたヘルメットを使い続けると、再び転倒した際に本来の保護性能を発揮できず、頭部への重大な損傷リスクが高まるおそれがあります。
購入時は、保証期間内に事故でヘルメットが損傷した場合、割引価格で買い替えられるプログラムを用意しているメーカーの製品を選ぶのもひとつの方法です。
3年程度を目安に買い替える
自転車用ヘルメットは、雨や汗、紫外線の影響により、事故などで強い衝撃を受けていなくても少しずつ劣化します。
万が一の際に頭部を適切に保護するためにも、メーカーが定める交換時期を確認し、目安として3年程度使用したら買い替えを検討しましょう。
また、3年が経過していなくても、外観や緩衝材が劣化している場合やストラップがほつれている場合は、使用を中止し、交換を検討しましょう。
費用を抑えるために中古品の購入を検討する方もいるかもしれませんが、過去に受けた衝撃や劣化の状態が分からず、本来の保護性能を発揮できない可能性があるため、注意が必要です。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
ヘルメットの交換時期の目安は、店舗に並んでいた期間ではなく、一般的には使用を開始してから約3年とされています。
購入時に取扱説明書などへ使用開始日を記入しておくと、交換時期を管理しやすくなります。
また、ヘルメットの内側には、製造年月が記載されたステッカーが貼られていることが多くあります。使用開始日が分からなくなった場合は、製造年月をひとつの目安として確認すると良いでしょう。
ただし、製造年月と使用開始日は異なる点に注意が必要です。
自転車用ヘルメットのお手入れ方法
自転車用ヘルメットを長期間快適に使うためには、普段のお手入れが大切です。汗や雨で濡れた状態のまま放置すると、ニオイや雑菌が繁殖する原因になるだけでなく、素材の劣化につながることがあります。
ホコリや泥で外側が汚れている場合は、水またはぬるま湯で濡らした布で優しく拭き取ります。雨でヘルメットが濡れた場合は、乾いた布でしっかり水分を拭き取り、完全に乾燥させてから保管してください。
ヘルメット内部のパッドやあご紐は汚れやすいため、取扱説明書でお手入れ方法を確認した上で、必要に応じて水洗いし、清潔に保ちましょう。ただし、お手入れ方法は商品によって異なるため、必ず取扱説明書や製品表示の指示に従ってください。
自転車用ヘルメットを乾かす際は、ドライヤーや乾燥機を使用せず、風通しの良い日陰で干しましょう。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
ヘルメットは、帰宅後に風通しの良い日陰で乾燥させてから保管してください。あご紐やパッドに染み込んだ汗は、ニオイや素材の劣化の原因になります。夏場など大量の汗をかいた後は、パッドを取り外して洗い、清潔に保ちましょう。
汚れがひどい場合は、取扱説明書に従ってヘルメット全体を洗い、日陰でしっかり乾燥させましょう。
湿ったまま箱や袋に入れて保管すると湿気がこもり、カビが発生するおそれがあるため注意が必要です。
まとめ
最近の自転車用ヘルメットは、普段のファッションに馴染むおしゃれなデザインの製品も増えています。自身の安全を守るためにも、自転車に乗る際はヘルメットを着用し、万が一の転倒や事故に備えましょう。
自転車用ヘルメットを購入する際は、通勤や通学に使えるものからスポーツ用まで、幅広い商品が揃う楽天市場がおすすめです。豊富なラインナップの中から、ご自身やご家族に合ったヘルメットを探してみてください。
自転車の購入や買い替えを検討している方は、以下の記事もチェックしてみてください。
山本修二
ライター、フォトグラファー、サイクリスト
アメリカでヘルメットの着用が広まった背景には、あるメーカーのプロモーションも一因といわれています。
ヘルメット姿のサイクリストが街をスタイリッシュに走る映像や写真を用い、「ヘルメットを着用することはかっこいい」というイメージを視覚的に伝えました。
実用性や価格だけでなく、安全性やデザインにも注目しながら、自分らしいヘルメットを選んで快適なライディングを楽しみましょう。
※本記事は楽天市場が作成しています。



